石を攻撃しにくく、かつこちらの攻撃を避ける術を身に着けている近距離タイプのセルリアン。
その分耐久面は低めのステータス設定かつ低衝撃耐性であり、「回避」の対策さえ徹底していればレベル2までは直で殴っても押し切れる部類。(難易度CR(絶滅寸前)だと補正の影響で固くなるが)
こちらの攻撃が掠りさえすればこのセルリアンは確実に仰け反って攻撃を中断するため、攻撃に合わせてスピンアタックを先置き→近づいてコンボアタック連打で封殺可能。
レベル1は登場マップの性質もありヤセイカイホウしやすいこと以外はあまり脅威でなく、ヤセイカイホウすると逆に「回避」が発動しにくくなるため冷静に対処すればそこまで怖い存在にはならない。
レベル2からは「回避」とは別にこちらの攻撃を避ける手段としても機能する「毒液噴射」を警戒する必要がある。使われたらこちらも一旦回避に専念しよう。
レベル3はHPもそれなりになってしっかり石を狙わなければ時間を取られる。習得済みのスクリューアタックとボルトアタックで「毒液噴射」も石攻撃の対象として見逃さないように。
難易度EN(絶滅危惧)以上で水辺地方に現れるレベル4は、
「回避力」の仕様が強烈過ぎることとステータスの凄まじさにより、全くの別物別格の危険な存在となっている。
まず、
レベル3→レベル4でのステータス上昇幅が凄まじい。特に攻撃力についてはレベルが2段階上がったかのような成長ぶり。
これは寧ろレベル3までが登場マップでの事情(一気にレベル1〜3が出現し得る)によりパワーセーブされていたものが解かれたため。
次に「回避力」。その拒否能力は先述の通りであるため通用するのは「フレンズで『回避』を封じてゴリ押す」「カウンターだけを狙う」「アイテムを使う」「ジャッジメントを使う」のみ。
このうち「フレンズで『回避』を封じてゴリ押す」は石へのヒットは望めず、かつこのレベル4は
難易度EN以上限定なため常にダメージ軽減補正を受け、実質の耐久は更に跳ね上がるため得策とは言い難い。
「カウンターを狙う」とはこちらから攻撃せずに「回転裂き」「毒液噴射」「雷撃」が来るのを目の前で低空ジャンプを繰り返しながら待ち、そしてボルトアタックを当てること。
こちらから攻撃できない以上はこれでも倒すまでに時間がかかってしまうし、周りに別のセルリアンが居れば非常に難しい。そして他の攻撃技持つフレンズは邪魔になってしまうため「[指示]逃げる」を指定する必要がある。
この2つの手では
このセルリアン1体のためだけに長時間対策行動を取らされ続けてしまう時点で十分に場を支配されてしまっているに等しい。「アイテムを使う」「ジャッジメントを使う」でなければ。
「アイテムを使う」とは「緑のかけら」「対セルリアン用爆弾」各種か、「アミメキリンの薬」を使うこと。
「緑のかけら」「対セルリアン用爆弾」の攻撃判定は「回避力」による無敵判定を無視する上、ノックダウン中は流石に回避してこないのでその間に追加ダメージも見込める。
「アミメキリンの薬」については
「弱点優先ヒット特性」を持つ攻撃判定により、このセルリアンがニュートラル状態であっても石に攻撃が命中するようになり、
スピンアタック等で根気強く攻撃を重ねれば回避力の切れ目に石ヒットが成功し、そのまま石へ連続攻撃を入れることが可能。野生解放中であればそのまま連続ノックダウンとなり嵌め倒せる。
いずれも高価なアイテムを消費することになるが、フロアに1体居るか居ないかという存在なので惜しまずに。
ジャッジメントを使う
「ジャッジメントを使う」は、以上の攻略を全て無にする選択肢。ジャッジメントの攻撃判定は「無敵状態貫通特性」を持つため「回避」を無視し、
かつ「弱点優先ヒット特性」も持っているために範囲内にさえ捉えれば石に貫通直撃し、このセルリアンはあっさりパカァーン!する。すごーい!
ジャッジメント習得後なら野生解放さえすれば勝ち。そのため、最も重要なのはこのセルリアンと遭うまでにサンドスターゲージ残量を3以上保てているかどうか。
また、至近距離で使おうとするとジャッジメントの雷撃部分より先に着地前の爪部分で触れてしまうことがあり、
その場合、「回避力」発動時の高速移動によって先んじて攻撃範囲外に逃れられて空振りになってしまうこともあるため、少し距離をとってから打つようにしたい。