戦艦ドレッドノート
最終更新：
nevadakagemiya 2018年06月05日(火) 13:24:55履歴
「常識を覆した弩級の真髄……見せてあげるわ！」
基本情報
【クラス別スキル】
グラップラー：E
【保有スキル】
革新：B
無辜の怪物：D
勇猛：A
【宝具】
『
『
【Weapon】
『
『
【解説】
【人物・性格】
【因縁キャラ】
当然ながら超弩級戦艦。なのに見た目は老嬢という出で立ちなため、初見では理解が追いつかず困惑していた。
弩級戦艦として先輩面を吹かせるものの、戦艦としての経験も、武勲も、矜持も、全てに於いて負けているので、結局お婆ちゃんとその孫のような関係に落ち着く。
立場的にはその逆……既存の超弩級戦艦を超える、更なる火力を備えた超弩級戦艦として生み出されたクイーン・エリザベス級戦艦は、文字通りドレッドノートにとっての「孫」にあたる。
ちなみに「ドレッドノート」という名は彼女の登場によって「革新・偉大」を意味する言葉となり、「ウォースパイト」という名もまた「尊厳・勇気」を意味する言葉となった。
「ウォースパイトね！二回も大戦を経験して生き延びるだなんて、まさに超弩級の活躍よね……う、羨ましくなんてないんですけどっ！」
戦艦オライオン：英国海軍の後輩であり、海軍が生み出した世界初の超弩級戦艦。
彼女の登場が世界に「革新」の波を齎し、同時にドレッドノート含む全ての弩級戦艦に“旧式”の烙印を押した。
ドレッドノートにとって娘のような存在だが……自分に“無辜の怪物”を与えた原因でもあるため、娘というよりはライバルのような……「敵視」を向けてしまいがち。
とはいえ、互いに似た方向性のバｋ……勇猛果敢さを持つため、戦いでは共に頼りになる戦力として共闘してくれることだろう。とりあえず一緒に突っ込んでいくタイプ。
ちなみに一度「敵視」の波が過ぎれば落ち着くのか、ウォースパイトを交えてティータイムに誘うこともある。曰く「英国淑女の嗜みよね！」
「あーっ！！オライオン！！貴女まで英霊になってたの！？いいわ、弩級達の思いを今私が……あれ、貴女兵装は？置いてきた！？ステゴロ！？何でよ！？」
戦艦ネルソン：英国海軍の後輩であり、世界にその名を連ねた超弩級戦艦。
ビッグセブンとしても語られる彼女の活躍をたたえており、その（少々……いやかなり欠陥のある）構造に関しても「革新的ね！」とご満悦気味。
が、出会った矢先に「おや、エセクター？いや、重巡にしては少し小柄かな。となればリアンダー級の子かい？それとも駆逐艦の……」と、全く悪びれなく言い放たれたので泣いた。
その後ウォースパイトとオライオンにこってり絞られたようなので、とりあえず皆で仲直りのお茶会。紅茶とスコーンがあればどんな諍いも関係ないのよ！あとライムね！
……実はドレッドノートは、英国の英雄であるホレーショ・ネルソンに憧れを抱いている。しかし彼女の中に“彼”が居ることにはまだ気が付いていない。
「もー！私は駆逐艦でも巡洋艦でもないったら！うぅ……そりゃネルソンとかロドニーに比べれば小さかったけど……」
戦艦ロドニー：英国海軍の後輩であり、ネルソンに並び世界のビッグ7として名を連ねた超弩級戦艦。
まず女性ではなく男性であったことに驚くものの、見た目とか振る舞いはザ・英国紳士といった雰囲気なのであまり深く問い詰めることはなかった。
その英国面的性格のせいか、姉と比べて評価は低く、活躍を称える……というよりは単純に「もっと頑張りなさいよ！」と背中を押している。
一方で、英国の象徴であったフッドを沈めし仇敵「ビスマルク」を仕留めたことに関しては大絶賛。多少の際はあれど、ネルソン級の子はどちらも可愛い姉妹であるようだ。
まあ、からかわれるたびに顔を赤くして反論したり言い返したりするので、こちらに「母」としての尊厳はあまりないのだが。
「貴方の構造に欠陥があるのは知ってるけど、サーヴァントなんだから戦えるでしょう！？もうっ、しっかりしなさいよビッグセブン！」
同級である弩級戦艦が召喚されたと聞いてウキウキしながら会いに行ったら、アヴェンジャーの上物々しい雰囲気だったので話しかけることが出来なかった。
その後、エンタープライズ経由でユタに関しての史実を聞いて同情する。まあ……そんな経由があったらしょうがないわよね。私にはわからないけれど……。
イギリス勢は良くも悪くもマイペースな者が多く、彼女のように“恨み”を元とする艦艇英霊は少々苦手。それはそれとして貴重な弩級戦艦なので、出来れば仲良くしたい。
「ユタ？フロリダ級の子よね？北海ではお世話になったわ！まあ、私は第4であの子は第6だったからあまり面識はないけど……そう。その後に、そんな事があったのね。」
戦艦ネバダ：同盟国の超弩級戦艦。火力ではなく防御を突き詰めた装甲戦艦。
自身とは違った方向を目指した戦艦であり、彼もまた自身のように「戦艦の常識を変えた」者であるため、どことなくシンパシーを抱いていたり。
真珠湾攻撃では大破しながらも生き延び、クロスロード作戦では二度の爆発を耐え、最後まで「艦」としての使命を全うした様に憧れの眼差しを向ける。
でも会う度に「英霊としての戦艦」の戦術を説かれるのでちょっと苦手。私はグラップラーだから砲撃術とか教えられても困るのよ！
「ネバダのおじさま……ええと、その戦術は近代的すぎて私の武装じゃ……い、いえ！やってみせるわ！革新的戦術をこなしてこそ、このドレッドノートなのだものね！」
戦艦ミズーリ：同盟国の超弩級戦艦……否、超弩級という枠組みすら超えた“戦艦”の集大成。
レーダーだのミサイルだの現代的過ぎる兵装に度肝を抜かれ、もはや悔しさを通り越して畏怖すら覚える。超弩級とかそういう括りすら生温いのでは……。
ネバダともどもカタブツで、やっぱり出会う度に戦術論などを説かれるためちょっと苦手。現代兵装前提の海戦論なんて私に聞かれてもわかるわけないでしょう！
が、以前彼女がこっそりとアイスを食べているところを偶然目撃して以降、ちょっと親近感を抱き始めたのだとか。
「もぐもぐ……あっ、ミズーリ。どうかしたの？……このアイス？ああ、エンタープライズから貰ったの！5段重ねのド級アイスなんだって！今配ってて……あれ、いない？」
「……あれが、人類が造り出した“戦艦”という最後のカタチ。原初の戦艦であるこの私と、最後の戦艦である貴女が巡り合うだなんて、数奇なこともあったものよね」
エンタープライズ：同盟国の航空母艦。アメリカ海軍が誇る第二次世界大戦の武勲艦。
米艦組の中で珍しく気さくで朗らかな性格なためか、よく会いに行ったりアイスを譲ってもらったりしている。好きなフレーバーはライム。
フューリアスやイラストリアスも頑張っていたけれど、やっぱり空母の出来はアメリカには敵わないわね……とは本人の談。月刊空母の逸話は伊達じゃない。
……余談だが、ドレッドノートが解体処分を受けたのが1923年の事で、エンタープライズの就役が1938年の事であるため、生前での認識は皆無である。
「ヨークタウン級と聞くと、どうしてもアークロイヤルを思い出しちゃうわ……エンタープライズ、アークロイヤル、それに蒼龍。やっぱり時代は空母……なのね」
「…………まっ、いいわ！それよりもアイスちょーだいなっ！大盛りでねっ！」
駆逐艦エルドリッジ：同盟国の駆逐艦。フィラデルフィア計画なる実験に用いられた曰く付きの艦。
破壊力を追求した宝具やその性格等相性は良く、接する機会も多い。二人が一緒にいるとよく威勢のいい笑い声が響き渡る。
しかし何故彼女という駆逐艦が英霊になっているのかは理解できておらず、実はドレッドノートはフィラデルフィア計画については一切の知識がなかったりする。
「……なんか、一度あの子に駆逐艦と間違われたのよね。駆逐艦なのに戦艦並みの火力だな、って……エンタープライズにも間違われるし、ああもう！何もかも超弩級が悪いのよ〜っ！」
ガトー級潜水艦ハーダー：同盟国の潜水艦。多くの日本海軍駆逐艦を沈めた駆逐艦殺し。
一方のドレッドノートは潜水艦殺しとも呼べる宝具を有しているため、戦闘面での相性は良い。性格面での相性は致命的なまでに反りが合わない。
生前からの癖なのか廊下で彼女とぶつかってしまう事が多く、度々叱責を受けている姿が見受けられる。ネバダとミズーリが通りがかった際にはお説教1時間コース。
「え、っと……ハーダー？大丈夫よ、ほら、私が沈めたのはUボートの連中だし？クイーン・メリーじゃないんだから同盟軍の艦に体当たりなんてしないってば！」
第一次世界大戦では同盟国(当時は帝政ロシア)の仲であったが……その共産一色の思想はドレッドノートにとってトラウマで、本能的に苦手な相手。
しかし人柄が苦手というわけではなく、あくまで「戦艦ポチョムキン」としてある間は普通に接する。また貴重な前弩級戦艦なので“弩級戦艦”としてよく威張る。
が――――その“叛逆者”たる思想が表に出てきたり、“もう一方”の人格が表に出てくると泡を吹いてぶっ倒れるレベルのトラウマを発症してしまう。
「い、良い子？そ、そう？悪い気はしないけれど……なっ、なんかこう、ここまでまっすぐに慕われると……えへへっ、ちょっと気恥ずかしいわね！」
「兵装？いいわよ、どんどん見なさいっ！これが我が大英帝国の技術の粋、革新的発想による弩級主砲なの……ひゃっ！？ちょ、そこは違……くすぐったいっ！そこは腕と繋がってるから触っちゃだめよ！」
戦列艦マラート：(一応)同盟国の弩級戦艦。
ポチョムキンほど苦手意識はなく、また現状唯一の“弩級戦艦”仲間であるため、接する機会は比較的多い。
ドレッドノートが活躍した時代ではまだ「ペトロパヴロフスク」の名であったが、曰く「ぺ、ぺとぱ…ぺとろぶ……呼びにくいのよ！」との理由で「マラート」と呼ぶ事が多い。
ある兵士への反応には少々背筋をひやりとさせられる。その執着心にも、「一機の航空機が弩級戦艦を沈めた」という事実にも。
「そうよね……貴女が戦った時代には、海の空には“戦闘機”がいたのだものね。弩級戦艦ではあるけれど……その経験は、私には無いものだわ。マラート」
まさかポチョムキン以上の先輩が来るとは思っていなかったようで、驚きの表情を見せながら会いに行く。
……前弩級戦艦を“前弩級”たらしめた者こそこのドレッドノートであり、自身が味わった屈辱を彼女達にも味あわせていた事を思い出し、申し訳無さで押しつぶされそうになった。
しかし実際に会ってみたら、褒められ自身の偉業を讃えられ、今度は恥ずかしさでつぶれそうになった。うう……ごめんなさいミカサ……。
ちなみに彼女とは同郷（三笠はイギリス出身）であるため、いつか彼女を交えてお茶会をしたいなあ……とも思っている。前弩級とか弩級だけを集めてパーティを開くのもいいかもね？
「大国、ロシアの艦隊を打ち破った貴女の功績は聞いているわ、ミカサ。貴女の偉業は私達英国の偉業でもあり、誇りでもある……ミスター・トーゴーにもよろしく言っておいて頂戴ね！」
戦艦金剛：日本が誇る超弩級戦艦。高速戦艦というカテゴリの第一人者。
同郷で産まれた後輩艦艇であり、彼女の就役も見届けていた。そのためか、日本へ渡っていってしまった際には一抹の淋しさを覚えたとか。
時代の違いもあり、彼女とふたたび相まみえる事は無かったが、こうして英霊となって出会えたならば喜んで迎えに行くことだろう。
そして何が嬉しいかと言えば……自分よりも小柄な子である、ということ。たった3cmの差に過ぎないが、背丈で勝ったという事で喜びを抱く。
が……ドレットノートは「超弩級戦艦を超えてはいけない」という宿命を背負っている。故に、彼女の召喚に際して身長が「縮んでしまった」。
その事にまだ気がついていないドレットノートは……同郷の先輩として、戦艦の先輩として、彼女に対して自信満々で接する。
「コンゴー！久しぶりじゃない、元気にしてた？日本の超弩級戦艦と言うけれど、まだまだ弩級の座は譲れないわ！ふふん、私のほうが大きいのだもの！」
戦艦長門：日本が誇る超弩級戦艦。ビッグセブンにも数えられる一隻。
WW2未経験のドレッドノートは、基本的に日本の艦船に対しては友好的。理由は当時、日本海軍と英海軍は親密な仲にあったため。
ドレッドノートが“生きていた”うちに見られた超弩級戦艦で、憧れと同時に対抗心も抱いており、出会う度に彼女とのタイマンステゴロを申し出る程。
……ついでに、彼女もドレッドノートも「国の誇り、戦力の要」として生み出されながら「実戦で結果を残すこと無く役目を終えた」という仲同士でもある。
故にドレッドノートは密かにシンパシーを抱いており、日本海軍の…それも超弩級戦艦に懐いているのは、そういった“共通点”があるからなのかもしれない。
ちなみに彼女の姉妹である陸奥にもまた別ベクトルでの好意を抱いている。曰く「私達英海軍が誇るビッグセブン！ロドネーとネルソン建造の口実を与えてくれたのだもの！感謝しないとね！」
「あら、長門じゃない。久し振りね！……ちょっと元気が無いみたいだけれど、大丈夫？……うーんと……あっ、そうだ！一緒にアイスでも食べない？ラムネでもいいわよ！」
戦艦長門(オルタ)：日本が誇る超弩級戦艦……？
特に違和感も覚えず「そういうもの」だと接していたが、その真名を聞いて一瞬思考がフリーズした。
相性はよく、戦艦勢の中でも「物理的な殴り合い」を好む者同士、よく演習渡渉したタイマンステゴロが繰り広げられる。周辺への被害はお察しください。
「ドレッドノートが成した偉業」が形となっている英霊・ドレッドノートは、彼女という「無数の亡霊の集合体」とは真逆の存在。
それでも(ちのうしすうのひくい)ドレッドノートなりに理解はしようと頑張っていて、彼女が「オルタだから」という理由で違った目を向けることは無い。
「ナガト！これからティータイムなのだけれど、貴女も一緒にどう？何なら日本茶も用意できるわよ？もちろん和菓子も添えてね！」
戦艦大和?：日本が生み出した世界最大の超弩級戦艦。
大艦巨砲主義というドクトリンが服を着て歩いているような大和型戦艦の存在は、英国海軍に属していたドレッドノートにとっては「理想」とも呼べる存在である。
似た思想を持つ者同士、やはり出逢えば演習……と称した砲撃戦は必至。まあ、弩級時代のドレッドノートと世界最大の主砲を持つ大和ではほぼ勝負は見えているのだが。
基本的に会話は交わさず、主に殴り合いでコミュニケーションを取っているフシがあり…………ある意味、最も“戦艦”らしい間柄かもしれない。
「――――――ええ、ええ。わかっているわ。貴女の言わんとしていることが……戦艦同士、語る言葉は不要。どちらが強いか、この拳で語り合えばいい。そうでしょう？大和！」
「しかし、貴女のその雰囲気……ヴァンガードに似てるわね。そういえばあの子も、貴女やビスマルク打倒の為に造られた超弩級戦艦だったものね……」
戦艦信濃：日本が生み出した世界最大の……あれ、空母じゃなかった？
聞いていた情報と異なる存在に困惑。始めは戦艦ヒラヌマが実在したのかとも思ったが、良くよく話を聞いてみると納得はした。
奇っ怪な出で立ちにも困惑したものの、性格自体はお淑やかで波長もよく合い、そして何より――――内に眠る“彼女”に、ドレッドノートは深い縁がある。
故に英国の者として彼/彼女には一定の礼節を見せ、その巨大な手を以て傅く事だろう。あと英国海軍のお茶会に誘ったりもする。
「………………！？……！？！？」
「クイーン・エリザベス！大英帝国に在った者として、今一度御身へと力添えする事を誓いますわ！……信濃、貴女のことではないからね！」
戦艦ヒラヌマ：……どちら様？米軍の広報が出自である彼女の事を、イギリス属のドレッドノートは知る由もない。
とはいえ彼女の宝具はバッチリ通用するので、よく「ヴァンガード！？ヴァンガードなのね！」「ロドニー！貴女のことはネルソンから常々聞いていたわ！」と騙されている。
「構造自体は金剛に似ているようだけれど……榛名にも似てる？んん、よくわからないわね……何者なのよ貴女！」
鳳翔：日本海軍が生み出した“世界で初めて、初めから空母として建造された”空母。
しかし、英海軍には彼女と同じく「世界初の空母」と称されがちな空母・フューリアスや「全通甲板」を初めて搭載したアーガスがおり、彼女らこそが世界初だ！と主張している。
それはそれとして、その溢れ出る母性につい「ママ」と呼びそうになってしまうが我慢。私空母じゃないし！ママって呼んじゃったらフューリアスのお母さんに合わせる顔がないし！
余談だが、ドレッドノートも言い換えてみれば「全ての近代戦艦の元」となった存在であり、彼女のように母性を有していても不思議ではないが……まあ、是非もないね。
「フューリアスー……種火周回疲れたよぉー……（ぎゅー）……………………！？あっ、あああああなた鳳翔じゃない！？！？？！？！」
「いいい、今のは見なかったことにしなさい！ちっ、違うわ！ちょっと間違えちゃっただけよっ！私のお母さんはフューリアスだけなんだからっ！」
蒼龍・飛龍：日本海軍が生み出した航空母艦の完成形。
彼女に対しては全く恨みはないものの、双龍側からは恨みを置かれてしまっているため、容易には近づきがたい。
また潜水艦殺しとも呼ばれたドレットノートは、潜水艦に支えられた双龍にとっては天敵に近い存在である。一触即発。
「……蒼龍型。彼女たちは私達にとってのアークロイヤル……正規空母の完成形。それがたった数分で沈んでしまうなんて……海戦は、随分と変わってしまったものよね」
瑞鶴：日本海軍が誇る武勲艦。太平洋に於ける幸運の鶴翼。
その幸運と戦果に満ちた艦歴は憧れでもあり、同時に主戦場が「海」というフィールドから「空」へ変わったことを示すものでもあり、少々物悲しい。
性格もそれなりに気が合うためか、比較的行動をともにすることが多い様子。ついでに「身長を高くする方法」をこっそりと教わっていたり。
「瑞鶴もエンタープライズも、せっかく英霊になれたんだから仲良くすればいいのに……なんて、そんなことを言うのは愚問よね」
「…………どうでもいいけれど、貴女のその胸を見てるとフューリアスを思い出すわ。あの子も色々と大変だったのよね……甲板上に主砲を置いたりなんかして……」
雪風：日本海軍が誇る幸運艦。珍しい「駆逐艦」の英霊。
幸運が故の苦悩というものを知らないドレッドノートは、いつも物憂い気な雰囲気の彼女を見て胸が押しつぶされそうになっている。
しかし……史実でのサイズと英霊としての体格は必ずしも一致しないのだろうが、駆逐艦にここまで身長の差をつけられるのは流石に恥ずかしい！
「雪風！今暇かしら？よかったら一緒に修練に向かわない？……そう！よかった、それじゃあ行きましょうか――――大丈夫。ここではもう、誰も沈まないもの！」
伊400：日本海軍が誇る巨大潜水艦。言うなれば「潜水艦のドレッドノート」か。
自身を大きく上回る身長に驚きを隠せず、彼女が潜水艦であることにも驚きを隠せない。Uボートの連中にもデカいのはいたけど、ちょっと規格外過ぎない！？
特に因縁はないので接しに行く機会は多いが、いかんせん「潜水艦を頭突きで沈めた」という異色の経緯を持つため、少々避けられがち。ちょっとかなしい。
「要は潜水艦を2つ並べたようなものでしょ？……とんでもないわね、日本。あんなのにぶつかったらこっちのほうが沈んじゃうわよ！」
英国と独国 の確執は古くから続くものなのだ！
「英国の誇り」とまで謳われた巡洋戦艦・フッド……通称「強大なる フッド」を、デンマーク海峡海戦にて“一撃で”仕留めた相手。
戦艦殺しの異名は伊達ではなく、新造艦プリンス・オブ・ウェールズを交えたその海戦は、第2次世界大戦に於いて「最も壮大な戦艦同士の殴り合い」とも称されるほど。
故に、ドレッドノートはビスマルクへ猛烈な対抗心を燃やしており、英霊となった暁にはまず彼女への弔い合戦を第一目標としていた。
のだが……現れたビスマルクは、猫。黒猫オスカー。いやまあオスカーもイギリス海軍と一悶着あったし因縁はあるけれど！なんでオスカーのほうが表に出てきてるの！？
初めは怯んだものの、結局ビスマルク側からの挑発を受けて開戦の合図が鳴った。フッドの敵！ってか、あの子をワンパンで沈めるとかどんなブローしてるのよ！
余談だが、ドレッドノートはビスマルクに対して「ドイツ全体」の対抗心を向けているため、他ドイツ海軍艦やナチス関連の英霊には無関心だったりする。
「ビスマルク………！！！貴女が沈めたマイティ・フッド、よもや忘れたなどとは言わせないわ……！！」
「さっさと出てきなさい！！猫を盾にするなんて卑怯よ！ローマ的だわ！直に撃ち合ってこその艦隊決戦なのよ！？」
「……キングジョージでも呼べればいいんだけれど、生憎英霊になれるほどの器はないのよねえ、あの子……ネルソンだったらギリギリいけるのかしら……？」
「ヴァンガード！ヴァンガードー！あなたビスマルク打倒の為に産まれたんだから早く来なさいよ〜〜っ！！」
U-96：（あっちにとっての）天敵。わりとUボートを忌み嫌うイギリス艦艇は多いが、このドレッドノートだけは別。
……だが、あちら側があまりにも恐怖を抱いているため、気配遮断により出会う機会はほぼゼロ。たまに尻尾を見かけるくらいで邂逅の機会はない。
まあドレッドノートも、Uボートを見つけようものなら娘達の仇と言わんばかりに追いかけ回すので賢い判断ではある。彼女は気配遮断殺しの宝具を持っているが。
「クロ？……Uボートも来てるの！？どこ！？どこに居るのよ、クロ！出てきなさ〜い！私の可愛い後輩たちをいじめた責任、取ってもらうんだから！！」【コメント】
基本情報 
【元ネタ】史実
【CLASS】グラップラー
【真名】戦艦ドレッドノート
【異名・別名・表記揺れ】弩級戦艦、全ての戦艦を過去にした戦艦
【性別】女性
【身長・体重】130cm・27kg→125cm・25kg（手甲は含まず）
【髪色】赤寄りのブロンドヘア 【瞳色】灰色
【スリーサイズ】60/51/64
【外見・容姿】WW�掬�時の英国海軍礼装に外套を羽織り、軍帽を被った小柄な少女
【地域】イングランド・大西洋
【年代】近代〜第一次世界大戦
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力：C 耐久：C 敏捷：D 魔力：E 幸運：B 宝具：C
【CLASS】グラップラー
【真名】戦艦ドレッドノート
【異名・別名・表記揺れ】弩級戦艦、全ての戦艦を過去にした戦艦
【性別】女性
【身長・体重】130cm・27kg→125cm・25kg（手甲は含まず）
【髪色】赤寄りのブロンドヘア 【瞳色】灰色
【スリーサイズ】60/51/64
【外見・容姿】WW�掬�時の英国海軍礼装に外套を羽織り、軍帽を被った小柄な少女
【地域】イングランド・大西洋
【年代】近代〜第一次世界大戦
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力：C 耐久：C 敏捷：D 魔力：E 幸運：B 宝具：C
【クラス別スキル】
グラップラー：E
格闘士としての適性・練度の高さ。ドレッドノートは本来格闘士ではない。
後述の宝具及び武装により辛うじてグラップラーの適性を維持しているため、スキルは最低値に近いものとなっている。
後述の宝具及び武装により辛うじてグラップラーの適性を維持しているため、スキルは最低値に近いものとなっている。
【保有スキル】
革新：B
古き時代を打ち壊し次の時代へ進めたことを表すスキル。
往来の戦艦の在り方を大きく覆した概念で、彼女の登場により、世界の軍艦史は転換期を迎える事となった。
戦闘開始時、相手のステータスが判明している状態であれば、数ターンの間「自分の値を上回っているステータス」にランクに応じた補正を獲得する。
往来の戦艦の在り方を大きく覆した概念で、彼女の登場により、世界の軍艦史は転換期を迎える事となった。
戦闘開始時、相手のステータスが判明している状態であれば、数ターンの間「自分の値を上回っているステータス」にランクに応じた補正を獲得する。
無辜の怪物：D
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
「超弩級」という言葉で知られるドレッドノートは、常に「ドレッドノートは何かに超えられるもの」という呪いを受けている。
その象徴として、得た身体は「全ての戦艦・軍艦を下回る体格」となってしまった。
「超弩級」という言葉で知られるドレッドノートは、常に「ドレッドノートは何かに超えられるもの」という呪いを受けている。
その象徴として、得た身体は「全ての戦艦・軍艦を下回る体格」となってしまった。
勇猛：A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
ドレッドノートという名は「勇敢」「恐れ知らず」という意味を持ち、格上の存在が相手であろうと精神面で臆しはしない。
ドレッドノートという名は「勇敢」「恐れ知らず」という意味を持ち、格上の存在が相手であろうと精神面で臆しはしない。
【宝具】
『仄暗い水面の空より 』
ランク：D 種別：対人宝具 レンジ：1-10 最大捕捉：1人
「潜水艦を体当たりで沈めた最初で最後の戦艦」としての逸話の具現。
気を修め、周囲へと互換を研ぎ澄ませることで敵対者の居場所を看破。該当地点へ全体重を乗せた突進を行う物理攻撃。
戦艦でありながら宝具は物理突撃。こうした特異性により、彼女はアーチャーでもガンナーでもシールダーでもなく、グラップラーとして現界した。
またBランクまでの気配遮断や圏境を察知する効果もあり、正面から堂々と行うというよりは、影に潜む敵への牽制及び奇襲が主となる。
なお、直撃すれば3mの金属壁を余裕でブチ破る程度の威力となる。英霊でも直撃すれば弾き飛ばされるのは必至。備えよう。
「潜水艦を体当たりで沈めた最初で最後の戦艦」としての逸話の具現。
気を修め、周囲へと互換を研ぎ澄ませることで敵対者の居場所を看破。該当地点へ全体重を乗せた突進を行う物理攻撃。
戦艦でありながら宝具は物理突撃。こうした特異性により、彼女はアーチャーでもガンナーでもシールダーでもなく、グラップラーとして現界した。
またBランクまでの気配遮断や圏境を察知する効果もあり、正面から堂々と行うというよりは、影に潜む敵への牽制及び奇襲が主となる。
なお、直撃すれば3mの金属壁を余裕でブチ破る程度の威力となる。英霊でも直撃すれば弾き飛ばされるのは必至。備えよう。
『弩級の波濤を超えて征け 』
ランク：C++ 種別：対弩宝具 レンジ：- 最大捕捉：-
個人や集団を多少とするのではなく、フィールド全体の「状況」に対して発動される異質の宝具。
それまで培われてきた陣地や魔術、相手の強化状態へ向け、それらを「上回る」事で無為へと帰す概念宝具である。
効果がどのようなものであれ、ドレッドノートが「全ての既存戦力を過去にした」という逸話を持つ以上、この宝具は十分に機能する。
言ってしまえば周囲にまで影響を及ぼす【仕切り直し】。状況を0へと戻し、互いに対等な状況で戦闘を再開する。
但しこの宝具は性質上、戦闘中に一度のみしか使用できず、0からまた強化を積まれてしまうと厳しいので要注意。
個人や集団を多少とするのではなく、フィールド全体の「状況」に対して発動される異質の宝具。
それまで培われてきた陣地や魔術、相手の強化状態へ向け、それらを「上回る」事で無為へと帰す概念宝具である。
効果がどのようなものであれ、ドレッドノートが「全ての既存戦力を過去にした」という逸話を持つ以上、この宝具は十分に機能する。
言ってしまえば周囲にまで影響を及ぼす【仕切り直し】。状況を0へと戻し、互いに対等な状況で戦闘を再開する。
但しこの宝具は性質上、戦闘中に一度のみしか使用できず、0からまた強化を積まれてしまうと厳しいので要注意。
【Weapon】
『30.5cm連装砲手甲 』
ドレッドノートが身に着ける、あまりにも無骨で巨大な手甲……というより、最早「巨大な義手」である。
自身の身の丈ほどもある一対の手甲であり、内蔵された主砲により打撃を加速、砲撃時の反動を攻撃へ転用することで威力を向上させた革新的武装。
隙は大きく動きも鈍重だがその分威力は折り紙付きで、上述の宝具と組み合わせて飛びかかられた日には肉塊と化すのを覚悟せねばなるまい。
装甲としても機能し、ピーカブースタイルを取る事で全面からの攻撃をほぼ退けられる堅牢さも備える……が、流石に宝具の直撃は凌げない。
内蔵された主砲兼ブースターの方向を変えれば遠距離用主砲としても使用可能……まあ、これが本来の使い方なのだが。
自身の身の丈ほどもある一対の手甲であり、内蔵された主砲により打撃を加速、砲撃時の反動を攻撃へ転用することで威力を向上させた革新的武装。
隙は大きく動きも鈍重だがその分威力は折り紙付きで、上述の宝具と組み合わせて飛びかかられた日には肉塊と化すのを覚悟せねばなるまい。
装甲としても機能し、ピーカブースタイルを取る事で全面からの攻撃をほぼ退けられる堅牢さも備える……が、流石に宝具の直撃は凌げない。
内蔵された主砲兼ブースターの方向を変えれば遠距離用主砲としても使用可能……まあ、これが本来の使い方なのだが。
『7.6cm単装砲操腕 』
ドレッドノートが身に着ける、3対6本のマニピュレータ状の副砲。手甲と比べると威力に劣るが、取り回しや汎用性では上回る。
接近戦では主に此方を用い、計8本となった腕を巧みに用いた近接格闘術を披露する。なお機動性を確保するため砲撃機能はオミットされた。
全ての砲を組み合わせて一対のトンファーを作り上げる事も出来、様々な状況にも対応しうる使い勝手の良い武装である。
……戦艦という利点をかなぐり捨て、あくまでも「近接格闘」に固執するのは、それが「ドレッドノート」という英霊に課せられた宿命だと理解している為。
自分が「弩級」であり相手が「超弩級」である以上、砲撃戦では勝てないと理解しているが故に、このような道を選んだのである。
とはいえ、割合的に言えば軍艦や弩級とは関係のない一般の英霊との戦いが主となるのだが、そんな事に気が付けるほどこのドレッドノートは聡明ではない。
ちなみにドレッドノートは元々「長距離砲撃の優位性及び斉射の有効性」の証明のために設計されている為、彼女の在り方はまさに「真逆」となってしまっている。
接近戦では主に此方を用い、計8本となった腕を巧みに用いた近接格闘術を披露する。なお機動性を確保するため砲撃機能はオミットされた。
全ての砲を組み合わせて一対のトンファーを作り上げる事も出来、様々な状況にも対応しうる使い勝手の良い武装である。
……戦艦という利点をかなぐり捨て、あくまでも「近接格闘」に固執するのは、それが「ドレッドノート」という英霊に課せられた宿命だと理解している為。
自分が「弩級」であり相手が「超弩級」である以上、砲撃戦では勝てないと理解しているが故に、このような道を選んだのである。
とはいえ、割合的に言えば軍艦や弩級とは関係のない一般の英霊との戦いが主となるのだが、そんな事に気が付けるほどこのドレッドノートは聡明ではない。
ちなみにドレッドノートは元々「長距離砲撃の優位性及び斉射の有効性」の証明のために設計されている為、彼女の在り方はまさに「真逆」となってしまっている。
【解説】
イギリス海軍に所属する戦艦ドレッドノート。
1900年代当時、当たり前となっていた戦艦のあり方を大きく覆し、革新的な装備や機能、武装配置を施した最新鋭の戦艦。
彼女の登場によって全ての戦艦が“旧式艦”の烙印を押される事となり、イギリスを「海軍一強」まで召し上げた船の開拓者とも呼べる者。
その後、彼女を応用にして建造された軍艦は「弩級」として区別され、それまでに使用されていた軍艦は「前弩級・準弩級」と呼ばれるように。
戦艦の新たな在り方を身を以て提唱し、全ての海軍戦力を白紙に戻した戦艦。これらの功績が讃えられ、彼女は英霊としての霊格を得た。
日本海軍の空母・鳳翔が「全ての空母の元となった空母」であるのなら、ドレッドノートは「全ての近代戦艦の元となった戦艦」と言えるだろう。
……しかし。彼女の登場により全世界は大慌てで弩級戦艦を建造し始め、彼女の竣工数年後には既に「超弩級」の建造競争が始まっていた。
ドレッドノートの登場は良くも悪くも戦艦業界にブレイクスルーを齎し、以降、戦艦が持ちうる火力はより強力に、より強固なものとなっていく。
こうした軍拡競争の結果がかの有名な「ワシントン海軍軍縮条約」。彼女が世界の海軍に齎したものは、なにも戦力の増加だけでは無かったのだ。
なお、概念面ではなく「戦力面」でのドレッドノートはというと……竣工から解体まで、残した戦果は「潜水艦一隻撃沈」のみ。
第一次世界大戦を経てもこの結果であることを鑑みると少々情けないのだが……腐っても戦艦ドレッドノート、タダでは終わらない。
彼女はドイツ海軍の潜水艦・Uボートを、なんと「体当たり」で沈めたのである。近代ならまだしも、この砲弾主流の大艦巨砲主義時代に。
この「戦艦が体当たりで潜水艦を沈めた」という例は極めて異例で、第一次第二次の大戦を通しても彼女唯一の事例となっている。
旧式と呼ばれて以降もタダでは終わらせない辺り……ドレッドノート自身の「プライド」がうかがえよう。
余談だが、彼女の登場で最も戦力が旧態化したのは他でもないイギリス海軍であった。理由は明白、前弩級をどの海軍よりも有していたからである。
1900年代当時、当たり前となっていた戦艦のあり方を大きく覆し、革新的な装備や機能、武装配置を施した最新鋭の戦艦。
彼女の登場によって全ての戦艦が“旧式艦”の烙印を押される事となり、イギリスを「海軍一強」まで召し上げた船の開拓者とも呼べる者。
その後、彼女を応用にして建造された軍艦は「弩級」として区別され、それまでに使用されていた軍艦は「前弩級・準弩級」と呼ばれるように。
戦艦の新たな在り方を身を以て提唱し、全ての海軍戦力を白紙に戻した戦艦。これらの功績が讃えられ、彼女は英霊としての霊格を得た。
日本海軍の空母・鳳翔が「全ての空母の元となった空母」であるのなら、ドレッドノートは「全ての近代戦艦の元となった戦艦」と言えるだろう。
……しかし。彼女の登場により全世界は大慌てで弩級戦艦を建造し始め、彼女の竣工数年後には既に「超弩級」の建造競争が始まっていた。
ドレッドノートの登場は良くも悪くも戦艦業界にブレイクスルーを齎し、以降、戦艦が持ちうる火力はより強力に、より強固なものとなっていく。
こうした軍拡競争の結果がかの有名な「ワシントン海軍軍縮条約」。彼女が世界の海軍に齎したものは、なにも戦力の増加だけでは無かったのだ。
なお、概念面ではなく「戦力面」でのドレッドノートはというと……竣工から解体まで、残した戦果は「潜水艦一隻撃沈」のみ。
第一次世界大戦を経てもこの結果であることを鑑みると少々情けないのだが……腐っても戦艦ドレッドノート、タダでは終わらない。
彼女はドイツ海軍の潜水艦・Uボートを、なんと「体当たり」で沈めたのである。近代ならまだしも、この砲弾主流の大艦巨砲主義時代に。
この「戦艦が体当たりで潜水艦を沈めた」という例は極めて異例で、第一次第二次の大戦を通しても彼女唯一の事例となっている。
旧式と呼ばれて以降もタダでは終わらせない辺り……ドレッドノート自身の「プライド」がうかがえよう。
余談だが、彼女の登場で最も戦力が旧態化したのは他でもないイギリス海軍であった。理由は明白、前弩級をどの海軍よりも有していたからである。
【人物・性格】
少々高飛車な女の子。弩級としての誇りと自信、英国戦艦としてのプライドを備えた小柄な少女。
常に自信に満ち溢れていて、【勇猛】のクラスが示す通り、勇敢どころか恐れも引くことも知らぬ自信過剰な思想を持つ。
マスターに対してもその態度は崩さず、目上に対しての振る舞いなど一切行わない。基本、ドレッドノートは「自分が頂点である」と認識している。
が、イギリス出身ということで育ちはよく、傲慢な言動をしながらも相手を思いやったり感情を抑えるなど、所々で「お嬢様」としての側面を垣間見せる。
プライドが高くナルシストではあるが相手を見下すことは一切無く、「自分が一番ではあるが」という前提の上で相手を一方的に褒め称える事も多い。
そんな性格もあってか、一度折れると立ち直るのが難しく、屈強な精神を持つがゆえに心は虚弱。
「超弩級」の登場によって「弩級戦艦」としてのプライドを叩きのめされた経験を持つ為か、「一番でなくてはいけない」「唯一でなくてはいけない」という焦燥感に駆られているようにも見える。
また信頼を置いている者からの一言にも弱く、自身を否定されたり罵倒されると困惑のあまり立ちすくんで泣き出してしまうことも。
イメージカラー：メタリックシルバー
特技：人の度肝を抜くこと、自慢話
好きなもの：弩級戦艦、自分に付き合ってくれる人、紅茶とスコーン
嫌いなもの：超弩級戦艦、自分を置いて行ってしまう人、コーヒーとハンバーガー
天敵：超弩級戦艦全般
願い：「願うならば……“弩級”として、もう少し頑張りたかったわ……」
【一人称】私 【二人称】貴方、◯◯さん 【三人称】彼、彼女
常に自信に満ち溢れていて、【勇猛】のクラスが示す通り、勇敢どころか恐れも引くことも知らぬ自信過剰な思想を持つ。
マスターに対してもその態度は崩さず、目上に対しての振る舞いなど一切行わない。基本、ドレッドノートは「自分が頂点である」と認識している。
が、イギリス出身ということで育ちはよく、傲慢な言動をしながらも相手を思いやったり感情を抑えるなど、所々で「お嬢様」としての側面を垣間見せる。
プライドが高くナルシストではあるが相手を見下すことは一切無く、「自分が一番ではあるが」という前提の上で相手を一方的に褒め称える事も多い。
そんな性格もあってか、一度折れると立ち直るのが難しく、屈強な精神を持つがゆえに心は虚弱。
「超弩級」の登場によって「弩級戦艦」としてのプライドを叩きのめされた経験を持つ為か、「一番でなくてはいけない」「唯一でなくてはいけない」という焦燥感に駆られているようにも見える。
また信頼を置いている者からの一言にも弱く、自身を否定されたり罵倒されると困惑のあまり立ちすくんで泣き出してしまうことも。
イメージカラー：メタリックシルバー
特技：人の度肝を抜くこと、自慢話
好きなもの：弩級戦艦、自分に付き合ってくれる人、紅茶とスコーン
嫌いなもの：超弩級戦艦、自分を置いて行ってしまう人、コーヒーとハンバーガー
天敵：超弩級戦艦全般
願い：「願うならば……“弩級”として、もう少し頑張りたかったわ……」
【一人称】私 【二人称】貴方、◯◯さん 【三人称】彼、彼女
セリフ集
【因縁キャラ】
- 英国海軍
当然ながら超弩級戦艦。なのに見た目は老嬢という出で立ちなため、初見では理解が追いつかず困惑していた。
弩級戦艦として先輩面を吹かせるものの、戦艦としての経験も、武勲も、矜持も、全てに於いて負けているので、結局お婆ちゃんとその孫のような関係に落ち着く。
立場的にはその逆……既存の超弩級戦艦を超える、更なる火力を備えた超弩級戦艦として生み出されたクイーン・エリザベス級戦艦は、文字通りドレッドノートにとっての「孫」にあたる。
ちなみに「ドレッドノート」という名は彼女の登場によって「革新・偉大」を意味する言葉となり、「ウォースパイト」という名もまた「尊厳・勇気」を意味する言葉となった。
「ウォースパイトね！二回も大戦を経験して生き延びるだなんて、まさに超弩級の活躍よね……う、羨ましくなんてないんですけどっ！」
戦艦オライオン：英国海軍の後輩であり、海軍が生み出した世界初の超弩級戦艦。
彼女の登場が世界に「革新」の波を齎し、同時にドレッドノート含む全ての弩級戦艦に“旧式”の烙印を押した。
ドレッドノートにとって娘のような存在だが……自分に“無辜の怪物”を与えた原因でもあるため、娘というよりはライバルのような……「敵視」を向けてしまいがち。
とはいえ、互いに似た方向性のバｋ……勇猛果敢さを持つため、戦いでは共に頼りになる戦力として共闘してくれることだろう。とりあえず一緒に突っ込んでいくタイプ。
ちなみに一度「敵視」の波が過ぎれば落ち着くのか、ウォースパイトを交えてティータイムに誘うこともある。曰く「英国淑女の嗜みよね！」
「あーっ！！オライオン！！貴女まで英霊になってたの！？いいわ、弩級達の思いを今私が……あれ、貴女兵装は？置いてきた！？ステゴロ！？何でよ！？」
戦艦ネルソン：英国海軍の後輩であり、世界にその名を連ねた超弩級戦艦。
ビッグセブンとしても語られる彼女の活躍をたたえており、その（少々……いやかなり欠陥のある）構造に関しても「革新的ね！」とご満悦気味。
が、出会った矢先に「おや、エセクター？いや、重巡にしては少し小柄かな。となればリアンダー級の子かい？それとも駆逐艦の……」と、全く悪びれなく言い放たれたので泣いた。
その後ウォースパイトとオライオンにこってり絞られたようなので、とりあえず皆で仲直りのお茶会。紅茶とスコーンがあればどんな諍いも関係ないのよ！あとライムね！
……実はドレッドノートは、英国の英雄であるホレーショ・ネルソンに憧れを抱いている。しかし彼女の中に“彼”が居ることにはまだ気が付いていない。
「もー！私は駆逐艦でも巡洋艦でもないったら！うぅ……そりゃネルソンとかロドニーに比べれば小さかったけど……」
戦艦ロドニー：英国海軍の後輩であり、ネルソンに並び世界のビッグ7として名を連ねた超弩級戦艦。
まず女性ではなく男性であったことに驚くものの、見た目とか振る舞いはザ・英国紳士といった雰囲気なのであまり深く問い詰めることはなかった。
その英国面的性格のせいか、姉と比べて評価は低く、活躍を称える……というよりは単純に「もっと頑張りなさいよ！」と背中を押している。
一方で、英国の象徴であったフッドを沈めし仇敵「ビスマルク」を仕留めたことに関しては大絶賛。多少の際はあれど、ネルソン級の子はどちらも可愛い姉妹であるようだ。
まあ、からかわれるたびに顔を赤くして反論したり言い返したりするので、こちらに「母」としての尊厳はあまりないのだが。
「貴方の構造に欠陥があるのは知ってるけど、サーヴァントなんだから戦えるでしょう！？もうっ、しっかりしなさいよビッグセブン！」
- アメリカ海軍
同級である弩級戦艦が召喚されたと聞いてウキウキしながら会いに行ったら、アヴェンジャーの上物々しい雰囲気だったので話しかけることが出来なかった。
その後、エンタープライズ経由でユタに関しての史実を聞いて同情する。まあ……そんな経由があったらしょうがないわよね。私にはわからないけれど……。
イギリス勢は良くも悪くもマイペースな者が多く、彼女のように“恨み”を元とする艦艇英霊は少々苦手。それはそれとして貴重な弩級戦艦なので、出来れば仲良くしたい。
「ユタ？フロリダ級の子よね？北海ではお世話になったわ！まあ、私は第4であの子は第6だったからあまり面識はないけど……そう。その後に、そんな事があったのね。」
戦艦ネバダ：同盟国の超弩級戦艦。火力ではなく防御を突き詰めた装甲戦艦。
自身とは違った方向を目指した戦艦であり、彼もまた自身のように「戦艦の常識を変えた」者であるため、どことなくシンパシーを抱いていたり。
真珠湾攻撃では大破しながらも生き延び、クロスロード作戦では二度の爆発を耐え、最後まで「艦」としての使命を全うした様に憧れの眼差しを向ける。
でも会う度に「英霊としての戦艦」の戦術を説かれるのでちょっと苦手。私はグラップラーだから砲撃術とか教えられても困るのよ！
「ネバダのおじさま……ええと、その戦術は近代的すぎて私の武装じゃ……い、いえ！やってみせるわ！革新的戦術をこなしてこそ、このドレッドノートなのだものね！」
戦艦ミズーリ：同盟国の超弩級戦艦……否、超弩級という枠組みすら超えた“戦艦”の集大成。
レーダーだのミサイルだの現代的過ぎる兵装に度肝を抜かれ、もはや悔しさを通り越して畏怖すら覚える。超弩級とかそういう括りすら生温いのでは……。
ネバダともどもカタブツで、やっぱり出会う度に戦術論などを説かれるためちょっと苦手。現代兵装前提の海戦論なんて私に聞かれてもわかるわけないでしょう！
が、以前彼女がこっそりとアイスを食べているところを偶然目撃して以降、ちょっと親近感を抱き始めたのだとか。
「もぐもぐ……あっ、ミズーリ。どうかしたの？……このアイス？ああ、エンタープライズから貰ったの！5段重ねのド級アイスなんだって！今配ってて……あれ、いない？」
「……あれが、人類が造り出した“戦艦”という最後のカタチ。原初の戦艦であるこの私と、最後の戦艦である貴女が巡り合うだなんて、数奇なこともあったものよね」
エンタープライズ：同盟国の航空母艦。アメリカ海軍が誇る第二次世界大戦の武勲艦。
米艦組の中で珍しく気さくで朗らかな性格なためか、よく会いに行ったりアイスを譲ってもらったりしている。好きなフレーバーはライム。
フューリアスやイラストリアスも頑張っていたけれど、やっぱり空母の出来はアメリカには敵わないわね……とは本人の談。月刊空母の逸話は伊達じゃない。
……余談だが、ドレッドノートが解体処分を受けたのが1923年の事で、エンタープライズの就役が1938年の事であるため、生前での認識は皆無である。
「ヨークタウン級と聞くと、どうしてもアークロイヤルを思い出しちゃうわ……エンタープライズ、アークロイヤル、それに蒼龍。やっぱり時代は空母……なのね」
「…………まっ、いいわ！それよりもアイスちょーだいなっ！大盛りでねっ！」
駆逐艦エルドリッジ：同盟国の駆逐艦。フィラデルフィア計画なる実験に用いられた曰く付きの艦。
破壊力を追求した宝具やその性格等相性は良く、接する機会も多い。二人が一緒にいるとよく威勢のいい笑い声が響き渡る。
しかし何故彼女という駆逐艦が英霊になっているのかは理解できておらず、実はドレッドノートはフィラデルフィア計画については一切の知識がなかったりする。
「……なんか、一度あの子に駆逐艦と間違われたのよね。駆逐艦なのに戦艦並みの火力だな、って……エンタープライズにも間違われるし、ああもう！何もかも超弩級が悪いのよ〜っ！」
ガトー級潜水艦ハーダー：同盟国の潜水艦。多くの日本海軍駆逐艦を沈めた駆逐艦殺し。
一方のドレッドノートは潜水艦殺しとも呼べる宝具を有しているため、戦闘面での相性は良い。性格面での相性は致命的なまでに反りが合わない。
生前からの癖なのか廊下で彼女とぶつかってしまう事が多く、度々叱責を受けている姿が見受けられる。ネバダとミズーリが通りがかった際にはお説教1時間コース。
「え、っと……ハーダー？大丈夫よ、ほら、私が沈めたのはUボートの連中だし？クイーン・メリーじゃないんだから同盟軍の艦に体当たりなんてしないってば！」
- ソビエト連邦海軍
第一次世界大戦では同盟国(当時は帝政ロシア)の仲であったが……その共産一色の思想はドレッドノートにとってトラウマで、本能的に苦手な相手。
しかし人柄が苦手というわけではなく、あくまで「戦艦ポチョムキン」としてある間は普通に接する。また貴重な前弩級戦艦なので“弩級戦艦”としてよく威張る。
が――――その“叛逆者”たる思想が表に出てきたり、“もう一方”の人格が表に出てくると泡を吹いてぶっ倒れるレベルのトラウマを発症してしまう。
「い、良い子？そ、そう？悪い気はしないけれど……なっ、なんかこう、ここまでまっすぐに慕われると……えへへっ、ちょっと気恥ずかしいわね！」
「兵装？いいわよ、どんどん見なさいっ！これが我が大英帝国の技術の粋、革新的発想による弩級主砲なの……ひゃっ！？ちょ、そこは違……くすぐったいっ！そこは腕と繋がってるから触っちゃだめよ！」
戦列艦マラート：(一応)同盟国の弩級戦艦。
ポチョムキンほど苦手意識はなく、また現状唯一の“弩級戦艦”仲間であるため、接する機会は比較的多い。
ドレッドノートが活躍した時代ではまだ「ペトロパヴロフスク」の名であったが、曰く「ぺ、ぺとぱ…ぺとろぶ……呼びにくいのよ！」との理由で「マラート」と呼ぶ事が多い。
ある兵士への反応には少々背筋をひやりとさせられる。その執着心にも、「一機の航空機が弩級戦艦を沈めた」という事実にも。
「そうよね……貴女が戦った時代には、海の空には“戦闘機”がいたのだものね。弩級戦艦ではあるけれど……その経験は、私には無いものだわ。マラート」
- 大日本帝国海軍
まさかポチョムキン以上の先輩が来るとは思っていなかったようで、驚きの表情を見せながら会いに行く。
……前弩級戦艦を“前弩級”たらしめた者こそこのドレッドノートであり、自身が味わった屈辱を彼女達にも味あわせていた事を思い出し、申し訳無さで押しつぶされそうになった。
しかし実際に会ってみたら、褒められ自身の偉業を讃えられ、今度は恥ずかしさでつぶれそうになった。うう……ごめんなさいミカサ……。
ちなみに彼女とは同郷（三笠はイギリス出身）であるため、いつか彼女を交えてお茶会をしたいなあ……とも思っている。前弩級とか弩級だけを集めてパーティを開くのもいいかもね？
「大国、ロシアの艦隊を打ち破った貴女の功績は聞いているわ、ミカサ。貴女の偉業は私達英国の偉業でもあり、誇りでもある……ミスター・トーゴーにもよろしく言っておいて頂戴ね！」
戦艦金剛：日本が誇る超弩級戦艦。高速戦艦というカテゴリの第一人者。
同郷で産まれた後輩艦艇であり、彼女の就役も見届けていた。そのためか、日本へ渡っていってしまった際には一抹の淋しさを覚えたとか。
時代の違いもあり、彼女とふたたび相まみえる事は無かったが、こうして英霊となって出会えたならば喜んで迎えに行くことだろう。
そして何が嬉しいかと言えば……自分よりも小柄な子である、ということ。たった3cmの差に過ぎないが、背丈で勝ったという事で喜びを抱く。
が……ドレットノートは「超弩級戦艦を超えてはいけない」という宿命を背負っている。故に、彼女の召喚に際して身長が「縮んでしまった」。
その事にまだ気がついていないドレットノートは……同郷の先輩として、戦艦の先輩として、彼女に対して自信満々で接する。
「コンゴー！久しぶりじゃない、元気にしてた？日本の超弩級戦艦と言うけれど、まだまだ弩級の座は譲れないわ！ふふん、私のほうが大きいのだもの！」
戦艦長門：日本が誇る超弩級戦艦。ビッグセブンにも数えられる一隻。
WW2未経験のドレッドノートは、基本的に日本の艦船に対しては友好的。理由は当時、日本海軍と英海軍は親密な仲にあったため。
ドレッドノートが“生きていた”うちに見られた超弩級戦艦で、憧れと同時に対抗心も抱いており、出会う度に彼女とのタイマンステゴロを申し出る程。
……ついでに、彼女もドレッドノートも「国の誇り、戦力の要」として生み出されながら「実戦で結果を残すこと無く役目を終えた」という仲同士でもある。
故にドレッドノートは密かにシンパシーを抱いており、日本海軍の…それも超弩級戦艦に懐いているのは、そういった“共通点”があるからなのかもしれない。
ちなみに彼女の姉妹である陸奥にもまた別ベクトルでの好意を抱いている。曰く「私達英海軍が誇るビッグセブン！ロドネーとネルソン建造の口実を与えてくれたのだもの！感謝しないとね！」
「あら、長門じゃない。久し振りね！……ちょっと元気が無いみたいだけれど、大丈夫？……うーんと……あっ、そうだ！一緒にアイスでも食べない？ラムネでもいいわよ！」
戦艦長門(オルタ)：日本が誇る超弩級戦艦……？
特に違和感も覚えず「そういうもの」だと接していたが、その真名を聞いて一瞬思考がフリーズした。
相性はよく、戦艦勢の中でも「物理的な殴り合い」を好む者同士、よく演習渡渉したタイマンステゴロが繰り広げられる。周辺への被害はお察しください。
「ドレッドノートが成した偉業」が形となっている英霊・ドレッドノートは、彼女という「無数の亡霊の集合体」とは真逆の存在。
それでも(ちのうしすうのひくい)ドレッドノートなりに理解はしようと頑張っていて、彼女が「オルタだから」という理由で違った目を向けることは無い。
「ナガト！これからティータイムなのだけれど、貴女も一緒にどう？何なら日本茶も用意できるわよ？もちろん和菓子も添えてね！」
戦艦大和?：日本が生み出した世界最大の超弩級戦艦。
大艦巨砲主義というドクトリンが服を着て歩いているような大和型戦艦の存在は、英国海軍に属していたドレッドノートにとっては「理想」とも呼べる存在である。
似た思想を持つ者同士、やはり出逢えば演習……と称した砲撃戦は必至。まあ、弩級時代のドレッドノートと世界最大の主砲を持つ大和ではほぼ勝負は見えているのだが。
基本的に会話は交わさず、主に殴り合いでコミュニケーションを取っているフシがあり…………ある意味、最も“戦艦”らしい間柄かもしれない。
「――――――ええ、ええ。わかっているわ。貴女の言わんとしていることが……戦艦同士、語る言葉は不要。どちらが強いか、この拳で語り合えばいい。そうでしょう？大和！」
「しかし、貴女のその雰囲気……ヴァンガードに似てるわね。そういえばあの子も、貴女やビスマルク打倒の為に造られた超弩級戦艦だったものね……」
戦艦信濃：日本が生み出した世界最大の……あれ、空母じゃなかった？
聞いていた情報と異なる存在に困惑。始めは戦艦ヒラヌマが実在したのかとも思ったが、良くよく話を聞いてみると納得はした。
奇っ怪な出で立ちにも困惑したものの、性格自体はお淑やかで波長もよく合い、そして何より――――内に眠る“彼女”に、ドレッドノートは深い縁がある。
故に英国の者として彼/彼女には一定の礼節を見せ、その巨大な手を以て傅く事だろう。あと英国海軍のお茶会に誘ったりもする。
「………………！？……！？！？」
「クイーン・エリザベス！大英帝国に在った者として、今一度御身へと力添えする事を誓いますわ！……信濃、貴女のことではないからね！」
戦艦ヒラヌマ：……どちら様？米軍の広報が出自である彼女の事を、イギリス属のドレッドノートは知る由もない。
とはいえ彼女の宝具はバッチリ通用するので、よく「ヴァンガード！？ヴァンガードなのね！」「ロドニー！貴女のことはネルソンから常々聞いていたわ！」と騙されている。
「構造自体は金剛に似ているようだけれど……榛名にも似てる？んん、よくわからないわね……何者なのよ貴女！」
鳳翔：日本海軍が生み出した“世界で初めて、初めから空母として建造された”空母。
しかし、英海軍には彼女と同じく「世界初の空母」と称されがちな空母・フューリアスや「全通甲板」を初めて搭載したアーガスがおり、彼女らこそが世界初だ！と主張している。
それはそれとして、その溢れ出る母性につい「ママ」と呼びそうになってしまうが我慢。私空母じゃないし！ママって呼んじゃったらフューリアスのお母さんに合わせる顔がないし！
余談だが、ドレッドノートも言い換えてみれば「全ての近代戦艦の元」となった存在であり、彼女のように母性を有していても不思議ではないが……まあ、是非もないね。
「フューリアスー……種火周回疲れたよぉー……（ぎゅー）……………………！？あっ、あああああなた鳳翔じゃない！？！？？！？！」
「いいい、今のは見なかったことにしなさい！ちっ、違うわ！ちょっと間違えちゃっただけよっ！私のお母さんはフューリアスだけなんだからっ！」
蒼龍・飛龍：日本海軍が生み出した航空母艦の完成形。
彼女に対しては全く恨みはないものの、双龍側からは恨みを置かれてしまっているため、容易には近づきがたい。
また潜水艦殺しとも呼ばれたドレットノートは、潜水艦に支えられた双龍にとっては天敵に近い存在である。一触即発。
「……蒼龍型。彼女たちは私達にとってのアークロイヤル……正規空母の完成形。それがたった数分で沈んでしまうなんて……海戦は、随分と変わってしまったものよね」
瑞鶴：日本海軍が誇る武勲艦。太平洋に於ける幸運の鶴翼。
その幸運と戦果に満ちた艦歴は憧れでもあり、同時に主戦場が「海」というフィールドから「空」へ変わったことを示すものでもあり、少々物悲しい。
性格もそれなりに気が合うためか、比較的行動をともにすることが多い様子。ついでに「身長を高くする方法」をこっそりと教わっていたり。
「瑞鶴もエンタープライズも、せっかく英霊になれたんだから仲良くすればいいのに……なんて、そんなことを言うのは愚問よね」
「…………どうでもいいけれど、貴女のその胸を見てるとフューリアスを思い出すわ。あの子も色々と大変だったのよね……甲板上に主砲を置いたりなんかして……」
雪風：日本海軍が誇る幸運艦。珍しい「駆逐艦」の英霊。
幸運が故の苦悩というものを知らないドレッドノートは、いつも物憂い気な雰囲気の彼女を見て胸が押しつぶされそうになっている。
しかし……史実でのサイズと英霊としての体格は必ずしも一致しないのだろうが、駆逐艦にここまで身長の差をつけられるのは流石に恥ずかしい！
「雪風！今暇かしら？よかったら一緒に修練に向かわない？……そう！よかった、それじゃあ行きましょうか――――大丈夫。ここではもう、誰も沈まないもの！」
伊400：日本海軍が誇る巨大潜水艦。言うなれば「潜水艦のドレッドノート」か。
自身を大きく上回る身長に驚きを隠せず、彼女が潜水艦であることにも驚きを隠せない。Uボートの連中にもデカいのはいたけど、ちょっと規格外過ぎない！？
特に因縁はないので接しに行く機会は多いが、いかんせん「潜水艦を頭突きで沈めた」という異色の経緯を持つため、少々避けられがち。ちょっとかなしい。
「要は潜水艦を2つ並べたようなものでしょ？……とんでもないわね、日本。あんなのにぶつかったらこっちのほうが沈んじゃうわよ！」
- ドイツ海軍
「英国の誇り」とまで謳われた巡洋戦艦・フッド……通称「
戦艦殺しの異名は伊達ではなく、新造艦プリンス・オブ・ウェールズを交えたその海戦は、第2次世界大戦に於いて「最も壮大な戦艦同士の殴り合い」とも称されるほど。
故に、ドレッドノートはビスマルクへ猛烈な対抗心を燃やしており、英霊となった暁にはまず彼女への弔い合戦を第一目標としていた。
のだが……現れたビスマルクは、猫。黒猫オスカー。いやまあオスカーもイギリス海軍と一悶着あったし因縁はあるけれど！なんでオスカーのほうが表に出てきてるの！？
初めは怯んだものの、結局ビスマルク側からの挑発を受けて開戦の合図が鳴った。フッドの敵！ってか、あの子をワンパンで沈めるとかどんなブローしてるのよ！
余談だが、ドレッドノートはビスマルクに対して「ドイツ全体」の対抗心を向けているため、他ドイツ海軍艦やナチス関連の英霊には無関心だったりする。
「ビスマルク………！！！貴女が沈めたマイティ・フッド、よもや忘れたなどとは言わせないわ……！！」
「さっさと出てきなさい！！猫を盾にするなんて卑怯よ！ローマ的だわ！直に撃ち合ってこその艦隊決戦なのよ！？」
「……キングジョージでも呼べればいいんだけれど、生憎英霊になれるほどの器はないのよねえ、あの子……ネルソンだったらギリギリいけるのかしら……？」
「ヴァンガード！ヴァンガードー！あなたビスマルク打倒の為に産まれたんだから早く来なさいよ〜〜っ！！」
U-96：（あっちにとっての）天敵。わりとUボートを忌み嫌うイギリス艦艇は多いが、このドレッドノートだけは別。
……だが、あちら側があまりにも恐怖を抱いているため、気配遮断により出会う機会はほぼゼロ。たまに尻尾を見かけるくらいで邂逅の機会はない。
まあドレッドノートも、Uボートを見つけようものなら娘達の仇と言わんばかりに追いかけ回すので賢い判断ではある。彼女は気配遮断殺しの宝具を持っているが。
「クロ？……Uボートも来てるの！？どこ！？どこに居るのよ、クロ！出てきなさ〜い！私の可愛い後輩たちをいじめた責任、取ってもらうんだから！！」
【コメント】
ビジュアルのイメージはストレングスちゃん
手甲はおおきければおおきいほどよい
残骸ドレッドノートちゃんでなくてすまない…
ドレッドノートちゃんが完成したらリリィ化も検討しています
手甲はおおきければおおきいほどよい
残骸ドレッドノートちゃんでなくてすまない…
ドレッドノートちゃんが完成したらリリィ化も検討しています
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