kagemiya@ふたば - イザーク=アンディライリー
「引っ込んでいろクロニク姉貴。あの人の後釜はおまえじゃねえ。この俺だ」

基本情報

【氏名】イザーク=アンディライリー
【性別】女
【年齢】?歳
【出身】?
【身長・体重】168cm・97kg(礼装込み)
【外見・容姿】裸マント生身の上に無数の礼装を纏い武装した少女。

【属性】五大属性アベレージ・ワン
【魔術属性】牽引
【魔術回路】質:A  量:A  編成: 正常
【起源】輪転

【所属】シーランド=佐賀(国王)、 グロース紋章院

魔術・特殊技能・特性など

呪唱

ルーシに伝承される妖精、コリャダの血を継いでいる証。
歌を用いた詠唱を行うことで、対象のステータス変動を引き起こす。
ただし、イザークは音痴なため微細なコントロールが効かない。

礼装・装備など

『偽典・第五呪詛』

森妖精レーシーコリャダとの混血であるボルチェイブが宿していた『先導の魔眼』。
物事の終点、つまり破滅・終焉だけを知覚する異形の未来視である。
知覚対象が狭いがすべての、、、、終点を見通せるため、行き詰まりまでの道程と支流を感知し、把握した終点深度と合流数からマッピングを行うことで亜種の測定系未来視としての運用が可能。測定系との最大の違いは、この魔眼が破滅の回避に特化する一方で他者の終点をも観測できる点にある。
イザークは他者への終点観測を利用して九州棄民回収以降、紙一重の立場にあったシーランド=佐賀の舵取りを成功させてきた。彼女の存在が無くば今のシーランド=佐賀は存在しない。

祈再唱ジィリヴィーリ第五呪詛・遠目ヴェルノッツァ・カ・ギリナル“』

人物像・来歴・解説など

紋章院のとある一派が製造したグロースのクローン。
グロースが保有した魔眼、偽典・第五呪詛でもある『終点の魔眼』を受け継いでおり、自らが正統な後継者であるという自負を持つ。
魂腐り果て他人を踏みつけにして目的を果たそうとした父親を軽蔑し、グロースを『クソ親父』と呼ぶが彼の子であることに誇りを抱いてもいる。
それが顕著なのが彼女の言葉遣いで、イザークはグロースのクローンであるにも関わらず自分が息子ではなく娘として生まれたことに強いコンプレックスを持っているため、男勝りな荒っぽい口調を好んで使う。
服装にも同様の傾向が表れておりブラジャーやドレスなどの女性的な装いを嫌がる。が、身体のラインを見せることに生理的な嫌悪を覚えるため男性的な格好も好まず、折衷案として素肌の上から身体を覆えるようなタイプの礼装を直接装備している。
纏う礼装は基本的にグロースの遺産に限定されるが、これは身体を隠したい自身の女性的な欲求を後継者として武装する義務に置き換える欺瞞に浸ることからの発露である。

イザークは父親が果たせなかった『第六魔法(万人の幸福)への到達』を命題とする。
彼女を含め革命派は礼装『呪歌六節』について"死を乗り越える礼装"と認識し、革命派における魔術的共産主義とは"神秘による全人類の不老不死化"を意味する。(共産主義の問題を人々の不平等と捉え、平等にすることで完遂させようという思想)
レクイエム世界では既に不老不死化が叶っているが、革命派、特にイザークはこれでもまだ不足と考えており、全人類の完全な不老不死化を以て真の平等をこの世界に齎せると信じるイザークは、次のステージへと移行した人類を紋章院が導き、万人の幸福を追求しようとしている。

礼装を集める理由については、礼装=服のため礼装が無いと着れる服も無くなるという日常生活における死活問題もあるが、最大の理由は、父親の作った礼装を蒐集し父親を理解して自分がグロースの代わりになることである。
魔術と刻印を真っ当に引き継げなかったイザークは継承をやり直すことを望んでいる。彼の子である自分なら、彼を理解できれば、彼のような大魔術師になれる。そう信じて。
革命派のリーダーという政治的要因、アイデンティティを得るための心理的要因。これら二つが革命派のイザーク=アンディライリーの大まかな動機となる。
シーランド=佐賀王として
目的こそ命題達成だがシーランド=佐賀やそれに関わった諸々への想いは本物。
世界から否定された九州棄民に心を痛め、配下の革命派たちの反対を押し切って受け入れを宣言したのもイザーク。「ネメアーの獅子作戦」直後の各モザイク市と険悪だった動乱期にシーランド=佐賀の舵に齧り付き、『先導の魔眼』の未来予測で無数の破滅を乗り越えてきたのもイザークである。
他の人でなしたちと違い人として産まれた彼女は人としての情動を備え、故に誰よりも国王に相応しい人物と言えよう。

特技: 水先案内、逆境の突破
好きなもの: VR空間(男らしいアバターで過ごす)
苦手なもの:ボディラインが出る服、女らしいこと、下着
願い: 父の悲願を継ぐ

【一人称】俺 【二人称】おまえ 【三人称】 呼び捨て

台詞例

因縁キャラ

モーチセン・デュヒータ
 紋章院復興派の精神的支柱。革命派からの離反者。
 戦前から事実上『第二呪詛・海綿』を掌中に収めている有力な"名家"として知られる彼の影響力は計り知れない。
 革命派の調査では他にも多数のグロース製礼装や『第一呪詛・明月』の持ち出しが確認され、これら『遺産』の奪還が復興派の主目的の一つ。
 尚、彼ら復興派が潜伏する『神戸』は藤咲造船所の存在から、船を取り扱う玄武海運経由の圧力を掛けにくい。
 その上、荒廃した『神戸』の環境は自然の要害となり、陸路からの侵攻を大変阻まれやすくなっているため悩みの種と化している。
 
ガフ・V・K・ボネリ
 戦後に行方を晦ました『偽典・第四呪詛』製の敗軌物プラジェーニア、『金朱孔プレグラスタチア』。
 デュヒータ同様、グロースの『遺産』である『第四呪詛・盲人』を奪い去り、紋章院から持ち出している。
 第四は『第六呪詛』を構成する基幹部の一つで、グロースの工房そのもの。これを失うことはグロースの魔術の喪失を意味する。
 革命派では『第四呪詛・盲人』の奪還を最優先事項に据えており、ガフの行方を追い続けている。
 
ザイシャ=アンディライリー
 姉。父、グロース=アンディライリーの跡を継ぐに最も相応しい人物であろう『第三呪詛・逆流』こと『雁来紅アマランサス』。
 自身の滅びの尽くを『終点の魔眼』で回避できたグロースと真っ向から対立し打ち克った唯一の作品例である。
 紋章院から離れた『ディアスポラー』たちの中には、当主を殺し自分たちの呪いを解いた彼女を英雄視するものが多々存在し、
 革命派を統括するイザークは『ディアスポラー』勢力の取り込みを期待して姉の協力を仰ごうとしている。
 が、彼女は戦前から自身の足取りを微かほどもグロースに感知させなかったほどの電子戦の申し子。
 当然ながらグロース殺害後の消息は不明で計画は難航している。彼女の捜索も復興派の主目的の一つとされている。

コメント

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