セルゲイ・コロリョフ:次代のロケット技術者。液体酸素+液体水素ロケット信仰の伝承者であり、孫のような存在。
その境遇から同僚と確執を生む面もあったが、実際にソ連で宇宙開発の最前線に立ち続けた姿勢を高く評価している。
最近なんかユーチューバーになったらしいので、とりあえずチャンネル登録して正座で視聴している。
「やぁ。飛ばしていますかガキ大将」
「相変わらず豪快で何よりです。ところで新しい論文が書けたのですが、折角ですのでそちらのチャンネルに投稿してよろしいでしょうか?」
"宇宙機"サーヴァント:自分の理論も一部取り入れられた、後世の人類が生み出した最先端の輝きたち。
いずれ全ての人類を引っ張り、遥かなる星の旅路へと誘う方舟へと至る道標。
ハービンジャーにはいつも彼ら彼女らがキラキラと輝いているように見える。
「いつか、貴方達の辿った道を彼らが追いかけていきます。その時は素敵なお友達を連れてきてくださいね」
ジュール・ヴェルヌ:作品のファン。「月世界旅行」はハービンジャーの人生を決定づけた原典であり、
また彼の言葉「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」を意識したかのように、宇宙探検の論文には
「今日の不可能は、明日可能になる」と書き残している。
出会った時の反応は割と淡泊だったが、感情がオーバーフローしただけで実際には英霊になってから一番喜んだ。
「あの……はい、サイン、頂けますか……はい、隅の方に「ツィオルコフスキーへ」って書いてください……フランス語で構いませんので……」
泥新宿のバーサーカー(2):ロシア革命を成し、帝国に共産主義の風を吹かせた男……男?
ともあれ、技術者を重んじる政治方針によりツィオルコフスキーが今日語られるような名誉に預かった恩人ではある。
「それはイメチェンですか?同志?」
AS:宿敵のようなもの、宇宙への道を閉ざすものと、宇宙への道を拓くもの。
「ダメと言われても、聞くことはできません。―――私はその先について知っています」
「それでも行くのです。星の海に漕ぎ出して、彼ら一人一人が星になる」
「私は
先駆者。
人の旅を導くものなのですから」
王冨:
「残念ですが、椅子に花火をくくり付けるのはあまり効率は良くないし危険です」