kagemiya@ふたば - クーマラ

基本情報

【元ネタ】『魂の籠』(・インド神話?・近代神智学)
【CLASS】セーバー
【マスター】
【真名】 クーマラ
【異名・別名・表記揺れ】クマラ、クー・マラ、クー
【性別】無性
【スリーサイズ】「よりにもよって僕にそれ聞くかい?」
【身長・体重】146cm・43kg
【肌色】褐色に手や肩など日焼けした部分が目立つ。全体的に炎のような薄橙色 【髪色】本来緑だが、通常赤や茶色に燃えている 【瞳色】基本青や緑(炎色の範囲なら変更可能)
【外見・容姿】水中時は潜水スーツを上下に分割したような装い。地上ではセーラー服などを着用する
【地域】ドイツ(・インド)
【年代】1800年代
【属性】中立・ 善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魔獣・神性・妖精など
【ステータス】筋力:A 耐久:B- 敏捷:B 魔力:B 幸運:C++ 宝具: A++

(普段地上で過ごす場合の服装イメージ)

【クラス別スキル】

対環境(地球型惑星):A

セーバーのクラススキル。
 環境に適応し、極限環境におけるダメージ、性能の低下を軽減する能力。
 彼の場合は“地球型惑星”。妖精としての側面でもあるメロウ、人魚の彼は地球、地球型惑星において凄い強い、と自称する。
 幻想種としての強さからか、圧力が非常に高い、熱い海底、寒い地表、ガス、空気がない、酸素がある、CO2が多いなどの環境でも十全に活動できる。水中ではこれは発揮されない。

【保有スキル】

実在外装(水泳):EX

 高度な科学技術の発達により、人工的な物理的実体を獲得している。
 霊体ではなく、物理的実体を以て現界したサーヴァントであることの証左。
 彼が昔話、物語で語られる時のエッセンスを潜水服型礼装に当てはめたもの。
 存在しないとされた原本の存在、及び存在するという逸話自体が彼にとっての実在性を強め、霊基の拡張性を保証している。

真眼(旅):EX

 遠方存在のおおまかな捕捉、動体視力の向上。
 空を見れば明日の天気、海を見れば波、砂を見れば出るヤドカリが分かる程度の未来視、過去視も兼ねる。
 彼の根源に存在するモノの旅路による経験から来る真眼でもあり、経験からのシミュレーション。
 また、スキルとは別にクーマラの眼は空、エーテルの魔力を見る事が出来、この霊基では水中での視界がクリアになる。
 時折、どこか遠くの空を見つめる。

可能性の光:EX

 本来存在しない伝承にしてグリム兄弟とは別の可能性として言われた。
 及び魂の籠の作者は神秘、神話、神智学の再興への可能性を正真正銘ただの作家として作り出した。これらの功績の影響からの「クーマラ」としてのスキルであり、可能性の闇にも近い特殊なスキルとして発揮する。
 B+〜C-程度には出力が安定しないが、これは彼が基底としている存在の影響を受けている。

カラリパヤット:B

 古代インド武術。力、才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく武術の始祖。
攻撃より守りに特化している。
 何故メロウが人間の武術を使えるのか、などと問えば曖昧に笑う、もしくは霊体化し消える。
 本人曰く、肉体を使って戦うのは苦手であるらしい。

完全炎体:A+

 完全流体の亜種スキル。自身を炎に変え、世界を業火で満たす。
 魔力放出(炎)、捕食(炎)、変化(炎)を複合する特殊スキルであり、霊基そのものに強力な"炎"の属性を帯びる。また、彼の場合魔力放出(空)、射撃(炎)のスキルを含む。
 彼の場合、常に全身がエーテルの魔力を帯びかつ「クーマラ」が水中の存在ながらこれを持つ矛盾により、コントロールが難しい状態。具体的には潜水服がなければ水中で消えてしまう。

梵天よ、我が顕れ給え:EX

 ブラフマアストラ、と読む。根源の直系として振る舞うべきブラフマーにあって「自ら」放たれた世界への一矢。
 Cランク頑健、Bランクの信仰の加護と同じ程度の精神耐性。現在実体のない肉体となっているため、肉体にも本来有用なこの加護は範囲が狭まりランクも実質低下している。
 肉体の形状を変える際にも第二次性徴を迎えていない人間の形に最低限固定される。


【宝具】

我は遠き温暖なる理想郷ソウルフル・フルソウル・ソルポットランク:A+++ 種別:対粛清防御 レンジ:水中 最大捕捉:100

 人の魂を最大100人まで収容する機能を持つ海老籠。
 クーマラの伝承として水中のみで発動可能。妻帯者や地上で彼に打ち勝った者のみがこれから魂を逃すことを可能とする。
 クーマラが死したそれを暖かい自分の家で慰めた逸話に、金星の象徴でありシャンバラを持つとされるサナト・クマラのエッセンスが混入しているもの。
 金星を象った模様もあり、ここから魂を解放された場合一日ほど姿を消す。マスターがいない場合このまま消滅し、魂も解放される。

ぶらふまー・すてら梵天よ、我を産み落としたまえランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:不明 最大捕捉:?

 発動後宇宙へ消え、後ろに金星を持つ姿から炎の玉を最大104連発放射。
 宇宙の外から打ち出す、弓矢状の火炎。単なる宇宙への移動機能としても使用するが「クーマラ」は本来宇宙空間というそれへの耐性を持たない。結果として言えるならば、修正力や人理が危ぶまれる事でのみ抑止力に抑えられず使用許可が降りる英霊クーマラの最終兵器。
 最大スペックを発揮した場合街一つ消し飛ぶレベルの兵器を扱う熱量耐性の付与継続、神秘でありながら多くの化学兵器と相殺する出力、砂漠が不毛の地になるほどの威力を持つ。

【Weapon】

炎の精なぞのほのお

 謎の炎。「この子達僕の伝承でもなんでもないんだけどな…地球が好きらしいし」と言いつつ余裕で扱う。
 彼がマハトマのサナト・クマラから混同された、ある種の炎の精であり自称アストラ。なんだかんだで気に入っているらしい。

知恵ちえ

 シュノーケルや機械類を作れる程度に知恵がある。ただしクーマラとして呼ばれるためせいぜい19世紀レベルまでの物に限る上、材料は無から湧いて出ない。また、ある種の風評被害により宇宙船を作れるようになっている程度の物が別に存在する。
 インド辺りの神性を殺す方法ぐらいならまだ知ってる、知ってはいると豪語する。また、召喚された場にもよるが知恵を駆使してSNSを通じて会話をする事がある。ただし武器はないためそう易々と活かせるものではない。

不老の精神メンタル

 可能性の光、可能性の闇のスキルの影響を受けてなんら問題無さそうにしている理由。
 肉体はどうなのだ、と聞くと天を仰ぐ。肉体側は可変だが、理由としてメロウとしては様々な姿を持つ、また彼が多く描かれる姿は定まっていないことに由来。

【解説】

 色々伝え聞く姿と齟齬はあるが、本人たるクーマラ。で、ありながら彼は同時にサナト・クマラの化身としても召喚される。
 魂の籠はトマス・カイトリーが作った完全なる創作であるが、それでも目撃した人物がいるという実在性により成立した霊基でもある。
これには複雑な経緯があるが、ざっと説明するならば「彼の世界におけるクーマラはサナト・クマラが変化したもの」だったという事に尽きる。
 クーマラは海の豚、クー・マラの意味を持つが、そもそも彼のいた世界においては「彼自身が死の間際、神とその死という膨大な神秘と魔力に無理を言わせ語り部を遣わせた」のが事実であった。
 サナト・クマラはかつてある聖人が王に話すという形で語られた存在でもある。そしてかつて死した時、生前の因果として「そこに生きていた過去のあるサナト・クマラ」「それを語る語り部二名」と言う見立てによる儀式的魔術による召喚を行い、そうしてドイツに召喚された者二名がトマス・カイトリーに伝え、そうして……少なくとも汎人類史と表面上は同じ流れで成立した『サナト・クマラによるクーマラ』がこのサーヴァントの根幹である。
 本来ならばこのような可能性は剪定されるべきだが、「マハトマの形質を早くに着せられた」「サナト・クマラではなく、クーマラとして在りランクダウンした上で死んだ」そして、「彼自身は生前に生ききって終わったためリソースを消費しない」事もあり、表面上人類史と変わらず作用し黙認された。代わりに座に半ば便利屋として登録されているが、彼自身も本来不死、または不老の存在であるため自分が消える場合神として崩壊しうることを是としなかったため、この現状自体は受容している。

詳しい記述



【人物・性格】

例を挙げれば「なんか感じたらさぁ、気を取られてうっかり死んじゃってさぁ……ウケるよね」と言うほど色々と軽い。
その一方例えを用いつつ、妙に達観した話なども織り混ぜ、精神が不老であるため見てきた物を語る事もある。
明るい性格で大抵の事にはへこたれないが、サナト・クマラとしての名残か水着を脱ぐ要求や性的な話題を振ると羞恥が目で見えそうなほど顔に浮かぶ。
性体験そのものを恥ずかしがっている節があり、生前の死因もあって水場が存外苦手。むしろクーマラよりはサナト・クマラとして振る舞う事が多く、真名を看破されれば開き直るだろう。
余談としてキャラ作りながら気軽な相手にはゆー、ある程度対等な相手にはyou、尊敬が多い場合Youを使用する事がある。ただしこちらは聖杯戦争など、真面目な場では使用することは稀。


イメージカラー: 金星
特技:ストライキ、水泳、海老や海鮮料理、スパイス料理
好きなもの: 旅、面白い人間
嫌いなもの: 性的な色々
天敵: 親
願い: 特になし。聖杯を手にしたい人間がいればその活躍を見たい

【一人称】僕 【二人称】You、君など 【三人称】あの子

台詞例

【因縁キャラ】

天魔聖杯戦争


個人的興味

【コメント】

はー?一向に海の豚クー・マラですがー?というスタンスながら、死んだ逸話がないままに死んだサナト・クマラなので「このままじゃ別人や概念が詰め込まれて僕が消滅するな…」と力業で死んだ逸話や側面をひねり出している状態。

分かりにくい、変更し忘れた記述など大幅改稿

2022/01/31改稿前