政治経済法律〜一般教養までをまとめます

 3面等価の原則は、会計的な計算における原則である。それゆえ、事後的な値を支出、分配、生産が等しくなるように計算したものである。しかし、これから第五章から第八章で説明するマクロ経済モデルはマクロ経済の動きあるいはメカニズムを説明しようとするものである。その方法として、ミクロ経済学でも用いた均衡分析という方法をとる。均衡分析はさまざまな動きをする経済をつりあって止まったように見える状態着目してその特徴を調べるものである。現実の経済は均衡状態にないかもしれないが、調整が完了すれば行き着くであろう均衡状態を手がかりにして、マクロ経済の特徴をとらえようとするのである。マクロ経済は、海外部門を除き、生産物市場、労働市場、貨幣市場、債券市場の4つの集計量でとらえた市場の相互関係としてとらえることができる。そこで、この4つの市場の均衡条件を説明していくことにしよう。
  1. 生産物市場の均衡条件
  2. 労働市場、貨幣市場、債券市場の均衡条件
  3. 4市場の連関

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