kagemiya@ふたば - キング・アーサー(有限王)
「エクスカリバー? あー、アレ、な……気持ち悪ィから、捨てた」


[フリー素材]

基本情報

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ロスト(シールダー)
【マスター】
【真名】有限王アーサー(キング・アーサー)
【異名・別名・表記揺れ】アーサー・ペンドラゴン
【性別】男
【身長・体重】185cm・72kg
【肌色】褐色 【髪色】金 【瞳色】蒼
【外見・容姿】卑屈な表情を浮かべた美形の青年。黙っていればクールなイケメン。
【地域】ブリテン
【年代】5世紀
【属性】中庸・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・円卓・アーサー・竜
【ステータス】筋力:B 耐久:C++ 敏捷:A 魔力:B+ 幸運:E 宝具:EX

【クラス別スキル】

対魔力:B

騎乗:C

自陣防御:A---

自らを含む味方及び味方の陣営を守護する際に発揮される力。
ロストは最高ランクの防御スキルを持つが、その防御力はあくまで自分にのみ適用される。
他者を援護する場合には効力が大幅に下がってしまう。

【保有スキル】

カリスマ(有限):A+++

ロストは軍団を指揮する天性の才能を持って……いない。
だが、他者にそれがあると勘違いさせてしまう。その厄介な性質がスキルと化したもの。
ロストの場合は『聖剣を引き抜いた』という実績がその誤認識の元になっている。
その本質は制御不能な魅了と呼ぶべきもので、ロスト本人の意思に関係なく人々は彼を王に祀り上げる。
しかし、彼が王の器でない男だと人々が気付いた瞬間、それまでの忠誠心や敬愛は憎悪と叛心、嘲りへと反転してしまう。
要するに、後々確実に裏切る味方を無尽蔵に生み出してしまうのだ。
ただし、最初からロストの本質を見抜いている者に効果はない。

黄金律(体):C

そこそこ完璧な肉体を有し、美しさを保つ。
どれだけカロリーを摂取、消費しても体型が変わらない。
いい感じに絞った褐色の細マッチョ。足が長く腰がドン引きするぐらい高いモデル体型。まつ毛も少女漫画かというぐらい長く艷やか。
他者、特に女性を魅了するに足る美貌を持つ。
ホストクラブに入れば間違いなく指名一位同ランクの黄金律として機能するレベルのイケメンクソ野郎。

オレ様特権:EX

おいランスロットぉ、メロンパン二つ買ってこいよ、マッハの奢り釣り銭はオレ様持ちでな
皇帝特権の類似……いや、似非スキル。
王として命じる事で、他者に本来持ち得ないスキルを短時間だけ習得させる。
無論、王としての認識が必要であるため、対象はロストを王と認めている者に限る。
ただしこのスキルを使われる度、その忠誠心は揺らぎ、その穴を埋めるかのように叛心が芽吹いていく。

夢来の騎士王:EX

無辜の怪物と同質の能力。
マスターの願いにより姿、ひいては存在が変質したもの。
“クラスを持たないクラス”という特殊なサーヴァントであるキング・アーサーだけが持つスキル。
召喚者の“アーサー王”に対する希望を元に姿、能力、擬似的なクラスを獲得し現界する。
ロストの場合、マスターの持つ人生へのコンプレックスと、将来への不安が形成の根源となっている。

【宝具】

崩れ落ちる理想の城フォーリング・キャメロット

ランク:EX 種別:防衛宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:不明
ロストの持つ円盾。小型化された円卓であり、ロストの持っていたキャメロット城の中核部分。
展開することでキャメロット城を擬似的に再現し、敵からの攻撃を防ぐ。
その防御力は絶対的。あらゆる攻撃はもちろん、因果や運命に至るまで全ての悪影響を防ぐことが出来る。
しかし、このキャメロット城はロストの霊核を展開し、限界まで引き伸ばすことで形作られるもの。
ダメージも無効化でなく、耐え切る事で防御とする物であるため、必然的にロストの霊核はダメージを蓄積させていく。
使用を続ければ戦闘は愚か、顕界すら危うくなっていく。無論、限界を向かれば消滅してしまう。
使用限界回数の理論値は約一三回。
敵の攻撃力、干渉力によっては数回分の使用限界を一気に消耗するケースもある。

約束された勝利の剣エクスカリバー

ランク:不明 種別:不明 レンジ:不明 最大捕捉:不明
ロストが所持していた神造兵器。
彼を破滅の運命に縛り付け続けた忌まわしき王権。
現在は意図的に封印、放棄されており所持していない――。
とロストは思っているが、実は霊体化した状態で常にロストの近くに存在している。

しかし、もしロストがこの剣の存在に気付き、自ら引き抜く時が来たのなら――。
聖剣はもう一度、全てを切り裂く星の光を持ってそれに応えるだろう。

【Weapon】

剣と盾

性格によらず、ロストの戦い方は攻防一体の堅実な物である。
それなりの剣さえあれば、彼は三騎士クラスと同等以上の戦闘力を発揮する。
ただし肝心の剣は所持していない為、マスターがどうにかして用意してやる必要がある。

【解説】

聖剣を引き抜いて王になった男。
彼はたった半年でアーサー王伝説のほぼ全てをなぞり、有り余る栄光を手にした。
だが騎士達はある日を境に王を裏切った。一斉に、一人残らず。

――騎士達は気づいていたのだ。
王となった男の器はあまりに小さく、王が振るう聖剣の力こそ必要であれ、王そのものは不必要だと。
――騎士達は待っていたのだ。
王が聖剣の力で、彼らの敵を討ち果たすその時を。
――そしてその時は来た。
王が最後の敵を討ち果たした時、王を有効活用出来る期限が過ぎたのだ。

王妃、宝、玉座、冠、城、土地――そして、命。
王は全てを奪われ、無残にも国を追われる。
一人の男に戻った王は墓もなく、見送りもなく、ただ一人、哀れな屍を野に晒すのだった。

――という『失敗』の役割を与えられた、幻想のアーサー王。

【人物・性格】

下品で下劣で救いようのない男。
普段はクールで知的な風を演じ、自信過剰な態度で他者を見下し誰にでも横柄な態度を取ってみせる。
実際それなりに狡猾だが、同時に劣等感が強く、些細な事で激情しやすい性格のため隙は多く、策士ではない。
どちらかと言えば指示を受けて前線に立つことで輝くタイプ。
……なのだが、ひねくれ者なので命令を素直に聞くかどうかは分からない。

自らを『王の器ではなかった』と頻繁に自嘲する。
その上で、自らを王と崇めた人々を大っぴらに馬鹿にして見せるなど、王としての自覚もプライドもないような振る舞いをする。
だが、それらの言動は王として失敗した記憶がトラウマになっているからこそ来る自己防衛的なもの。
一人の男として自信を喪失しているが故、必要以上に攻撃的な性格になっていると言えよう。
元の性格、気性自体は愉快な兄貴分的なもので、結構な寂しがり屋。
決して人の上に立つ器ではない。ただし狭いコミュニティの中でなら人々に愛される気質を備える。
心を許した人間にはその本来の気性で、横柄ながらもある程度は弁えた態度を取るようになる。


イメージカラー:金メッキ
特技:ナンパ、おべんちゃら、料理
好きなもの:贅沢、女遊び
嫌いなもの:質素倹約、真面目な行い
天敵:マスター、グネヴィア
願い:『アーサー・ペンドラゴン』が王でなくなること

【因縁キャラ】

マスター。自分を形作ったコンプレックス満載系女子。
口うるさくてヒステリックな雰囲気がちょっとグネヴィアに似てて苦手。

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【台詞集】

「問おう、お前が俺サマのマスターか? ……かぁ〜っ! 一回やってみたかったんだよなァこういうの!」

「大体なぁ、たかが剣一本抜いただけよ俺サマ? 何でそんなんで王サマやんなきゃなんねーんだっつ―話よ、アホか」

「つうかよぉ、あの剣もあの剣で途中でポッキリイカれちまうし、次の剣のが強かったけどそーゆーの最初から出せってマジ死ぬかと思ったもん」

「俺サマは手前一人で手一杯なんだ! マスターは自分でなんとかしやがれ! ほれ頑張れ死ぬぞ!!」

「チョリッス、ウィッス、どうもどうも有名極まるアーサー王だ。ほれ崇めろ讃えろ、そんでもって勝手に失望しやがれ馬鹿が」

【コメント】

どっちかっていうとメス堕ちするタイプだと思います。