ヴァスコ・ダ・ガマ
最終更新：
nevadakagemiya 2019年08月30日(金) 06:18:46履歴
「目標へ『到達』する。出発地点と目的地を『繋げる』……
両方やらなくちゃあいけないってのが総司令の辛いところだな」
「覚悟は良いか？俺は出来てる」
基本情報 
【元ネタ】史実
【CLASS】アドベンチャー
【真名】ヴァスコ・ダ・ガマ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・70kg
【髪色】青が差す黒 【瞳色】藍色
【外見・容姿】所々にスリットが入った船乗り風の衣装に身を包んだ男
【地域】ポルトガル
【年代】15世紀末
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力：C 耐久：B 敏捷：C 魔力：D 幸運：A++ 宝具：B
【CLASS】アドベンチャー
【真名】ヴァスコ・ダ・ガマ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・70kg
【髪色】青が差す黒 【瞳色】藍色
【外見・容姿】所々にスリットが入った船乗り風の衣装に身を包んだ男
【地域】ポルトガル
【年代】15世紀末
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力：C 耐久：B 敏捷：C 魔力：D 幸運：A++ 宝具：B
【クラス別スキル】
夢を追う者：C
アドベンチャーのクラススキル。探究心の上位互換。
冒険者という者達の本質。向かう先にある夢を、見果てぬ世界に待つ“未知”に焦がれる旅人。
彼らは決して諦めない。例え困難が道を阻んでも、苦難が待ち受けていようとも、確かな一歩を踏み固めていく。
諦めなければいつか辿り着く。そしていつか手に入れるのだ、夢の向こうにある“真実”を。
冒険者という者達の本質。向かう先にある夢を、見果てぬ世界に待つ“未知”に焦がれる旅人。
彼らは決して諦めない。例え困難が道を阻んでも、苦難が待ち受けていようとも、確かな一歩を踏み固めていく。
諦めなければいつか辿り着く。そしていつか手に入れるのだ、夢の向こうにある“真実”を。
前人未到：B
アドベンチャーのクラススキル。
対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
新大陸発見、未知なる民族との交流、文化の発掘、政治的な事件への関与、革命の目撃、音速への挑戦、様々な大旅行……。
人類史そのものに影響は及ぼさずとも、その偉業が「未知への冒険」であるならばすべからく対象となる。
当時は未知の領域とされ、神秘の国とされていた「インド」に辿り着き、其処までのルートを構築した彼の手腕。
対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
新大陸発見、未知なる民族との交流、文化の発掘、政治的な事件への関与、革命の目撃、音速への挑戦、様々な大旅行……。
人類史そのものに影響は及ぼさずとも、その偉業が「未知への冒険」であるならばすべからく対象となる。
当時は未知の領域とされ、神秘の国とされていた「インド」に辿り着き、其処までのルートを構築した彼の手腕。
【保有スキル】
黄金率：A+
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
彼がインドから輸入した胡椒、その他香辛料は、本人のみならず“国”に大きな財産を齎した。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
彼がインドから輸入した胡椒、その他香辛料は、本人のみならず“国”に大きな財産を齎した。
話術（威圧）：B
言葉と言葉の押収というよりは、背後に存在する圧力を以て言葉を封じ込める強引な交渉術。
筋力値やその他パラメータ、サーヴァントとしてのランクが高いほど、交渉時の成功率が高まっていく。
当時のアフリカ、インドなどで“武力”を見せつけて民衆や王を屈服させた彼のやり口がスキルとなったもの。
筋力値やその他パラメータ、サーヴァントとしてのランクが高いほど、交渉時の成功率が高まっていく。
当時のアフリカ、インドなどで“武力”を見せつけて民衆や王を屈服させた彼のやり口がスキルとなったもの。
プランニング：B
対象に辿り着くまでの航行思考。嵐の航海者等とは異なり、少数での航海のみに絞られる。
【宝具】
『現つし薫る南洋航路 』
ランク：B 種別：対路宝具 レンジ：1-99 最大捕捉：1人
彼が構築した航路。ポルトガルからインドまでの道程、及び其処へ至るまでの過程が宝具となったもの。
国と国、ヨーロッパとアジア、ポルトガルとインドを『繋げた』者であるガマは、あらゆるルートを「開拓する」権限を持つ。
その権限を以て、物理法則すらも捻じ曲げて発動地点と目的地『繋げる』宝具―――――それがこの『現つし薫る南洋航路 』である。
切り開き、繋げる。入口と出口の間に物理的な障害があろうとも構わず、距離や次元の階差すらも無視して目的地へ繋がる『路』を創り出す。
発動地点と目標地点はゲートめいた次元の狭間……便宜上「ポータル」と呼称する……で結ばれ、そのポータルを通ることで一瞬にして空間を移動する。
現実での距離とポータル間の距離は比例せず、一瞬というわけではないにせよ、4〜5mほどの距離で目的地点に辿り着く事が可能となる。
ポータルの間は完全な別次元となっており、次元を超えて干渉するような攻撃でない限りは通さず、通行中の安全は確保される。
但しこのポータルは5分もしない内に閉じてしまう為、中に籠もり続けることは出来ず、あくまでも通過用、緊急避難用として用いるのが基本。
尚、発動の際には一度でも「発動地点から目標地点」までの道を歩かねばならず、未踏の地……つまり「行ったことがない場所」に出口を作ることは出来ない。
あくまでも「己が辿ったルートを再現する」宝具であり、万能な空間転移技術というわけではないのである。
ちなみに“入り口”だけを作ることで、壁や床などを通り抜けるという小技も扱えたりする。
彼が構築した航路。ポルトガルからインドまでの道程、及び其処へ至るまでの過程が宝具となったもの。
国と国、ヨーロッパとアジア、ポルトガルとインドを『繋げた』者であるガマは、あらゆるルートを「開拓する」権限を持つ。
その権限を以て、物理法則すらも捻じ曲げて発動地点と目的地『繋げる』宝具―――――それがこの『
切り開き、繋げる。入口と出口の間に物理的な障害があろうとも構わず、距離や次元の階差すらも無視して目的地へ繋がる『路』を創り出す。
発動地点と目標地点はゲートめいた次元の狭間……便宜上「ポータル」と呼称する……で結ばれ、そのポータルを通ることで一瞬にして空間を移動する。
現実での距離とポータル間の距離は比例せず、一瞬というわけではないにせよ、4〜5mほどの距離で目的地点に辿り着く事が可能となる。
ポータルの間は完全な別次元となっており、次元を超えて干渉するような攻撃でない限りは通さず、通行中の安全は確保される。
但しこのポータルは5分もしない内に閉じてしまう為、中に籠もり続けることは出来ず、あくまでも通過用、緊急避難用として用いるのが基本。
尚、発動の際には一度でも「発動地点から目標地点」までの道を歩かねばならず、未踏の地……つまり「行ったことがない場所」に出口を作ることは出来ない。
あくまでも「己が辿ったルートを再現する」宝具であり、万能な空間転移技術というわけではないのである。
ちなみに“入り口”だけを作ることで、壁や床などを通り抜けるという小技も扱えたりする。
『黄金と香辛料 』
ランク：B 種別：対味宝具 レンジ：1 最大捕捉：1人前
彼がヨーロッパに齎した大量の胡椒、及び航路開拓に依ってもたらされた数々の香辛料の具現。
大航海時代、多くの船乗りが求めて止まなかったものがこの“胡椒”であり、時には同サイズの黄金と同等の価値があったとされた。
そんな胡椒を故郷へと持ち帰り、夢物語であった“胡椒の産地”を現実味のあるものとして、何より“実現可能な航路”を以て示したのがこのヴァスコ・ダ・ガマ。
神秘や幻想によるフォーカスを取り払い、現実的かつ等身大のモノへと変換する宝具で、端的に言ってしまうと「知名度補正や信仰補正をフラットにする」。
未開の地であり、幻獣や空想上の生き物さえ居るとされた「インディオ」の地をヨーロッパと結びつけた事も、この「神秘殺し」の確立に一役買っている。
夢を追う者ではあるが、齎したものは地続きの利益であった。そんなガマの人間性が現れた宝具とも言える。
勿論、胡椒を始めとした香辛料を無限に生み出す効果も持っている。
彼がヨーロッパに齎した大量の胡椒、及び航路開拓に依ってもたらされた数々の香辛料の具現。
大航海時代、多くの船乗りが求めて止まなかったものがこの“胡椒”であり、時には同サイズの黄金と同等の価値があったとされた。
そんな胡椒を故郷へと持ち帰り、夢物語であった“胡椒の産地”を現実味のあるものとして、何より“実現可能な航路”を以て示したのがこのヴァスコ・ダ・ガマ。
神秘や幻想によるフォーカスを取り払い、現実的かつ等身大のモノへと変換する宝具で、端的に言ってしまうと「知名度補正や信仰補正をフラットにする」。
未開の地であり、幻獣や空想上の生き物さえ居るとされた「インディオ」の地をヨーロッパと結びつけた事も、この「神秘殺し」の確立に一役買っている。
夢を追う者ではあるが、齎したものは地続きの利益であった。そんなガマの人間性が現れた宝具とも言える。
勿論、胡椒を始めとした香辛料を無限に生み出す効果も持っている。
【Weapon】
『マスケット銃』
単発式の火縄銃。当時のヨーロッパでは比較的メジャーな武装だった。
加えて彼は、彼の艦隊に搭載されていた“大砲”を扱うこともあり、アドベンチャーでありながら高い攻撃性を備えている。
加えて彼は、彼の艦隊に搭載されていた“大砲”を扱うこともあり、アドベンチャーでありながら高い攻撃性を備えている。
【解説】
ポルトガルの冒険者。
高い航海術と交渉術を備えた男であり、ガマ艦隊の総司令官を努めていた。
1492年、冒険者クリストファー・コロンブスがインディアス（実際にはアメリカ大陸だが）に到達したことにより、ポルトガル王政は大きな打撃を受け
急遽インドへの到達、及び航路の開拓を早急に迫られる事態となり、その第一人者として選ばれたのがこのヴァスコ・ダ・ガマであった。
故に、彼の航海はコロンブスやバーソロミューのように「未知の踏破」ではなく、その一歩先……「未知への航路」を切り開くことが目的だった。
ガマは三ヶ月間もの間大西洋を航海し、喜望峰やモザンビークでの停泊を経て、遂に『インド』の地へと辿り着く。
その過程は決して華々しいものではなく、現地の民衆を人質に取って水先案内人として扱うなど、強引な手法も目立っていた。
それらの行為からガマを海賊だとする声も多く、実際に同じ港に停まっていたイスラム商人などは彼らに対し攻撃的な態度をとっていたほど。
苦難の末、遂にインド（カレクト国）に辿り着いたガマ艦隊だったが、当時のヨーロッパとインド周辺では貧富の差が激しく
献上品として運んできた物品を「貧しい商人でももっとマシなものを持ってくる」とまで嘲笑われてしまう程だった。
だがガマは滅気ず、それらの献上品を「今回の旅路は開拓が目的であるから、次の来訪ではより沢山の献上品を持ってこよう」と約束。
それでもこの航海によってヨーロッパからインドへのルートを確立し、インドに拠点を置いたポルトガルは大きく領土を広げ
コチン、更にはマラッカを占領したことで、ポルトガルは当時のスペイン帝国に匹敵する大国――――ポルトガル海上帝国を築き上げたのである。
その帝国の成立、礎を築き上げたものこそがヴァスコ・ダ・ガマ。
冒険者でありながら政治家としての側面を持ち合わせ、冷静なる胆力を以て『路』を作り出した男。
高い航海術と交渉術を備えた男であり、ガマ艦隊の総司令官を努めていた。
1492年、冒険者クリストファー・コロンブスがインディアス（実際にはアメリカ大陸だが）に到達したことにより、ポルトガル王政は大きな打撃を受け
急遽インドへの到達、及び航路の開拓を早急に迫られる事態となり、その第一人者として選ばれたのがこのヴァスコ・ダ・ガマであった。
故に、彼の航海はコロンブスやバーソロミューのように「未知の踏破」ではなく、その一歩先……「未知への航路」を切り開くことが目的だった。
ガマは三ヶ月間もの間大西洋を航海し、喜望峰やモザンビークでの停泊を経て、遂に『インド』の地へと辿り着く。
その過程は決して華々しいものではなく、現地の民衆を人質に取って水先案内人として扱うなど、強引な手法も目立っていた。
それらの行為からガマを海賊だとする声も多く、実際に同じ港に停まっていたイスラム商人などは彼らに対し攻撃的な態度をとっていたほど。
苦難の末、遂にインド（カレクト国）に辿り着いたガマ艦隊だったが、当時のヨーロッパとインド周辺では貧富の差が激しく
献上品として運んできた物品を「貧しい商人でももっとマシなものを持ってくる」とまで嘲笑われてしまう程だった。
だがガマは滅気ず、それらの献上品を「今回の旅路は開拓が目的であるから、次の来訪ではより沢山の献上品を持ってこよう」と約束。
それでもこの航海によってヨーロッパからインドへのルートを確立し、インドに拠点を置いたポルトガルは大きく領土を広げ
コチン、更にはマラッカを占領したことで、ポルトガルは当時のスペイン帝国に匹敵する大国――――ポルトガル海上帝国を築き上げたのである。
その帝国の成立、礎を築き上げたものこそがヴァスコ・ダ・ガマ。
冒険者でありながら政治家としての側面を持ち合わせ、冷静なる胆力を以て『路』を作り出した男。
【人物・性格】
冷静沈着だが冷酷ではなく、人の感情を慮る事の出来る温厚な人物。
良くも悪くも人心掌握術に長けており、冒険者としては珍しく地に足のついた、確固とした人間味を持ち合わせる。
情に厚く、特に味方が窮地に陥った際には合理性を投げ捨ててまで強硬手段を取るなど、必ずしも冷徹を貫くわけではない。
一方で敵対者、障害となりうる者に対しては容赦せず、武力的な行動による威圧を行う事も少なくはない。
そういった二面性もまた、冒険者という“個人”ではなく総司令官、人の上に立ち言葉を交わすものとしての“管理者”であることを伺わせる
余談だが、香辛料の取り扱いに長けていたためか人一倍鋭い味覚を持っている。
本人曰く「汗を舐めれば嘘を見抜くことも出来る」程だと言うが、真偽の程は不明。
イメージカラー：ブラックペッパー
特技：プランニング、強気の交渉
好きなもの：伝説上の大陸、効率化作業、胡椒を利かせたアロース・デ・マリスコ（海鮮リゾット）
嫌いなもの：他人を利用する者、“嘘”、スペイン料理
天敵：クリストファー・コロンブス
願い：全世界ありとあらゆる場所への『路』を構築すること
【一人称】俺 【二人称】お前、あんた、名字呼び捨て、てめー 【三人称】あいつ、あの男/女
良くも悪くも人心掌握術に長けており、冒険者としては珍しく地に足のついた、確固とした人間味を持ち合わせる。
情に厚く、特に味方が窮地に陥った際には合理性を投げ捨ててまで強硬手段を取るなど、必ずしも冷徹を貫くわけではない。
一方で敵対者、障害となりうる者に対しては容赦せず、武力的な行動による威圧を行う事も少なくはない。
そういった二面性もまた、冒険者という“個人”ではなく総司令官、人の上に立ち言葉を交わすものとしての“管理者”であることを伺わせる
余談だが、香辛料の取り扱いに長けていたためか人一倍鋭い味覚を持っている。
本人曰く「汗を舐めれば嘘を見抜くことも出来る」程だと言うが、真偽の程は不明。
イメージカラー：ブラックペッパー
特技：プランニング、強気の交渉
好きなもの：伝説上の大陸、効率化作業、胡椒を利かせたアロース・デ・マリスコ（海鮮リゾット）
嫌いなもの：他人を利用する者、“嘘”、スペイン料理
天敵：クリストファー・コロンブス
願い：全世界ありとあらゆる場所への『路』を構築すること
セリフ集
【一人称】俺 【二人称】お前、あんた、名字呼び捨て、てめー 【三人称】あいつ、あの男/女
【因縁キャラ】
クリストファー・コロンブス：ライバル。
ガマの航海は、彼の新大陸発見……当時はインドとされていたが……による世界情勢の変化がきっかけであった。
だが生粋の冒険者であり“略奪者”である彼とは違い、ガマは明確な目的と綿密な計画を以て冒険をし、インドへと辿り着いた。
その性根からして全くの別物で、同じ時代を生きた同業者でありながら彼を受け入れることはなく、忌避してすら居る。
「吐き気をもよおす邪悪とは……何も知らぬ無知なる者を利用する事だ」
「てめーだけの都合でッ！自分の利益のためだけに利用する事だッ！コロンブス……その性根ごと、地獄で真っ直ぐにしてくるんだな」
マルコ・ポーロ：偉大なる先人。
彼の書……彼の旅路があったからこそ、ガマの計画は成り立った。
そして彼が多くのものに与えた夢、香辛料や黄金が満ちるという幻の国「インド」へ辿り着き、その夢を現実のものとした。
それでも尚、彼に対して抱くものは抑えきれぬほどの敬意であり、尊敬であり、尽きることのない感謝である。
「マルコ……お前の気高き覚悟と、黄金のような夢が俺たちを導いてくれた」
「ただゆっくりと滅ぶだけだった俺たちの国を生き返らせてくれた……ありがとう。お前の冒険に、俺は敬意を表する」
アメリゴ・ベスプッチ：同時代の冒険者。
コロンブスのように野望と征服欲を持っていたわけではなく、純粋な好奇心と『覚悟』の下に新世界へ辿り着いた彼を讃えている。
それでいて合理的な面もあり、宝具の性質も「目的地へ到達させる」という根本の部分は同一のため、性能面はともかく性格面では割と相性が良い。
「お前の輝かしい『覚悟』に賭けよう、ベスプッチ。お前の見た新世界とやらに路を繋げてみるのも悪くはないかもな……」
ロアール・アムンセン：後世の冒険者。
南極といえば、マゼラン艦隊が遥か水平の彼方に垣間見た大陸……未知なる『メガラニカ』であった。
インド以上に未知なる領域である南極へと辿り着き、その路を開拓した者として賞賛を送る。
「地球の果てに辿り着く、か……ふっ、味なことを。だがその勇気、揺るぎない覚悟を俺は称賛するぞ。ロアール・アムンセン」
ガマの航海は、彼の新大陸発見……当時はインドとされていたが……による世界情勢の変化がきっかけであった。
だが生粋の冒険者であり“略奪者”である彼とは違い、ガマは明確な目的と綿密な計画を以て冒険をし、インドへと辿り着いた。
その性根からして全くの別物で、同じ時代を生きた同業者でありながら彼を受け入れることはなく、忌避してすら居る。
「吐き気をもよおす邪悪とは……何も知らぬ無知なる者を利用する事だ」
「てめーだけの都合でッ！自分の利益のためだけに利用する事だッ！コロンブス……その性根ごと、地獄で真っ直ぐにしてくるんだな」
マルコ・ポーロ：偉大なる先人。
彼の書……彼の旅路があったからこそ、ガマの計画は成り立った。
そして彼が多くのものに与えた夢、香辛料や黄金が満ちるという幻の国「インド」へ辿り着き、その夢を現実のものとした。
それでも尚、彼に対して抱くものは抑えきれぬほどの敬意であり、尊敬であり、尽きることのない感謝である。
「マルコ……お前の気高き覚悟と、黄金のような夢が俺たちを導いてくれた」
「ただゆっくりと滅ぶだけだった俺たちの国を生き返らせてくれた……ありがとう。お前の冒険に、俺は敬意を表する」
アメリゴ・ベスプッチ：同時代の冒険者。
コロンブスのように野望と征服欲を持っていたわけではなく、純粋な好奇心と『覚悟』の下に新世界へ辿り着いた彼を讃えている。
それでいて合理的な面もあり、宝具の性質も「目的地へ到達させる」という根本の部分は同一のため、性能面はともかく性格面では割と相性が良い。
「お前の輝かしい『覚悟』に賭けよう、ベスプッチ。お前の見た新世界とやらに路を繋げてみるのも悪くはないかもな……」
ロアール・アムンセン：後世の冒険者。
南極といえば、マゼラン艦隊が遥か水平の彼方に垣間見た大陸……未知なる『メガラニカ』であった。
インド以上に未知なる領域である南極へと辿り着き、その路を開拓した者として賞賛を送る。
「地球の果てに辿り着く、か……ふっ、味なことを。だがその勇気、揺るぎない覚悟を俺は称賛するぞ。ロアール・アムンセン」
【コメント】
ヴァスコ・ダ・ガマが来る！��
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