kagemiya@ふたば

【元ネタ】仮想事象
【CLASS】ターミネーター
【真名】グレイ・グー
【異名・別名・表記揺れ】フォン・ノイマン・マシン
【性別】無性(可変式)
【身長・体重】不定、0.1〜100nm
【肌色】無機質な白【髪色】銀髪に黄緑と黒ツートーンのメッシュ【瞳色】赤
【外見・容姿】ボロボロになった服を着た小さな子供→"機械で出来た触手、肉塊"と表現される異形。
地球上に存在したあらゆる"捕食者"の姿を取る。
【地域】地球
【年代】未来、終末
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星/反星
【その他属性】人型・破壊者・機械・群体・虫
【ステータス】筋力：-　耐久：-　敏捷：-　魔力：-　幸運：-　宝具：★

文明を破壊し、培われてきた概念を終わらせた所業を持つ者に与えられるスキル。
信仰、文化、それらに準ずる価値観を無へと帰し、塗り替える……或いは完全に“破壊”する。
そこに対象への理解など無く、慈悲などもありはしない。純粋な破壊の意思、全てを終わらせるという決断だけが存在する。
名誉や功績とは真逆のスキル。このスキルを所有する者は、多くの亡骸と文明の残骸の上に立つ“反英霊”である。
個人としての夢、目的、願いが失われ、代わりに目的遂行のための“補正”を獲得。また、単独で存在を維持するというスキルも得られる。
言ってしまえば『英霊を破壊のための機構』へと貶めるスキルであり、通常の聖杯戦争、英霊召喚では使用されないし当て嵌められない。

加速していく人類史の末に、全ての文明と地球そのものを『鋼の大地』に塗り替える可能性を持つ仮想災害。
ターミネーターは人類文明が産み出すこととなる、究極の"文明の破壊者"と言えるだろう。

対象に及ぼす影響力。ステータスやスキル、宝具などを参照し、形として算出される「破壊の規模」。
高ければ高いほど迅速に、かつ大規模な破壊を行うことが出来るが、代わりに人間としての理性や判断力は失われていく。
ターミネーターという機構のスペックを評するスキルであり、狂化と似て「理性を失わせることでパラメータをアップさせる」類のスキルである。

暴走した自己複製機械による世界の終末そのものがサーヴァントとなったターミネーターは、霊基超過時に発生するオートファジーによるスペックダウンが解消されれば、一つの終末機構として速やかに星を喰い潰す。

捕食により魔力を回復し、捕食した相手の持つスキル・宝具・概念を奪い、自分のものとして使いこなす特級スキル。
相手の一部だけでは不完全かつ一時的なものに留まるが、丸ごと捕食すればその者の持つ全てを手に入れられる。霊核さえも例外ではなく、取り込んだものを身代わりに死亡を回避することも可能。

地球上に存在するあらゆる生命、存在の捕食に適した形態に自らの霊基を変容、改造、変化させるスキル。
ターミネーターの筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運は一定のポイントを割り振って決定・再決定でき、捕食対象に対する特攻能力を得る。このポイントは捕食する度に増加する。
ただし、魔力以外に本来サーヴァントには不要な食事が必須となる上、空腹になりやすいというデメリットを抱える。

自身の肉体を増殖させるスキル。文字通りの『肉壁』を作ったり、足場としたりする他、傷の高速修復にも応用できる。使いすぎると急激にお腹が空いて悲しい気持ちになるのが難点。

空腹の場合、様々な不調が発生し行動不能に陥るデメリットスキル。
なお、ターミネーターの空腹を満たすには少なくとも黄金律A相当の資金を食費に当てるか、大量の食品を生み出す宝具が必須となる。

霊基に収まらないレベルの存在が故、召喚時に何らかのデメリットが発生する。
彼の場合、スキル、宝具、記憶が"虫喰い"の様に破損した状態で召喚される。

ランク：★ 種別：終末/対終末宝具　レンジ：地球上全て 最大捕捉：自分自身、万物万象
グレイ・グー。神でなく、獣でなく、人が作り出した世界の終焉、その一つ。
捕食、或いは何か別の方法で霊格を最大限に向上させた状況でしか使用する事は不可能。
自身の霊基を暴走、崩壊変容させ、巨大な蟋蟀を思わす星食形態に再構築する宝具。
超高速で増殖を行いつつ、この状態ではA+ランク以下の魔術を「完食」し無効、吸収し、天地人属性を持つ存在の耐久、無敵を無視して触れた相手、概念、神秘、可能性すらも喰らい尽くす。
正に星を喰らう厄災へと成り果てる。

グレイ・グー。その体を構成する大量のナノマシンそのもの。

グレイ・グー。自己増殖性を有するナノマシンが、全てのバイオマスを使って無限に増殖することによって地球上を覆う世界の終焉を想定した仮想の事象。エコファジー、生命維持環境を喰らい尽くすという事象の一種である。
所謂機械、ロボットの氾濫、暴走による世界、人類文明の崩壊の一つ。

文明や概念という形ないモノの破壊ではなく、自己複製能力を持つナノマシンによる圧倒的な質量により及ばされる森羅万象の破壊。


所業や発見による破壊を由来とするのではなくナノマシン、『グレイ・グー』という仮想の災害の持つ破壊性、危険性を以て『ターミネーター』の名を与えられた「災害」。
この様な規格外の存在が呼び出される事態は、基本的に「剪定事象の破壊」しかないだろうが、ナノレベルの一個体が流入しても星すら喰らい尽くす危険性を持つが故のセーフティーか、召喚時には大幅に弱体化した状態で召喚される。

厄災である彼女に“個人”としての目的はなく、望む願いもない...筈だったが、クラススキルが破損した状態では人間らしい振る舞いを見せる。
自分が星を喰らう災害であることなど知らずに空腹に苦しむ中性的な子供。
仮想の存在故に無垢で世間知らずな所があるが、食べ物を与えればすぐに懐く。

イメージカラー：濃い鋼色
特技：大食い
好きなもの：食べ物、満腹
嫌いなもの：「すききらいは、ないよ？」、空腹
天敵：『この星』に天敵は存在しない
願い：おなかいっぱいになりたい

【一人称】わたし【二人称】あなた

ジョン・フォン・ノイマン
リチャード・P・ファインマン
パパ...?
ナノマシンの概念を最初に取り上げたのは米国の物理学者リチャード・ファインマンであり、自己複製機械を最初に提唱したのはジョン・フォン・ノイマンである。

アバドン
世界を喰らう虫の災害仲間。同一視されたのか、どうやら召喚時にアバドンのエッセンスが混ざった様だ。

フォン・ノイマン・マシン
わたし...？
　かたや人類が衰退した世界線にて、新たな霊長となり、鋼の理を築き上げることを望まれた機械が暴走した成れの果て、かたや人類のさらなる発展を望み、外宇宙へと漕ぎ出すも壊れ狂い、人類をも食い潰さんとする機械の成れの果て。
　コンセプトも主義主張もまったく異なるが、何の因果か最終的に元の母星を食い潰すという結果のみは共通している。

【フリー素材】