kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】戦艦長門(オルタ)
【異名・別名・表記揺れ】長門型戦艦一番艦　ビッグセブン
【性別】女
【身長・体重】158cm・51kg
【髪色】黒　【瞳色】緋
【スリーサイズ】91/59/88
【外見・容姿】切りそろえた長い黒髪に艶やかな緋色の着物姿のお淑やかな女性。
【地域】日本
【年代】1920年〜1946年
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・女性・艦船・擬人化・霊
【ステータス】筋力：A　耐久：A++　敏捷：D　魔力：D　幸運：D　宝具：C++

近代の戦艦にそんなものは、ない。
魔術とビームの類似性から彼女が後年フィクションで宇宙戦艦にでもされていたらあるいは高ランクを獲得できたかもしれない。
しかし現実は厳しい。

自分が乗られるのにそんなものは、ない。
―――と思ったらこのライダー、自身が『海に乗っている』というよく分からない主張で高ランクの騎乗スキルを獲得している。
戦艦にして人型ということで陸上海上問わず行動可能だが海上のほうがちょっと速い。

軍艦としての攻撃スキル。火器を用いた攻撃時に補正が掛かる。
一般的な銃、弓と比べると火力、射程、攻撃範囲に秀でているが、代わりに発射音が大きく隠密行動や狙撃には向かない。

『陸奥』『コロラド』『メリーランド』『ウェストヴァージニア』『ネルソン』『ロドニー』と共に称された『世界のビッグ7』への加護。
国家の威信をかけた大戦艦達に対し、砲撃スキルの強化や被弾時のクリティカル軽減など総合的な攻防に有利な補正を与える。
一方で大戦艦らしい所謂横綱相撲的な戦術を強要される弱点があり、奇襲や回避の際に大きなマイナス補正がかかってしまう。
優速を活かすなら百歩譲って身を曝しながらの強襲。そして本領は火力と装甲のぶつかり合いとなる。

関東大震災の折、救援物資を乗せて秘匿されていた最大速力26.5ノットを発揮した記録に由来するスキル。
武装格納状態に限り敏捷ステータス強化する。攻撃の瞬間解除されるものの初撃の速度を飛躍的に高めることが可能。
ただし、一度戦闘で使用した相手はライダーの真の速力を観測したと見なされ、次の戦闘では通用しない。

ランク：C++　種別：対艦宝具　レンジ：0　最大捕捉：1人（自分）
クロスロード作戦の記録。二度の水爆投下に対し沈むことなく浮かび続けた艦の生き様の再現。
そして、今度こそ自らの艦を守らんとする亡霊たちの奇跡の詩。
霊核の崩壊と共にライダーの全身が青い炎に包まれ、海に沈む無数の幻霊たちと融合することによって自らの霊基を補修する。
より硬く、より強く、内なる亡霊たちの想いに支えられながら、受けたダメージが甚大であるほどにより強力な霊基へと変貌する。
宝具の効果は戦闘収束までは継続するが、以降は自分を支えていた幻想を全て喪い、かつての最期のように静かに消滅していく。
消滅は宝具発動の時点で宿命づけられたものであるため、外的要因による回避は不可能。

戦艦長門としての艦載武装群。使用する際に周囲から青い炎と共に現界し、空中に浮遊させたまま発砲する。

七ツ星スキルの効果が高まる（悪化する）と繰り出される拳と脚。見かけによらず大型戦艦の霊圧が籠った強烈な質量攻撃。

長門型戦艦1番艦。シールダー・戦艦長門のオルタとして召喚される彼女は、正確にはシールダー本人の別側面ではない。
かの大戦で命を失った海兵の亡霊たちが集合し、戦艦長門のオルタという姿を借りたもの。
亡霊たちは長門の在り方に艦の理想を見たのか、無情を見たのか、数多の船の中から長門が選ばれた理由は定かではない。
普段は亡霊の意識は格納されている船体に深く溶け込んでおり、長門をベースに新たに独立した意識が核となって行動する。

金剛型などに比べてあまり前線に出ていないイメージが強く表れ、お淑やかで落ち着いた、育ちの良さそうな物腰が特徴的。
どこか抜けている点こそ似ているが、彼女は兵器として戦うことと同じくらい、果てなき大海を征く旅に憧れを抱いている。
特にテレビで見た宇宙戦艦という概念がお気に入りであり、聖杯の力で自ら宇宙の海に漕ぎ出すことを目指している。
ただ、その根底には本来の長門と同様に、己を賭して国家を護ることができなかった負い目が存在する。
亡霊たちもまた自らの艦を護れなかった無念から同調しており、心の奥底では戦いの中でその本懐を遂げる日を望んでいる。


イメージカラー：緋
特技：浮かぶこと、泥仕合
好きなもの：船、航海、宇宙戦艦になった後輩、ラムネ
嫌いなもの：戦略兵器、戦闘描写が一瞬で終わるフィクション全般
天敵：デーモン・コア
願い：宇宙戦艦ナガト

【一人称】わたくし　【二人称】あなた　【三人称】彼、彼女

日本、枢軸国艦艇：前線に立ち、護国の盾となった同僚たち。どの艦に対しても概ね好意的。
「愛情も、敬意も、とても語りつくせませんわ。だけど、時々胸が痛くなりますの。皆が傷つき倒れる中、わたくしは……」
戦艦大和?：後輩にあたる戦艦。日本の戦艦たちの中でも特に親密な感情を抱いている。
それは後年のあの創作の大ファンであることと同時に、長門自身も人々の集まりに近い立場であることに起因する。
「いつか、あなたも本当に宇宙に行けたらいいのに。星の海はきっと、浪漫に満ち溢れた素敵な旅ですわ」
戦艦長門：オルタの形を取る彼女にとっては形式上鏡写しの自分。
その関係から直接の面識こそ乏しいが、自分が生まれるきっかけになった存在として敬意を払っている。親のような認識。
「事ここに至っては！！お母様！と呼んであげてもよろしくてよ！！！」
米国、連合国艦艇：『元』敵国の船たち。同僚たちほどではないが、かつて争った相手という認識は未だに拭えない。
一方でネバダを始めとするクロスロード作戦参加艦に対しては、同じ光に焼かれた者同士としてのシンパシーが強く出る。
「ただ、仲間たちと争いが起こった時はどちらを先に諫めるべきか……とりあえず先に手が出た方を殴りますわ！」
核兵器系サーヴァント：珍しく露骨に辛辣な態度を取る。クロスロード作戦の出来事もそうだが、曰く労せずボタン一発で勝負が決まるのは浪漫が分かっていないとのこと。
「……今更復讐など無粋ですわ。ただ、あなたたちに望まれる末路が何たるか。どうか記憶に留めてくださいまし」
キニチ・ハナーブ・パカル1世：ﾊｧ……ﾊｧ……宇宙飛行士……？
「エンジンだけ！光子力エンジンだけでも置いて行ってくださいましぃぃぃぃぃぃ！！！！！！！！」

長門オルタの皮を被った何か。宇宙戦艦を目指す愉快なお嬢様であり取り憑かれたように護る為の戦いを求める亡霊。
性能面ではややスピードも手にした結果むしろオリジナルより丸くなり面白みが薄れてしまったビッグセブン。