最終更新: bennkyotyuu 2012年02月23日(木) 17:39:14履歴
- コロンビア学派
コロンビア学派のP.ラザーズフェルドとB.ベレルソンは、1940年の大統領選挙に際してエリー調査を行い、有権者の投票行動を考察した。その結果、有権者の投票行動はその社会的属性(社会経済的地位、宗教、居住地域)に強く規定されており、地位の高い者・プロテスタント・郊外居住者では共和党支持者が多く、地位の低い者・カトリック信者・都心部の居住者では民主党信者が多い、ということが明らかとなった。また、マス・メディアは直接有権者に働きかけるわけではなく、オピニオン・リーダーを通じて間接的に有権者への影響を与えるにすぎないことも判明した(「コミュニケーションの二段階の流れ」仮説)
- ミシガン学派
図 ミシガン学派の概念図
- その他の投票行動研究
また、現在では、マス・メディアが投票行動に及ぼす影響も無視できないと考えられている。たとえば「アナウンス効果」論や「沈黙の螺旋」論などが有名である。
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