異空航海

アイリス・エウカリス

18歳/女性
武器：投げナイフ

「……もう、私はイヤなの。自分の無力さのせいで何かを失うのは」
「気をつけてね、絶対怪我なんてしないでね、絶対よ？　……すぐ帰ってきてね」

一人称：私
二人称：（名前）さん、呼び捨て（本人から希望があった時や親密な人）

趣味：読書、フラワーアレンジメント
特技：料理

過去のトラウマにより心が折れてしまい、長年自室に引きこもっていた少女。
来訪者の存在をきっかけに、このままではいけないと思い始め部屋を出るようになる。
元々真面目で正義感が強い風紀委員タイプ。
それ故に溜め込みやすい。
曲がったことを嫌い、自分の身を顧みず他者を助けようとする。
引きこもるきっかけの事件から、他者が傷つくことを必要以上に恐れるようになる。
元来心配性で泣き虫な為、本当は他の船員にも外に出てほしくないと考えており、
傷ついて帰ってきたら泣きながら傷の手当をする。
読書が好きで、部屋には壁一面に本棚がある。


乗船前は大学に通いながら実家の花屋の手伝いをしていた。
家族構成は父母と祖母と2歳年上の兄の5人暮らし。
文系で本を読むのが好き。引きこもり期間に自分で書いたりもしていた。

料理が得意。得意料理はパスティツィオ。
引きこもりになった事件以降、味覚障害になってしまい何を食べても味が分からなくなる。
そのことは周囲に隠しており、食事の時は味がする振りをして美味しいと言う。

乗船のきっかけとトラウマについて
蟲により被害を受けそうになった家族を守るため、蟲による被害を拡げないため乗船を決意する。
乗船後、自らの力及ばず傷付く仲間や一般人を見て心が疲弊していっていた。
そんな中、故郷に再び訪れることになるのだが、そこで兄が蟲に喰われてしまい守りたかった家族を全員失い、
兄を自らの手で殺すことになってしまう。
この出来事により心が折れ、船に乗ったことを後悔し戦うことが嫌になり2回船からの脱走を試みるも失敗する。
完全に心が折れたアイリスは以降引きこもることになる。
奥まったところに部屋があり、生活音も最低限で当時の船員たちは触れてはいけないと詳細を語らず、
「あの部屋には近づかない方がいい」と言い、いつしか「開かずの間」と言われるようになっていた。