ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

序章



基本情報

【氏名】モーチセン・デュヒータ[Requiem]
【性別】男
【身長・体重】242cm・???kg
【肌色】見えない
【髪色】見えない
【瞳色】見えない
【外見・容姿】大量の礼装や機械で全身を覆った人型の何か
       本来の世界の彼に比べると全体的にごつく、主に目立つ相違点としては顔の下半分を覆うスカルマスクが顕著である 

【属性】混沌・中庸
【魔術属性】水+α
【魔術特性】流動
【魔術回路】質:C〜A+ 量:EX 編成:異常
【起源】『分岐』

【所属】紋章院復興派、HCU直営回収業者カラードダイバー

【契約サーヴァント】"賢者"のキャスター

魔術・特殊技能・特性など

流動魔術

デュヒータ家の魔術。
物質や魔力の「流れ」を観測、制御するものであり、戦闘においては一種の予知能力として働く。

礼装・装備など

共振の面ダヴィド

顔面にあたる部分の下半分を覆っているスカルマスク。常に側にいる自身の紋章官とお揃いのもの。

同期の機能が意味をなさなくなった隷属の面ウナビチを改良し生産したもので、二つで一組の礼装。
二人でこの面を装着することで思考の内容を同期し、コミュニケーションを必要とせずにお互いに全ての意図が伝わるようになる。
通常の防毒マスクとしての性能は控えめだが、全身が礼装であるモーチセンにとっては有害な環境の影響は少ないため問題はない。

『礼装統合機巧鎧 M.T.I.A.ミシア

無数の礼装や魔術道具を肉体と融合させ、それぞれの持つ魔力や能力を流動魔術により自身の魔術回路と接続したもの。
全てが彼の身体そのものと言える、多量の礼装の集合体。
様々な日常行動や戦闘に役立つ、数え切れない種類の魔術のワンアクション行使を可能とする。

更に現在は、後述の『トリグラフ』を代表とした様々な火器も装備。
直営回収業者カラードダイバーならではのHCUの技術を取り込むことで、魔術礼装ならざるものの搭載・使用も可能となった。

『L.H.W. トリグラフ』

ロストHCUの技術を活かしてモーチセン用に開発された電磁加速式狙撃砲。
普段はモーチセンの左肩後ろに折り畳まれ格納されているが、展開すると3mほどの銃身となるため射撃姿勢を取ると高速での移動は不可能となる。

耐熱性の異常に高い特殊弾頭を採用することで本来ならば弾頭が気化ないしプラズマ化するほどの速度での射出を可能としており、実にマッハ15を超える弾速と500kmの有効射程(モーチセンの狙撃可能距離はクロニクの演算領域を借りてもせいぜい100kmが限度であるためオーバースペックであるが)を持つ超兵器。
勿論射撃には膨大な電力を使用するが、モーチセンが魔力から瞬間的に発電することのできるコンデンサを積んでいるため、令呪が一画あれば一発分の電力を補える。
なので、戦闘外での充電も含めると、一度の戦闘で発射できるのは最大4発となる。

『701番-真造烈剣』

かつてフリーメイソン時代の同僚より技術提供を受けて製作した攻性礼装を、HCUの協力を経て調整を重ね改良したもの。
もともと搭載されていたものではあるが、「神戸」の調査において利便性が高いと判断したために性質を変更した。

かつては槍のような形状であったが、肉体の一部として携行する都合上折り畳んで使用する必要があり、強度の面から長期使用が不可能である欠点を孕んでいた。
それを改善するため、刃を構成する『真造物質』はそのままに、基本的に腕で持ち運び、非使用時は腰に懸架するような形状に外形を変更。
結果としては全長1m程度の片刃の剣となった。
非魔術属性の兵器である『トリグラフ』と異なり、こちらは霊体相手にも十全に攻撃が通るため相手によっての使い分けが可能。

外見・容姿の詳細など

概ねモーチセン・デュヒータに準じるが、礼装欄の新たな装備三種類は明確に外見の相違として目立つ部分。
その他にも全体的に近代的な装備が増えており、逆に表面に出ている魔術礼装はいくつか減っている。

人物像

クロニク=アンディライリー主導の紋章院・復興派に属する魔術師にして、HCUに組織として協力し直営回収業者カラードダイバーとして「神戸」の調査に協力している中での最高峰の戦力。

最近は専ら自身のサーヴァントに港島にある組織の留守を任せ、クロニク共々「神戸」での調査を継続している。
そのため「天使町」に立ち寄ったり宿泊することもしばしばあり、彼らとHCUの確執についても何かと詳しい。

イメージカラー:黒鋼色
特技:無茶
好きなもの:生かすこと、クロニク、部下
苦手なもの:殺すこと
願い:『叶ってしまった』

【一人称】私
【二人称】あなた
【三人称】さん付け

来歴

ある日突然叶った願いと、世界の変革。
つかの間の休息と虚無感に襲われていた頃に起こったグロース=アンディライリーの死による紋章院の瓦解と、それに次ぐジャック・ド=モレーの死によるフリーメイソンの崩壊。
───そして、自らの前に膝を付き涙を見せた、全てを亡くした少女の願い。

それら全てが、モーチセン・デュヒータを取り巻く状況の全てを変えた。


紋章院は件の事故の後、カザンの支部にあったグロースの作品を継ぎ(奪い)魔術的共産主義を掲げ独立した通称「革命派」と、革命派と対立し、かつての紋章院の姿を取り戻さんとクロニクが立ち上げた通称「復興派」、そして、致死の呪いが解け、また所属する旨味も消えたことで紋章院から離反した魔術師たち「ディアスポラー」、と大きく三分された。

もう一つの所属であったフリーメイソンは、リーダーの喪失により自棄になった一部の過激派が英霊に戦争を挑み敗北したことで本格的に瓦解。
モーチセンは自らに与えられていた支部に抱えていた孤児や実験体たちを治療して近隣の都市に送り届けた後、支部とチームの解散を宣言。
それでもモーチセンの元には十数名の元部下が残り、組織としてではなくとも個人として追随していくという意思を表明した。

……「全ての命が「生」を選択できる」という願いが勝手に叶い、自身の目的を一時的に見失っていたモーチセンにとって、紋章院クロニク、そして自らに行く末を任せてくれた部下の存在はある種の救いであった。

その後は、かねてより召喚していたサーヴァントの力を借りながら世界を回り、月雫箱の破壊後も残存していた非グールのクロニク(刻印保持のためのホムンクルス型タイプ)を含む、革命派の手が及んでいない紋章院の遺産を可能な限り回収。
二十余りのクロニクを引き連れるようになった辺りで、流石に腰を落ち着ける場所と後ろ盾になってくれる相手が必要、と判断。

そして現在の状況に噛み合う居場所を探した結果として「神戸」を発見。
現在の革命派が「紋章院」を名乗っていないことを利用し、HCUに対して「自分たちは紋章院の「組織としての」生き残りであり、情報と技術を提供する代わりに共同組織として研究をさせてもらいたい」との契約を持ちかけ、幾度かの交渉の末に正式な組織として認定させることと共に相互技術提供の約定を締結。
…尤も、交渉そのものが功を奏したと言うよりも、交渉中期に一度、回収業者ダイバーとして「神戸」に渡ることで実力を見せる、と言った際に一回でとあるロストHCUの回収に成功したという実績も大きいのだが。

ともあれ、腰を据えて研究を続けられ、共同開発という形で互いに技術を提供できる間柄の企業ができたことにより、今までの規模には到底及ばずとも「紋章院」はある程度の安定を得る。
それ以後は直営回収業者カラードダイバーとして、また、新たなる技術を用いるための新たなる紋章院の命題を解き明かすため、更に、自分を慕い従ってくれた者達の期待に答えるために、全力を尽くして行動を起こしている。

性格

根底にある心優しい性格は変わっていないものの、生きる目的の変化からか無慈悲であったり強硬な一面も見せるようになった。
今の彼は兵器や英霊のみならず、明確に敵対して向かってきた人間ならば手に掛けることも視野に入れている。

相変わらず部下や味方からの評判は良く、身内への気配りが行き届いている点も変わらないが、かつての彼を知る者からすると戦場の彼は別人に映るかもしれない。

サーヴァントへの態度

相手が人ではないにせよ、心優しい彼女にはあまり戦闘に関わってほしくない、として基本的に紋章院としての組織側の管理・応対を任せている。
ゆえに現状、引き連れてきた「モーチセンのクロニク」以外のクロニクやフリーメイソン時代の部下を統率しているのはほぼキャスターである。

台詞例

『…紋章院所属、HCU直営回収業者カラードダイバー、モーチセン・デュヒータと申します。以後、組織共々お見知り置きを』

『今のは威嚇射撃ですが、次は当てます。…なお向かってくるのであれば、私はあなたを死ぬ覚悟のできているものと見なしますが』

『今の紋章院は…HCUの協力のみならず、私の部下とクロニクさん達のおかげで何とか成り立っている状態です。可能であれば、また以前のようなシステムを構築できればいいのですが……それが難しいにしても、「紋章院」を絶やすわけにはいきません』

『噂では、「革命派」も日本に渡っていると聞きます。…もし会うことがあれば、グロースさんの遺産は…一つ残らず、返して頂きましょう』

『───トリグラフ、銃身展開。令呪発電…完了。給電率、10…50…100%。反動相殺準備、よし。目標ターゲッティング及び弾道計算、終了。…発射Выстрел!』

因縁キャラ

身内


「神戸」関連


紋章官データ


コメント

ダヴィド(ダヴィード)…露語人名、「愛された者」、「お気に入り」の意。

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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