最終更新:ID:Xu2xplwGIQ 2019年01月05日(土) 02:59:24履歴
「裁かれぬ罪は無い。死が平等に訪れるのなら、裁きもまた平等に訪れる」
「だが……“英霊”は違う。奴らはその罪を讃えられ、持て囃され、時には英断として受け入れられた」
「そんな道理があってたまるか。赦される罪などない、犯した罪は死を以ても償えぬモノだ」
「故に、私が裁くのだ。否、私が裁かねばならない。私が裁かずに誰が裁くのか」
「――――判決、死刑。執行開始」
「だが……“英霊”は違う。奴らはその罪を讃えられ、持て囃され、時には英断として受け入れられた」
「そんな道理があってたまるか。赦される罪などない、犯した罪は死を以ても償えぬモノだ」
「故に、私が裁くのだ。否、私が裁かねばならない。私が裁かずに誰が裁くのか」
「――――判決、死刑。執行開始」
【元ネタ】民間伝承及び????
【CLASS】セイバー
【真名】[泥新宿のセイバー]
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【髪色】燃えるようなグラデーションのブロンドヘアー 【瞳色】真紅
【スリーサイズ】72/59/79
【外見・容姿】西洋式のスーツに東洋式の道服を羽織った中性的な女性
【地域】???
【年代】???
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】?
【その他属性】人型・神性・????・?????
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【CLASS】セイバー
【真名】[泥新宿のセイバー]
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【髪色】燃えるようなグラデーションのブロンドヘアー 【瞳色】真紅
【スリーサイズ】72/59/79
【外見・容姿】西洋式のスーツに東洋式の道服を羽織った中性的な女性
【地域】???
【年代】???
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】?
【その他属性】人型・神性・????・?????
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A
史実に於いて、ニュートラルな立場から公平に裁きを下し、判決を行った“審判者”としての特権。
善悪の彼岸、価値観の通じない“あの世”に存在する彼女は、あらゆる「属性」の対象とならずそれらの判定を無効化する。
謂わば中立・中庸の極地。例え本人の属性が秩序であろうとも、彼女は極めて中立的な立場から「審判」を行える。
善悪の彼岸、価値観の通じない“あの世”に存在する彼女は、あらゆる「属性」の対象とならずそれらの判定を無効化する。
謂わば中立・中庸の極地。例え本人の属性が秩序であろうとも、彼女は極めて中立的な立場から「審判」を行える。
悪を以て悪を絶つ、究極の裁断行為。
属性「悪」に対するダメージが向上する。また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合でも対象となる。
審判特権により効力の幅が広がっているが、その分ダメージの向上率は他の処刑人と比べると一回りほど低下している。
属性「悪」に対するダメージが向上する。また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合でも対象となる。
審判特権により効力の幅が広がっているが、その分ダメージの向上率は他の処刑人と比べると一回りほど低下している。
神霊適性を持つかどうか。
幻霊という器に自身を落とし込んだ影響で大幅にランクダウンしており、往来の「神」としての特権は持ち得ない。
[+]泥新宿攻略後に開放
神霊適性を持つかどうか。地蔵菩薩、即ち仏陀の分身である彼女は、まごうことなき「神霊」である。
異なる地域の、全く縁のない幻霊と同一化を果たして尚、その神性を失わずに辛うじて保持している事からもその質の高さが伺える。
幻霊という器に自身を落とし込んだ影響で大幅にランクダウンしており、往来の「神」としての特権は持ち得ない。
[+]泥新宿攻略後に開放
神霊適性を持つかどうか。地蔵菩薩、即ち仏陀の分身である彼女は、まごうことなき「神霊」である。
異なる地域の、全く縁のない幻霊と同一化を果たして尚、その神性を失わずに辛うじて保持している事からもその質の高さが伺える。
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自身に対して用いられる隠蔽宝具。セイバーを構成する幻霊のうち、その真名が判明してもデメリットと成りえない。
弱点の隠蔽等ではなく、セイバーの場合は「真名が真名として扱われない」。事実上、セイバーの真名を看破することは不可能である。
但し今回のような案件では効果が薄れ、しかももう片方の英霊が「新宿という地点に於いてはかなりの知名度を誇る英霊」であるため相性が極めて悪い。
一応、こちらから先制して名乗ることである程度効力を発揮できるものの……上手く立ち回らない限りは気休め程度にしかならないだろう。
自身に対して用いられる隠蔽宝具。セイバーを構成する幻霊のうち、その真名が判明してもデメリットと成りえない。
弱点の隠蔽等ではなく、セイバーの場合は「真名が真名として扱われない」。事実上、セイバーの真名を看破することは不可能である。
但し今回のような案件では効果が薄れ、しかももう片方の英霊が「新宿という地点に於いてはかなりの知名度を誇る英霊」であるため相性が極めて悪い。
一応、こちらから先制して名乗ることである程度効力を発揮できるものの……上手く立ち回らない限りは気休め程度にしかならないだろう。
ランク:B 種別:対罪宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:1人
対象とした者の“罪”を計り、例え属性が秩序や善、中庸であろうとも、平等に“罰”を下す審判決行。
彼女の言う罪とは主観的なモノではない。極めて客観的な――――“殺人”という罪を、一切の容赦無く暴き裁く。
例えそれが救国の為であろうと。例えそれが正義の為であろうと。例えそれが世界を救う為であろうと――――――。
それが人の命を奪う“殺人”であったなら。人類の損失につながる犯罪であったなら。セイバーは分け隔てなく裁きを下し、刑の執行へと移る。
無論、殺人という行いを一方的に悪と断じているのではない。目的の為ならば時に命を奪わなければならないということを、彼女は十分に理解している。
故に――――セイバーは裁かねばならない。英雄の行いだから、と殺人を正当化するのではなく。英霊の行いだから、と死後も眼を瞑るのではなく。
それが正しい行いであるからこそ、正しき罰を受けさせなければならないのだ、と。
対象が生前、生涯を通じて犯してきた「罪」の分だけ威力判定に於けるボーナスを追加。
相手が英霊であればあるほどに効力は増し、凶悪な犯罪者であればあるほどに裁きの重みは増して行く。
が、逆に生前一切の罪を犯さなかった――犯していたとしても些細なもの――場合、威力はゼロに。相手へ一切ダメージを与えられなくなってしまう。
対象とした者の“罪”を計り、例え属性が秩序や善、中庸であろうとも、平等に“罰”を下す審判決行。
彼女の言う罪とは主観的なモノではない。極めて客観的な――――“殺人”という罪を、一切の容赦無く暴き裁く。
例えそれが救国の為であろうと。例えそれが正義の為であろうと。例えそれが世界を救う為であろうと――――――。
それが人の命を奪う“殺人”であったなら。人類の損失につながる犯罪であったなら。セイバーは分け隔てなく裁きを下し、刑の執行へと移る。
無論、殺人という行いを一方的に悪と断じているのではない。目的の為ならば時に命を奪わなければならないということを、彼女は十分に理解している。
故に――――セイバーは裁かねばならない。英雄の行いだから、と殺人を正当化するのではなく。英霊の行いだから、と死後も眼を瞑るのではなく。
それが正しい行いであるからこそ、正しき罰を受けさせなければならないのだ、と。
対象が生前、生涯を通じて犯してきた「罪」の分だけ威力判定に於けるボーナスを追加。
相手が英霊であればあるほどに効力は増し、凶悪な犯罪者であればあるほどに裁きの重みは増して行く。
が、逆に生前一切の罪を犯さなかった――犯していたとしても些細なもの――場合、威力はゼロに。相手へ一切ダメージを与えられなくなってしまう。
セイバーが所有している端末。普段は手鏡サイズだが、本人の意思により姿見程度までには大きくなる。
被写体の「真なる姿」を映し出し、対象が生涯つき続けた「嘘」を暴く審判道具。本来は鏡であったが、新宿という土地に召喚されるにあたりバージョンアップされた。
録音機能や録画機能は元々有していたため、加えて一般的な「スマートフォン」に必要な機能を概ね取り揃えている便利な一品。
カメラのレンズを通してみれば、其処には「真なる世界」だけが映し出される。一見すると便利な代物なのだが……充電の持ちは悪い。
被写体の「真なる姿」を映し出し、対象が生涯つき続けた「嘘」を暴く審判道具。本来は鏡であったが、新宿という土地に召喚されるにあたりバージョンアップされた。
録音機能や録画機能は元々有していたため、加えて一般的な「スマートフォン」に必要な機能を概ね取り揃えている便利な一品。
カメラのレンズを通してみれば、其処には「真なる世界」だけが映し出される。一見すると便利な代物なのだが……充電の持ちは悪い。
セイバーが所有する二振りの剣。両手剣サイズで幅広、鍔が存在するほうが「罪切」。片手剣サイズで笏状の刀身を持つのが「笏量」。
「罪切」は所謂処刑人の剣、エクスキューショナーズソードと呼ばれるもので、斬首のためにのみ用いられる“道具”である。故に武器としての性能は低い。
「笏量」はセイバーの王位を表す権限の象徴、レガリアの一種。本来は単なる板であるものの、セイバーが現界に際して魔改造を施した。
どちらも真っ向から渡り合う際にはいささか頼りない武具であるが、想定通りの使い方―――つまりは「処刑」を行う時にのみ、その真価を発揮させる。
「罪切」は所謂処刑人の剣、エクスキューショナーズソードと呼ばれるもので、斬首のためにのみ用いられる“道具”である。故に武器としての性能は低い。
「笏量」はセイバーの王位を表す権限の象徴、レガリアの一種。本来は単なる板であるものの、セイバーが現界に際して魔改造を施した。
どちらも真っ向から渡り合う際にはいささか頼りない武具であるが、想定通りの使い方―――つまりは「処刑」を行う時にのみ、その真価を発揮させる。
常に厳つい表情を浮かべ、一切の過ちも見逃さない自称“審判者”。
物々しい言動とは裏腹に口調や立ち振舞は落ち着いていて、理性的ながらも確固たる意志を感じさせる。
一応女性であるようだが……そういったことを感じさせない剣呑なる雰囲気に満ちているため、中性的な印象を受ける。
彼女の前で“罪”から逃れようなど無理な話。犯した罪から目を逸らそうものならば、即座に“罰”が襲い来る事だろう。
マスターよりも英霊に対して、特に三騎士を中心とした「英雄」やアサシン、バーサーカー等の「反英雄」に対して何らかの決意を抱いているようだが……?
イメージカラー:蓮紅
特技:嘘の判別、舌抜き
好きなもの:正直者、タン塩
嫌いなもの:嘘、モツ
天敵:仏陀
願い:「この世全ての“英霊”に相応の罰を下す事」
【一人称】私 【二人称】貴様 【三人称】奴
物々しい言動とは裏腹に口調や立ち振舞は落ち着いていて、理性的ながらも確固たる意志を感じさせる。
一応女性であるようだが……そういったことを感じさせない剣呑なる雰囲気に満ちているため、中性的な印象を受ける。
彼女の前で“罪”から逃れようなど無理な話。犯した罪から目を逸らそうものならば、即座に“罰”が襲い来る事だろう。
マスターよりも英霊に対して、特に三騎士を中心とした「英雄」やアサシン、バーサーカー等の「反英雄」に対して何らかの決意を抱いているようだが……?
イメージカラー:蓮紅
特技:嘘の判別、舌抜き
好きなもの:正直者、タン塩
嫌いなもの:嘘、モツ
天敵:仏陀
願い:「この世全ての“英霊”に相応の罰を下す事」
【一人称】私 【二人称】貴様 【三人称】奴
セイヴァー(仏陀):
あっ……お世話になってます……。
閻魔にとっては親のような存在であり、絶対的な上司のような存在。彼の命令は絶対だ。
今回の案件は彼に無断で行っているので、バレたら困る。とても困る。基本どんな英霊だろうと偉そうに振る舞うものの、仏陀さんだけは勘弁な!
アルトリア・ペンドラゴン:
執行対象。御国の防衛の為に蛮族を殺めたのも理解は出来る、それが正しい行いであると認めてもいる。
しかし彼女の場合は特にその罪を“認められなかった”。故に他の英霊達よりも人一倍強く、彼女へ罰を与えるべく剣を向ける。
なお自身の顔立ちや体格が彼女と瓜二つであることには気づいていない。そもそも閻魔様、基本鏡を見ない。
エミヤ:
執行対象。大衆が望む正義、悪だと定められた者を裁き続けた正義の味方――――だが、人に人は裁けない。
断罪とは死後成されるものだ。人の価値観で正義を語るなど片腹痛い…………だが、ふむ。貴様のような人間は……個人的には嫌いではないぞ?
もしヤツが守護者としての役目を終えられる時が来たなら、是非この職務を変わってもらいたいものだな。何、働きがいのある職場だぞ。休みはないがな。
紅閻魔(原作):
娘。不憫に思ったので養子にしてあげて、直々に剣の腕を叩き込んであげた。
今では立派な女将になっていると知り、仏頂面のセイバーも思わず顔がほころぶ。たまには休みをとってあの宿で過ごしてみるのも一興か。
「処刑人」という側面が強いため剣の腕は失われているものの、閻魔単体で喚び出された場合、彼女に似た「居合の達人」にして「舌抜きの剣客」として召喚される。
神霊級サーヴァント達:
なんできみたちきがるにしんかくおとしてこれるの……?
まあ、閻魔の場合は死後の「地獄」というシステムに組み込まれているため、彼らと比べても英霊化の難易度は高かったのだが。
それはそうとして神霊級のサーヴァントはその“罪”を赦されることが多いので、どちらにせよ執行対象。戦いの神とか絶対許さないぞ。
無機物・兵器系サーヴァント達
閻魔王アーサーの天敵。彼女は対象の命や人生を巡り「罪」や「嘘」を見抜くのに対し―――彼らはそもそも、生きていない。
故にその罪を図ることは出来ず、例え相手が幾千人の人々を殺し得る核爆弾であっても、それらを裁く“権利”を持っていないのである。
というか無機物系や兵器系のサーヴァントという概念すらなかった為に、出会うととても困惑した様子で見据えられること必至。
ヘカテー:
冥府の主。担当する世界は違うが、広義で言えば同僚のようなもの。
神霊としての在り方、冥府神としての在り方は評価しているが……いかんせん性格に難がある、と閻魔は評する。
相手を知るには戦うのが先決、というのはわからんでもない。しかしそれで殺し合いになってしまったら元も子もないだろうが!?というか、仕事を増やすなッ!
ケルベロス:
冥府の番犬。ヘカテーと同じく担当する世界は違うが、“冥府”を守るものならば労わねばならない。
基本動物は嘘をつかないと思っているので、彼女のような無垢な存在は好き。暇な時は門まで遊びに行って骨っことかあげたりしていた。
しかしカルデアでは人の姿をもして現れている為少々複雑。犬のままであれば愛でられたのだが、人の姿になってしまうと……裁かなければならなくなるのだ……。
ドゥルガー:
インド神話に伝わる女神。ではあるが、どこか史実とは違う雰囲気なような……?
しかしどうしてあそこの神話には戦い好きな神しかいないんだ……!?例え相手が悪人のみであろうと、その罪は一度裁かれなければならんのだ!
個人としては少々苦手。規律正しく神経質な閻魔にとって、彼女のような豪放磊落な存在は天敵とも言える。
サヨーニ:
インド神話に伝わる……え?インドラ?帝釈天?貴様なにやってんだ……。
女体化していることに対して初見では物凄くドン引き。しかし少し考えて自分も似たようなもんだと気が付き、押し黙る。
他の傍若無人な神々と違い、敗北や屈辱を味わいながらも「王」として在ることを評価している。
エリス:
争いに明け暮れたギリシャ神話の女神。争いあらば自ら飛び込み、争い無くば平穏を覆してまで争いを巻き起こした。
トロイア戦争に於いては両軍の兵士を殺して回ったとされる……文字通りに“争い”の女神。赦さん。絶対に貴様は赦さん。
例えその本質が、人類ヘ仇する悪性の獣であろうとも――――――この剣を以て、貴様の罪を裁いてやろう。
マシュー・ホプキンス:
「地獄」の名を騙り私腹を肥やし、300人もの無辜の人々を殺し尽くした大罪人。
貴様のような存在を裁くために私は現れたのだ。例えその最後が民衆からの「罰」に依る死であろうとも関係無い。
――――――真なる地獄の業火に焼かれてもらおうか。
シャルル=アンリ・サンソン?:
アーサー・エリス側の数少ない因縁キャラ。処刑人としての大先輩。
尤も、アーサーが執り行ったのは主に絞首刑であるため、彼のようなギロチンを用いたことはない模様。
泥新宿のアーチャー:
(恐らくは)同陣営の者。その正体については全く見当もついていないが……そこに“罪”が無いことだけは確信している。
何故ならば彼/彼女は幻霊だ。産まれることのなかった概念、産まれること無く変質した存在。故に罪を犯す事は無く、英霊とも成り得なかった。
ならば私が裁く意味も無かろう。共に目的の為に手を取るというのならば協力しよう――――――貴様が“罪”を犯さない限りは、だが。
…………しかし何故男性なのにそのような奇っ怪な服装を?
泥新宿のアサシン:
(恐らくは)同陣営の者。正体に関してある程度の検討は付いている。その結論として、彼女に“罪”は無いということも。
が、罪はないとしてもだ……その怠惰は何だ!?ええい、惰眠を貪る暇があるなら我々の目的達成のために働かんかッ!労働の放棄は罪に値するぞ!それは私の管轄ではないが!!
規律正しくチェスト24時間労働が基本である閻魔にとって、怠惰の象徴とも呼べるようなアサシンの相手は苦手。暖簾に腕押ししているような気分になるんだッ!
ん?アーサー、お前はこのアサシンの正体を知っているのか?……子供の頃に呼んだような、か。集合知であるお前が「共通の意見」として持ち出すということは、比較的有名なのだろうな?
泥新宿のセイヴァー:
(恐らくは)同陣営の者。セイヴァーと聞いた時は思わず身が震え立ったが、別人だった。
人の思い込み―――幸せであろうとする為の人格生成―――の象徴であり、誰かを幸せにするためだけに振る舞う彼女に“罪”などあろうはずもない。
閻魔王アーサーがこの『新宿』に与しているのも、彼女のような存在が“罪”の根絶に繋がると信じているため。加えて「セイヴァー」というクラスに対する恩義と畏怖。
…………なお、幻霊の正体に関しては“アーサー・エリス”が詳しい様子。何故ならば彼もまた―――『貴婦人』や『人形』のように、複数の人間たちの共通認識により作り上げられた『人間』であるためだ。
泥新宿のフェイカー:
執行対象。基本的にサーヴァントを裁く際には「殺生」の罪が付き物なのだが、彼女の場合は「邪淫」の一点のみが罪となる。
他のサーヴァントと比べると罪の重さが異なるため、優先順位はかなり低い。というよりもセイバーは彼女を脅威として、災害として認識していないフシが在る。
殺生という罪に重きをおいている故なのか、或いは単純に色欲に疎いだけなのか。もし直接相見えたとしても問答無用で戦闘へ移るということはないだろう。
……故に。彼女がセイバーと出会った際には「隙」が生まれる為、そのアドバンテージをうまく利用できたなら…………彼女の欲望を現実に移す事も不可能ではない。
あっ……お世話になってます……。
閻魔にとっては親のような存在であり、絶対的な上司のような存在。彼の命令は絶対だ。
今回の案件は彼に無断で行っているので、バレたら困る。とても困る。基本どんな英霊だろうと偉そうに振る舞うものの、仏陀さんだけは勘弁な!
アルトリア・ペンドラゴン:
執行対象。御国の防衛の為に蛮族を殺めたのも理解は出来る、それが正しい行いであると認めてもいる。
しかし彼女の場合は特にその罪を“認められなかった”。故に他の英霊達よりも人一倍強く、彼女へ罰を与えるべく剣を向ける。
なお自身の顔立ちや体格が彼女と瓜二つであることには気づいていない。そもそも閻魔様、基本鏡を見ない。
エミヤ:
執行対象。大衆が望む正義、悪だと定められた者を裁き続けた正義の味方――――だが、人に人は裁けない。
断罪とは死後成されるものだ。人の価値観で正義を語るなど片腹痛い…………だが、ふむ。貴様のような人間は……個人的には嫌いではないぞ?
もしヤツが守護者としての役目を終えられる時が来たなら、是非この職務を変わってもらいたいものだな。何、働きがいのある職場だぞ。休みはないがな。
紅閻魔(原作):
娘。不憫に思ったので養子にしてあげて、直々に剣の腕を叩き込んであげた。
今では立派な女将になっていると知り、仏頂面のセイバーも思わず顔がほころぶ。たまには休みをとってあの宿で過ごしてみるのも一興か。
「処刑人」という側面が強いため剣の腕は失われているものの、閻魔単体で喚び出された場合、彼女に似た「居合の達人」にして「舌抜きの剣客」として召喚される。
神霊級サーヴァント達:
なんできみたちきがるにしんかくおとしてこれるの……?
まあ、閻魔の場合は死後の「地獄」というシステムに組み込まれているため、彼らと比べても英霊化の難易度は高かったのだが。
それはそうとして神霊級のサーヴァントはその“罪”を赦されることが多いので、どちらにせよ執行対象。戦いの神とか絶対許さないぞ。
無機物・兵器系サーヴァント達
閻魔王アーサーの天敵。彼女は対象の命や人生を巡り「罪」や「嘘」を見抜くのに対し―――彼らはそもそも、生きていない。
故にその罪を図ることは出来ず、例え相手が幾千人の人々を殺し得る核爆弾であっても、それらを裁く“権利”を持っていないのである。
というか無機物系や兵器系のサーヴァントという概念すらなかった為に、出会うととても困惑した様子で見据えられること必至。
ヘカテー:
冥府の主。担当する世界は違うが、広義で言えば同僚のようなもの。
神霊としての在り方、冥府神としての在り方は評価しているが……いかんせん性格に難がある、と閻魔は評する。
相手を知るには戦うのが先決、というのはわからんでもない。しかしそれで殺し合いになってしまったら元も子もないだろうが!?というか、仕事を増やすなッ!
ケルベロス:
冥府の番犬。ヘカテーと同じく担当する世界は違うが、“冥府”を守るものならば労わねばならない。
基本動物は嘘をつかないと思っているので、彼女のような無垢な存在は好き。暇な時は門まで遊びに行って骨っことかあげたりしていた。
しかしカルデアでは人の姿をもして現れている為少々複雑。犬のままであれば愛でられたのだが、人の姿になってしまうと……裁かなければならなくなるのだ……。
ドゥルガー:
インド神話に伝わる女神。ではあるが、どこか史実とは違う雰囲気なような……?
しかしどうしてあそこの神話には戦い好きな神しかいないんだ……!?例え相手が悪人のみであろうと、その罪は一度裁かれなければならんのだ!
個人としては少々苦手。規律正しく神経質な閻魔にとって、彼女のような豪放磊落な存在は天敵とも言える。
サヨーニ:
インド神話に伝わる……え?インドラ?帝釈天?貴様なにやってんだ……。
女体化していることに対して初見では物凄くドン引き。しかし少し考えて自分も似たようなもんだと気が付き、押し黙る。
他の傍若無人な神々と違い、敗北や屈辱を味わいながらも「王」として在ることを評価している。
エリス:
争いに明け暮れたギリシャ神話の女神。争いあらば自ら飛び込み、争い無くば平穏を覆してまで争いを巻き起こした。
トロイア戦争に於いては両軍の兵士を殺して回ったとされる……文字通りに“争い”の女神。赦さん。絶対に貴様は赦さん。
例えその本質が、人類ヘ仇する悪性の獣であろうとも――――――この剣を以て、貴様の罪を裁いてやろう。
マシュー・ホプキンス:
「地獄」の名を騙り私腹を肥やし、300人もの無辜の人々を殺し尽くした大罪人。
貴様のような存在を裁くために私は現れたのだ。例えその最後が民衆からの「罰」に依る死であろうとも関係無い。
――――――真なる地獄の業火に焼かれてもらおうか。
シャルル=アンリ・サンソン?:
アーサー・エリス側の数少ない因縁キャラ。処刑人としての大先輩。
尤も、アーサーが執り行ったのは主に絞首刑であるため、彼のようなギロチンを用いたことはない模様。
泥新宿のアーチャー:
(恐らくは)同陣営の者。その正体については全く見当もついていないが……そこに“罪”が無いことだけは確信している。
何故ならば彼/彼女は幻霊だ。産まれることのなかった概念、産まれること無く変質した存在。故に罪を犯す事は無く、英霊とも成り得なかった。
ならば私が裁く意味も無かろう。共に目的の為に手を取るというのならば協力しよう――――――貴様が“罪”を犯さない限りは、だが。
…………しかし何故男性なのにそのような奇っ怪な服装を?
泥新宿のアサシン:
(恐らくは)同陣営の者。正体に関してある程度の検討は付いている。その結論として、彼女に“罪”は無いということも。
が、罪はないとしてもだ……その怠惰は何だ!?ええい、惰眠を貪る暇があるなら我々の目的達成のために働かんかッ!労働の放棄は罪に値するぞ!それは私の管轄ではないが!!
規律正しくチェスト24時間労働が基本である閻魔にとって、怠惰の象徴とも呼べるようなアサシンの相手は苦手。暖簾に腕押ししているような気分になるんだッ!
ん?アーサー、お前はこのアサシンの正体を知っているのか?……子供の頃に呼んだような、か。集合知であるお前が「共通の意見」として持ち出すということは、比較的有名なのだろうな?
泥新宿のセイヴァー:
(恐らくは)同陣営の者。セイヴァーと聞いた時は思わず身が震え立ったが、別人だった。
人の思い込み―――幸せであろうとする為の人格生成―――の象徴であり、誰かを幸せにするためだけに振る舞う彼女に“罪”などあろうはずもない。
閻魔王アーサーがこの『新宿』に与しているのも、彼女のような存在が“罪”の根絶に繋がると信じているため。加えて「セイヴァー」というクラスに対する恩義と畏怖。
…………なお、幻霊の正体に関しては“アーサー・エリス”が詳しい様子。何故ならば彼もまた―――『貴婦人』や『人形』のように、複数の人間たちの共通認識により作り上げられた『人間』であるためだ。
泥新宿のフェイカー:
執行対象。基本的にサーヴァントを裁く際には「殺生」の罪が付き物なのだが、彼女の場合は「邪淫」の一点のみが罪となる。
他のサーヴァントと比べると罪の重さが異なるため、優先順位はかなり低い。というよりもセイバーは彼女を脅威として、災害として認識していないフシが在る。
殺生という罪に重きをおいている故なのか、或いは単純に色欲に疎いだけなのか。もし直接相見えたとしても問答無用で戦闘へ移るということはないだろう。
……故に。彼女がセイバーと出会った際には「隙」が生まれる為、そのアドバンテージをうまく利用できたなら…………彼女の欲望を現実に移す事も不可能ではない。
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