kagemiya@ふたば - マルフィーザ
「おっ! はじめまして! オレの名前はマルフィーザ! これからよろしくー!」

「つーこって、さっさと戦さ場に行こうぜマスターッ!」



基本情報

【元ネタ】「恋するオルランド」、「狂えるオルランド」
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マルフィーザ
【異名・別名・表記揺れ】マルフィサ、マルフィーサなど
【性別】女性
【身長・体重】188cm・70kg
【肌色】白人 【髪色】ブライトレッド 【瞳色】エメラルドグリーン
【スリーサイズ】89/71/95
【外見・容姿】赤髪のツンツンショート、傷だらけの鎧を着込んだ長身の少女
【地域】フランス、イタリア、インド
【年代】8世紀〜9世紀頃
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型

【ステータス】

筋力:A 耐久:A 敏捷:E 魔力:D 幸運:D 宝具: B+

【クラス別スキル】

対魔力:C

第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C

騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 騎士としては並程度の技量。

【保有スキル】

怪力(愚):B

一時的に筋力を増幅させる。
通常の怪力スキルが変化したものであり、これにより魔物・魔獣ではないのにも関わらず保有を可能としている。
その代償として任意発動できず、身体に力を込めたときにランダムに発動するような性質を持ってしまった。

勇猛:C

威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

戦闘続行:B

往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
たとえ剣を弾き飛ばされ落馬させられ鎧を砕かれたとしても、拳一つで敵に立ち向かうほどの執念と精神力を持つ。

愚者の殻:D

その愚かな言動が敵にもたらす油断がスキル化したもの。
セイバーのことを愚かだと思っている者には彼女の戦術眼や知能が実際のものよりも更に低く見える。
思ってるほどはバカじゃない。バカだけど。

【宝具】

七國・覇道烈斬コンクイーツァ・デ・セッテ

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:7人
セイバーが王国を乗っ取った後に、瞬く間に征服した七つの国々に由来する特殊な剣技。
手にした武器にエネルギーを送り込みむことで、刀身に並行するように征服した七国になぞらえた七枚のエネルギーの刃が現出する。
これを力一杯振るうと共に、これらの七本の太刀筋をエネルギー波として放出し、対象を両断する。
この宝具は剣に備わった能力ではなくセイバー自身の能力であるため、特定の剣でなくても発動が可能である。

玖猛・撃衝破断カッポット・デ・ノーヴェ

ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:0-90 最大捕捉:9人
セイバーが女族の土地での冒険の際に、決闘にて九人の男たちを連続で倒し、その勇猛さを証明した逸話に由来する宝具。
セイバーが剣を正中に構えるとその長さ・幅・厚さ・重量が九倍にまで上昇し、更に赤熱化する。
この巨大な剣を力一杯一閃し、刃で両断すると共に衝撃波で敵陣を蹂躙する。
こちらもまたセイバーの能力としての宝具であるため、発動のための武器を選ばないという利点がある。

【Weapon】

『無銘・大剣』

種別としてはファルシオンに分類される、セイバーの身の丈程もある巨大で幅広な片刃の大剣。
切れ味はさほど優れておらず、「叩き斬る」ようにして使用する。
横向きにすれば刀身が頑丈な盾にもなるほどの頑丈さも併せ持つ。
宝具の媒介として適切な剣であり、基本的にはこの剣を用いて宝具を使用する。

『無銘・手甲』

戦闘時は常に欠かさず身につける鋼鉄製の武骨な手甲。
手の保護よりもむしろ攻撃性を重視しており、魔力を込めることで殴打の威力を高めることが可能。
これにより徒手空拳でも帯刀時とほぼ変わらない戦力を維持することができる。
実はこの手甲でも『玖猛・撃衝破断カッポット・デ・ノーヴェ』は発動可能。
この場合は巨大な拳で突きを放つ。

【解説】

主に中世イタリアの叙事詩「恋するオルランド」に登場し、「狂えるオルランド」にも姿を見せる若き女騎士にしてインドの女王、マルフィーザ。
シャルルマーニュに仕える騎士ルジェロの双子の妹であり、彼女もまた兄と同じくヘクトールの子孫である。
ブラダマンテの物語などのように騎士物語には恋愛譚がつきものであるが、彼女にはそのような浮いた話が皆無であり、とにかく敵と戦い、そしてとにかく強いことが主たる活躍の強力な女戦士である。

幼い頃に兄ルジェロと異なり逃げ足が遅かったために捕らわれ、東へ奴隷として売り飛ばされてしまうことで彼と生き別れとなる。
しかし後にその国の王に強姦されそうになったところを逆襲、家臣団もろとも全滅させて国そのものを乗っ取り女王となると、ペルシアとインドを初めとする七つの国を瞬く間に支配下に収める。
初めはタタール軍の一員としてシャルルマーニュを攻め立てていた彼女だったが、決闘を邪魔されたことに怒りタタールに反逆、そのまま彼らを討ち果たして追い返してしまう。
なし崩し的にフランス側についた彼女は、その後に親友となったアストルフォやブラダマンテなどと共に様々な戦闘を経験することとなる。
やがて兄ルジェロと再会し、彼もシャルルマーニュの傘下となる。
ルジェロとブラダマンテは恋人となり、マルフィーザが何故かルジェロの浮気相手でなはいかとブラダマンテに疑われて殺し合いになるなどのすったもんだの末に結婚。
マルフィーザは親友の義妹となる。
やがてルジェロが謀殺された際には、ブラダマンテと手を取り合って兄と夫の復讐を果たすと言われている。
「恋する」と比較して「狂える」での活躍は皆無に等しく、基本的には「恋する」の登場人物であるといえる。

【外見】

長身で手足が長く、すらりとしながらも筋肉質な豹のような体型。
癖の強い鮮やかな赤髪を肩に着かない程度に切り揃えている。
大人らしい身体つきをしている割に顔立ちは幼く、また表情豊かであるためさらに輪をかけて幼く見える「大きな子供」。
しかしながら顔つきは湿っぽさのない清楚系の美少女であり、他の女性から羨まれることも少なくない。
つり目であるがキツい印象はあまりなく、透明度の高い瞳には悪戯っぽい輝きが光る。
戦闘時は傷だらけの無骨な鎧を身に纏うが、普段の服装はラフなもの。
現代文化によく馴染み、ビビッドカラーのヘソ出しシャツやダメージホットパンツなどの派手なファッションを好む。
全体的に派手好き。

【人物・性格】

明朗快活、天真爛漫、単純明快、そして猪突猛進。
そして何よりもバカ。
熱血で饒舌で暑苦しく馴れ馴れしい性格だが、表裏というものが皆無であるために誰とでも仲良くなることができる特技を持つ。
良くも悪くも精神年齢が低く自分の感情に素直であるため、楽しいことがあれば笑い、悲しいことがあれば泣き、そしてちょっとしたことですぐ喧嘩を起こすが、しばらくすればコロッと忘れてニコニコしている。
また正義感が強く竹を割ったようなさっぱりとした性格でもある。

細い……というほど細くもない腕は、しかし見た目以上の馬鹿力を備えており、また握力も凄まじく高い。
体力にも優れておりスタミナがあるが、唯一走るスピードはサーヴァントとしては遅く、機動力に欠ける面がある。
戦闘時はその怪力を十二分に活用して得物を振り回す重戦車型のパワーファイターとなる。
とにかく堅く、とにかく一撃が重い。大半の攻撃は鎧と自身の肉体で受け止め、巨大な大剣で叩き潰すのが基本的な戦法といえる。
一方で技量に欠け、また小細工や小技にも欠けるド真ん中一直線の戦法しか取らないためにフェイントやトラップに弱いきらいがある猪武者な面もある。
とにもかくにも真っ正面から力付くで正面突破を目指すスタイルはセイバーというよりもむしろバーサーカーに近い印象を与えてくる。

とにかく「強くなること」を目標に掲げており、毎日鍛錬とイメージトレーニングを欠かすことのない努力家。
強い戦士と戦い、そして乗り越えて強くなることを何よりもの生き甲斐としている。

マスターに対しては親友のように接し、気軽に抱きついてくるほどに馴れ馴れしい。
だが、実のところ骨の髄まで自分の感情に素直であるため忠誠心のようなものは皆無に等しく、自分のスタンスに合わないのであれば躊躇することなく反逆し刃を向けることもある。
ただし彼女は倫理を重視し正道をよしとするため、マスターが真人間であれば裏切られることはまずないと考えてよいだろう。
もちろん、もしマスターが人の道を外れるようなことがあれば、そしてセイバーの説得の声も聞き入れず外道に堕ちるようなことがあれば、彼女は容赦なく自身の主の首を刎ねるだろう。
かつて自身を犯そうとした王を殺害したように。
このように、自身が悪と見定めた的には容赦ない冷酷な面もある。

そんな苛烈な女戦士である彼女であるが、大の可愛いもの好きという一面も持つ。
彼女が愛らしさを見いだすのは小犬から獅子にまで及ぶが、特に幼い少年少女については少々危険なお姉さんと化す。
一方で幼少期の経験が影響しているのか、自分の色恋沙汰には一切興味がない。
というか男性に興味がない。
決して嫌っているわけではなく、むしろそのさっぱりとした性格から男性の友人も多いが、どうやら彼女にとっては恋愛対象ですらないようである。

逸話にもあるとおり、誰かをハグする事が大好き。
家族だろうと親友だろうと女だろうと男だろうと分け隔てなく飛びつき抱きつき締め上げる。
その力の強さは凄まじく強く、その筋力ステータスの高さ、怪力スキルは伊達ではない。

このように無邪気で脳天気な印象の強い彼女であるが、決してそれは無知だからではない。
かつては奴隷となったり性的暴行を受けかけた過去があるなど、人の醜い面も多く見てきている。
それでも彼女が暢気でいられるのは、偏にアストルフォやブラダマンテなどの仲間に恵まれたからである。
そんな彼女は人一倍誰かの悪意に敏感であり……そしてその悪意に呑まれる危険性も併せ持つ。



女騎士マルフィーザとブラダマンテの果たしたルジェロの復讐劇は、とても凄惨なものであったと言われている。


【台詞例】

「おっ、待ってました! よくオレを呼んでくれた! オレの名前はマルフィーザ! クラスはセイバーッ! さ、戦いに行こう!」
「せーのっ! 目指せ最強! 響け絶叫!! オレの夢はどこまでもー!!! よしっ! 朝の発声練習終わりっ!!」
「ねぇねぇ! 戦いに行かないのー!? オレ、暇なんだけどー!」
「真の最強は日々の鍛錬から! 行くぜマスター! まずは腹筋ごひゃっかーい!!」
「ハイ次は背筋ごひゃっかーい! 安心しろ、水と塩は山ほどあるからねー!」
「やべー! 超可愛いじゃんかあれ! ぎゅーっとしていいかマスター!? ぎゅーっと!!」
「恋愛? 興味ねーなー。そんなことより戦いだ戦い! んま、可愛い子連れてきてくれるなら満更でもないけどさー」

「鉄縄よりも堅いオレの堪忍袋の緒も遂にブチ切れたッ! お前だけは絶対許さないッ!!」
「覚悟しろ。今から貴様は我が強さの糧でなく───命を奪うと決めたオレの敵だ」


イメージカラー:クリムゾン
特技:ハグ
好きなもの:可愛いもの、最強、自由
嫌いなもの:ゴツい奴、奴隷商人、身勝手な男
天敵:可愛くて強い戦士
願い:強くなる! 

【一人称】オレ 【二人称】お前 【三人称】あいつ

【因縁キャラ】

アストルフォ

生前の大親友。
轡を並べて活躍した冒険譚も少なくない。
とにかく馬が合い、暇さえあれば二人で馬鹿をやっていた。
ローランを鎮めるために彼がした女装を褒め称え、日頃からその服装で過ごすよう勧めた一人。
一方でセイバーが可愛いもの好きになった原因の一人でもあり、互いに影響を与え合っている。

ブラダマンテ

生前の大親友その2。
勘違いで殺されかけたなどということはこの二人の間では一切の遺恨にもなっておらず、二人集まればIQが下がり、アストルフォが加われば更に下がる。
また、ブラダマンテと二人で猪突猛進に敵陣に突っ込めばお互いを一切にもかかわらず誰にも止められない暴走台風が完成する。
ただし、セイバー的にはアルガリアの槍で転んだのはノーカンらしい。
フランク王。
かつてはセリカン王のグラダッソーやタタール王のアグリカンと並びいつか征服してやるのだと目標にしていた王の一人であったが、ふとしたきっかけで親しく縁を結ぶこととなる。
その優しさと誇りを高く評価し、セイバーにしては珍しく、彼に対しては明確に敬意を示して接する。
アストルフォたちの仲間であり、セイバー自身とも関わりの深いシャルルマーニュ勇士の一人。
強力な勇士であり、また悪人ではないことも理解しているのだが……苦手。
ゴツくて惚れっぽくてそのうえ脱ぎ癖があるというのはどうしても彼女の苦手要素の塊だからである。
端から見ると似てるとか言わない。
アストルフォと同じくシャルルマーニュ十二勇士の一人。
司教でありながら優れた戦闘能力を持つ彼の強さを認めており、それゆえに共に鍛錬に臨むこともあった。
一方で、質実剛健な彼からは嫌われこそしていなくとも、少し鬱陶しがられていたようだ。
オルランド……つまりローランの親友たる騎士。
実直で真面目な騎士だが、意外なことにセイバーはこのようなタイプの人物は苦手ではない。
むしろ人物的にはとても好ましいと思っており、それゆえかたびたび絡みに行くこともある。
天然とバカの組み合わせはよく噛み合うものである。

【コメント】

明るくてバカだけど強い子。
女騎士らしさは基本的にないけど締めるときは締められる子がいいなとおもってます。
後はアストルフォと親友なのが納得できるレベルのIQに。
[END]

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