kagemiya@ふたば - 嚮導駆逐艦タシュケント
黒海にて赤旗掲げ、征くは空色の巡洋艦……」


基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】シールダー
【真名】嚮導駆逐艦タシュケント
【異名・別名・表記揺れ】空色の巡洋艦、親衛艦タシュケント
【性別】女性
【身長・体重】162cm・51kg
【肌色】色白 【髪色】青みがかった白銀 【瞳色】空色
【スリーサイズ】93/57/85
【外見・容姿】ロングコート風にアレンジされたギムナスチョルカを羽織った少女
【地域】ソビエト連邦
【年代】第二次世界大戦
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・艦艇・擬人化・雪
【ステータス】筋力:C 耐久:B++ 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:D

◆完全フリー素材◆

この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!

【クラス別スキル】

対魔力:C+

 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 寒さに関して耐性を持ち、極寒の環境や猛吹雪を呼び起こす魔術を一定まで無効化する。

自陣防御:B

 味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
 防御限界値以上のダメージを軽減するが、自分は対象に含まれない。
 嚮導駆逐艦として自隊を守り抜く力。

【保有スキル】

戦闘続行:D

 1t爆弾の直撃を受けても航行し続けたタフネスさ。致命傷を負っても数ターンの間であれば行動可能。

矢避けの加護:B+

 矢……というより、自身に向けて放たれた飛翔物を回避する技術。
 次々と続くドイツ軍の爆撃を“無傷で”逃げ延びたタシュケントが持つ、類稀な航海技術。
 「本人の技術」ではなく「加護」なのは、それが自身の能力ではなく「搭乗員達の奮闘」によるもののため。

赤き勲:C

 国や主君、社会、集団に尽くした誉れの証明。功績を称える、或いは讃えられた者が持つ勲章。
 「ソビエト連邦」に属する者との交渉に於いて有利に働く他、同陣営の味方にのみ同ランクの「カリスマ」として機能する。
 謂わば英雄性の証明であり、本スキルによってタシュケントは他のサーヴァントに匹敵する「格」を有している。

【宝具】

空天に舞え、紅色黒海ガルボーイ・クリェーイスィル

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1-40 最大捕捉:1000人
 彼女の志し。
 1年を通して黒海を駆け、ソビエト連邦に多大な貢献した彼女が持つ“武勲”の具現。
 
 ―――――――約束された名誉の勝利。
 嘗て彼女が為し得た成功を、勝利を、名声を、現在いま巻き起こっている物事に対しての勝利として「前借り」する。
 即ち、因果と結果を逆転させる。先に「勝利した」という結果だけを生み、そこに至るまでの過程に大幅な補正を獲得する……というもの。
 しかし、或る槍兵が有する宝具とは異なり、この宝具自体には何の修正力も、強制力も無い。ただ「勝利するであろう」という事だけが確信として伝わる。
 
 ……故に、この試合は勝ち戦である、と。
 自陣営全体に「勝利の雰囲気」を与え、その後に待つ名誉と名声を確固たるものとすることで、陣営全体の士気を大幅に向上。
 例えどのような窮地に在っても……最後は絶対に勝つのだと。そう約定を結ぶことで、背水の陣から状況を覆す。
 
 同じくソ連海軍に属する彼女が有する宝具が、「激しく燃え滾るあかき炎」であるならば
 此方の宝具は―――――凪の海に舞う白雪のように、「静かに燃え続けるあおき炎」であろう。
 

【Weapon】

『55口径76mm単装砲 39-K』

『45mm単装高角砲 21-K』+『12.7mm機銃 DShK』

『533mm 三連装魚雷』

 いずれもタシュケントに搭載されていた兵装。
 人型であるためアレンジされており、主砲と副砲、機銃をそれぞれ切替式とし、一つの武装として統合させた。
 そのためパット見では身の丈以上もある「歪で無骨な鉄柱」めいたデザインとなっている。

【解説】

ソビエト海軍所属、タシュケント級駆逐艦一番艦・嚮導駆逐艦タシュケント。
駆逐艦ながらその船体は大きく、軽巡洋艦とも見紛うサイズを持つ。故に、タシュケント級駆逐艦は彼女一隻のみとなった。
「嚮導艦」と呼ばれる役割を担い、駆逐艦隊を指揮するリーダーとしても活躍。一人っ子ながら、嚮導艦としての任務を全うした。

その船体の色から、「空色の巡洋艦」という異名を持つ。
ソ連軍属の軍艦としては屈指の知名度を誇る武勲艦であり、その戦歴もそうそうたるもの。
黒海艦隊として黒海を駆けずり回り、セヴァストーポリ撤退までに護衛・輸送任務や敵陣地の撃破などの作戦に数多く携わった。
が、黒海艦隊の拠点であったセヴァストーポリの防衛戦が崩れ始めたことにより、艦隊はノヴォロシースクへの撤退作戦を開始。
ドイツ空軍による猛追撃……86機もの爆撃機に一時間以上も付け狙われるも、乗組員達による華麗な操舵技術により被弾を免れ続ける。
最後には1t爆弾の直撃を受けてしまうも、友軍の支援もあり無事に生還。死線を掻い潜り、辛うじて自走可能な状態で帰投する。
大破寸前の艦体を奮い立たせて戦い抜いたタシュケントは大いに表彰され、ソ連軍における名誉称号「親衛」を授かった。

武勲艦、幸運艦としてその名を刻み、英雄とされたタシュケントだったが……
表彰の翌日、飛来したドイツ空軍爆撃隊による追撃、爆撃の雨に晒され、その艦体は3分という刹那の間に海へと消えた。
その最期は文字通りに「命運が尽きた」……という事だろうか。
彼女の雄姿は多くのソ連軍兵士の心に刻まれ、ドイツ軍へと仇する指標―――「タシュケントを思い出せ」、という掛け声の元ともなった。

【人物・性格】

冷淡で几帳面な、実力主義の軍人気質。
嚮導艦という立場もあって、人の上に立つ事を当然としているような振る舞いが目立つ。
その為、マスターに対しても敬語は用いるものの、その態度や思想面が変化することはほぼ無い。
私情は挟まず、徹底して「仕事」と割り切っているためか、ソ連艦にしては珍しく感情を表に出さない。
故に、サーヴァントを「単なる駒」として見るようなマスターとの相性が良い。
……まあ、そういったマスターにはついつい反抗心が芽生えてしまうのだが。



イメージカラー:空色
特技:回避行動、戦術的勝利
好きなもの:ボルシチ、雪景色、祖国の同僚達
嫌いなもの:ドイツ空軍、氷海、ダジャレ
天敵:ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
願い:「えっとっ…………いえ、ありません。ありませんから!」

【一人称】私、わたし 【二人称】貴方、○○さん、君(目下)、同志 【三人称】彼、彼女、あの方、あの子(目下)


セリフ集


【因縁キャラ】

戦艦ポチョムキン:偉大なる同志にして先輩。
 タシュケントの進水時には既に現役を退いていたため、直接の面識はない。
 しかしその存在は認識しており、ソ連海軍に属する者として大きな憧れを抱いていた。
 実際に戦線を共にすることが出来ると知れば、少年のように目を輝かせながらも、それを何とか抑え込んで「同志」として接する。

戦艦ガングート:偉大なる同志にして先輩。
 戦った戦場は異なるものの、ロシア(ソ連)を代表する戦艦の一隻であり、ポチョムキンと同じく「憧れの存在」として認識している者の一人。
 その「兵器」としての冷徹さに感服を抱き、かく在りたいと望む。戦線を共に出来るならば、嚮導駆逐艦として最大限の力を発揮して援護に回ることだろう。
 実際に相対し、自分よりも一回り以上小さい体躯だろうとその尊敬心は変わらない。

戦列艦マラート:偉大なる同志にして先輩。
 彼女とは共にWW2、大祖国戦争を共にした間柄であり、ポチョムキンと比べると「憧れの存在」と言うよりは「頼れる先輩」と言った認識。
 タシュケントもまた彼女と同じく、ドイツ空軍の爆撃により苦汁を舐めさせられた経験を持つため、ドイツ空軍……ひいてはあの男への対抗策を語り合ったりもする。
 ……一方で命運が尽き沈んだ自分とは異なり、大破着低しながらも終戦を迎えられた彼女に対して、言い表せない複雑な感情を抱いているのも事実である。

戦艦ビスマルクU-96:忌々しい敵国の軍艦。
 黒海艦隊であったためビスマルクとの面識はないが、Uボートとは何度か相まみえた。
 英霊として認識するに値しない「獣」と断ずるなど毛嫌いしており、タシュケントが感情的に接する数少ないサーヴァントである。

ハンス・ウルリッヒ・ルーデル:忌まわしいドイツ空軍の撃墜王。
 同志を大破させた張本人でもあり、自分を沈めたドイツ空軍の象徴とも呼べるエースパイロット。
 故に直接的な関わりはないにしても、彼という存在を受け入れられるわけもなく、もしも出逢ってしまえば……。
 

【コメント】

ツンデレ白髪青目巨乳厚着軍人ロシアっ娘……ある!