kagemiya@ふたば - アイザック・ニュートン

「私が!"最後の魔術師"だ!!」


【基本情報】

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アイザック・ニュートン
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【肌色】コーカソイド【髪色】茶に近い金【瞳色】蒼
【外見・容姿】大体肖像画
【地域】イングランド
【年代】16世紀後半〜17世紀前半
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:D 魔力:B 幸運:B 宝具:C

【クラス別スキル】

陣地作成:D

魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。
ただし彼は研究者としての側面が強いためそこまで陣地の作成に秀でてはいない。

道具作成:B+

魔力を帯びた器具を作成する。
光を屈折させるプリズムや、反射望遠鏡など様々な道具を生前作成したため、
比較的近代の英霊にしては高ランクのスキルとなっている。

【保有スキル】

天賦の見識:C

物事の本質を捉える能力。鋭い観察眼はあらゆる情報を見逃すことがない。
彼は科学者でありながら魔術師の性質も併せ持つ。故に、その神秘を科学で説明することが出来る。

可能性の光:EX

星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
彼は科学者としてその一身に信仰を受け、当時はまさに彼の名を知らぬものはいないと言えるほどの知名度を持った。
彼の死後、彼が研究していた魔術関連の事柄は総て破棄されたという。何故か? 答えは簡単な事だ。
「彼ほどの魔術師が、魔術を研究していたなどとあってはならない事だ」とされたからだ。
故に彼は、その望まれた在り方の体現が如く、魔術を否定する。

魔術:B → 最後の魔術師:EX

彼は比較的近代に名を残す英霊でありながら、様々な魔術に手を伸ばし一通り行っていた。
故に、ある程度の魔術ならば人並み以上のスキルで行うことが出来る。霊基再臨を行うと、
上記の可能性の光により魔術を扱うスキルから魔術を否定するスキルへと変化する。これにより、
魔術をその手で科学的に解明し、魔術への信仰を一時的に"零"にすることでその魔術を無力化できる。
流石に英霊の魔術や宝具は無力化できないが、神秘の薄い現代の魔術師が使う魔術は十二分に無力化が可能

【宝具】

『数学的諸原理(プリンキピア)』

ランク:A 種別:対理 レンジ:1〜100 最大捕捉:100
彼が発見し、地球上…それどころか宇宙全ての物体の運動を説明できる"万有引力"を宝具としたもの。
その手に持つプリンキピアの原典を拡げる事で、彼は彼の周囲の万有引力の方向を自在に捻じ曲げ操ることが出来る。
これにより、物理による攻撃ではまず彼を傷つけることが出来ず、最悪その攻撃をそのまま跳ね返されかねない。
ただしその手に持つプリンキピアの原典を奪い取ることが出来ればその限りではない。

『世界は仮説にて成り立たず(ヒポテセス・ノン・フィンゴ)』

ランク:A+ 種別:対人(ときおり対界) レンジ:視界内全て 最大捕捉:レンジ内ならば∞
それまでの自然哲学の常識を覆し、「観測できる物事の因果関係を示す」という哲学・解釈を展開して
新しき物理・化学の分野で革命を引き起こしたことに由来する宝具。真名開放前でもA相当の対魔力を持つ。

真名を解放することで、相手の行う魔術の全てを論理的に究明・解釈をして大幅に弱体化させる。
これは『神秘の秘匿により力を得る魔術』への強力なメタであり、言うなれば神秘の強奪ともいえる。
ただし似た性質を持つ発明王の宝具とはいささか性質が異なり、こちらはあくまで対象のみを無効とする。
ただし、大質量の神代の魔術などは容量オーバーとなり無効にしきれないこともあるのが玉に瑕。

"魔術"を"科学"で否定する。"神秘"を"物理"で看破する。
故に彼は、『最後の魔術師』なのだ。

【解説】

イングランドの自然哲学者であり、数学者で物理学者、かつ天文学者にして化学者。
ニュートン力学を確立させ物理学の基礎を切り拓き、微積分法の発見し数学を飛躍的に進歩させ、
そして万有引力を発見し宇宙への第一歩を人類に歩ませた、まさに"近代科学文明の礎"。

そんな科学者としては知らぬ人がいないレベルの偉人であるが、
魔術師・錬金術師としての側面を持っていたことは意外と知られていない。
彼は魔術、中でも錬金術に非常に強い興味を示しており、大学の研究室でよく行っていたと記録がある。
また彼の主著であるプリンキピアにも『神による秩序だった世界観を示す」という、神学的な動機もあったことが分かっている。

しかし、科学者でありながら魔術に手を伸ばそうとする彼に魔術協会は良い反応を示さなかった。
魔術師として正式に研究をしたいというニュートンを、協会は門前払い。彷徨海もアトラス院も同等であった。
結果彼は魔術世界を忌み嫌い、時代遅れの倒錯者と嫌うようになる。

その意趣返しとして、彼は科学分野を飛躍的に進歩させ、現代科学の礎を築いたのだ。
故に彼は、人々から言われた皮肉としてではなく、己自らこう名乗る。


私が、"最後の魔術師"だ』と。

【人物・性格】

説明好きで話好き。化学と天文学と物理学と数学と魔術の話になると早口になる。
やかましいホームズ。もしくはテンションの高い池●彰。

また我が強く、自分に反論する相手は完膚なきまでに論破する負けず嫌い。
誰も彼の講義についていけず、生徒のいない教室で一人講義していたとすら噂されている。

【関連人物】

エドモンド・ハレー
友。プリンキピア発行の際は世話になったと心より思っている。
大体彼は科学者に対しては対抗心を燃やし仲良くする事はないが彼は少ない例外の1人。
それはそれとして彼を科学者として軽視しているわけではなく、当然挑発されればその挑発に乗り、
全知識を総動員してその議論に乗る。「久しいなハレー。……またやろうか。今度は何について話す?(ニィッ」

ジョン・フォン・ノイマン
自分より遠い未来の数学者。数学という概念が此処まで進歩を果たしたことに強く口端を釣り上げる。
だが、その彼が最終的に生み出したものが何なのかを知ると、心底複雑そうな表情をする。
「そうか……私の築き上げた道は、ここまで届くのか……。そう、か……」

レオンハルト・オイラー
自分とまるで代替わりするかのように生まれてきた数学の天才。
その彼のすさまじさは座にまで響いている為名前は知っている。
「しかし、随分と可愛く……ああ、別人か。ならば彼の頭脳、存分に役立ててくれ。
分からないことがあったら、いつでも教えてあげよう」

アルキメデス
自分以前の、神代にも等しい時代の数学者。
彼が築き上げた基礎には敬意を払い、そしてその頭脳には敬服する。
そしてその後にこう考える。「だが私の方が凄い」「私の方が頭が良い」「何故か?」
「大敵として立つようでは、人理を紡ぐわれら科学者としては、下の下だ」

アル・ラーズィー
自分以前の錬金術師、にして化学の先駆者。
「ふん、オカルティストが」と蔑む一方で
「こんな古い時代で……ここまでの発見を……」と素直に驚く。

フェリクス・フォックス・ファーディナンド
生前に錬金術をやっていたら「そっちを教えてください」と来た一人の変わり者の子孫。
だがしかし教えること自体は好きだったし何より錬金術を学びに来たのは彼くらいなものであったため、
非常に懇切丁寧に教えた。「物分かりも良い、良き生徒だったよ」

アイザック・バロー
「ああ、バロー先生は実に私に良き道を記してくれた。
あの人がいなかったら、私は今英霊の座に刻まれていなかっただろう。
それと同時に、科学の発展はあと1000年は軽く遅れていただろうね」
今で言うならば、理系大学に入ろうとしてたら間違えて文系大学に入ってしまったような彼に、
数学を教えて科学への道を切り拓いた恩人ともいえる人。彼の趣味で書いた論文を添削し、論文の書き方も教えた。
同じアイザックの名を持つ故に気にかけ続け、彼が居なければニュートンは科学者にならなかっただろうという程に彼の人生に貢献した。
人柄も良く、お世辞にも良い性格をしているとは言えないニュートンに常に優しく接していた。

ロバート・フック
「はっはっはー! ざまぁ見るがいい!! この私の論文をよく見ずに評価しないからこうなるのだ!!」
ニュートンの性格の悪さの一番の被害者と言っても良い学者。フックの法則で有名。ニュートンはこの法則から万有引力の法則のヒントを得たともいわれている。
だが、「月は重力で地球を回っている」とフックが既に発見していたにも関わらず、彼は「それは私の万有引力の法則に含まれている」と断固として彼の功績であると認めず、
結果として万有引力の法則の功績は総てニュートンの物になった。「例え頭で考えていても出力し証明できねば意味がないんだよ、分かるかね?」
またニュートンは一番最初に書いた論文を、彼に評価されなかったことを根に持っており*1、彼の後任として
図書館長になった際には大改築を行いフックの肖像画、論文はおろか生きた痕跡全てを亡き者にした(そのせいでフックは墓すら何処にあるか不明である)
とことん根に持たせるとクズい男である。

ゴットフリート・ライプニッツ
「君の微分積分は私のパクリだろう? そうだろう? その記法はなにより美しくないだろう。分かりやすいのは認めるが」
色々とこじれた関係にある友人。喧嘩するほど仲がいいというべきもの……なんだろうか?
微分積分をどっちが生み出したかとかどっちの記法が正しいかとか色々と論争があった。
結果としては向こうに価値を譲ることになったが、微分積分を先に考え出したのはニュートンである。

ニコラ・ファシオ・ド・デュイリエ
プリンピキア一番のファン。後に弟子となった数学者。
そしてニュートンに錬金術という学問を教えた張本人。
『科学みたいなもんすよ! これで魔術とか言う眉唾もんな連中も解き明かしましょ!』
「ふむ!! 良いこと言うな君!!!!」
『ついでに金作って一儲けしましょう!!』
「いや、それは、まずいし。私、一応造幣局長だし」

ナポレオン(公式)
「は? 虹が虹色? 貴様目ついてるのか? 明らかに七色だろう?」
可能性の光仲間。北欧異聞帯の感動を台無しにするレベルのケチをつけに行く。
まぁ虹が七色って言ったのニュートンだし……多分彼からしてみれば自分の論文を真っ向から否定された気分なのだろう

【その他情報】

イメージカラー:少し赤めの金
特技:論破
好きなもの:猫、リンゴ
嫌いなもの:魔術師、オカルト
天敵:反論してくる奴
願い:魔術などというねむたい存在をこの世界から消し去ってほしい

【一人称】私 【二人称】君、アナタ、貴様(論破モード時) 【三人称】○○君、さん

【コメント】

ルーラーで来ると天賦の見識が抜け星の開拓者が付く。
キャスターだと魔術解明モードで、ルーラーだと科学の基礎の偉人モードとなる。

FGO風サーヴァントセリフテンプレ集

【コメント】

「可能性の光とか、似合うんじゃね?」と思いアップデート
&因縁欄追記