アドベンチャー。アドベンチャラーとも。冒険者、探検者のクラス。
生前、数多くの国や地域を旅し、その足跡が物語として受け継がれた英雄に与えられる。
たとえその行いが何の利益ももたらさず、成功の保証がないとしても、その先に『夢』があるのだと信じて歩み続けた者達のクラス。
異邦者/漂流者のクラスであるストレンジャーとは異なり、こちらは現実的な旅―――史実に於ける冒険を偉業として捉えている。
彼の他にはクリストファー・コロンブス、フランシス・ドレイクといった船乗り、また領土拡大のために戦い抜いた征服者なども該当しうる。
加えて人類未踏の経験……人類の『未知』に挑戦した者達にも、この冒険者という肩書が与えられるかも知れない。
史実だけでなく、物語にて「冒険者」と語られた空想上の人物も該当するが、明確に「冒険者」と認識されていない限りは他のクラスが優先される。
例えば『ガリバー旅行記』、『ロビンソン・クルーソー』、『トム・ソーヤーの冒険』などの主人公は該当するが
ロビン・フッドやモンテ・クリスト伯、遡ってギルガメッシュ叙事詩、オデュッセイア、ローランの歌といった伝説は他の側面が際立ってしまう。
そのためこのクラスで召喚される者は戦闘力に欠け、戦力としては心許ないが……『夢に辿り着く』という一点に於いては、他の追随を許さない。
その『偉業』が世界に認められ、未知なる分野を開拓した先駆者がハービンジャーというクラスであるとすれば
偉業に辿り着くまでの足跡……真実へ辿り着くための『過程』が世界に認められた冒険者がアドベンチャーとなる。
辿り着いた結果が失敗であったとしても、その失敗は他の冒険者へと受け継がれていく。故に、このクラスは決して消えない『夢』を追い続ける。
あらゆる難行へと“挑んだ”者たち。未踏の地へと“向かった”者たち。そんな彼らの『冒険』こそが、アドベンチャーというクラスを成り立たせている。
イメージカラー:黄金
特技:進み続けること
好きなもの:黄金、冒険、胡椒の効いたパスタ
嫌いなもの:挫折、障害、冷え切ったピッツァ
天敵:チンギス・ハン(性質的に相容れない)
願い:黄金の国に辿り着くこと
セリフ集
自己紹介:「アドベンチャー、マルコ・ポーロ。この僕を呼び出したからには、最後まで付き合ってもらいます。いいですね!」
戦闘開始:「何者であろうと、この僕の『夢』を邪魔することは許さない」
アタック:「WREEEEAHHHッ!」
スキル:「回り道は嫌いなんだ」
宝具:「人に不可能はない。誰もが抱く『夢』は、欺瞞なんかじゃあ決して無い。目を瞑り、立ち止まったお前らにッ!『夢』の『実現』を見せてやるッ!
人類のの冒険は終わらない―――――それが『人類版図・黄金体験』。」
ダメージ:「ぐっ」
大ダメージ:「まだ……終わらない……」
消滅:「お前の『夢』が……僕の『夢』を上回った……か……」
勝利:「僕は勝敗に囚われない。一歩でも先に進んでいる者こそが、真の勝者足り得るからだ」
好きなこと:「ペッパーの効いたピッツァはどうです?僕の好物です。トマトとバジルのシンプルなマルゲリータだ、ポルチーニも乗せますか?」
嫌いなこと:「前に立たれる事は好きじゃない。僕の『夢』の前では、何人たりとも進ませない。それは貴方も例外ではありませんよ、マスター」
放置:「無駄な時間は好きじゃない。立ち止まるよりも先に、すべき事があるだろう」
会話:「貴方はあのジパングの出身だと聞きました。黄金の国……僕はいつか、あの国に辿り着く。その時には勿論、貴方にも来てもらいますよ」
【一人称】僕 【二人称】君、貴方、クラス名呼び捨て、(敵対者には)お前 【三人称】彼/彼女、あの人