異空航海

テオ（Teo）

本名：テオドーロ・カペリロッシ（Teodoro・Capellirossi）
年齢：20
性別：男
身長：176cm
誕生日：11月12日

武器：盾
出身：イタリア
乗船時期：2009年
好きなもの：レモン、パーティー、子供
嫌いなもの：蟲、喧嘩、弱い自分

一人称：俺
二人称：君、名前くん、名前さん、（子供に対してのみ）名前呼び捨て

「チャオ！　今日が君にとって素晴らしい一日になりますように」
「それでもさ、やっぱ君らには仲良くしてて欲しいんだよな」
「無理なんだよ……！　蟲を殺すなんて、俺には出来ない……！」

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太陽のような赤い髪と、陽気な笑顔の好青年。
蟲に喰われた幼馴染に襲われそうになっていた時に船員に助けられ、その後に乗船。

誰とでもすぐに仲良くなれる親しみやすさがあるが、何処か他人と一線を引いているような側面も。
相手が誰であろうと基本的に気さくに話し掛ける。
中でも子供の船員と行動を共にしていることが多い。

争いを嫌う平和主義者。
喧嘩をしている者がいれば仲裁に入ることも。
“世界中の皆が仲良くできればいいのに”と常日頃から思っている。

自称“料理上手”だが、かなりの味音痴。
好きな食べ物はレモンとそれを使った料理。

嘘や隠し事があまり好きではない。

【Weapon - 盾】
言わずと知れた“防具”の一種。
テオの場合も例外ではなく、自分や同行者を守る為に用いる。
殴れば多少は痛いので、打撃を繰り出すことも稀にある。
当たりどころによっては相手を気絶させることも可能。
基本的には防＞攻の戦闘スタイル。
単独行動はせず、同行者のサポートに回っていることが多い。
ちなみに皮製。RPGだとかなり序盤で手に入る。

外では上から布を被せて持ち歩く。
旅人に扮し、違和感を軽減する目的がある。

✻

【補足設定】
元々はイタリアのナポリで生まれ育った、明るく気前の良い皆の人気者。
乗船前は幼馴染であり親友でもあるヤコポとイザベラの二人と共に充実した大学生活を謳歌していたが、
その二人が蟲に喰われてしまうという事態に見舞われる。
その時に彼らから投げ掛けられた言葉と、イザベラには殺されそうにまでなったという出来事が強いトラウマになり、
人間不信と対人恐怖症を抱える結果に。
乗船を決めた理由は、大切な親友である幼馴染達を守る為であり、濁ってしまった彼らとの関係を終わらせる為でもあり、
恐るべき蟲という存在から我が身を守る力を手に入れる為でもある。

しかし、船員となって以降も蟲への恐怖心を拭い去ることは出来ず、
それどころか蟲に喰われた人間達の末路を見て行く中で蟲を恐れる気持ちは日に日に膨れ上がり、
一時期は蟲退治にも行かずに自室に引き篭っていることもあった。
弱い自分を克服したいという意志は常にあり、自身を奮い立たせることが出来た時には積極的に蟲退治に赴いていたが、
いざ蟲を前にすると最終的には逃げてしまうので、それまでは退治出来た蟲の数はひとつも無いに等しかった。
後述するシュシュとの出会いを境に蟲から逃げ惑うことは無くなったが、戦闘においてはサポート型であることと、
トラウマも克服したわけではないので、現時点での仕留めた数も他の一般的な船員と比較すると極めて少ない。
当初は武器としてカットラスを使用していたが、碌に蟲を殺せないという性質上この武器は生かせないと判断し、使うのをやめたとか。

普段はなんでもない普通の好青年に見えるが、ふとした拍子に疑心暗鬼に陥ってしまうことがある。
過去の経験から、友情や恋愛というのは恐ろしいものだと認識している節も。
周囲の顔色を過剰に気にする傾向があり、乗船前に比べて他人の感情の機微にも敏感になった。
怒りや悲しみなどの負の感情を露にしている人間が目の前にいると不安を覚え、
宥めたり、自ら相談に乗ることで対象を落ち着かせようと行動する。

しかし、それが自身に向けられると激しく取り乱してしまう様子も確認されている。
まだ精神的に未成熟で裏表の少ない子供達と共にいる方が比較的心穏やかでいられるようだ。
とは言え、他の船員達が嫌いなわけでは決してないし、誰に対しても精一杯話しかける努力をしている。
そして、いずれは船の皆と本当の意味で仲良くなりたいと切に願っている。

【人間関係】
・シュシュ
テオがこの船で唯一、疑心に囚われずに接することが出来る相手。
“無垢な子供”であるシュシュに対し、依存や執着に近い感情を抱いている。
テオの作る独特な料理を美味しく食べてくれるという意味でも貴重な存在。
常に一緒というわけではないが、テオは大体シュシュの後ろを追いかけている。
対人で心が疲弊した時などもシュシュの隣で休んでいることが多い。