Twitterの創作交流企画「異空航海」のまとめWikiです。

ルカ / Lucas

一人称:僕
二人称:君、〜ちゃん〜くん/あなた、〜さん
性別:男性
年齢:18
身長:167cm
誕生日:2/15
好きなもの:平和
嫌いなもの:争い
趣味:描画、読書
特徴:中性的な容姿、オッドアイ
備考:オシャレ好き


「なにか悩み事? そうなら、僕に話してほしいな。 君の力になるよ」
「船に乗ってる全員と仲良くしろとは言わないよ。 でもほら、喧嘩は良くないし……穏便にね?」
「戦争は、戦争は終わったはずじゃないか……!! なのに、なんで、また……こんな……!!」

スコットランド出身の青年。
穏やかな性格で常に笑顔を絶やさない。
根っからの平和主義で争いを嫌う。
まだ戦争があった時代に幼少期を過ごしたため、戦争に対して深いトラウマを抱えている。
たった1人の家族であった母親が蟲の被害者に殺害されたことから乗船を決意。
蟲から全ての人々を守りたいと思っているが、現実的に考えると無理だと言うことは
ルカ自身も分かっている。
それでも守りたいと言う気持ちはずっと変わることはない。

イギリス出身の船員が増える度に「スコットランドは独立した?」と尋ねているが、
曰く「自国の成長は嬉しいものじゃないか」とのこと。

いつもニコニコしているルカだが、ごくたまに怯えた表情で船内を歩いていることがあるとかないとか。

【詳細】
1952年に乗船。
戦争により幼い頃に父親を亡くし、戦後は母親と2人暮らしだった。
両目の色が違い、奇異の目で見られることも少なくなかったため片目を隠すために前髪を伸ばしていた。
現在はあまり気にしていないようだが、名残で伸ばしたまま。
容姿は18歳の時から変化することはないが、乗船してから既に60年以上経っているから
自分は実質おじいちゃんでは?という考えから自分のことを「おじいちゃん」と呼ぶことがある。
船員から呼ばれても嫌がることは一切ないが、流石に「ジジイ」呼びはなんか嫌らしい。

ルカは解離性同一性障害、いわゆる二重人格者である。
いつもニコニコしている「ルカ」ともう1人、彼の中には別の誰かが居るが、
表に出てくる事は滅多にない上に「ルカ」とあまり性格に差がないらしく、
『ルカ』が二重人格者だと知っている船員はほとんどいない。
『彼』と『ルカ』の違いを強いて言えば、『彼』の方が臆病であるということくらい。

【乗船経緯】
第二次世界大戦が終戦してから7年後の1952年。
父親は戦死し、ルカは母親と2人静かに暮らしていたが、母親が蟲に喰らわれた女性により殺害されてしまう。

蟲の被害者である女性は旦那と息子がいたが、2人とも第二次世界大戦で戦場に送り込まれ戦死してしまい、
女性はその悲しみを1人で抱え込むことになる。
親子を見かけるたびに家族を失った悲しみを思い出し、立ち直ることは不可能だった。

月日は流れ1952年。
女性が町を歩いていると40代ほどの女性と青年を見かける。
それこそがルカと母親だったのだが、そこで長年降り積もった悲しみが爆発、蟲に喰らわれてしまう。

『自分は家族を失ったのに。息子を失ったのに』

仲良さげに歩いていた2人の前に女性は叫びながら現れ、手に持っていた大ぶりなナイフを母親の左胸に振り下ろした。
すぐに船員達が到着して蟲は倒されたが、結果的にルカの母親は死亡。心臓を深く刺され、ほぼ即死だったという。
その後、船員から蟲の事や船の話を聞くが、目の前で母親が殺されたというのにルカは一切取り乱した様子はなく、妙に落ち着いていた。
船員から話を聞いた後、ルカは【蟲の脅威から人々を守るため、そして『彼』を守るため】に乗船を決める。


※補足
・1960年に廃止されるまで、イギリスには徴兵制度があったがルカがその対象になっていなかったのはまだ18歳ではなかったため。
『ルカ』は年齢に関しては嘘を言っている可能性が高い。
母親が殺されたところを見たのは「彼」だが、契約したのは『ルカ』

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