kagemiya@ふたば - 大苫もこ
「…………ごめん、聞いてなかった。私になにか用かな?」


基本情報

【氏名】大苫もこ(おおとま -)
【性別】女性
【年齢】14歳
【出身】日本
【身長・体重】158cm・45kg
【肌色】色白 【髪色】白に近い亜麻色 【瞳色】薄い桃色
【スリーサイズ】88/56/84
【外見・容姿】オーソドックスな学生服に羊風のパーカーを羽織った少女
【令呪の位置】不明

【属性】中立・中庸
【魔術系統】魔眼、衝撃放出
【魔術属性】火、風
【魔術回路】質:E 量:E 編成:異常
【起源】『■■』

【契約サーヴァント】不在

魔術・特殊技能・特性など

『離視の魔眼』

 “目を離す”魔眼。視点の剥離、客観的な視野を得ることで幻術や概念的干渉から逃れることが出来る。
 精神に影響を及ぼす魔術は、その殆どが主観的な判断を惑わせることに依って成り立つ。一視点のみを狂わせる、局地的な魔術である。
 対してこの魔眼は、常に「己を視る」目を持つことで絶対的な存在証明を無し、己が其処にいることを確立させられる。
 観測者が存在する限り、彼女という存在は消滅しない。これは因果律の固定に近い所業であり、大苫もこという存在が“揺らぐ”事はない。
 この魔眼は所有者以外の視点……すなわち“他者”の存在あってこそ成り立つもので、開眼には人の魂、或いはそれに準ずるものを必要とする。
 ……元々“目を離す”という特性を持っていたもこにとっては、あくまでも自己の能力の延長線という認識に留まるようだが……。

『衝撃放出』

 形のない「衝撃」を操る力。ベクトルの操作に近い、目に見えない力の行使。
 小柄ながら並外れた推力を操るのはこの能力が根底にあるためで、成人男性程度なら軽々と吹き飛ばしてみせる。
 衝撃の性質は瞬間的な破裂……「爆風」に近いものであり、方向性を変化させることで内的な衝撃の放出を行うことも可能。

礼装・装備など

『ヘッドホン』

 いつも首にぶら下げているヘッドホン。
 音楽を聞くわけでもなく、魔術的に必要な道具でもないが、肌身離さず身に付けている。
 型番は「AKG K812」。年頃の少女には似つかわしくない、本格的な性能を持つマスタリング用のヘッドホンである*1

『H&K XG111 OICW』

 「SoD」にて使用する自動小銃。
 珍銃として名高いG11を改良し、大幅な改造を施した試作型。
 OICW*2の名通り、単体での火力に優れた“兵器”とも呼べる一丁。
 下部にはセミオートマチック方式の20mm炸裂弾ランチャーを搭載し、バレルを変えることでスモーク弾やスラグ弾の射出も可能とする。
 ケースレス弾を搭載する都合上排莢の必要が無く、内部構造を簡略化することで重量の削減及び高い拡張性を得ることに成功。
 上部マウントには測距装置、暗視装置、熱源探知装置、4-10倍の望遠スコープを兼ね備えたサイトが搭載されており
 動体を対象として捉えることで移動距離の測定、敵影の強調表示、それに伴う照準の補正なども行うことが可能なプログラムをも搭載している。
 本来、サイト程度のサイズでは収まりきらないような処理能力であり……もこ以外が使用すると、その高い処理性能は失われてしまう。
 故に、本銃は名実ともにもこ専用の兵装と言えるもので、彼女の高い演算能力あってこそ使用が可能な銃である。
 

『■■の■』

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外見・容姿の詳細など

 現代の風景に溶け込むような、可愛らしいパーカーを羽織った今風の女子学生。
 取り立てて特別な雰囲気もなく、ファッションとして学生服を着こなしており、どのような環境にも馴染む普遍さを持つ。
 だがその“ナチュラル過ぎる”雰囲気は、人によっては無機質に……機械的なものに映るかもしれない。
 パーカーを始め、各所に施された羊モチーフの意匠が唯一の「遊び」を感じさせるものか。

人物像

 モザイク市の一つ「名古屋」に住む女子中学生。
 学校に通っているわけではないが、通りも良く学生服を好んで着用することから、度々中学生であると自称している。
 他者と積極的に関わりに行くわけではなく、ただ周囲に混ざるように過ごしては、その人混みを眺めている。

イメージカラー:薄い桃色
特技:人間観察
好きなもの:ゲーム、ぐっすり寝ること、ヘッドホン
苦手なもの:アナログなもの、髪の毛を触られること、人生ゲーム
天敵:いっぱい
願い:おしえない

【一人称】私 【二人称】あなた、きみ、○○くん 【三人称】あの人、あの子

台詞例

来歴

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性格

 穏やかで波風の立たない、冷静沈着な性格。
 いつも眠たげに瞼を下ろしていて、あくびを多く行うため常に目が潤んでいるように見える。
 あまり感情を表に出さず、表情が豊かな方ではないが、煽られれば頬を膨らませたり不機嫌さを覗かせることはある。
 全体的に反応が遅く、一貫してマイペース。本人曰く「すっとろい喋り方」で、行動もあまり機敏な方とは言えない。
 
 その一方で、「May*2(メイメイ)」というハンドルネームでプログラマーとしても活躍している。
 普段とは打って変わって正確無比な処理能力、機械めいた演算能力を発揮し、リアルタイムでの状況変化にも対応する程。
 出された問に最適な回答を最速で導き出す能力に長ける事から、コンピューターゲームの類にも優れた才能を発揮する。
 また、ゲーマーとしての経験を生かして名古屋の疑似聖杯戦争『SoD』に参加したこともあり、数回の優勝経験も持つ実力者。
 一片の緩みも無い卓越した射撃精度により、ファンからは「人力エイムボット*3」の異名を与えられた。


 ……慢性的な不眠症を患っているらしく、重度のナルコレプシーを患っている様子。
 特に夜、日が落ちて以降は“記憶が無い”というレベルで気を失うようで、寝ているという実感すらもない。
 加えて目が覚めた後は決まって猛烈な疲労感が襲ってくるという。

 まるで、眠っている間も身体は動き続けていたかのように―――――――――。

行動規範・行動方針

 進んで何か行動することはなく、常日頃からぼんやりと街を出歩いている。
 頼み事はなるべく断らないようにしているが、あまり体を動かすようなことはしない。
 が、ゲーム内においてはその性格は一変し、ゴリゴリのエイミングとキルムーブで敵を蹴散らして回るゴリラと化す。

サーヴァントへの態度

 不在。もこ曰く「気が付いたら居なかった」。
 元々召喚していないのか、どこかのタイミングではぐれたのかすらもわからない。
 この現代ではあまりにも不自然な経緯だが……まるで記憶が欠落しているかのように、サーヴァントに関わる記憶を思い出せないという。

役どころ・コンセプトなど

 あんまり目立たない一般人……と思いきや銃を握ると戦闘マシーンになるタイプの子
 あとは物理的にも雰囲気的にもふわふわした子が好きなのでそのへんの嗜好も詰め込みました

コメント

長年の妄想を形にした
名古屋の設定に関しては現地住みの友人から色々聞いて練ったものなので、もし現地「」ゲミヤがいたらどんどん意見して欲しい…















名古屋にて頻発する連続殺傷事件について


近年、名古屋の大須周辺にて殺傷事件が頻発している。
夜も深まる頃、閑散とした街を歩く民間人を狙った連続性の強い事件。
犯行は決まって太陽の沈んだ夜に行われ、通行人の少ないタイミングを狙って殺害に及んでいるものと思われる。

現在のところ決定的な手掛かりは無く、犯人の足取りも掴めていない。
被害者は老若男女問わず、手当たり次第に殺害しているものと思われ、通り魔的な動機による犯行と推測される。
共通する点としては、上述のように「夜が更けた後」に行われるということ。そして、もう一つは……
……被害者の全員が、内部からの衝撃に依って“破裂”している、という点である。

また周囲の防犯カメラは犯行時刻と思われる時間帯のみデータが破損していて、確認は難しい。
外部からのクラックに依る操作と考えられるが……短時間で正確に、その時間帯のみを切り取るなど、常人の処理能力では不可能に近い。


唯一、クラックによる被害を免れた旧式のカメラに記録されていたのは――――――――






闇夜の中で映える、濃い桃色の瞳であった。




















終わらない夜が巡る。