kagemiya@ふたば - ヘンドリック・ファン・デル・デッケン
 
 
「錨を上げろ、フライング・ダッチマン!」
「宴だぜ野郎ども! 好き放題暴れようじゃねえか!」


基本情報

【出典】イギリス伝承、オペラ「さまよえるオランダ人」
【CLASS】ライダー
【マスター】ダン・ムラキ
【真名】ヘンドリック・ファン・デル・デッケン
【異名・別名・表記揺れ】さまよえるオランダ人、フライング・ダッチマン
【性別】男性
【身長・体重】211cm・103kg
【肌色】褐色 【髪色】茶 【瞳色】黄色
【外見・容姿】海賊船長の恰好をしたずぶ濡れの男
【地域】イギリス
【年代】1751年〜1821年?
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、海賊、死霊、魔性
【ステータス】筋力:C+ 耐久:EX(C) 敏捷:B 魔力:B 幸運:E 宝具:A+


Picrew:よも屋メーカー様で作成

【クラス別スキル】

対魔力:E

魔術によるダメージを多少削減する。

騎乗:-

スキル「嵐の彷徨者」により失われている。

【保有スキル】

嵐の彷徨者:A+++

嵐の航海者の亜種スキル。
どんな嵐の海でも沈むことなく航海できる。また幽霊船の船長として死霊・悪霊を従えるカリスマ性を有する。
ライダーは神の呪いによって永遠に海を彷徨い続けるが、その分積んだ航海の経験はトップクラス。

不屈の意志:A

幾年も海を彷徨いがらも諦めず絶対に陸に上がってみせるという強固な意志。
たとえ心が折れても航海をやめることはできないが、ライダーは自らの意志で海を彷徨い続ける。

仕切り直し:C++

戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を1ターン目に戻し、技の条件を初期値に戻す。
悪天候の時にしか姿が見られないという逸話から、悪天候ではない時には確実に撤退できる。

【宝具】

我ら未だ彷徨えりフライング・ダッチマン

ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大補足:500人
ライダーの船であるフライング・ダッチマン号を召喚する宝具。
召喚した瞬間に周囲の天候は嵐になり、そこが海ではない場合は海流も招いて一帯を浸水させる。
更にフライング・ダッチマン号の船員やライダーたちが沈めた船の乗員の亡霊も連鎖召喚され、自分たちと同じ目に合わせようと生者に襲い掛かる。
沈めた船の亡霊は洗礼詠唱などで浄化できるが、フライング・ダッチマン号とその船員は神の呪いを受けているため浄化できない(ダメージは入る)。
フライング・ダッチマン号は『壊れた幻想』で爆破しても再生するので敵の数が多いか強力な場合は躊躇なく船を爆破させる。

呻き招く海の墓標デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0〜30 最大補足:300人
ライダーの海を彷徨う幽霊船の話に、船乗りの間に伝わる海の悪霊デイヴィ・ジョーンズの話が混じった宝具。
強力な渦潮を発生させて、自分もろとも範囲内にある全てを沈没・溺死させる。
使用には大量の水が必要になるため、海以外で使用する場合は上記の宝具との併用が必要になる。

喜望の岬は遠くフリーゲント・ホランダー

ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大補足:1人
ライダーにかけられた「最後の審判の日まで海を彷徨い続ける」という呪い。
常時発動型の宝具で、発動している限りライダーは決して死なない。ただし任意で解除できないので常に魔力を消費し続ける。
また死なないだけで大ダメージを受けるとしばらく行動不能にはなってしまう。
更にリヒャルト・ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」の影響で、ライダーを愛する女性が現れると呪いが解けて死んでしまう。
ついでに女性に関する効果全般の耐性が低下しており、女性に優しくされるだけでも死なないが大ダメージを受ける。

【Weapon】

『アンカー』

ライダーと同じくらいのサイズの錨。
振り回すだけでなく投擲武器としてブン投げたりもする。

『カトラス&ピストル』

海賊としての標準装備。ピストルは2丁ある。
カトラスはアンカーと二刀流で振るったりする。

【解説】

イギリスの伝承にある幽霊船フライング・ダッチマン号の船長。
ケープタウンに向かう航海の途中で激しい向かい風を受け、風を罵ったために神の怒りを買って陸地に上がれなくなった。
最後の審判の日まで永遠に彷徨い続ける彼とその船の姿は悪天候の時のみ見えるという。
また、この伝承をもとにしたリヒャルト・ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」がある。
このオペラでは船長の呪いは「7年に一度上陸でき、その時に乙女の愛を受けることで永遠の航海から解放される」というものになっている。
オランダ人とだけ呼ばれる船長は、ゼンタという乙女の決死の愛の証明によって呪いが解け、身投げしたゼンタと共に昇天している。

【人物・性格】

乱暴で怖いが気前よく老獪な髭オヤジ。
元々は海賊だったわけではないが、悪霊になり長い間航海し続けたことで目的のためなら殺人も厭わない残虐な性格になっている。
ただし積極的に人を殺したいわけではなく、あくまで悪逆行為を躊躇わないだけで状況によっては落ち着いた振る舞いもできる。
退屈が嫌いでスリルが大好き。ロマンを何よりも大事にし、無茶な作戦でも喜んで従うが、同時に率先して騒動を起こす問題児でもある。
マスターであっても気に入らない相手には暴力を振るうが、気に入った相手には協力を惜しまずとことん付き合う。
オペラ「さまよえるオランダ人」の呪いの解除はつまらないと否定的だが、自分はそうしたくないだけで作品自体はロマンがあって高評価。


イメージカラー:濃紺と金色
特技:自爆
好きなもの:スリル、ビール、面白いヤツ
嫌いなもの:神、退屈、献身的な女性
天敵:聖女
願い:面白い状況を最後まで楽しむ
CV:戸谷公次

【一人称】オレ 【二人称】お前、テメエ 【三人称】アイツ

「ヘンドリック、バンダー・デッケン、オランダ人、好きに呼んでくれ。シンプルに船長と呼んでくれてもいいぜ?」
「苦難困難を前にして神に祈る暇があるならテメエの手で切り開けってんだ、テメエそれでも男かよ」
「オレに自爆特攻しろだって? ああいいぜ、そんな命令は大歓迎だ! ド派手にぶっ飛ばしてやろうじゃねえか!」
「そうら死出の旅への招待状だ! 何もかも沈めてやるよ、『呻き招く海の墓標デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー』!」

【因縁キャラ】

フランシス・ドレイク
時代を切り拓いた船乗りとして尊敬しつつ、亡霊たちを率いる幽霊船の船長として対抗心を燃やす。
「気前よく豪快で嵐の海なんざ物ともしねえ。こりゃ男として伝えられるのも納得だ!」
「だがワイルドハントの称号はオレのほうが相応しい! その船に積んだ宝と一緒に海賊らしく奪ってやるよ!」

サミュエル・ベラミー
その外見から同類かと思ったが、義賊じみた彼とは反りが合わず顔を合わせれば殺意を向ける。
「オレは長いこと生きてきたし色んな海を航海してきたがよ、テメエみたいな海賊は見たことがねえぜ」
「海賊らしさがどうこうだの語る気はねえよ。オレはただ、テメエが気に入らねえから殺すだけだ」

リヒャルト・ワーグナー
自分の欲求に正直な者同士で相性が良く意気投合。一緒に酒を飲み交わしたり金の話で殴り合う仲。
「嬢ちゃんがあのオペラの作者か? よかったぜアレ、ああいう展開もまたロマンだよなぁ」
「悪いなワーグナー、今日のオレは取り立てる側だ。オレへのツケも併せて体で払ってもらおうじゃねえか!」

フライング・ダッチマン
ヘンドリック・ファン・デル・デッケン(Requiem)
自分とは別の“さまよえるオランダ人”。まあそういうのもあるよな、と特に興味はない模様。
「世の中には自分と同じ顔のヤツが3人はいるって聞くしな。どこぞの騎士王なんか10人以上いるらしいぜ?」
「従うのなら引き連れる、邪魔するならぶっ殺す。たとえ相手がオレ自身でもやることは変わらねえよ」



【FGO風性能】


【コメント】

Requiemとか泥のとはまた違うやつ
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