ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「後片付けを完了するまでが聖杯戦争です…………なんてね。」


基本情報

【氏名】何霧雯カーウーウェン
【性別】女性
【年齢】29歳
【出身】シンガポール
【身長・体重】162cm・49kg
【肌色】褐色【髪色】黒【瞳色】黒
【スリーサイズ】84/53/86
【外見・容姿】何処となく冷たい雰囲気を纏った妙齢の女性。
【令呪の位置】

【属性】秩序・中庸
【魔術系統】支配魔術
【魔術属性】水
【魔術特性】使い魔の使役
【魔術回路】質:C 量:B 編成:正常
【起源】準拠

【所属】『秘儀科コーシャ

魔術・特殊技能・特性など

支配魔術

他の生物を意のままに操る魔術。
彼女の場合は鳥類を専門としているが、「比較的知能が高く扱いが容易で、何よりシンガポールではそこら中に生息している」という理由から専ら鳩を利用する。
使い魔を介して相対した対象に支配魔術をかける事も可能だが、この場合は簡単な暗示程度にまで効力がガタ落ちする。
魔術を道具の1つと見做す考え方から術式自体はオーソドックスな一方、広範囲の監視と目撃者への記憶処理を同時にこなせる実用性の高さ故に今回の仕事を任されたとも言える。

礼装・装備など

使い魔(鳩)

霧雯の目となり手足となる鳩の群れ。広場や住宅街・高層ビルの屋上などの様々な場所に住み、飛びながら島内の出来事を逐一観察している。
1羽ごとの力は微々たるものだがほぼ無尽蔵に存在するため、「地上に居る限り」彼等の監視を逃れる事はほぼ不可能に近い。
因みに参加者達への連絡も彼等を介して行われる。

政府職員

シンガポール政府に所属する公務員の方々。
霧雯が統括するのは事態の収拾を担当する職員達であり、参加者やサーヴァント達がドンパチやっている裏で破壊された建造物の修復やマスコミ関係者各位への根回しと言った雑務に従事している。
ある意味では聖杯戦争に必要不可欠な働きをする彼等だが、当然ながらその活躍が世に知られる事は無いのだった。

外見・容姿の詳細など

皺1つ無い黒スーツを纏った冷たい風貌の女性。
肩にかかる程度のミディアムヘアーと白い眼鏡が特徴的であり、誰に対しても慇懃な態度を崩さない。
常時仏頂面をしているため怖がられる事も多いが、当の本人は何処吹く風。

人物像

シンガポールの一国民として、政府の計画通りに聖杯戦争が終結する事を望む女魔術師。
ソルポート某所地下に構えられた工房に陣取り、人知れずマスターやサーヴァント達を監視し続けている。

イメージカラー:黒一色
特技:徹夜作業、事務処理、在宅業務
好きなもの:鳩肉料理、カップ麺、カフェオレ
苦手なもの:度数の強い酒、常識知らずな輩、イレギュラーな出来事
天敵:特に無し
願い:聖杯戦争の順調な進行及び速やかな終結

【一人称】わたくし【二人称】貴方【三人称】彼/彼女

台詞例

来歴

神秘の衰退も著しい現代において「根源への到達」という志を放棄し、人知れず魔術から足を洗い一般社会で生きる道を選ぶ魔術師は多い。
緩やかに下り坂を降りるが如く衰退を続けていた何家も先代当主────霧雯の父が形式的に魔術を伝授こそすれど家を復興させる事までは子供達に求めず、子供達の方も誰1人として家督を継がなかった事から特に波風も立てないままひっそりと廃業している。

こうして魔術を知りながらもそれを本懐とする事は無く、根源への欲求も全く抱かないまま成長した霧雯。
しかしやる気の無さに反して才能には恵まれていた事からやがてその存在が秘儀科の目に止まり、大学卒業とほぼ同時に有用な人材として秘密裏にスカウトを受ける。
取り立てて愛国心が強いわけでも無かったが公務員という安定した職業に魅力を感じた霧雯が誘いに応じ、機関の一員となったのは22歳の頃であった。

それから月日は流れて7年後。仕事にもすっかり慣れ、安定した日々の暮らしを満喫していた霧雯に「聖杯戦争の管理」という任務が課せられる。

────機関の描いた筋書き通りに儀式を遂行させ、聖杯の顕現を観測せよ。
告げられた言葉を胸に秘め、霧雯は物語の行く末を眺め続ける。

性格

一見すると冷静で生真面目、その実体は消極的な面倒臭がり屋。
ただ怠けるための努力は決して惜しまず、「面倒な事は速く終わらせたい」「他人に説明するより自分でやった方が楽」という信念と高い能力に基づいて課せられた仕事は迅速かつ高水準で完遂し、不測の事態にも臨機応変に対応する。
それ故に周囲からは「有能な働き者」と認識されており、本人もその自負があるからか常に真面目な態度を崩さず聖杯戦争の監視に臨んでいる。

一方で管轄外の事柄には決して関わろうとしない杓子定規な一面もあり、また仕事に感情論を持ち込むのを嫌う性分も相まって参加者への態度は平等に素っ気ない。
一応島民達の命は可能な限り守ろうとするものの、それは"民間人の保護"が業務内容に含まれているからである為、敗退したマスターに対しては無関心を貫く上に「管轄外の存在がどうなろうと知った事か」という態度も剥き出しにする。
ただし出来た借りはキッチリ返すタイプでもある為、難易度は非常に高いものの頑張れば少しは交渉可能な余地を残した人でもある。

癖は強くとも優秀な勤務態度とは裏腹に、プライベートの霧雯は生活力皆無のダメ人間。
高額の給料に物を言わせて食事は店屋物かカップ麺で済ませ、食べ終わった後の皿や容器を其処らに積み上げては汚部屋を作り゙上げる。
タバコや酒に関してはシンガポール国内で高額の税金が加算されている事もあって手を出していないが。
現在滞在中の地下工房の居住スペースにも既に大量のカップ麺を持ち込んでおり、その事でたまに部下から苦言を呈される事もあるとか。

行動規範・行動方針

聖杯戦争を滞り無く進行させ、結末を見届ける。

参戦理由

そんなもんは無い。

サーヴァントへの態度

仮に召喚した場合は良くも悪くも普通の同僚として扱う。

役どころ・コンセプトなど

裏方さん達のリーダー格。
日夜頑張る彼女達のお陰で聖杯戦争は成り立っています。

因縁キャラ

各務 湊之郎
今回の聖杯戦争におけるイレギュラー枠。
彼に向ける感情は余計な仕事が増えた事に対する怒り3割、意に反して巻き込まれた境遇への同情が7割と言った所。
特に肩入れする事は無いが、他の参加者達よりも接する時の口調が優しめになる。
優勝候補の一角と認識している相手。
使い魔越しにルール説明をした程度なので境遇や内面を知る事は無いが、ほんの僅かな邂逅で判明した実力の高さや道理を重んじる精神性、その他諸々の要素を加味して考えると彼女が優勝すれば色々な後始末を楽に済ませられる事が分かったから……という理由で内心応援している。
応援と使い魔を用いた監視以外の事はしていない。
一応は同じ組織に属する同僚。
経歴に関しては既に調べ上げており、「あの境遇で歪んでない方が可怪しいのに何考えてんだブラケットの爺は……」と内心で思っていたら案の定雇い主を平気で殺すような奴だったのでグッタリした。
同情出来る範疇をとっくに超えたその所業から彼女に協力する気は欠片も無く、公平性の維持を建前に支援要請を突っ撥ね地下工房の場所も教えず……と塩対応を取り続けている。
一応は同じ組織に属する同僚………兼上記のアネットと双璧を成す倫理観ゼロのマスター。
霧雯はバーミンと同期なので彼女が「秘儀科」に不利益を齎す事は無いと確信してはいるものの、組織の為には味方すら平気で手に掛ける奴なので結局危険度はアネットと大して変わらない……という事もしっかり分かっている。
寧ろ、内心では2人纏めて"世の為人の為に死んだ方が良い連中"だと思っており、訃報を聞いた時には部下達と祝杯を挙げようと思っている。


(順次追記予定)

コメント

彼女との会話は全て鳩越しに行われていると推定して下さい。

どなたでも編集できます