ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。



「このマルコ・ポーロにはがある」



基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アドベンチャー
【真名】マルコ・ポーロ
【異名・別名・表記揺れ】黄金の冒険者、百万男
【性別】男性
【身長・体重】176cm・67kg
【髪色】黄金 【瞳色】翡翠色
【地域】イタリア・アジア
【年代】15世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】

夢を追う者:A

 アドベンチャーのクラススキル。探究心の上位互換。
 冒険者という者達の本質。向かう先にある夢を、見果てぬ世界に待つ“未知”に焦がれる旅人。
 彼らは決して諦めない。例え困難が道を阻んでも、苦難が待ち受けていようとも、確かな一歩を踏み固めていく。
 諦めなければいつか辿り着く。そしていつか手に入れるのだ、夢の向こうにある“真実”を。
 

前人未到:B

 アドベンチャーのクラススキル。
 対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
 嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
 新大陸発見、未知なる民族との交流、文化の発掘、政治的な事件への関与、革命の目撃、音速への挑戦、様々な大旅行……。
 人類史そのものに影響は及ぼさずとも、その偉業が「未知への冒険」であるならばすべからく対象となる。

【保有スキル】

黄金率(精神):A++

 金銭の巡りや身体の黄金比ではなく、精神の気高さの現れ。
 完成された精神の形は何人にも侵されること無く、抱いた目的を違えることはない。
 精神的な頑強さと言うよりは精神の「完璧さ」。その根底には、盤石なる「覚悟」が宿っている。
 で、あるからこそ、彼が為す行いは全て「正義」に通ずる。端的に言ってしまうと、とてつもない面の厚さと図々しさ。

不屈の闘志:A

 あらゆる苦痛、絶望、状況に絶対に屈しない極めて強固な意思。
 彼の場合、その対象は「自分の夢の到達を阻むあらゆる因難」と定義される。
 問題に対する瞬発的な抵抗力というよりは「決して諦めない」という継続力に通じる在り方。

語り手:B+

 物語や伝説をいかに上手に口で語れるかを示すスキル。
 書物に物語を書き記すような技術とはまったく別の、聞き手の気分や精神状態も加味して適切な語り口を選ぶ、即興性に特化した物語伝達能力。
 相手に夢と希望を与え、誇大も交えて受け継がれるその物語は、時に煽動としても機能しうる。

【宝具】

東方見聞録イル・ミリオーネ

ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:1000人
 『世界の記述』、或いは『驚愕の書』とも伝えられる旅行記。
 中世にて初めて「東洋」の概念を持ち込んだ一冊であり、その中で語られる東洋の神秘の数々は人々を魅了した。
 褐色の香木。世界でも類を見ない亜麻布。数多くの香辛料。そして……東の果てにあるという、黄金の国ジパング。
 この一冊が広まったことにより、中世におけるアジアとは宝の島―――夢の国であるとされ、やがて多くの冒険者が東を目指した。
 バスコ・ダ・ガマ、ベント・デ・ゴイス、クリストファー・コロンブス。後の大航海時代を導いた先駆者こそが、このマルコ・ポーロ。
 ―――――この物語を耳にした者に、『夢』という名の魅了を与える。そして何もかもを放り出して其処へ向かうべき『目的』を与える。
 精神的な干渉や性的なアプローチによるものではなく、誰しもが持ちうる浪漫を介した魅了……それこそがこの『東方見聞録』の力。

 レンジ内に存在する英霊……特に『目的のために数々の冒険を重ねた』英霊に対して、抗いがたい魅了効果を付与する。
 現在行われている物事、判定自体をも擲つほどに優先される「目的」を与え、強制的に戦闘を終了させるという宝具。
 一種のカリスマとも言えるもので、味方陣営に用いれば全員が同じ「目的」のもとに集い、不屈の闘志を宿す事が可能となる。
 但しそういった『夢』を持たない者、諦めた者、反英霊全般には効果を発揮しにくい。
 

人類版図・黄金体験エスペリエンツァ・ドーロ

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 彼が歩んだ道。彼が切り拓いた道程。彼が遺した軌跡。そして、彼が憧れた夢。
 十数年にも及ぶ冒険は後世に受け継がれ、それは輝かしき体験であり、黄金に輝く夢であると昇華させた。
 だが彼が本当に歩んだ道に、そのような彩りに満ちた体験はなかったのかも知れない。その多くは、脚色と誇大による空想なのかも知れない。
 それでも―――――人々がそれを望むのなら、彼の道程は真に『黄金体験』であったのだ。物語通りに素晴らしき冒険であったのだ。
 彼が持ち帰った百万もの体験談は、やがて千万、億へと膨れ上がる。その全ての理想を、空想を、夢を、真の体験であったと置き換える。

 ―――――――『夢の実現』。それこそがこの『人類版図・黄金体験エスペリエンツァ・ドーロ』。
 夢に辿り着くために、彼は如何なる近道も手段も要さない。だた進み続ける……それだけで、彼の『夢』は『実現』される。

【解説】

 マルコ・ポーロ。24年に渡る冒険の末、当時知られていなかった東洋の概念を確立させ、多くの富と栄誉を齎した。
 彼の後述に依って書き記された旅行記『東方見聞録』は中世に於けるアジアの認識を覆し、主流であった「世界」の形をも一変させた。
 ヨーロッパにもたらされたその手記は、当時の人々からすれば信じ難い夢物語であったが……やがてその体験は受け継がれ、多くの言語に分岐して語り継がれた。
 後に大航海時代が訪れた際、アジアの文化を記した貴重な文献としても扱われ、東洋に在るという黄金の国『ジパング』は数々の冒険者を魅了させた。
 中でもクリストファー・コロンブスはこの東方見聞録を隅々まで読み込んでいて、400弱に及ぶ書き込みを残すほどに入れ込んでいたとされる。
 東洋という世界に到達し、輝かしき体験を後世に伝え、『世界』を広げた黄金の偉人。それが“百万男”、マルコ・ポーロ。

 なお勘違いされがちだが、『東方見聞録』の著者はマルコ・ポーロではなく、彼から口述を受けた作家、ルスティケロ・ダ・ピサである。
 戦争に参加したことで捕虜となり、獄中で出会ったマルコから冒険譚を語り聞かされ、感銘を受けて編纂し旅行記として再編されたものが世に知られる『東方見聞録』。
 故に内容には事実と異なる脚色、誇大が数多く散見されるが……それらも含めて、彼が歩んだ『世界の記述』なのだ。

 彼がヨーロッパにもたらしたものの代表として、中国での「麺」を原典とした「パスタ」、陶磁器や方位磁石等がある。
 中でも方位磁石は後に羅針盤へと発展し、『東方見聞録』による世界観の構築も相まって大航海時代の大きな礎となった。

【人物・性格】

 穏やかで冷静沈着。だがその言動の節々には、確固たる決意と揺るぎ無い精神が見て取れる。
 全体に『夢』を掴むという覚悟があるからこそ、彼は動じる事も臆する事もなく、ただ道を突き進んでいく。
 小細工も手段も要らない。ただ歩き続けているだけで『夢』は『実現』される。その冒険の終わりには、輝かしき名誉が約束される。
 故に堂々としており押すことも引くこともせず「存在している」。言い知れぬ雰囲気と凄みを持ち合わせる黄金のような男。
 「やると言ったらやる」――――この男にとって、その言葉は伊達でも見栄でもない。

 口調は丁寧で礼儀正しく、常に相手を敬うような口ぶりで接する。
 何事も対等に平等に扱う性格から、「敵」「障害」と見なさない限りは態度を崩さず、礼節を以て接する。
 かのクビライに取り入り、東洋の出来事を間近で眺められたのもこの高い社交性による賜物である。

【クラス解説】

 アドベンチャー。アドベンチャラーとも。冒険者、探検者のクラス。
 生前、数多くの国や地域を旅し、その足跡が物語として受け継がれた英雄に与えられる。
 たとえその行いが何の利益ももたらさず、成功の保証がないとしても、その先に『夢』があるのだと信じて歩み続けた者達のクラス。
 異邦者/漂流者のクラスであるストレンジャーとは異なり、こちらは現実的な旅―――史実に於ける冒険を偉業として捉えている。
 彼の他にはクリストファー・コロンブス、フランシス・ドレイクといった船乗り、また領土拡大のために戦い抜いた征服者なども該当しうる。
 加えて人類未踏の経験……人類の『未知』に挑戦した者達にも、この冒険者という肩書が与えられるかも知れない。

 史実だけでなく、物語にて「冒険者」と語られた空想上の人物も該当するが、明確に「冒険者」と認識されていない限りは他のクラスが優先される。
 例えば『ガリバー旅行記』、『ロビンソン・クルーソー』、『トム・ソーヤーの冒険』などの主人公は該当するが
 ロビン・フッドやモンテ・クリスト伯、遡ってギルガメッシュ叙事詩、オデュッセイア、ローランの歌といった伝説は他の側面が際立ってしまう。
 そのためこのクラスで召喚される者は戦闘力に欠け、戦力としては心許ないが……『夢に辿り着く』という一点に於いては、他の追随を許さない。

 その『偉業』が世界に認められ、未知なる分野を開拓した先駆者がハービンジャーというクラスであるとすれば
 偉業に辿り着くまでの足跡……真実へ辿り着くための『過程』が世界に認められた冒険者がアドベンチャーとなる。
 辿り着いた結果が失敗であったとしても、その失敗は他の冒険者へと受け継がれていく。故に、このクラスは決して消えない『夢』を追い続ける。

 あらゆる難行へと“挑んだ”者たち。未踏の地へと“向かった”者たち。そんな彼らの『冒険』こそが、アドベンチャーというクラスを成り立たせている。


イメージカラー:黄金
特技:進み続けること
好きなもの:黄金、冒険、胡椒の効いたパスタ
嫌いなもの:挫折、障害、冷え切ったピッツァ
天敵:チンギス・ハン(性質的に相容れない)
願い:黄金の国に辿り着くこと

セリフ集


【一人称】僕 【二人称】君、貴方、クラス名呼び捨て、(敵対者には)お前 【三人称】彼/彼女、あの人

【因縁キャラ】

クリストファー・コロンブス:後世の冒険者。
 成し遂げた偉業には敬意を表するが、その性根や他人を利用することも厭わない性格を「悪辣」と評する。
 彼が夢の実現のために「手段を選ばない」男ならば、マルコ・ポーロは夢の実現のために「ただ突き進む」男。
 必要に迫られれば悪にも手を染める男と己を正義と信じて止まない男……その精神性は真逆である。

アメリゴ・ベスプッチ:後世の冒険者。
 コロンブス同様、マルコの黄金のような旅路に夢を垣間見て新天地を目指した男。

ヴァスコ・ダ・ガマ:後世の冒険者。
 自身が辿り着いたインド、そして極東の地への路を造り出した者として誇りに思っている。

ロアール・アムンセン【オルタ】:後世の冒険者。
 遥か地球の果て、南極大陸に辿り着いた極圏への到達者。氷の大地を踏破した男。

【コメント】

泥の奇妙な冒険Part5 黄金の国編
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