泥新宿のバーサーカー(2)
最終更新：ID:HjiBB+3RlA 2018年04月02日(月) 09:53:27履歴
「彼女」。そして「彼」
「農奴よ人民よその手に武器を取り立ち上がれ！
自由を叫び国土を讃え緋天の果てまで此の名を謳え！！
黒き男爵は失墜せよ紅き人民こそ隆盛せよ皇帝を降ろし国家を壊し立ち現れるは真なる世界社会主義共和国だ！！！
謳え歌え唄え謡え唱え此の我らが高らかなる勝鬨を！！！！
ХА-ХАХАХАААХАХАХАХАХАХАХАААААААААА！！！！！」
基本情報
ステータス
クラス別スキル
狂化：E+
保有スキル
神なき渇望：A
革命者：D
無辜の怪物：B
宝具
『
『
『
Weapon
『Pattern 1895 30.5cm(40口径)砲(ミニマム)』
『機銃』
『"ホッチキス"(QF 3ポンド砲)』
容姿
人物・性格
正体
因縁キャラ：戦艦ポチョムキン
FGO風ステータス
FGO風台詞例
コメント
「農奴よ人民よその手に武器を取り立ち上がれ！
自由を叫び国土を讃え緋天の果てまで此の名を謳え！！
黒き男爵は失墜せよ紅き人民こそ隆盛せよ皇帝を降ろし国家を壊し立ち現れるは真なる世界社会主義共和国だ！！！
謳え歌え唄え謡え唱え此の我らが高らかなる勝鬨を！！！！
ХА-ХАХАХАААХАХАХАХАХАХАХАААААААААА！！！！！」
基本情報 
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【真名】泥新宿のバーサーカー
【性別】女
【身長・体重】165cm・48kg
【B/W/H】92/58/85
【属性】秩序・混沌
【一人称】私、我々(第二宝具使用時)
【二人称】貴方／貴女、貴様(狂化発動時)
【三人称】彼／彼女／あの人、あの者(狂化発動時)
【CLASS】バーサーカー
【真名】泥新宿のバーサーカー
【性別】女
【身長・体重】165cm・48kg
【B/W/H】92/58/85
【属性】秩序・混沌
【一人称】私、我々(第二宝具使用時)
【二人称】貴方／貴女、貴様(狂化発動時)
【三人称】彼／彼女／あの人、あの者(狂化発動時)
ステータス
筋力：B 耐久：B 敏捷：C 魔力：E 幸運：D 宝具：A
クラス別スキル
狂化：E+
理性が存在し、高等な会話が可能。ステータスにも何ら影響は及ぼさない。
ただしその行動に「革命」「叛逆」といった類の事象が絡んだ瞬間にCランク相当にまで跳ね上がり、その行動を終了させるまで会話成立は不可能となる。
ただしその行動に「革命」「叛逆」といった類の事象が絡んだ瞬間にCランク相当にまで跳ね上がり、その行動を終了させるまで会話成立は不可能となる。
保有スキル
神なき渇望：A
其は、満たされぬ切望。
彼女と共に在った者達の、叶わなかった願い。
あの"神無月"の運命を引き込む、大革命の狼煙。
「皇帝」「王」「貴族」「支配者」、そして「神」━━━何者かの「上」に立った事のある英霊に対しての特攻効果を得る。
その人物が支配した人間が多ければ多いほどに、支配した時期が長ければ長いほどに、このスキルは致命の刃となる。
彼女と共に在った者達の、叶わなかった願い。
あの"神無月"の運命を引き込む、大革命の狼煙。
「皇帝」「王」「貴族」「支配者」、そして「神」━━━何者かの「上」に立った事のある英霊に対しての特攻効果を得る。
その人物が支配した人間が多ければ多いほどに、支配した時期が長ければ長いほどに、このスキルは致命の刃となる。
革命者：D
史上、既存大権への革命を成し遂げた者に与えられるスキル。
彼女の、彼女を"使って"起こした者達の行動は確かに後に続く大革命の火とはなったが、しかし、それそのものが理想を叶える事は無かった。
自身を抑圧しようとする全ての"法"━━━スキルや宝具の「効果」として彼女に働きかける強制力を軽減する。
「強制死亡」や「移動不能」、あるいは令呪による命令など、彼女を縛ろうとする絶対性が強ければ強いほど、軽減割合は上昇する。
ただし軽減可能なのはあくまで"効果"として現れる規定のみであり、単純な破壊攻撃に対しては特に効果を発揮しない。
「もう一人」の影響もあってか、Dランク相当の補正を受けられる。同ランクの「扇動」スキル効果を有する。
彼女の、彼女を"使って"起こした者達の行動は確かに後に続く大革命の火とはなったが、しかし、それそのものが理想を叶える事は無かった。
自身を抑圧しようとする全ての"法"━━━スキルや宝具の「効果」として彼女に働きかける強制力を軽減する。
「強制死亡」や「移動不能」、あるいは令呪による命令など、彼女を縛ろうとする絶対性が強ければ強いほど、軽減割合は上昇する。
ただし軽減可能なのはあくまで"効果"として現れる規定のみであり、単純な破壊攻撃に対しては特に効果を発揮しない。
「もう一人」の影響もあってか、Dランク相当の補正を受けられる。同ランクの「扇動」スキル効果を有する。
無辜の怪物：B
後世の創作や逸話により、在り方を捻じ曲げられてしまうスキル。
彼女の場合は、「存在しない筈の逸話」に基づく宝具の存在、ないし彼女自身の極端な性格に関わっている。
彼女の場合は、「存在しない筈の逸話」に基づく宝具の存在、ないし彼女自身の極端な性格に関わっている。
宝具
『革命齎す大階段 』
ランク：C 種別：対人宝具 レンジ：2〜 最大捕捉：10
彼女の伝説。
革命を求めし大階段の殺戮。本来は無かった虚偽の神話。
彼女がこれを持つ事自体が、その存在の大きな誇大広告 の立証であり、この革命を求める叫びたる宝具の効果を大きく向上させている。
常時効果が付与されており、それは彼我との「高低差」に応じて彼女の攻撃威力ないし宝具威力が強化されるというもの。
自分の方が上に存在する場合は、その高低差が高ければ高いほど二次関数的にプラスの補正が掛かるが、相手より位置が低い場合はいかなる効果も発揮しない。
真名解放により、エーテルにより構成された架空階段を作成(原作ホロウのラストで登っていたものに近い)、強制的に相手との高低差を創り出し、自らに有利な状況を作り上げる。
ただし近代の出身、かつ元は幻霊存在と言う事も有ってか彼女自身の魔力量が低い為、新宿と言う立地の上でもビルに登った方が攻撃バフとしては効果的であろう。故に、専ら足場としての利用になる。
彼女の伝説。
革命を求めし大階段の殺戮。本来は無かった虚偽の神話。
彼女がこれを持つ事自体が、その存在の大きな
常時効果が付与されており、それは彼我との「高低差」に応じて彼女の攻撃威力ないし宝具威力が強化されるというもの。
自分の方が上に存在する場合は、その高低差が高ければ高いほど二次関数的にプラスの補正が掛かるが、相手より位置が低い場合はいかなる効果も発揮しない。
真名解放により、エーテルにより構成された架空階段を作成(原作ホロウのラストで登っていたものに近い)、強制的に相手との高低差を創り出し、自らに有利な状況を作り上げる。
ただし近代の出身、かつ元は幻霊存在と言う事も有ってか彼女自身の魔力量が低い為、新宿と言う立地の上でもビルに登った方が攻撃バフとしては効果的であろう。故に、専ら足場としての利用になる。
『緋天を曝せ、紅色黒海 』
ランク：B+ 種別：対軍宝具 レンジ：1 最大捕捉：40
彼女の叫び。
革命を求めた扇動。黒海に響き渡ったその自由への渇望は、故国の誇る黒海艦隊を緋色の旗に染め上げた。
然し、これもまた架空の逸話に過ぎない。
黒海艦隊、全艦40隻の革命意思を彼女に統合する事により、一時的に彼女の全ステータスを2ランク上昇させる。
この間、彼女の狂化ランクは常時C相当、即ち常に革命を叫び続ける状態となる。
また、その声は彼女の他にも、男の声や女の声、様々な声が混ざり合う、単独であるのにまるで軍勢を相手取るかのような奇妙な感覚をもたらす。
瞳は異相の赤色に輝き、またその中には労働者を示す鎌と槌のマークが刻まれる。
効果時間が切れると"鎮圧"状態となる。(デメリット)瞳の赤色は消え、軽いスタンと一時的なステータス低下(全ステータスワンランク低下)が付与され、すっかり生気がなくなってしまう。
彼女の叫び。
革命を求めた扇動。黒海に響き渡ったその自由への渇望は、故国の誇る黒海艦隊を緋色の旗に染め上げた。
然し、これもまた架空の逸話に過ぎない。
黒海艦隊、全艦40隻の革命意思を彼女に統合する事により、一時的に彼女の全ステータスを2ランク上昇させる。
この間、彼女の狂化ランクは常時C相当、即ち常に革命を叫び続ける状態となる。
また、その声は彼女の他にも、男の声や女の声、様々な声が混ざり合う、単独であるのにまるで軍勢を相手取るかのような奇妙な感覚をもたらす。
瞳は異相の赤色に輝き、またその中には労働者を示す鎌と槌のマークが刻まれる。
効果時間が切れると"鎮圧"状態となる。(デメリット)瞳の赤色は消え、軽いスタンと一時的なステータス低下(全ステータスワンランク低下)が付与され、すっかり生気がなくなってしまう。
『人民の中へ 』
ランク：A 種別：対権宝具 レンジ：- 最大捕捉：1
彼女の全て。そして、「彼」の信念の欠片。
幻霊である彼女が、「彼」と契約を結べた全ての理由。
彼女が「叛逆すべきなり」と決定した相手に敵対する、自らを除く全ての味方の筋力・耐久ステータスをワンランク上昇させ、また味方がそれまで負ったデバフ効果を解除する。
人民の扇動たるこの宝具は、もう一方━━━━彼女を英霊たらしめた要因たる「彼」が本来有する、"究極の革命宝具"の一端を再現するものである。
此は、泡沫の革命への夢。一度きりしか許され得ない、しかしそれだけで、彼女の「革命」は満たされる━━━━
故にそれは、彼女の全てなのだ。
彼女の全て。そして、「彼」の信念の欠片。
幻霊である彼女が、「彼」と契約を結べた全ての理由。
彼女が「叛逆すべきなり」と決定した相手に敵対する、自らを除く全ての味方の筋力・耐久ステータスをワンランク上昇させ、また味方がそれまで負ったデバフ効果を解除する。
人民の扇動たるこの宝具は、もう一方━━━━彼女を英霊たらしめた要因たる「彼」が本来有する、"究極の革命宝具"の一端を再現するものである。
此は、泡沫の革命への夢。一度きりしか許され得ない、しかしそれだけで、彼女の「革命」は満たされる━━━━
故にそれは、彼女の全てなのだ。
Weapon
『Pattern 1895 30.5cm(40口径)砲(ミニマム)』
彼女の両腕が砲身に変化し、さながら戦艦砲の如き様相を呈する。
鈍く光る古めかしい砲身は、第一次世界大戦期のものであるように思える。
威力・サイズ共に、人間の身が扱えるレベルに縮小している。
鈍く光る古めかしい砲身は、第一次世界大戦期のものであるように思える。
威力・サイズ共に、人間の身が扱えるレベルに縮小している。
『機銃』
主に牽制・制圧目的の機銃。両肩・左右の腰から四基ずつ出現し、前方へ一斉射撃を加える。
『"ホッチキス"(QF 3ポンド砲)』
文具の類ではなく、歴とした彼女の兵装。
彼女の背中、脊椎部から展開し、簡易迫撃砲となる砲身。
重量も寸法も過大、しかも弾数は一発きりであるが、絶大な威力を持つロマン兵器である。
「神なき渇望」や『革命齎す大階段』と併用すれば、凄まじい破壊力を発揮するだろう。
彼女の背中、脊椎部から展開し、簡易迫撃砲となる砲身。
重量も寸法も過大、しかも弾数は一発きりであるが、絶大な威力を持つロマン兵器である。
「神なき渇望」や『革命齎す大階段』と併用すれば、凄まじい破壊力を発揮するだろう。
容姿
首元まで金がかった白髪を伸ばした女性。赤い瞳を持つが、鎮圧状態の時は青色。
外見年齢は20歳前後、スラヴ系の顔付き。
緑の軍服を纏い、同じく緑の軍帽を被る。深い真紅の布をマントのように羽織っている。
傷を負っても血が流れず、傷口は何故か鈍い銀色に輝いて見える。
外見年齢は20歳前後、スラヴ系の顔付き。
緑の軍服を纏い、同じく緑の軍帽を被る。深い真紅の布をマントのように羽織っている。
傷を負っても血が流れず、傷口は何故か鈍い銀色に輝いて見える。
人物・性格
革命！革命！革命！
とにかく何でも革命したがる(身分的な)格上絶対殺すガール。
その性質上、王や皇帝とはまず付き合えない。ましてや神などは論外であろう。
しかし革命の事を除けば、物静かで聞き分けのよく、飲み込みの早い女性、という印象を与える。
だがこれは革命以外にさしたる興味が無い為であり、口を開く必要も、また必要以上に反論する必要もないと考えている為。
反面、「革命」「叛逆」という事柄が絡んだ瞬間、目をギラつかせてそれに対する情熱と信念とを上述のような早口でまくし立てる極端な性格をしている。あいつ
同様に「権力」に対しては進んで叛逆を試みる為、マスターとサーヴァントという関係にそもそも向いていない。
しかし彼女よりも上の立場だという様な事を一切仄めかさぬ対等な関係を維持すれば、彼女は同志として、革命にとらわれぬ彼女自身の心━━━━
貧しき者達への、虐げられし者達への真なる救済を夢見る優しき女性の姿こそ、其処に在るだろう。
「レナ」という偽名を用いる。これはもう一人の霊気成立者…「彼」に由来するものだが、当の本人は「革命」に目のくらんでいる彼女にすっかり呆れ果てているのか、完全に霊基を貸し与えているだけの状態である。
すなわち「彼」の方は存在そのものは居ても、全く表面に出てこない、眠ったような状態となっている。
とにかく何でも革命したがる(身分的な)格上絶対殺すガール。
その性質上、王や皇帝とはまず付き合えない。ましてや神などは論外であろう。
しかし革命の事を除けば、物静かで聞き分けのよく、飲み込みの早い女性、という印象を与える。
だがこれは革命以外にさしたる興味が無い為であり、口を開く必要も、また必要以上に反論する必要もないと考えている為。
反面、「革命」「叛逆」という事柄が絡んだ瞬間、目をギラつかせてそれに対する情熱と信念とを上述のような早口でまくし立てる極端な性格をしている。あいつ
同様に「権力」に対しては進んで叛逆を試みる為、マスターとサーヴァントという関係にそもそも向いていない。
しかし彼女よりも上の立場だという様な事を一切仄めかさぬ対等な関係を維持すれば、彼女は同志として、革命にとらわれぬ彼女自身の心━━━━
貧しき者達への、虐げられし者達への真なる救済を夢見る優しき女性の姿こそ、其処に在るだろう。
「レナ」という偽名を用いる。これはもう一人の霊気成立者…「彼」に由来するものだが、当の本人は「革命」に目のくらんでいる彼女にすっかり呆れ果てているのか、完全に霊基を貸し与えているだけの状態である。
すなわち「彼」の方は存在そのものは居ても、全く表面に出てこない、眠ったような状態となっている。
正体
彼女は"戦艦ポチョムキン"。
十月革命以前の数ある革命運動のひとつ、"戦艦ポチョムキンの反乱"に於いて使用された艦船。
水兵による士官への反乱から始まった此の活動は、結果的に小さな火種しか残さなかったものの、のちに繋がる"十月革命"への契機となった。
大帝国への叛逆の狼煙を上げた彼女は、その後帝国を撃ち倒したソビエトにより、「自由の戦士 」の名を与えられる。
…しかし、彼女が起こしたのは革命の切っ掛けに過ぎなかった。
これでは足りない、自分の手で革命を起こしたい。水面に散った水兵たちの為にも、私が革命を起こさねばならぬ。
そして。その妄念、妄執は、遠き極東の此の地にて聞き届けられた。━━━━彼女は革命後に持て囃されこそしたが、それでも英霊として在れる霊基とは言い難い幻霊存在である。
しかしながらある「英霊」の霊基に融合し、存在の「間借り」をする事に拠って、この新宿へと現界を果たしたのだ。
さあ。今こそ祖国の為、人民の為に、今一度全霊を以って革命を。
霊気と肉体とを手に入れ、遂に無念を晴らさんと召喚された彼女が願うのは「鮮烈なる革命」。
それは、彼女を介した全ての革命運動が夢半ばで鎮圧されてしまい、国外ウクライナの港に追いやられ、終ぞロシア革命の瞬間を見届ける事がなかったからこそ。
何が何でも革命したい。ルールを覆したい。とにかく巨大権力に対する革命、転覆が彼女にとっての最重要目的である。
彼女の持つ数々の架空の逸話、およびBランクもの無辜の怪物スキルは、無音映画として有名な"戦艦ポチョムキン"による影響。
この映画はソビエトのプロパガンダ的要素を含んでいたものの、数々の画期的な演出により、「映画界の革命」と評された。
彼女の目指した革命は奇しくも、他の分野に対しても及んでいたのだ。
「ポチョムキン」という名は、帝政ロシアに於ける「ポチョムキン=タヴリーチェスキー公」に由来する。
すなわち彼女は元々、貴族としての名を持って生まれた。自らをレナと称したがるのは、この名を余り好まないからでもある。
だが、元々の性には根付いてしまっているのか、狂化が抜けている状態だと上品なお嬢様のような振る舞いを見せる事も。
幻霊たる彼女が現界できるのは、前述のようにある英霊━━━━もう一人「彼」の力添えによるものである。
スキルや宝具には一部「彼」の影響が混ざっているものもあるが、基本的に全て「戦艦ポチョムキン」固有の物。
それをいい事に人格も肉体も主導権を握った「レナ」は革命を目指して好き勝手に暴れ回る。その代わりに、彼女が「彼」の力を借りようと試みる事も出来ない。
この様な最悪に近いと言っていい関係下にあって尚「彼」が彼女に霊基を貸すのは、あるひとつの"決定的な共通点"が存在する為である。
━━━━━━「彼」が表層に出るのは、ある、極めて"特別"な状況でしか有り得ない。
十月革命以前の数ある革命運動のひとつ、"戦艦ポチョムキンの反乱"に於いて使用された艦船。
水兵による士官への反乱から始まった此の活動は、結果的に小さな火種しか残さなかったものの、のちに繋がる"十月革命"への契機となった。
大帝国への叛逆の狼煙を上げた彼女は、その後帝国を撃ち倒したソビエトにより、「
…しかし、彼女が起こしたのは革命の切っ掛けに過ぎなかった。
これでは足りない、自分の手で革命を起こしたい。水面に散った水兵たちの為にも、私が革命を起こさねばならぬ。
そして。その妄念、妄執は、遠き極東の此の地にて聞き届けられた。━━━━彼女は革命後に持て囃されこそしたが、それでも英霊として在れる霊基とは言い難い幻霊存在である。
しかしながらある「英霊」の霊基に融合し、存在の「間借り」をする事に拠って、この新宿へと現界を果たしたのだ。
さあ。今こそ祖国の為、人民の為に、今一度全霊を以って革命を。
霊気と肉体とを手に入れ、遂に無念を晴らさんと召喚された彼女が願うのは「鮮烈なる革命」。
それは、彼女を介した全ての革命運動が夢半ばで鎮圧されてしまい、国外ウクライナの港に追いやられ、終ぞロシア革命の瞬間を見届ける事がなかったからこそ。
何が何でも革命したい。ルールを覆したい。とにかく巨大権力に対する革命、転覆が彼女にとっての最重要目的である。
彼女の持つ数々の架空の逸話、およびBランクもの無辜の怪物スキルは、無音映画として有名な"戦艦ポチョムキン"による影響。
この映画はソビエトのプロパガンダ的要素を含んでいたものの、数々の画期的な演出により、「映画界の革命」と評された。
彼女の目指した革命は奇しくも、他の分野に対しても及んでいたのだ。
「ポチョムキン」という名は、帝政ロシアに於ける「ポチョムキン=タヴリーチェスキー公」に由来する。
すなわち彼女は元々、貴族としての名を持って生まれた。自らをレナと称したがるのは、この名を余り好まないからでもある。
だが、元々の性には根付いてしまっているのか、狂化が抜けている状態だと上品なお嬢様のような振る舞いを見せる事も。
幻霊たる彼女が現界できるのは、前述のようにある英霊━━━━もう一人「彼」の力添えによるものである。
スキルや宝具には一部「彼」の影響が混ざっているものもあるが、基本的に全て「戦艦ポチョムキン」固有の物。
それをいい事に人格も肉体も主導権を握った「レナ」は革命を目指して好き勝手に暴れ回る。その代わりに、彼女が「彼」の力を借りようと試みる事も出来ない。
この様な最悪に近いと言っていい関係下にあって尚「彼」が彼女に霊基を貸すのは、あるひとつの"決定的な共通点"が存在する為である。
━━━━━━「彼」が表層に出るのは、ある、極めて"特別"な状況でしか有り得ない。
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因縁キャラ：戦艦ポチョムキン
・他の戦艦たち：
皆、彼女よりも新しく生まれた戦艦である。
鮮烈なる第二次世界大戦にて国の為に戦えた彼女等に対して、彼女は少し羨望の念を抱いている。
ただし英国出身者は、自らが拿捕された経歴もあってか苦手としている。
「それにしてもあの娘達、中々良い装備持ってるじゃない。…何？ソビエトに敵対した者も居るですって！！！？愚かな！！！！！！誠に愚かな！！！！！！世界には評議会に勝る人民に勝るロシアに勝る物など存在しない我らを讃えよ国土を讃えよУРААААААААААААА(以下略」
・瑞鶴：
大日本帝国の艦艇。似た雰囲気を持つ者同士で波長が合うのか、よく話をする相手。
彼女としても日本には日露戦争での確執こそあるものの、やはり時代が異なるため、彼女からも対等な立場を以って接する事が出来る。彼女にとっては、よく出来た後輩といった存在と言えるだろうか。
…帝国たる大権の象徴に仕え、命を散らしていった彼女の在りようを見ると、彼女はつい世の無常への悲しみと、その憐憫から来る庇護欲とをどこか感じてしまうのだという。
「お茶会なんて上品な事、もうしないのだと思っていたけれど。…たまには、こういうのも良いわね。ふふっ…さあ、貴女の装備、もっと近くで見せて頂戴？飛行機を載せた娘なんて、見た事さえないもの」
・戦艦ミズーリ：
資本主義を旨とし、格差を前提として成り立つアメリカという国自体の方針は、彼女の良しとしない所である。この艦船に対しては特にそういった感情が強くなってしまうのは、そうした時代に在った者であるからだろうか。
ルーラーなのも相まって相性が悪い…と思われがちだが、「(ルーラーにしては)偉そうじゃない」という理由でむしろ好感さえ抱いている。
旧い艦船である彼女にとっては、この艦の装備する新進気鋭の装備群に非常に興味を惹かれるのも理由のひとつだろうか。
「何、貴女のそれ。…Эх 、もう最高ね。…触らせてもらってもいいかしら？何よこれ…ああ、もう、残念。こんなモノが生まれるなんて知ってたら、もう少し長生きしたかったわ…」
・エンタープライズ
アメリカ合衆国の艦艇。アイスクリームたる娯楽の象徴を国の分け隔てなく、平等に配給せんとする精神に光る同志的スピリッツを見出している。
…が、金銭取引が絡み始めると途端に生産手段の私有！！！と怒り始めるので、付き合いが難しい相手…と思われてしまっているかもしれない。
「私、寒いところに居たでしょう？こういう食べ物って、余り馴染みがないの。…また分けてちょうだいね？お礼にいつか貴女にも、ジンジャーブレッドをご馳走してあげる」
・戦列艦マラート
ロシア最初の記念すべき弩級戦艦の一隻にして、当時からの既知の仲である。
数少ないロシアの艦という事もあり、見かければペトロパブロフスクとしての愛称…"ペーチャ"と呼び、親しげに駆け寄って行く。しかし、かの叛乱の事を思い出しては、その度に一歩退いてしまう。
革命を第一とする彼女は、其を成し遂げたかの革命者に対して卓絶した尊敬を抱いている為に、過去、それに反旗を翻したマラートに対しての感情は芳しいとは言えないのが実情である。
しかしながら、彼女の礎とした感情は、マラートと同様に「貧窮せし人民への想い」が根底にあった筈だ。
故に、彼女はマラートを否定しない。時と場所とが違えば、彼女らの立場は逆であったかも知れないからだ。
それ以前に。彼女らは同じき、鎌と槌の下に在る者なのだから。
死に場所を探すマラートであるが、結果的に長く生きて(？)いられた彼女に対して、密かに少しばかり羨む気持ちを抱いている。
…革命、反動者としてノリは近い為、目的が合致すればУраだけで相互会話が可能だろう。と言うよりそれしか言葉を発しなくなる。
「…あの人の事ね。革命に狂った私でも…解ってるわ、評議会の末路と、その行先。貴女がそれを糾しようという感情に、間違いが在る筈がないもの」
「…それでも。あの日、あの場所 で貴女が立ち上がったのは…さ迷える、多くの誰かの為なのでしょう？」
「なら、そんなにあの人を謗らないでペーチャ。彼の、私の立ち上がる理由は…きっと、貴女と同じ筈だもの。皆がそれを願っても…この世界は、少し…平和から遠すぎる。…私たちそのものが、それの証左だもの。」
「…"マラート"。遠い革命者の名を背負う者。…それが貴女にとって罰より来たる諱であっても、此処ではせめて。…貴女と共に、歩める事を願っているわ。」
・戦艦ドレッドノート
イギリスの艦艇。戦艦の歴史を革新したその在り方に対する親近感と、また装備そのものの(半ばぶっ飛んだ)先進性も相まって、艦船系サーヴァントの中では非常に気に入っている。
弩級戦艦の始祖としては敬意を払う様子を見せるが、何かと威張るさまにはどこか微笑ましい印象も感じており、そのせいだろうか、よく話に付き合っている。
…いつか共産党に勧誘したいと思ってはいるが、おそらく彼女の歴史を顧みるに、それは不可能であろうとも薄々ながら感じ取っている。そのため、同志という呼称は使わない。
「…良い子ね、貴方は。弩級戦艦。ペーチャが生まれてこれたのも貴方のお陰よ、ドレートノウト。私、尊敬しているわ。革新者としても、艦船としても。本当よ？…ところでその装備、もっとよく見せてくれないかしら。やはり弩級ともなると装備も違うわね…色々と」
・史上の革命者たち：
国を変え、世界を変え、既存体制を変えた。
羨ましくもあり、尊敬する気持ちもある。
「Хорошо.あなた方の功績に喝采あらんことを。…そして、今度は私の番です。…ええ。成し遂げましょう、成し遂げてみせますとも、いや、成し遂げねばならない！！！富裕層 も皇帝 も国会 も全てを潰して潰して潰して潰して真なる人民の為の国家こそ顕現させん事を此処に誓おうともУРААААААААААА(以下略」
・ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ：
評議会(ソビエト)の者。…ではあるが、当初のロシア革命にて目指していた体制とは真逆の方向に向かっていった彼に対しての感情は複雑。
「鉄の男…スターリン？…何だか気に食わないわ。ええ、評議会のトップなのだから、尊敬はしているのだけど…」
・ウラジーミル・イリイチ・レーニン
彼女を見初めてくれた「彼」。また彼女に引導を渡してくれた川の男。
新宿においては敬意を持って、彼から借りた名である「レナ」を名乗る。
心の中、深い奥底に、偉大なる革命者の信念が存在する安心と共に。
「偉大なる革命者を、かのイリイチを讃え、従え！！私の中に此の人在る限り、私を権力に屈させられると思うな！！」
・グレゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン老若
革命相手。大権を得ようとする者。
満面の笑みと輝く紅の瞳を向け、隙あらば叛逆を試みる相手。
「ХАХАХАХАХА！！評議会には勝てぬ！！人民の意思は尊厳は貴様の如き者に操られるべき器では無いのだよХАААААХАХАХАХАХАХА(以下略」
・エカチェリーナ2世
態度が完全なる王、貴族的なそれである上に、クラスはルーラー。本来は徹底的にソリが合わない相手であるはずなのだが…何故かその顔を見ると、胸をかきむしるような何かが込み上げてきてしまう。
それこそは、彼女の名に刻まれた魂。すなわちこの女性の生涯における真なる"夫"としての名を彼女が冠しているが故に、"愛情"には至らぬものの、理由なく親愛の情が自動的に湧き上がってきてしまうのだ。
故に彼女はこの傲岸不遜なる絶対的な女帝を前にして、ついしおらしい態度をとってしまうだろう。…その真名が判明するまでは。
「貴女自身は気に入らないわ。気に入らないのに…何故、貴女は私にとって、こうまで輝いて見えるのかしら。不思議ね。波長が合う、って言えばいいの？人の上に立つ存在に、こんな人間が居たなんて。…驚きだわ。」
・スパルタクス(原作)：
在り方が非常に似通っている。…しかし、彼女自身はそれを全霊を以って否定している。
「いや……ないでしょう……叛逆は好きだけど！アレと一緒なんて死んでも御免よ！筋肉とか！筋肉とか！」
・王、神系サーヴァント
基本的に相性最悪。出来る限り、彼女から引き離しておいた方が良いだろう。
「さあ、革命の時間だ！！皇帝も王も貴族も富裕層も支配者も神であろうと何者も私を縛り付け捉える事は出来はしないのだからXAXAXAXAXAXAXAXAXA(以下略」
・ユリアヌス帝：
皇帝と人民の味方、懐古者と革命者、革命の為に全てを投げ打った、と、王系サーヴァントの中でも特に徹底的に反りが合わない相手。
しかし唯一、キリスト教の弾圧に関しては肯定的。尤も彼女の場合、全ての宗教を否定するのだが…
・ピョートル・アレクセエヴィチ・ロマノフ：
黒海艦隊の創設者。船大工なのも合間って、皇帝でありながら唯一彼女が心を開く存在。
しかし帝都建設の際に彼が犠牲にした人民達など、複雑な感情はある様だ。
また革命とは、彼の創設した国━━━ロシア帝国を滅ぼす事を意味する事実もあるため、彼の存在が彼女に一抹の罪悪感を与え、カルデア内では無闇に反逆行為をする事はなくなっている。
「私の創造主にも近い存在よ。…でも、あの人も皇帝。人々を虐げた事のある大権者。…皮肉なものね、世界なんて」
・泥新宿のセイバー：
新宿にて見えるサーヴァント。
裁定者を名乗る冥界の者。彼女にとって、権力を以って人に裁定を下すセイバーのような存在こそ、最も革命に値する存在である。
故にもし巡り会い、その素性を知ったならば、彼女は冥府の神にさえ人の狼煙を、反逆の牙を剥くだろう。この世に、無償の裁きなど無いのだと証明するかのように。
ただし他の災害級サーヴァントと同時に存在する際は優先度が落ちるため、その際は共に行動する事もあるかもしれない。
彼女は元より戦艦。故に、彼女自身に罪はあるまい。━━━しかし、革命という行為に、得てして「支配階級」の犠牲があるのだとしたら。
"革命"という概念を体現する彼女は、この閻魔王にとっても、裁くべき対象であるだろうか。
「地獄の大王か━━━大仰に人を、英霊を裁くなどと！！！人は、人によってのみ裁かれるのだ！！其処に神の出る幕など無い！！！故に貴様も、歴史の闇に沈むがいいУРАААААААААА！！！！」
・泥新宿の配管工
新宿にて見える、珍妙な格好をした男。災害との戦闘をしている以上味方と認識してはいるが、やはり一定の距離は置いている。
バーサーカーとの戦闘を見かけた際は加勢する事もあるが、たまに誤射してしまう事も。
…それにしても、仮にも艦砲射撃を食らいながら車体がスピンする程度で済むのは驚異的な耐久力という他はない。
ちなみに彼女はテ○リス派。
・泥新宿のランサー：
新宿にて見えるサーヴァント。
弱者を切り捨てられぬ、ちっぽけな、しかし確かなる輝きを秘めるその炎成す決意こそ、彼女が最も敬意を払うべき対象。
エンジニアであるのも合間って、彼女にとっての信頼度は最高クラスに位置する存在であろう。
他の戦艦組に比べて兵装の点で劣るため近代化改修を是非お願いしたいと考えているが、彼女の肉体は全て機械構成であり、兵器類は全て身体収納であるため、余計な所まで弄られそうな気がして頼めないでいる。
「弾道計算要らないの、それ！？…波にも影響されないなんて、まさに無敵ね。…本当なら、主砲の改装をして欲しいのだけど…私の腕だし、やっぱり遠慮しておくわ…」
・泥新宿のランサー(2)：
新宿にて見えるサーヴァント。
凄まじい神の王気(オーラ)を前につい革命しそうになる存在であり、彼女からも距離を置きがち。
しかし本質的に相反する所はないため、その場にそれ以上の脅威が有るのならば、手を組む事もあるだろうか。
両者とも外見は同年代程度のものであるが、しかし彼女は体型の面で、ランサーと比較して非常にメリハリの効いた肉体を有している。
…そう言った面でも、微妙に相容れない存在ではあろうか。
「あら。権力者の匂い…？いえ、何でも。…人々を救う為に戦っているのね？…なら、余計な事は言わないわ。貴女も私も、救いを与えようとする意志に違いはないもの」
・泥新宿のアーチャー
新宿にて見えるサーヴァント。戦艦の気配を感じて居る。同じ兵器として、感じるところがあるのだろうか。
最もソ連の具現とも言える彼女に対し、向こうがどう感じるかは分からないが。
「…貴方も戦艦として在った者か。……何、"無かった"？それは一体、どういう事？」
・泥新宿のアーチャー(2)：
新宿にて見えるサーヴァント。
兵器は兵器でも「戦闘機」という面、そしてその理性蒸発的な仕草の面、二重の意味で本能的恐怖を感じる存在。彼女の中の革命者も近寄るなと言っている気がする。
もしアーチャーの中に「猫」の要素が混じっていると知ったならば、彼女はスコップを握るだろう。
・泥新宿のアーチャー(3)
新宿にて見えるサーヴァント。自身と同じく、無辜の民を救わんと奔走する者。
一般市民を戦わせるといった面も、どこか革命活動と似たものを感じ、非常に親近感を覚える相手。
それもあってか、神性を持つ革命相手でありながら、打ち解けた会話のやり取りを行える数少ない相手である。
・泥新宿のライダー：
新宿にて見える「サーヴァント」。
「革命者」スキルの影響か、新宿という地全体に影響を及ぼすこのサーヴァントの宝具を、漠然とした「束縛の権力」と称し認識している。
それが外周を回る無限たる蛇の正体である、という事実には未だ辿り着いていないが、一目見ると何か奇妙な猜疑心が去来するという。
・泥新宿のライダー(2)：
新宿にて見えるサーヴァント。
彼女自身の革命への狼煙は、「映画」という形でカメラに収められ、現在に於いても讃えられている。
そうした意味では、僅かではあるが接点の存在する相手。権力者でもないため、特段敵対する事もなく対等な関係を保っている。
「…所でそのエンジン、私にも搭載させて貰えないかしら。ボイラーを縮小したから馬力も弱くなって…駄目？…まあ、そうでしょうね」
・泥新宿のライダー(4)
新宿にて見えるサーヴァント。まともな人格を有し、会話可能な数少ない人物。
…であるが、王の匂いを感じ取っているため、会話する際は若干の猜疑が生まれてしまうか。
・泥新宿のアサシン(2)
新宿にて見えるサーヴァント。空中階段の偵察中、たまに見かける謎の生物。
悪性であるらしい事は分かっているため、見つければひとまず攻撃を仕掛けるが、未だに仕留めきれていない。
アサシンにとって彼女は栄養にも何もならない機械仕掛けな上、豊富な遠距離武装と空中偵察手段を有する、厄介な相手とも言えるだろうか。
・モモ
新宿にて見える、無辜なる集団を率いる者。
何度か目撃した程度ではあるが、人々を無作為に引き回すさまに疑問を持つ。
一度下水道への避難を持ちかけるも拒否されて以来、その動向の真意に奇妙なものを感じている。
しかし今の所は懐疑心というよりも、単純に行く末が気になるという好奇心寄り。
上空からの偵察時、集団が目に付きやすいのもあるか。
・泥新宿のバーサーカー：
新宿にて見えるサーヴァント。
もう一人のバーサーカー。無辜の人民を襲う狂った船乗りを、彼女は最優先撃破対象と見做している。
発見した場合、対象が常にバイクに騎乗しているのをいい事に、ビル上などの地形効果、飛行された場合はエーテル階段などを最大限利用、高低差をフル活用して戦う。
「革命者」スキルにより『財禍残す妄執遺体』によるデバフを多少は軽減可能なのもポイントか。
「私とて時代なら、黒海艦隊筆頭の戦艦。木造船などに遅れは取らぬ！！お互い狂っているのだ、炎に満ちた艦隊戦と洒落込もうか！！！！全門斉射、XAXAXAXAXAXAXAXAXA━━━━━！！！」
・泥新宿のアヴェンジャー
新宿にて見えるサーヴァント。
皇帝、それに準ずる権力者の匂いを感じ取って居る。彼女の赤い瞳も、此の生物の前では一層に強く光り輝く。
「…氷は慣れて居るとも。私は革命の炎そのもの、故に私を凍らせることなど出来ぬ！緋色の天を仰ぐが良い！！！」
・泥新宿のアヴェンジャー(3)
新宿にて見えるサーヴァント。
空中階段を用いた偵察により、存在は認識している。微かに戦艦の匂いを感じ取っているため、本体と出会ったなら意思疎通を試みるだろう。
たまに災害級サーヴァントに爆撃を見舞ってくれるが、こちらにも見境なく爆弾を投射してくるため、彼女からの評価は危険な相手だという認識。
しかし敵の方が多いこの泥新宿においては"無差別"もまた味方になり得る。それ故に、彼女は出来る限り"竜"たちの破壊を試みない(流石に狙われれば話は別だが)。
ソビエトの権化とも言える彼女であるが、それを特別敵視していないだけ助かる所だろうか。
・泥新宿のフェイカー：
新宿にて見えるサーヴァント。
奇妙な感覚を抱いている、程度に止まっている。というのも彼女は「革命者」スキルの恩恵により、強制力を持つフェイカーのスキル・宝具に対してある程度の抵抗力を持つため。
しかし彼女にとっての問題は、少女が微かに醸し出す王気(オーラ)は勿論の事、その姿を見ると何か、未知の悪寒が背中を這いずり回る感覚が襲うという。
「彼」の知識から生殖行為の存在は認識しているが、流石に同性でのソレは未知、想像すら及ばぬ領域である様だ。
・泥新宿のセイヴァー：
新宿にて見えるサーヴァント。
彼女の有する「革命者」スキルは、この人形の持つ「強制平和」の能力に対しても抵抗力として働く。
故に彼女はこの絶対平和圏の中でさえも革命時の狂気を失う事は無く。許されぬ砲音を、その中に轟かせる事もあるだろうか。
しかし彼女自身も、元は無機物で在った身。そのシンパシー故に、狂化なき然るべき場においては、敢えて声を荒げる無粋はしないだろう。
・泥新宿のディテクティヴ：
新宿にて見えるサーヴァント。
地下に人々を避難させる活動に、彼女は積極的に協力する姿勢を見せる。
無辜の民を守りたいというのも勿論だが、「地下潜伏」という行動自体に、かつての共産主義者たちの活動と重なる所を見出しているため、人々をかき集める事に密かな愉しみをも感じているのだ。
「革命者」スキルの内包する扇動効果を活用し、人々の避難効率に大きく貢献する存在でもある。
たまに演説を行なうが、それは彼らが生きる希望を失わぬ為の活動をも兼ねているようだ。
ディテクティヴの膝枕による狂化軽減効果もあり、地下道は今の所彼女が心を落ち着ける拠点にもなっている。また、少女がどこか醸し出す猫っぽい雰囲気にも好感を抱いている。
「同志諸君！無辜なる君達は災害により、この仄暗い地下へと追いやられた。だが、この世に人に勝る力はない！！君達を縛り付ける大権に、いずれこそ革命を！！転覆と共に、新たなる生活を取り戻すのだ！！УРА！！」
・泥新宿のモンスター：
新宿にて見えるサーヴァント。
彼女の拠点、地下下水道の「ヌシ」とも言うべき存在。
と言っても完全に謎の存在であり、水を綺麗にしている元凶なのではないかという推察どまりである。
…ちょっと怖いので、それ以上の詮索は今の所していない。初潜入の際に噛み付かれそうになった事を根に持っているのもある。
・泥新宿のモンスター(2)
新宿にて見えるサーヴァント。
高所偵察により存在自体には気が付いているものの、大量の毒蟲や毒海などは単独ではどうしようもない上、居座ったまま動かないようなので今の所は放置している。
機械仕掛け故に毒蟲程度の毒ならば無視でき、また「革命者」によりスキル面の耐久も有するため、本格的に相手取るとなれば不可能ではない。
・泥新宿のアサシン(5)/モンスター(3)
天敵。
彼女の肉体は全て機械によって構成されているため、このサーヴァントの"対文明"攻撃に完全に該当しており、捕まれば無事では済まないだろう。
また彼女は物理攻撃の他に有効と思しき攻撃手段を持たないため、彼女の力だけでは滅することができない。あるとすれば「ホッチキス」の爆熱程度のものか。
『革命齎す大階段』によって空中を歩けること、また『革命者』スキルにより即死だけは回避可能であるのが幸いといった所だろうか。
「厄介な腕ね、ホント。一度でも捕まったら彼に直してもらわなくちゃならないし。…腕をドリルにされるのは勘弁して欲しいものだけど」
・泥新宿のアイドル
新宿にて見えるサーヴァント。
異様な盛り上がりを見せる、新宿の一角を司る者。
アイドルなる存在に全く親しみがないため、上空からちらと見たライブ模様を勝手にコミンテルン大会か何かだと認識し、好意的に解釈している。
無論アイドルのサーヴァントなどと知る由もないが、その在り方の何たるかを知れば、偶像崇拝的な意味で打ち壊しにかかるかも知れない。
・泥新宿のサーヴァント
新宿にて見える"サーヴァント"。無辜の民に救いの手を差し伸べる、誉れ高き漢女(オトメ)。
初見では外見と振る舞いのギャップに大きくカルチャーショックを受けたが、その高潔な精神に触れてからは、サーヴァントの在り方に理解を示している。
「━━━ああ、また来てくれたのね？ご苦労様、спасибо 。…それにしてもこれだけの食糧、何処から調達してるのかしら？」
・泥新宿のシールダー：
新宿にて見えるサーヴァント。
エーテル階段を利用した街の下見中、上空にて遭遇するも同盟拒否、無条件で襲われた。なんで…？
ただし彼女からしても日露戦争での苦い想い出があるため、正体を知れば自ずと距離を置くだろう。尤も、「彼ら」とは少々時代が異なるが。
・泥新宿のガンナー
同じく戦艦の気配を感じて居る。それなりにシンパシーも感じて居るが、彼方はソビエトの権化たる彼女を見て、どう思うだろうか。
無論彼女側からしたら、第二次世界大戦の記憶など存在しない。しかしドイツ人であるため、やはり相容れないかも知れない。
ただし━━━
「あら。あらあらあら。……ウォーカーさん……だったかしら？ちょっと…その子、触らせて下さらない？」
・泥新宿のルーラー
新宿にて見えるサーヴァント。
新宿、ひいては東京の中でもかなり高い建物に立っているので、高低差を重要視する彼女にとっては目立つ存在。
そも、彼女にとっては裁定者を気取るルーラーというクラスそのものが気に入らない存在であるため、隙あらば革命してやろうと思っている。
偉そうな感じの人物である事も貴族を思わせてやはり気に入らないのだろう。
・泥新宿のルーラー(2)
新宿にて見えるサーヴァント。
裁定者ではあるが、無辜の民を救済し守ろうという意思を持つ相手。
その志を高く評価するが、聖職者であるのが少しだけ残念か。
・泥新宿のエージェント
共に、成し得なかった革命を求める同志たち。
黒服自体は内心少し気味が悪いと思わないでもないが、心の中で�猗爐蕕鰐Ｊ�である�瓩箸い�絶対的な安心感が存在する為に、非常に好意的。
ともすれば、彼女よりも徹底した革命者だろう。彼女は全権力への叛逆を望むが、彼らは純粋に、ブルジョワ社会の打倒それ一点にのみ存在意義を見出しているためだ。
「…来い、我らが同志たちよ！！権力への叛逆を求めんとする同胞よ！！我が前にこそ敵は現れた。…故に我らは今こそ、団結し人民の力をこそ体現する責任が在る！！共に吠え声を上げよУРАААААААА(以下略)」
・『首謀者』：
ディテクティヴによって存在を小耳に挟んだ程度で、全く関知していない。
もしそれが大権を以って我等を、人々を縛り虐げる目的を以って眼前に現れるのならば、必ずや革命を果たす。
彼女のすべきことは、ただそれだけだ。
・泥新宿のアークエネミー
大いなる敵。我らの前に立ちはだかる�狹┃瓱�━━━彼女にとって、アークエネミーというクラスは好みだ。
何故ならそれは、何よりも単純明解で。自分達の敵であるということを、自ら誇示してくれているのだから。
この大いなる敵の存在だけでは、彼が出てくる事はあるまい。だからこそ彼女は、ありとあらゆる全ての力を以って、この敵へと相対するだろう。
━━━━━━━━護るべき、誰かの為に。
「アークエネミー…大いなる敵。…良いでしょう。貴様が我が前に立ちはだかるのならば、私は其の全てを踏み越えて見せよう。革命とは転覆。革命とは叛逆。革命とは━━━━━━脅かす者をこそ滅すべき、人類の炎と知るがいい！！
だからこそ、私はこの言葉を叫ぼう━━━━━━━━『人民の中へ 』━━━━━━━ッ！！！！
皆、彼女よりも新しく生まれた戦艦である。
鮮烈なる第二次世界大戦にて国の為に戦えた彼女等に対して、彼女は少し羨望の念を抱いている。
ただし英国出身者は、自らが拿捕された経歴もあってか苦手としている。
「それにしてもあの娘達、中々良い装備持ってるじゃない。…何？ソビエトに敵対した者も居るですって！！！？愚かな！！！！！！誠に愚かな！！！！！！世界には評議会に勝る人民に勝るロシアに勝る物など存在しない我らを讃えよ国土を讃えよУРААААААААААААА(以下略」
・瑞鶴：
大日本帝国の艦艇。似た雰囲気を持つ者同士で波長が合うのか、よく話をする相手。
彼女としても日本には日露戦争での確執こそあるものの、やはり時代が異なるため、彼女からも対等な立場を以って接する事が出来る。彼女にとっては、よく出来た後輩といった存在と言えるだろうか。
…帝国たる大権の象徴に仕え、命を散らしていった彼女の在りようを見ると、彼女はつい世の無常への悲しみと、その憐憫から来る庇護欲とをどこか感じてしまうのだという。
「お茶会なんて上品な事、もうしないのだと思っていたけれど。…たまには、こういうのも良いわね。ふふっ…さあ、貴女の装備、もっと近くで見せて頂戴？飛行機を載せた娘なんて、見た事さえないもの」
・戦艦ミズーリ：
資本主義を旨とし、格差を前提として成り立つアメリカという国自体の方針は、彼女の良しとしない所である。この艦船に対しては特にそういった感情が強くなってしまうのは、そうした時代に在った者であるからだろうか。
ルーラーなのも相まって相性が悪い…と思われがちだが、「(ルーラーにしては)偉そうじゃない」という理由でむしろ好感さえ抱いている。
旧い艦船である彼女にとっては、この艦の装備する新進気鋭の装備群に非常に興味を惹かれるのも理由のひとつだろうか。
「何、貴女のそれ。…
・エンタープライズ
アメリカ合衆国の艦艇。アイスクリームたる娯楽の象徴を国の分け隔てなく、平等に配給せんとする精神に光る同志的スピリッツを見出している。
…が、金銭取引が絡み始めると途端に生産手段の私有！！！と怒り始めるので、付き合いが難しい相手…と思われてしまっているかもしれない。
「私、寒いところに居たでしょう？こういう食べ物って、余り馴染みがないの。…また分けてちょうだいね？お礼にいつか貴女にも、ジンジャーブレッドをご馳走してあげる」
・戦列艦マラート
ロシア最初の記念すべき弩級戦艦の一隻にして、当時からの既知の仲である。
数少ないロシアの艦という事もあり、見かければペトロパブロフスクとしての愛称…"ペーチャ"と呼び、親しげに駆け寄って行く。しかし、かの叛乱の事を思い出しては、その度に一歩退いてしまう。
革命を第一とする彼女は、其を成し遂げたかの革命者に対して卓絶した尊敬を抱いている為に、過去、それに反旗を翻したマラートに対しての感情は芳しいとは言えないのが実情である。
しかしながら、彼女の礎とした感情は、マラートと同様に「貧窮せし人民への想い」が根底にあった筈だ。
故に、彼女はマラートを否定しない。時と場所とが違えば、彼女らの立場は逆であったかも知れないからだ。
それ以前に。彼女らは同じき、鎌と槌の下に在る者なのだから。
死に場所を探すマラートであるが、結果的に長く生きて(？)いられた彼女に対して、密かに少しばかり羨む気持ちを抱いている。
…革命、反動者としてノリは近い為、目的が合致すればУраだけで相互会話が可能だろう。と言うよりそれしか言葉を発しなくなる。
「…あの人の事ね。革命に狂った私でも…解ってるわ、評議会の末路と、その行先。貴女がそれを糾しようという感情に、間違いが在る筈がないもの」
「…それでも。あの日、
「なら、そんなにあの人を謗らないでペーチャ。彼の、私の立ち上がる理由は…きっと、貴女と同じ筈だもの。皆がそれを願っても…この世界は、少し…平和から遠すぎる。…私たちそのものが、それの証左だもの。」
「…"マラート"。遠い革命者の名を背負う者。…それが貴女にとって罰より来たる諱であっても、此処ではせめて。…貴女と共に、歩める事を願っているわ。」
・戦艦ドレッドノート
イギリスの艦艇。戦艦の歴史を革新したその在り方に対する親近感と、また装備そのものの(半ばぶっ飛んだ)先進性も相まって、艦船系サーヴァントの中では非常に気に入っている。
弩級戦艦の始祖としては敬意を払う様子を見せるが、何かと威張るさまにはどこか微笑ましい印象も感じており、そのせいだろうか、よく話に付き合っている。
…いつか共産党に勧誘したいと思ってはいるが、おそらく彼女の歴史を顧みるに、それは不可能であろうとも薄々ながら感じ取っている。そのため、同志という呼称は使わない。
「…良い子ね、貴方は。弩級戦艦。ペーチャが生まれてこれたのも貴方のお陰よ、ドレートノウト。私、尊敬しているわ。革新者としても、艦船としても。本当よ？…ところでその装備、もっとよく見せてくれないかしら。やはり弩級ともなると装備も違うわね…色々と」
・史上の革命者たち：
国を変え、世界を変え、既存体制を変えた。
羨ましくもあり、尊敬する気持ちもある。
「Хорошо.あなた方の功績に喝采あらんことを。…そして、今度は私の番です。…ええ。成し遂げましょう、成し遂げてみせますとも、いや、成し遂げねばならない！！！
・ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ：
評議会(ソビエト)の者。…ではあるが、当初のロシア革命にて目指していた体制とは真逆の方向に向かっていった彼に対しての感情は複雑。
「鉄の男…スターリン？…何だか気に食わないわ。ええ、評議会のトップなのだから、尊敬はしているのだけど…」
・ウラジーミル・イリイチ・レーニン
彼女を見初めてくれた「彼」。また彼女に引導を渡してくれた川の男。
新宿においては敬意を持って、彼から借りた名である「レナ」を名乗る。
心の中、深い奥底に、偉大なる革命者の信念が存在する安心と共に。
「偉大なる革命者を、かのイリイチを讃え、従え！！私の中に此の人在る限り、私を権力に屈させられると思うな！！」
・グレゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン老若
革命相手。大権を得ようとする者。
満面の笑みと輝く紅の瞳を向け、隙あらば叛逆を試みる相手。
「ХАХАХАХАХА！！評議会には勝てぬ！！人民の意思は尊厳は貴様の如き者に操られるべき器では無いのだよХАААААХАХАХАХАХАХА(以下略」
・エカチェリーナ2世
態度が完全なる王、貴族的なそれである上に、クラスはルーラー。本来は徹底的にソリが合わない相手であるはずなのだが…何故かその顔を見ると、胸をかきむしるような何かが込み上げてきてしまう。
それこそは、彼女の名に刻まれた魂。すなわちこの女性の生涯における真なる"夫"としての名を彼女が冠しているが故に、"愛情"には至らぬものの、理由なく親愛の情が自動的に湧き上がってきてしまうのだ。
故に彼女はこの傲岸不遜なる絶対的な女帝を前にして、ついしおらしい態度をとってしまうだろう。…その真名が判明するまでは。
「貴女自身は気に入らないわ。気に入らないのに…何故、貴女は私にとって、こうまで輝いて見えるのかしら。不思議ね。波長が合う、って言えばいいの？人の上に立つ存在に、こんな人間が居たなんて。…驚きだわ。」
・スパルタクス(原作)：
在り方が非常に似通っている。…しかし、彼女自身はそれを全霊を以って否定している。
「いや……ないでしょう……叛逆は好きだけど！アレと一緒なんて死んでも御免よ！筋肉とか！筋肉とか！」
・王、神系サーヴァント
基本的に相性最悪。出来る限り、彼女から引き離しておいた方が良いだろう。
「さあ、革命の時間だ！！皇帝も王も貴族も富裕層も支配者も神であろうと何者も私を縛り付け捉える事は出来はしないのだからXAXAXAXAXAXAXAXAXA(以下略」
・ユリアヌス帝：
皇帝と人民の味方、懐古者と革命者、革命の為に全てを投げ打った、と、王系サーヴァントの中でも特に徹底的に反りが合わない相手。
しかし唯一、キリスト教の弾圧に関しては肯定的。尤も彼女の場合、全ての宗教を否定するのだが…
・ピョートル・アレクセエヴィチ・ロマノフ：
黒海艦隊の創設者。船大工なのも合間って、皇帝でありながら唯一彼女が心を開く存在。
しかし帝都建設の際に彼が犠牲にした人民達など、複雑な感情はある様だ。
また革命とは、彼の創設した国━━━ロシア帝国を滅ぼす事を意味する事実もあるため、彼の存在が彼女に一抹の罪悪感を与え、カルデア内では無闇に反逆行為をする事はなくなっている。
「私の創造主にも近い存在よ。…でも、あの人も皇帝。人々を虐げた事のある大権者。…皮肉なものね、世界なんて」
・泥新宿のセイバー：
新宿にて見えるサーヴァント。
裁定者を名乗る冥界の者。彼女にとって、権力を以って人に裁定を下すセイバーのような存在こそ、最も革命に値する存在である。
故にもし巡り会い、その素性を知ったならば、彼女は冥府の神にさえ人の狼煙を、反逆の牙を剥くだろう。この世に、無償の裁きなど無いのだと証明するかのように。
ただし他の災害級サーヴァントと同時に存在する際は優先度が落ちるため、その際は共に行動する事もあるかもしれない。
彼女は元より戦艦。故に、彼女自身に罪はあるまい。━━━しかし、革命という行為に、得てして「支配階級」の犠牲があるのだとしたら。
"革命"という概念を体現する彼女は、この閻魔王にとっても、裁くべき対象であるだろうか。
「地獄の大王か━━━大仰に人を、英霊を裁くなどと！！！人は、人によってのみ裁かれるのだ！！其処に神の出る幕など無い！！！故に貴様も、歴史の闇に沈むがいいУРАААААААААА！！！！」
・泥新宿の配管工
新宿にて見える、珍妙な格好をした男。災害との戦闘をしている以上味方と認識してはいるが、やはり一定の距離は置いている。
バーサーカーとの戦闘を見かけた際は加勢する事もあるが、たまに誤射してしまう事も。
…それにしても、仮にも艦砲射撃を食らいながら車体がスピンする程度で済むのは驚異的な耐久力という他はない。
ちなみに彼女はテ○リス派。
・泥新宿のランサー：
新宿にて見えるサーヴァント。
弱者を切り捨てられぬ、ちっぽけな、しかし確かなる輝きを秘めるその炎成す決意こそ、彼女が最も敬意を払うべき対象。
エンジニアであるのも合間って、彼女にとっての信頼度は最高クラスに位置する存在であろう。
他の戦艦組に比べて兵装の点で劣るため近代化改修を是非お願いしたいと考えているが、彼女の肉体は全て機械構成であり、兵器類は全て身体収納であるため、余計な所まで弄られそうな気がして頼めないでいる。
「弾道計算要らないの、それ！？…波にも影響されないなんて、まさに無敵ね。…本当なら、主砲の改装をして欲しいのだけど…私の腕だし、やっぱり遠慮しておくわ…」
・泥新宿のランサー(2)：
新宿にて見えるサーヴァント。
凄まじい神の王気(オーラ)を前につい革命しそうになる存在であり、彼女からも距離を置きがち。
しかし本質的に相反する所はないため、その場にそれ以上の脅威が有るのならば、手を組む事もあるだろうか。
両者とも外見は同年代程度のものであるが、しかし彼女は体型の面で、ランサーと比較して非常にメリハリの効いた肉体を有している。
…そう言った面でも、微妙に相容れない存在ではあろうか。
「あら。権力者の匂い…？いえ、何でも。…人々を救う為に戦っているのね？…なら、余計な事は言わないわ。貴女も私も、救いを与えようとする意志に違いはないもの」
急かされて：
・泥新宿のアーチャー
新宿にて見えるサーヴァント。戦艦の気配を感じて居る。同じ兵器として、感じるところがあるのだろうか。
最もソ連の具現とも言える彼女に対し、向こうがどう感じるかは分からないが。
「…貴方も戦艦として在った者か。……何、"無かった"？それは一体、どういう事？」
・泥新宿のアーチャー(2)：
新宿にて見えるサーヴァント。
兵器は兵器でも「戦闘機」という面、そしてその理性蒸発的な仕草の面、二重の意味で本能的恐怖を感じる存在。彼女の中の革命者も近寄るなと言っている気がする。
もしアーチャーの中に「猫」の要素が混じっていると知ったならば、彼女はスコップを握るだろう。
・泥新宿のアーチャー(3)
新宿にて見えるサーヴァント。自身と同じく、無辜の民を救わんと奔走する者。
一般市民を戦わせるといった面も、どこか革命活動と似たものを感じ、非常に親近感を覚える相手。
それもあってか、神性を持つ革命相手でありながら、打ち解けた会話のやり取りを行える数少ない相手である。
・泥新宿のライダー：
新宿にて見える「サーヴァント」。
「革命者」スキルの影響か、新宿という地全体に影響を及ぼすこのサーヴァントの宝具を、漠然とした「束縛の権力」と称し認識している。
それが外周を回る無限たる蛇の正体である、という事実には未だ辿り着いていないが、一目見ると何か奇妙な猜疑心が去来するという。
・泥新宿のライダー(2)：
新宿にて見えるサーヴァント。
彼女自身の革命への狼煙は、「映画」という形でカメラに収められ、現在に於いても讃えられている。
そうした意味では、僅かではあるが接点の存在する相手。権力者でもないため、特段敵対する事もなく対等な関係を保っている。
「…所でそのエンジン、私にも搭載させて貰えないかしら。ボイラーを縮小したから馬力も弱くなって…駄目？…まあ、そうでしょうね」
・泥新宿のライダー(4)
新宿にて見えるサーヴァント。まともな人格を有し、会話可能な数少ない人物。
…であるが、王の匂いを感じ取っているため、会話する際は若干の猜疑が生まれてしまうか。
・泥新宿のアサシン(2)
新宿にて見えるサーヴァント。空中階段の偵察中、たまに見かける謎の生物。
悪性であるらしい事は分かっているため、見つければひとまず攻撃を仕掛けるが、未だに仕留めきれていない。
アサシンにとって彼女は栄養にも何もならない機械仕掛けな上、豊富な遠距離武装と空中偵察手段を有する、厄介な相手とも言えるだろうか。
・モモ
新宿にて見える、無辜なる集団を率いる者。
何度か目撃した程度ではあるが、人々を無作為に引き回すさまに疑問を持つ。
一度下水道への避難を持ちかけるも拒否されて以来、その動向の真意に奇妙なものを感じている。
しかし今の所は懐疑心というよりも、単純に行く末が気になるという好奇心寄り。
上空からの偵察時、集団が目に付きやすいのもあるか。
・泥新宿のバーサーカー：
新宿にて見えるサーヴァント。
もう一人のバーサーカー。無辜の人民を襲う狂った船乗りを、彼女は最優先撃破対象と見做している。
発見した場合、対象が常にバイクに騎乗しているのをいい事に、ビル上などの地形効果、飛行された場合はエーテル階段などを最大限利用、高低差をフル活用して戦う。
「革命者」スキルにより『財禍残す妄執遺体』によるデバフを多少は軽減可能なのもポイントか。
「私とて時代なら、黒海艦隊筆頭の戦艦。木造船などに遅れは取らぬ！！お互い狂っているのだ、炎に満ちた艦隊戦と洒落込もうか！！！！全門斉射、XAXAXAXAXAXAXAXAXA━━━━━！！！」
・泥新宿のアヴェンジャー
新宿にて見えるサーヴァント。
皇帝、それに準ずる権力者の匂いを感じ取って居る。彼女の赤い瞳も、此の生物の前では一層に強く光り輝く。
「…氷は慣れて居るとも。私は革命の炎そのもの、故に私を凍らせることなど出来ぬ！緋色の天を仰ぐが良い！！！」
・泥新宿のアヴェンジャー(3)
新宿にて見えるサーヴァント。
空中階段を用いた偵察により、存在は認識している。微かに戦艦の匂いを感じ取っているため、本体と出会ったなら意思疎通を試みるだろう。
たまに災害級サーヴァントに爆撃を見舞ってくれるが、こちらにも見境なく爆弾を投射してくるため、彼女からの評価は危険な相手だという認識。
しかし敵の方が多いこの泥新宿においては"無差別"もまた味方になり得る。それ故に、彼女は出来る限り"竜"たちの破壊を試みない(流石に狙われれば話は別だが)。
ソビエトの権化とも言える彼女であるが、それを特別敵視していないだけ助かる所だろうか。
・泥新宿のフェイカー：
新宿にて見えるサーヴァント。
奇妙な感覚を抱いている、程度に止まっている。というのも彼女は「革命者」スキルの恩恵により、強制力を持つフェイカーのスキル・宝具に対してある程度の抵抗力を持つため。
しかし彼女にとっての問題は、少女が微かに醸し出す王気(オーラ)は勿論の事、その姿を見ると何か、未知の悪寒が背中を這いずり回る感覚が襲うという。
「彼」の知識から生殖行為の存在は認識しているが、流石に同性でのソレは未知、想像すら及ばぬ領域である様だ。
・泥新宿のセイヴァー：
新宿にて見えるサーヴァント。
彼女の有する「革命者」スキルは、この人形の持つ「強制平和」の能力に対しても抵抗力として働く。
故に彼女はこの絶対平和圏の中でさえも革命時の狂気を失う事は無く。許されぬ砲音を、その中に轟かせる事もあるだろうか。
しかし彼女自身も、元は無機物で在った身。そのシンパシー故に、狂化なき然るべき場においては、敢えて声を荒げる無粋はしないだろう。
・泥新宿のディテクティヴ：
新宿にて見えるサーヴァント。
地下に人々を避難させる活動に、彼女は積極的に協力する姿勢を見せる。
無辜の民を守りたいというのも勿論だが、「地下潜伏」という行動自体に、かつての共産主義者たちの活動と重なる所を見出しているため、人々をかき集める事に密かな愉しみをも感じているのだ。
「革命者」スキルの内包する扇動効果を活用し、人々の避難効率に大きく貢献する存在でもある。
たまに演説を行なうが、それは彼らが生きる希望を失わぬ為の活動をも兼ねているようだ。
ディテクティヴの膝枕による狂化軽減効果もあり、地下道は今の所彼女が心を落ち着ける拠点にもなっている。また、少女がどこか醸し出す猫っぽい雰囲気にも好感を抱いている。
「同志諸君！無辜なる君達は災害により、この仄暗い地下へと追いやられた。だが、この世に人に勝る力はない！！君達を縛り付ける大権に、いずれこそ革命を！！転覆と共に、新たなる生活を取り戻すのだ！！УРА！！」
・泥新宿のモンスター：
新宿にて見えるサーヴァント。
彼女の拠点、地下下水道の「ヌシ」とも言うべき存在。
と言っても完全に謎の存在であり、水を綺麗にしている元凶なのではないかという推察どまりである。
…ちょっと怖いので、それ以上の詮索は今の所していない。初潜入の際に噛み付かれそうになった事を根に持っているのもある。
・泥新宿のモンスター(2)
新宿にて見えるサーヴァント。
高所偵察により存在自体には気が付いているものの、大量の毒蟲や毒海などは単独ではどうしようもない上、居座ったまま動かないようなので今の所は放置している。
機械仕掛け故に毒蟲程度の毒ならば無視でき、また「革命者」によりスキル面の耐久も有するため、本格的に相手取るとなれば不可能ではない。
・泥新宿のアサシン(5)/モンスター(3)
天敵。
彼女の肉体は全て機械によって構成されているため、このサーヴァントの"対文明"攻撃に完全に該当しており、捕まれば無事では済まないだろう。
また彼女は物理攻撃の他に有効と思しき攻撃手段を持たないため、彼女の力だけでは滅することができない。あるとすれば「ホッチキス」の爆熱程度のものか。
『革命齎す大階段』によって空中を歩けること、また『革命者』スキルにより即死だけは回避可能であるのが幸いといった所だろうか。
「厄介な腕ね、ホント。一度でも捕まったら彼に直してもらわなくちゃならないし。…腕をドリルにされるのは勘弁して欲しいものだけど」
捕まった場合：
・泥新宿のアイドル
新宿にて見えるサーヴァント。
異様な盛り上がりを見せる、新宿の一角を司る者。
アイドルなる存在に全く親しみがないため、上空からちらと見たライブ模様を勝手にコミンテルン大会か何かだと認識し、好意的に解釈している。
無論アイドルのサーヴァントなどと知る由もないが、その在り方の何たるかを知れば、偶像崇拝的な意味で打ち壊しにかかるかも知れない。
・泥新宿のサーヴァント
新宿にて見える"サーヴァント"。無辜の民に救いの手を差し伸べる、誉れ高き漢女(オトメ)。
初見では外見と振る舞いのギャップに大きくカルチャーショックを受けたが、その高潔な精神に触れてからは、サーヴァントの在り方に理解を示している。
「━━━ああ、また来てくれたのね？ご苦労様、
・泥新宿のシールダー：
新宿にて見えるサーヴァント。
エーテル階段を利用した街の下見中、上空にて遭遇するも同盟拒否、無条件で襲われた。なんで…？
ただし彼女からしても日露戦争での苦い想い出があるため、正体を知れば自ずと距離を置くだろう。尤も、「彼ら」とは少々時代が異なるが。
・泥新宿のガンナー
同じく戦艦の気配を感じて居る。それなりにシンパシーも感じて居るが、彼方はソビエトの権化たる彼女を見て、どう思うだろうか。
無論彼女側からしたら、第二次世界大戦の記憶など存在しない。しかしドイツ人であるため、やはり相容れないかも知れない。
ただし━━━
「あら。あらあらあら。……ウォーカーさん……だったかしら？ちょっと…その子、触らせて下さらない？」
・泥新宿のルーラー
新宿にて見えるサーヴァント。
新宿、ひいては東京の中でもかなり高い建物に立っているので、高低差を重要視する彼女にとっては目立つ存在。
そも、彼女にとっては裁定者を気取るルーラーというクラスそのものが気に入らない存在であるため、隙あらば革命してやろうと思っている。
偉そうな感じの人物である事も貴族を思わせてやはり気に入らないのだろう。
・泥新宿のルーラー(2)
新宿にて見えるサーヴァント。
裁定者ではあるが、無辜の民を救済し守ろうという意思を持つ相手。
その志を高く評価するが、聖職者であるのが少しだけ残念か。
・泥新宿のエージェント
共に、成し得なかった革命を求める同志たち。
黒服自体は内心少し気味が悪いと思わないでもないが、心の中で�猗爐蕕鰐Ｊ�である�瓩箸い�絶対的な安心感が存在する為に、非常に好意的。
ともすれば、彼女よりも徹底した革命者だろう。彼女は全権力への叛逆を望むが、彼らは純粋に、ブルジョワ社会の打倒それ一点にのみ存在意義を見出しているためだ。
「…来い、我らが同志たちよ！！権力への叛逆を求めんとする同胞よ！！我が前にこそ敵は現れた。…故に我らは今こそ、団結し人民の力をこそ体現する責任が在る！！共に吠え声を上げよУРАААААААА(以下略)」
真名判明後：パターン1
真名判明後：パターン2
・『首謀者』：
ディテクティヴによって存在を小耳に挟んだ程度で、全く関知していない。
もしそれが大権を以って我等を、人々を縛り虐げる目的を以って眼前に現れるのならば、必ずや革命を果たす。
彼女のすべきことは、ただそれだけだ。
・泥新宿のアークエネミー
大いなる敵。我らの前に立ちはだかる�狹┃瓱�━━━彼女にとって、アークエネミーというクラスは好みだ。
何故ならそれは、何よりも単純明解で。自分達の敵であるということを、自ら誇示してくれているのだから。
この大いなる敵の存在だけでは、彼が出てくる事はあるまい。だからこそ彼女は、ありとあらゆる全ての力を以って、この敵へと相対するだろう。
━━━━━━━━護るべき、誰かの為に。
「アークエネミー…大いなる敵。…良いでしょう。貴様が我が前に立ちはだかるのならば、私は其の全てを踏み越えて見せよう。革命とは転覆。革命とは叛逆。革命とは━━━━━━脅かす者をこそ滅すべき、人類の炎と知るがいい！！
だからこそ、私はこの言葉を叫ぼう━━━━━━━━『
FGO風ステータス
FGO風台詞例
イメージCV：武田華
コメント
[戦艦ポチョムキン]
レナちゃん。愛国心の強い巨乳ねーちゃん。
革命さえ絡まなければ話のわかる女。絡むとクソコテ化する。味方ポジを強く意識。
戦艦泥の旧式らしく実は肉体が全て機械で構成されている。興奮するとタービンの音がうるさい。
おっぱいは揺れる。
レナちゃん。愛国心の強い巨乳ねーちゃん。
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