kagemiya@ふたば - エコ
 


「ここが、わたしの居場所なのかな?」

「もしかして、まだ先にすすむことができるんじゃないかな?」
*1

基本情報

【氏名】エコ
【性別】女性型
【年齢】10歳(外見年齢。活動年数は数年にも満たない)
【出身】残骸の星
【身長・体重】140cm・???kg
【肌色】無機質な白【髪色】灰【瞳色】赤
【スリーサイズ】59/49/62
【外見・容姿】ボロボロの布を身に付けた灰色の少女
【階位・称号・二つ名】Ecophagy

魔術・特殊技能・特性など

鋼の蛆虫マゴット

 特殊な元素組成金属にて作成されたナノマシンを構成要素とした珪体。
 各個体間で常時記録同期がされているため、ごく僅かでも個体が残留していればそこから復活する。
 自己の分割は制限されており不可能。バラバラに散乱した場合、もっとも個体数が多い集合体以外は時間経過で自壊する。
 ジンを含む、"世界"を構成する万物万象を分解してエネルギーにし、自己増殖・自己変容し、液状化させて生命体に摂取させることで肉体機能を向上させ、修復することも可能*2
 総質量が一定以上となると、基本状態である少女体と同じ質量になるまで強制的に自壊命令が発される。
 ───それは蠅に成れない蛆虫の行進。
 どれほど遠く夢見ても、屍に蠢くままに果てるだろう。

灰の奈落アポルオン

 攻性捕食形態。巨大な口を持つ虫竜ワームが如し異形へと自身を再構成し、敵対者を丸ごと呑み込む。
 ジンの影響が遮断された体内にて、捕食対象の存在濃度がゼロとなるまで完全に分解する。

礼装・装備など

ボロ布

 人類居住区跡地から発見したもの。
 彼女なりに創意工夫した結果、なんとか服らしいものになっている。

食べ物

 人類居住区跡地から稀に発見される。
 消費期限とか毒性は問題ない。
 大切に取っておくこともあるが、大体直ぐに食べてしまう。
 好物はチョコレート。

外見・容姿の詳細など

 光沢のある灰色のショートヘア、無機質な白い肌、大きな赤い瞳が特徴的な小さな少女...の形をした機械。
 よくよく観察などしなくとも、肌の色、眼球の動きから人でないことは明確に感じ取れる。
 人類の模倣として服を着ているが、性器の類は存在しない。
 が、恥じらいは一応あるので、脱がせようとすると嫌がる。

人物像

 少女型の珪素活動体。残骸の星にて夢見る、この星で最も進歩した機械の一つ。

イメージカラー:灰色
特技:なんでも食べる
好きなもの:味がある食べ物、特にチョコレート
苦手なもの:ひとりぼっち
天敵:なし
願い:新たなる霊長になりたい*3

【一人称】わたし【二人称】あなた【三人称】あのこ

台詞例

来歴

 残骸の星、かつて地球と呼ばれた死した惑星。
 そこで今だに活動し続けるモノ、生命未満の存在である「珪素活動体」の一つ。
 人理に代わる新たな理を創造すべく産み出されたナノマシン構造体。
 ジンのみならず、万物万象をエネルギー源として自己増殖し、多様性のある独自の発展、進化を遂げ、遺された地球生命を保護する機能を持つ機械生命として次世代の霊長となることを期待され開発されたが...幾度シュミュレーションしても一定以上発展、増殖すると発生するナノマシンの制御不可能による暴走、致命的な技術問題を修正することが出来ず、失敗作として厳重に機能を制限された状態で封印されていた。
 ...とある神代の遺産のなり損ない。或いは、あともう少しだけ時間があれば、地上に新たな鋼の理を築き上げ得たもの。
 今となってはその機体及びプログラムはブラックボックスの塊であり、誰かが手を加えた所で致命的なエラーで自壊するのみである。

性格

 外交的・陽気・能動的。
 無垢、世間知らず、寂しがり屋。
 起動し、活動し始めたのが比較的最近であるため、世界の現状に付いての知識は少ない。
 現在は人間の居住区跡地に作り出した集落らしき場所を拠点に、周囲の探索や他の珪体との交流、人間文化の模倣などを行なっている。
 所詮、ごっこ遊びの延長に過ぎないが、彼女なりに"生きてみよう"と努力している。
 食事を摂取する必要はないのだが、味がある食べ物が大好き。
 たまに発見すると目を輝かせて喜び、じっくりと味わう分解する

行動規範・行動方針

 多くの記録は破損しているが、"新たなる霊長となれ"という命令は憶えているため、それに従って行動しているが、どうすれば新たなる霊長になれるかはよく分かっていないし、そもそも自分が生命未満の存在であるとも理解していない。
 取り敢えず先輩である人類を模倣してみたり、死んだ惑星を当てもなく探索している。
 寂しがり屋なので他の珪体や生命っぽい存在を見かけたら擦り寄ってくる。
 食べ物をくれる存在には無条件で懐く。

役どころ・コンセプトなど

 終末機構のなり損ない。星は既に残骸むくろと成り果て、これが幕を降ろす機会は喪われた。

因縁キャラ

[[]]

コメント

 終わった世界こそが、破滅の化身の安寧の地。