セッション本編

ブリジット・フォースターの依頼


KP:イギリス:時期としては、2014年11月のある日。
KP:イギリス:秋も終わりに近づき、冷えてきた空気がイギリスのロンドンを包む頃の話だ。
KP:イギリス:本田 菊。
KP:イギリス:ギルベルト・バイルシュミット。
KP:イギリス:お前たち二人が揃ってフォースター家にやってきたのは、そんな秋の季節の中でも暖かな午後のことだった。
KP:イギリス:何故そんな場所にいるのかと言うと、お前たちの仕事仲間であり友人でもあるディック・フォースターが行方不明だ、と彼の母ブリジット・フォースターから聞いたからだ。
KP:イギリス:幼い頃に父を亡くし、母ブリジットの手によって育てられたディックが、唯一血のつながった彼女に何も告げずに行方をくらますなど、親しい間柄であるお前たちから見れば到底有り得ないことだ。
KP:イギリス:もしかしたら何か事件に巻き込まれてしまったのかもしれない。
KP:イギリス:そう思い、お前たちはブリジットより詳細を伺うために今日訪ねた。
KP:イギリス:リビングにお前たちを通し、紅茶と茶菓子を用意したブリジットは、最初に詫びる。

ブリジット・フォースター:「ごめんなさいね、お忙しいでしょうに集まってもらって」

KP:イギリス:RPどうぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:「いや、俺達こそ急に押しかけちまって悪かったな」
本田 菊:「ディックさんは私達の友人ですから……それに仕事も丁度片付きましたし……ね、ギルベルト君」と少しでも暗い雰囲気を変える様にギルベルト君を見ながら答えましょうか。
ギルベルト・バイルシュミット:「おう、そうだぜ!俺様は仕事が出来る男だからな!」そう言って、笑っておくぜ。
本田 菊:「(…締め切りは大分過ぎてましたけどねぇ)」
本田 菊:「それで、早速で申し訳ないのですが、詳しいお話をお聞かせ願えませんか?」

KP:イギリス:そう問われたブリジットは、語り始める。

ブリジット・フォースター:「そうね、まず何から話したらいいかしら」
ブリジット・フォースター:「ディックがいなくなったのは一昨日のこと」
ブリジット・フォースター:「それ以前……そうね、マーシャが亡くなったところから話しましょうか」
ブリジット・フォースター:「実はね、ディック、マーシャが亡くなってから、二週間も引き込もって満足に食事も摂っていなかったの」
ブリジット・フォースター:「それからしばらくして、少し元気になったのか、部屋で調べ物をしている様子だったわ」
ブリジット・フォースター:「夜、たびたび外に出るように持って……なのに、一昨日の夜、突然行方をくらませてしまって……」
ブリジット・フォースター:「どうかディックを探すのに力を貸してはくれないかしら?」
ブリジット・フォースター:「行方がわからなくても、せめて行方をくらませた理由を知りたいの……」

KP:イギリス:ブリジットはお前たち二人に請うようにそう告げるぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:「当たり前だ!ディックには昔から世話になってるんだ」
本田 菊:「私達で良ければ喜んで協力します。…警察の方には連絡はされたんですか?」
ブリジット・フォースター:「いいえ、まだ。成人男性が二日三日家を空けたくらいではさすがに……」
ブリジット・フォースター:「警察に連絡する前に、先に調べられるところから調べてしまおうって思って」
本田 菊:「まぁ…確かにそうですね…」
ギルベルト・バイルシュミット:「そうだなぁ…ディックが行きそうな場所とか、心当たりは無いのか?」
ブリジット・フォースター:「ごめんなさい、分からないわ」
ブリジット・フォースター:「私も最初はパブかどこかに行ってるんじゃないかしらって思ってて、夜、声をかけることはしなかったの」
本田 菊:「そうですか…。では彼のお部屋を拝見しても良いでしょうか? 何かあるかも知れませんし…」
ブリジット・フォースター:「ええ、勿論。こっちよ」
本田 菊:「ありがとうございます」

本田 菊:軽く頭を下げて付いて行きましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:俺も後について行くぜ。
KP:イギリス:それじゃあブリジットはお前たちをディックの部屋の前まで案内するぞ。

ブリジット・フォースター:「ここがディックの部屋よ。もしわからないことや何か聞きたいことがあったら声をかけて頂戴ね。リビングのほうにいますから」
ギルベルト・バイルシュミット:「おう、ありがとうな」そう礼を言っておくぜ。
本田 菊:「分かりました。ありがとうございますマダム」と微笑んでお辞儀しておきましょう。
ブリジット・フォースター:「いいえ、こちらこそよろしくお願いね」

KP:イギリス:そういって、ブリジットはリビングへと戻っていった。
KP:イギリス:中に入るか?
ギルベルト・バイルシュミット:入るぜ。
本田 菊:さて…まぁ、何かある訳でも無いでしょうし…一応「失礼します」と言って中に入りましょうか。
KP:イギリス:OK。それじゃあドアを開く。鍵なんかは特にかかってなくてあっさりと開くぞ。


ディック・フォースターの部屋


KP:イギリス:それで中だが、ディック・フォースターの部屋の中は、掃除がされていないのか少々埃っぽいな。
KP:イギリス:ベッドは寝汚くシーツがぐちゃぐちゃになっている。
KP:イギリス:本棚にはずらりと多くの書籍が仕舞われており、また、引き出し付きの机にはノートパソコンが開いたままの状態で置かれているのが分かるぞ。
KP:イギリス:時計は現在14:30を指し示してるな。
本田 菊:成程……では本棚に目星をしてみましょうか。
KP:イギリス:本棚を調べるなら図書館だな。
KP:イギリス:ギルベルトはどうする?
ギルベルト・バイルシュミット:俺様はノートパソコンが気になるな。コンピュータになるか?
KP:イギリス:いや、そっちも図書館だな。
ギルベルト・バイルシュミット:分かった、俺様も図書館技能で振るぜ。
KP:イギリス:おう、それじゃあロールどうぞ。

本田 菊:1d100<=65 図書館
Cthulhu : (1D100<=65) → 47 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=85 図書館
Cthulhu : (1D100<=85) → 18 → 成功

KP:イギリス:OK。二人とも成功だな。
KP:イギリス:それじゃあ先に本棚の処理から行くか。
KP:イギリス:菊が本棚を調べていると、大量にある書籍の中から、小説のネタをまとめたと思われるスクラップブックを発見する。
KP:イギリス:表紙のタイトルには「墓荒らしについて」と書かれているな。
KP:イギリス:中を確認すると、新聞の切り取りやインターネットの記事を印刷したものが貼られており、墓荒らしの記事の中にはマーシャが眠る教会も存在していた。
KP:イギリス:その教会の名前はメアリー教会といい、昔から墓荒らしの被害を受けているようだ。
KP:イギリス:この件について、ディックの書き込みが残っている。

≪書き込み≫


KP:イギリス:さて、これを読んだ菊は、知識かオカルトでロールが出来る。好きなほうで判定してくれ。
本田 菊:そうですね…残念ながらオカルトは持っていないので、知識で振らせて頂きますね。

本田 菊:1d100<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 13 → スペシャル

KP:イギリス:お、スペシャルか。
KP:イギリス:それじゃあそうだな。オカルトの分の情報もやる。
本田 菊:ありがとうございます。
KP:イギリス:菊ははっと思い出すだろう。
KP:イギリス:ここ2週間の間に、3件もの墓荒らしがこの教会で起きている。
KP:イギリス:亡くなった人間同士の関係性はまったくなし。無差別に墓が荒らされていると新聞の記事に書かれていた。
KP:イギリス:それでこっちはオカルトの情報だ。
KP:イギリス:面白半分に林の中に入った人間の中には、幽霊と出会い、そのまま行方知れずになってしまった人間がいることもついでに思い出すぞ。
本田 菊:了解です。
KP:イギリス:んじゃここでギルベルトのほうな。
ギルベルト・バイルシュミット:おう!
KP:イギリス:菊が本棚を調べている傍ら、ギルベルトはパソコンの電源を入れて立ち上げる。
KP:イギリス:パスワードなんかは特に設定されておらずそのままログインできる。
KP:イギリス:それで調べてるとネットの履歴より、ブックマークされている≪死者は夢を見る≫というオカルトサイトに頻繁にアクセスしていることがわかる。
KP:イギリス:≪死者は夢を見る≫を調べると、交流チャット室が存在し、ディックが使用している形跡を発見するぞ。
KP:イギリス:Cookie機能でディックのHNが≪D≫であることも判明だ。
KP:イギリス:時期としてはマーシャが亡くなってから2週間ほどが経過した頃、≪Mr.N≫という人物とのやりとりがログとして残っている。
KP:イギリス:こっちはちょっと長いからメモで渡す。ちゃんと確認しろよ。
ギルベルト・バイルシュミット:了解したぜ!

≪チャットの内容≫


ギルベルト・バイルシュミット:……Mr.N、か。そのPDFのデータはあるか?
KP:イギリス:メールボックスを見てみると、メールが二通あってそのうちの一通にPDFデータが添付されてるな。
KP:イギリス:確認するか?
ギルベルト・バイルシュミット:おう、そのままPDFを確認するぜ。
ギルベルト・バイルシュミット:ちなみにもう一通のメールはどんな感じだ?
KP:イギリス:それじゃあメールの内容を開示する。

≪メールの内容 1通目 9月でチャットと同日≫

≪メールの内容 2通目 1週間ほど前≫


KP:イギリス:ここで菊は本棚の探索を終える。合流可能だぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:「何か見つかったか?こっちは中々興味深いもんを発見したぜ」そう言って菊に説明をするな。
本田 菊:「こちらも幾つか…」と言ってスクラップブックを軽く掲げてギルベルト君の方に行きますね。
ギルベルト・バイルシュミット:そうだ、KP。
KP:イギリス:なんだよ?
ギルベルト・バイルシュミット:俺達はマーシャについてどれぐらいの事を知ってる?
KP:イギリス:そうだな、お前たち二人ともディックとマーシャの結婚式に参加してるぞ。
KP:イギリス:もしかしたら、婚約の発表をするホームパーティにも呼ばれているかもしれない。
本田 菊:と言う事は恐らく時折食事などもしていたのですかね?
KP:イギリス:ああ、そう考えてもいいぜ。
KP:イギリス:マーシャが亡くなったことについては、知識だな。
本田 菊:では振りましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、俺も。

本田 菊:1d100<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 87 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 99 → 致命的失敗

ギルベルト・バイルシュミット:……おう。
本田 菊:ちょ、ギルベルト君!?
本田 菊:まだ、序盤ですよ!?もうちょっと待てないんですか!?
ギルベルト・バイルシュミット:お前にギリギリじゃねぇか、って言ってやろうと思ったんだが……。
本田 菊:私よりも遙かに悪いですよ!しかも100F手前…!!
KP:イギリス:ほほう、ファンブルか。
ギルベルト・バイルシュミット:KPが嬉しそうな顔してやがる…!
KP:イギリス:ファンブルはお楽しみと言うことで、まずは、成功した菊の処理といこうか。
本田 菊:は、はい。
KP:イギリス:菊は、マーシャが亡くなった原因が交通事故だと知っている。
KP:イギリス:勤め先の会社の仕事で外出中のとき、玉突き事故に巻き込まれて死んじまったな。
KP:イギリス:この事故で亡くなったのは、不運なことにマーシャだけだった。
KP:イギリス:それでギルベルト。
ギルベルト・バイルシュミット:お、おう。
KP:イギリス:お前はマーシャについて思い出そうとするが、近くにあった机の脚に小指を打ち付ける。
KP:イギリス:ひどい痛みに悶絶し、自分が何を考えようとしたのか忘れるな。
KP:イギリス:HP-1になる。これは時間経過による治癒のみで、技能では回復できない。
KP:イギリス:まぁしばらく悶絶してろ。
ギルベルト・バイルシュミット:くっそ、まだ始まってから一時間も経ってねぇってのに!
本田 菊:(相変わらず不憫な…)

ギルベルト・バイルシュミット:「痛っ!?」
本田 菊:「!?何してるんですか!?」
ギルベルト・バイルシュミット:「ヤベェッ、マジ痛い!!俺様ヤバイかもしんねぇ!!小指がっ、俺様の格好良い小指が!」
本田 菊:「…大丈夫そうですね。それでこの情報なのですが…」
本田 菊:「怪しいのはこのMr.Nと言う方だと思うのですが…あと手紙が気になりますね…」

本田 菊:と特に気にせず情報共有しておきましょう。
KP:イギリス:おう、それじゃあ情報共有出来たな。
本田 菊:了解です。
本田 菊:KP、このスクラップブックは持っていけるのでしょうか?
KP:イギリス:勿論持っていけるぞ。
本田 菊:では、スクラップブックは持って行きます。
KP:イギリス:わかった。それじゃあ所持品に追加しておいてくれ。
KP:イギリス:それとPDFデータだったか。こっちは二人で確認するか?
本田 菊:そうですね。折角なので私も見ておきましょうか。
ギルベルト・バイルシュミット:おう、確認したい。念の為、そのPDFは自分の携帯とかに転送出来たりするか?
KP:イギリス:データの転送は可能だぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、転送しておくぜ。
KP:イギリス:わかった、それじゃあギルベルトは自分の携帯にデータを転送したぞ。
KP:イギリス:それで、そのPDFだが。
KP:イギリス:確認したところ、ぱっと見、手書きの古書の一部を電子化したもののようだ。
KP:イギリス:非常に読みにくい。
KP:イギリス:読み書きの充分な素養を持たない人物が書いたもののようで、あちこち誤記や間違った表現が見えるな。
KP:イギリス:正確に読み取るには英語が必要になる。
KP:イギリス:読むのなら英語でロールをどうぞ。

本田 菊:1d100<=90 母国語(英語)
Cthulhu : (1D100<=90) → 14 → スペシャル
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=74 英語
Cthulhu : (1D100<=74) → 7 → スペシャル

KP:イギリス:は?! こんなところでスペシャル出されても情報なんてねーぞ!
本田 菊:おや、そうなのですか? 残念ですね……。
ギルベルト・バイルシュミット:確かに無駄に二人そろってスペシャルだもんな。
KP:イギリス:ああ、ただ書籍の情報を読むだけからだな。そうだな、それじゃあ少しおまけしよう。
本田 菊:おまけ、ですか?
KP:イギリス:では、二人とも読み間違えることなくすらすらとそのPDFデータを読み解いていくだろう。

≪食屍鬼写本≫


KP:イギリス:このおぞましい書籍を読んだ探索者は、1/1d4+1の正気度喪失だ。二人ともどうぞ。

本田 菊:1d100<=60 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=60) → 7 → スペシャル
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=65 SAN
Cthulhu : (1D100<=65) → 85 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d4+1
Cthulhu : (1D4+1) → 1[1]+1 → 2

ギルベルト・バイルシュミット:菊、お前さっきから……。
本田 菊:ギルベルト君……私よりSAN高いのに何で失敗してるんですか。
KP:イギリス:ちっ 発狂なしか。
KP:イギリス:それじゃあ二人とも顔を青ざめるだけにとどめるだろうな。
KP:イギリス:ただしクトゥルフ神話技能に対して3ポイント増加。
KP:イギリス:そして残念だがまだ処理は続くぞ。
本田 菊:何ですって…!
KP:イギリス:POW*5 でロールをどうぞ。

本田 菊:1d100<=(12*5) POW*5
Cthulhu : (1D100<=60) → 78 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=(13*5) POW*5
Cthulhu : (1D100<=65) → 1 → 決定的成功/スペシャル

本田 菊:これ絶対マズいじゃないですかあああああああ}
KP:イギリス:お前ら極端だな。
本田 菊:本当ですね!!びっくりです!
KP:イギリス:それじゃあ菊にギルベルト。
KP:イギリス:お前たちは揃って悪寒のようなものを感じるだろう。
KP:イギリス:しかし、ギルベルトのそれはすぐに霧散してしまう。
KP:イギリス:菊だけは何かいやなものを感じるだろう、そう例えばそれは軽い飢えに近いかもしれない。
本田 菊:ああ。
KP:イギリス:続けて、1d4をどうぞ。
本田 菊:1d4
Cthulhu : (1D4) → 3

本田 菊:あああああああ……。
KP:イギリス:3だな。キャラシにメモをしておいてくれ。
本田 菊:……はい。

本田 菊:「……?(何でしょう…何か空腹感みたいなものが…)」とちょっと喉おさえて首を傾げておきましょう。

KP:イギリス:ここで出来る処理はここまでだ。そして、さっき二人とも揃ってスペシャルを出したおまけだ。
KP:イギリス:お前たち二人は、納骨堂の神を招来する呪文を覚えることが出来る。それもたった30分でだ。
KP:イギリス:本来は覚えるためのロールがあるんだが、おまけで免除だな。
本田 菊:わー…とっても嬉しいですねー(棒)。
ギルベルト・バイルシュミット:よーし!なら、覚えとくか!
本田 菊:ギルベルト君が覚えるなら私はやめておきましょうかね……因みにどんな呪文なんですか?
KP:イギリス:お、じゃあ詳細について書かれているメモを渡すから確認してくれ。

≪納骨堂の神【モルディギアン】の招来≫


本田 菊:……。
ギルベルト・バイルシュミット:確認したぜ!それにしても呼び出すには指輪が必要な訳か。
本田 菊:何てもの覚えてるんですかああああああああ。
ギルベルト・バイルシュミット:ケセセ、こういうのは覚えた方が格好良いからに決まってんだろ!
本田 菊:厨二乙。
ギルベルト・バイルシュミット:厨二じゃねぇよ!それにしてもディック、ヤバいような気がするぜ。
本田 菊:それディックさん確実にしようとしてますよね?

本田 菊:「…これ、もしかしてディックさん試そうとしてるのでは…?」
ギルベルト・バイルシュミット:「まぁ、十中八九そうだろうな」

KP:イギリス:……。
KP:イギリス:(やべぇ。伏せておく情報まで渡しちまった……まぁいいか)
KP:イギリス:さて、気が付けば時間はすでに17:30だ。部屋の中は薄暗い。。
KP:イギリス:このまま調べる場合、目を使用する技能はすべて技能値の半分になるぞ。
本田 菊:おや、もうそんなに経っていたんですね
KP:イギリス:調べてるのがもっぱら書籍関連やネットでの調べ物だからな。
ギルベルト・バイルシュミット:確かに目星はまだ一回も使ってねぇな……。
本田 菊:ペンライトで補正は聞きませんか? ……と言うか電気は付けられないんですか?
KP:イギリス:電気は勿論つけることは可能だぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、部屋の電気をつけて、部屋全体に目星をするってのは有りか?
KP:イギリス:ああ、可能だ。それじゃあギルベルトがスイッチを押すと電気がつき、部屋の中が明るくなった。
本田 菊:私は引き出しの中を見てみたいですが……。
KP:イギリス:それじゃあ二人とも目星どうぞ。菊は補正で+10だ。
本田 菊:ありがとうございます。
ギルベルト・バイルシュミット:あっ、俺様目星初期値だったぜ。
本田 菊:初期値でも振ってみたらどうでしょうか?

本田 菊:1d100<=(80+10) 目星+10
Cthulhu : (1D100<=90) → 62 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=25 目星
Cthulhu : (1D100<=25) → 39 → 失敗}

本田 菊:うーん…惜しかったですね。
ギルベルト・バイルシュミット:くぅっ、今回は失敗か!あと四回振れば一回は成功するな!
本田 菊:どういう理屈なんですか、それは……。
KP:イギリス:その四回のうちにどれだけファンブルが出るか見ものだな?
KP:イギリス:それじゃあギルベルトは、部屋の中をきょろきょろと見渡すが特にこれと言って気になるものはなかった。
KP:イギリス:それで、菊。
本田 菊:はい
KP:イギリス:引き出しの中をあさっていると、隠されるように仕舞われていたA4サイズの茶封筒を発見する。
KP:イギリス:茶封筒の中には、メアリー教会の墓地の見取り図が入っており、
KP:イギリス:墓の位置に、いくつかの赤チェックが入っているのが分かるだろう。
KP:イギリス:赤チェックは×が3つだな。
KP:イギリス:また墓地の裏手に広がる雑木林に向って、ある墓から○チェックの入っている状態で矢印が伸びている。
KP:イギリス:見取り図にはディックの書き込みがいくつか存在しているな。

≪書き込み1≫

≪書き込み2≫

≪書き込み3≫


KP:イギリス:書き込みは以上だな。
KP:イギリス:それで、見取り図に対して、ナビゲートとアイデアの組み合わせロールが可能だ。

本田 菊:ナビゲート…初期値なんですけどねぇ。一応振りましょうか……
KP:イギリス:どうぞ。

本田 菊:CBR(10,65) ナビ+アイデア
Cthulhu : (1d100<=10,65) → 12[失敗,スペシャル] → 部分的成功

本田 菊:ううーん;;おしいですね。
ギルベルト・バイルシュミット:おしいな。てか、菊の出目は良いな。
本田 菊:いい、んでしょうかねぇ……。
KP:イギリス:それじゃあそうだな。
KP:イギリス:菊はこれを見て、そういえばマーシャの墓は何処だったかな? と思うだろう。
KP:イギリス:詳しい場所までは覚えていないが、○チェックに近かったような、と思い出すぞ。
本田 菊:成程、了解です。

本田 菊:「ギルベルト君、この茶封筒の中身なんですが…」とギルベルト君と情報共有しておきましょうか。
本田 菊:「あとマーシャさんのお墓、これの何処かに近かったような気もしますね…」と○を指さしながら答えます。

KP:イギリス:OK、それじゃあ共有できたぞ。
本田 菊:了解です。
ギルベルト・バイルシュミット:後は、どうする?結局部屋全体っていう探索は出来てねぇぞ。
本田 菊:じゃあ私が目星しますか?
KP:イギリス:ああ、どうぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:俺様も!

本田 菊:1d100<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 92 → 失敗

本田 菊:あ。
KP:イギリス:そうだな。ギルベルトはさっき目星を失敗したから……て、菊も失敗か。
KP:イギリス:んじゃ二人とも幸運をどうぞ。

本田 菊:1d100<=60 幸運
Cthulhu : (1D100<=60) → 59 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=65 幸運
Cthulhu : (1D100<=65) → 10 → スペシャル

KP:イギリス:さっきから出目のふり幅でかくねーか?
本田 菊:あぶないいいいいいいいいい。
ギルベルト・バイルシュミット:おっ!きてるな、俺様の時代が!
KP:イギリス:じゃあファンブルもうすぐ目の前だな!
ギルベルト・バイルシュミット:ゲッ、お前怖い事いうなよ!フラグ立ったじゃねーか。
KP:イギリス:――さて、それじゃあ二人成功、片方スペシャルか。
KP:イギリス:んじゃ、情報二つくれてやる。
KP:イギリス:まずギルベルト、お前はベッドの下から一枚の写真を見つけるだろう。
KP:イギリス:しかし、写真は中央が丸く切り取られており、その部分は見つからない。
KP:イギリス:その為、複数の人間が映っている写真であるということはわかるが、誰が移っているかまではわからないな。
KP:イギリス:詳細はアイデアで調べることが出来る。
ギルベルト・バイルシュミット:アイデアか、振るぜ。

ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=85 アイデア
Cthulhu : (1D100<=85) → 98 → 致命的失敗

本田 菊:!!?
ギルベルト・バイルシュミット:フラグが!!?
KP:イギリス:華麗にフラグを回収したな。
KP:イギリス:ドジっこギルベルト君って命名しておくか?
本田 菊:ドジっ子wwww
ギルベルト・バイルシュミット:もっと格好良い感じに名付けろよ!
本田 菊:ファンブルしてるのに何贅沢言ってるんですかドジっ子ギルベルト君
ギルベルト・バイルシュミット:くっそ、もう覚えとけよ!お前ら二人!!
KP:イギリス:覚えてるうちに頼むぜ。
本田 菊:はて、何の事でしょう
KP:イギリス:それじゃあギルベルト。お前は、写真を見て思い出そうとするが、不注意で足を滑らせる。
KP:イギリス:近くの本棚に後頭部をぶつけるぞ。
KP:イギリス:あまりの痛みに悶絶だな。HP-1で、こっちも時間経過による治療だ。

ギルベルト・バイルシュミット:「グハッ!?」
本田 菊:「ギルベルト君!?また、あなたは何1人で遊んでるんですか!?」
ギルベルト・バイルシュミット:「いってぇえええ!!ヤバいぞ!これヤベェ!!まじでヤベェ!!?」
本田 菊:「またですか…1人遊びはお家に帰ってからしましょうね」

KP:イギリス:さて、それで悶絶してるギルベルトは放っておいて、菊、お前はパソコン画面を見て、交流チャットのページが更新されていることに気が付くぞ。
KP:イギリス:Mr.Nが入室したらしい。
本田 菊:…見てみましょう。

Mr.N


Mr.N:『おや。D、君帰ってきたのかい? 無事なようで何よりだ』

KP:イギリス:こう書き込まれてるな。

本田 菊:「…?誰か入室…あ、この人は……!ギルベルト君!ちょっと来て下さい!」
ギルベルト・バイルシュミット:「いってぇな…ん?どうかしたのか?」
本田 菊:「Mr.Nさんが入室してます!」
ギルベルト・バイルシュミット:「!? おい、菊……情報を聞き出すぞ」
本田 菊:「そうしたいのはやまやまですが……ばれませんか?」
ギルベルト・バイルシュミット:「放っておくよりマシだ。聞き出せたならラッキー。その程度で良い訳だ」
本田 菊:「成程…ではギルベルト君にお任せしましょう」
本田 菊:「それより、その手に持ってる写真は何です?」
ギルベルト・バイルシュミット:「あー、これさっき俺様が頭ぶつける前に拾ったんだよ」
本田 菊:「ああ、貴方が先程1人楽しいお遊びしてる前にですか……どれどれ」

ギルベルト・バイルシュミット:そう言って菊に写真を渡すぜ。
本田 菊:KP,この写真の事共有したら私でもアイデア振れますか?
KP:イギリス:勿論だ。
本田 菊:わかりました。では写真受け取ってアイデア、振りましょう。

本田 菊:1d100<=65 アイデア
本田 菊Cthulhu'' : (1D100<=65) → 93 → 失敗

本田 菊:さっきから出目が怖いです…!!
ギルベルト・バイルシュミット:お前も今回はヒドイな
KP:イギリス:残念だが、菊にも心当たりがなかったようだ。

本田 菊:「うーん…心当たりはないですね…」

本田 菊:ファンブル出した方に言われたくないですね……ドジっ子ギルベルト君。
ギルベルト・バイルシュミット:ドジっ子言うな!それにして、Dからどうやって情報を聞き出すか……。
本田 菊:プロイセン君、違います。Nですよ。N。
ギルベルト・バイルシュミット:あっ、わりぃ!
KP:イギリス:ドジがPLのほうまで感染したか?
KP:イギリス:Mr.Nからどう情報を取るか、相談するならしていいぞ?
本田 菊:ではちょっと相談しますね。少々お待ちください。
ギルベルト・バイルシュミット:くそっ、相変わらず無駄にKPの口が回る! ちょっと相談するぜー。
KP:イギリス:わかった、じゃあ決まったら声をかけてくれ。

相談タイム

本田 菊:さて、如何致しますか?
ギルベルト・バイルシュミット:そうだな、Mr.NがDにPDFやら指輪を渡した訳だ。
本田 菊:そうですね。
本田 菊:私達はディックさんになりすまして情報を得る、と言う事で良いんですよね?
ギルベルト・バイルシュミット:まず、どういう意図で渡したかも気になる所だが。
ギルベルト・バイルシュミット:あぁ、そう感じだ。
本田 菊:まぁ…マーシャさんが助けられるとか蘇らせられるとか、そう言った事を言ったのでしょう。
本田 菊:推測ですが。
ギルベルト・バイルシュミット:まぁ、そうだろうな。ただ、チャットで知り合った奴にそこまでするのもおかしい訳だ。
ギルベルト・バイルシュミット:あっ、オフでの知り合いっていう可能性も捨て切れて無いか……。
ギルベルト・バイルシュミット:まぁ、どちらにせよ。自分が渡した物で、何かをさせようとした訳だ。当然結果や進捗が気になる。
本田 菊:それでどうやって聞き出しますか?
ギルベルト・バイルシュミット:進捗具合を軽く言えば、食いついてくるんじゃねぇのか?
本田 菊:そうですね…ただ彼が先程、無事な様で何よりだ、と書いてました。
本田 菊:ディックさんが戻ってくることは、想定していなかったのでは……?
本田 菊:と言うか戻る確率が低いと考えていたのではないかと……なので、まぁ…儀式は失敗した…と言う話から探ってみては如何かと。
本田 菊:何か不備があったんじゃないのか、と思いまして。
ギルベルト・バイルシュミット:……もう一つのパターン。これはMr.Nの性格を知らねぇから分からないが、あえて、正直に話す。そして、俺達が直接Mr.Nとやり取りをする。
本田 菊:……成程。
本田 菊:まぁ、後者の方が情報は得られるかもしれませんね。
本田 菊:何やら、一癖ありそうな、感じですし。
ギルベルト・バイルシュミット:Mr.Nの性格が分からねぇからなぁ……まぁ、表面上はディックの事を心配してるようだし、そっちの方が可能性が高いかもしれねぇな。
本田 菊:そうですね……お話するのはプロイセン君なので、どちらにするか決めて良いですよ。
ギルベルト・バイルシュミット:……可能性が高い、後者でいくか。
本田 菊:分かりました。それではお願いしますね。
本田 菊:格好良いところ()見せるチャンスですよ……!!
ギルベルト・バイルシュミット:おう、任せとけ!これ以上格好良い所見せてもしょうがねぇけどな!
本田 菊:HAHAHAHA…
ギルベルト・バイルシュミット:さーて、どういう反応が返ってくるか、楽しみだぜ!

セッション再開

ギルベルト・バイルシュミット:よし、KP! 決まったぜ!
本田 菊:お待たせしました。
KP:イギリス:お、決まったか。
KP:イギリス:それで、どうするんだ?
ギルベルト・バイルシュミット:まずMr.Nに俺達がディックの友人である事、マーシャとも、とても仲が良かった事を伝えるぜ。
ギルベルト・バイルシュミット:そして、ディックがここ二日三日職場に来なかったから、心配で部屋に訪れた…そういう感じで説明するぞ。
KP:イギリス:なるほど……じゃあMr.Nはこう返してくるだろうな。

Mr.N:『おや、まさかの友人だったとは』
Mr.N:『Dだとばかり思ってたよ、すまないね』
Mr.N:『しかし帰ってきていないとなると……彼はどうなってしまったのかな』
本田 菊:「…それを聞きたいんですけどねぇ…」
Mr.N:『まぁ……なんとなく予想はつくがね』

ギルベルト・バイルシュミット:お、Mr.Nにその予想とやらの詳細を訪ねるか。
本田 菊:おお、そうですね。
ギルベルト・バイルシュミット:それで、少しでもMr.Nが行先を少しでも知ってるようなら、今晩辺りにでも俺達がそこに向かうつもりだ、っていう事も伝えるぜー。
KP:イギリス:ふむ、それじゃあMr.Nからの返答はこうだ。

Mr.N:『何、実は彼の送ったPDFデータがね少々曰くつきなのさ』
Mr.N:『読んだ人間にとある呪いがかかってしまうのだけれどね、まぁ運が悪い人間だけなんだが』
Mr.N:『そういえば彼にはそのことを伝えていなかったな、と思ってね』
Mr.N:『今さらながらこうやってこちらに顔を出したと言うわけさ』
本田 菊:「……呪い」

本田 菊:運が悪い人間、ですか。
ギルベルト・バイルシュミット:おい、こいつこそドジっ子だぜ。
本田 菊:嬉しそうに言わないで下さい!

Mr.N:『もし彼が帰っていれば、無事かな? と思ったのだけれどね』
Mr.N:『帰っていないのなら、もしかしたら彼は呪いにかかってしまったかもしれない』
Mr.N:『彼が行くのならおそらく奥方の眠る墓地じゃないかな』
本田 菊:「つまり、ディックさんはもう無事では無いと言う、事でしょうか……」

ギルベルト・バイルシュミット:PDFについてはすっ呆けたふりして、具体的な呪いの内容を教えてほしいって伝えようか。

Mr.N:『具体的な呪いかい?』
Mr.N:『なんともおぞましい呪いさ』
Mr.N:『この呪いには潜伏期間があってね、その潜伏期間を過ぎると強烈な飢えに襲われる』
Mr.N:『ソレと同時に容姿にも変化が起きてね、醜いバケモノとなってしまうのさ』
本田 菊:「……飢、え…?」

本田 菊:ああ、もうジジイダメですね…(遠い目)
ギルベルト・バイルシュミット:まだ、大丈夫だ。安心しろよ。
本田 菊:プロイセン君……!

Mr.N:『その呪いっていうのが死肉を食べたがるものだ』
Mr.N:『まぁ基本的にこの呪いにかかったら、二度と人間には戻れない』
Mr.N:『救う方法があるとすれば、それは人間の意識があるうちに殺してあげることくらいしか思いつかないな』
Mr.N:『私が知ってるのはこれくらいだね』

ギルベルト・バイルシュミット:あっ、アウトかもな……。
本田 菊:……30年ですか。本田菊の人生は短い人生でしたね。
ギルベルト・バイルシュミット:おいぃぃぃ、日本諦めんなよ!

本田 菊:「…人間の意識が…ある、うちに…ですか…」

本田 菊:KP、これは菊が勘付いて良い内容ですか?
本田 菊:自分もそうなるかもしれない、と。
KP:イギリス:そうだな、じゃあアイデアいこうか。
本田 菊:……はい。

本田 菊:1d100<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 86 → 失敗

本田 菊:ああああああ;閃いて下さいよおおおおお。
KP:イギリス:失敗か。じゃあ菊は自分に呪いがかかっている可能性を思いつかないな。
ギルベルト・バイルシュミット:知らねぇ事が良いって事もあるぜ。
本田 菊:飢えを経験してるのに気付かないとは……!!
KP:イギリス:まぁ強烈な飢えってほどじゃないからな。
本田 菊:はぁ。では恐らく三日後ですね…菊が気付くのは……先程のダイスは日数でしょう。
本田 菊:初めは時間だと思って内心焦りましたが……。
ギルベルト・バイルシュミット:あっ、そっちかぁ。俺様進行具合かと思ってたぜ。
本田 菊:そっちの可能性もあるとはおもったんですが、Nさんが説明して下さったので。
本田 菊:「潜伏期間がある」と……。
KP:イギリス:(によによ)。
ギルベルト・バイルシュミット:うわー、KPが楽しそうだぜー。
本田 菊:(KPが!すごくによによしてます!!)
本田 菊:楽しそうで!何よりですね…!!(この鬼畜KP!)
ギルベルト・バイルシュミット:(大丈夫だ、俺様のクリティカルでどうにかなるはずだ!)
KP:イギリス:「心の中の声で会話してるんじゃねぇよ!」
ギルベルト・バイルシュミット:そう言えば、まだMr.Nの口から聞いていない事としては…ディックは何をしに墓地に行ったか、だな。
KP:イギリス:ディックが何をしに墓地にいったか? についてだが。

Mr.N:『おや、ソレを私に聞くのかい? 友人の君たちならすぐに心当たりくらい見つけられると思うのだけれどね』

KP:イギリス:と返してくるぞ。

本田 菊:「…まぁ、つかない訳ではないですが」
ギルベルト・バイルシュミット:「なーんか、こいついけ好かねぇな」
本田 菊:「安心して下さい。私は最初から好感を抱いていません」

ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、その手段を教えたのはMr.Nだろ?その理由を知りたいぜ。

Mr.N:『私はね、ディック・フォースターの小説のファンなのさ』
Mr.N:『一年くらい前にネットで知り合ってね、以来、チャットやメールで色々とやり取りをしていてね』
Mr.N:『ネットと言えども友人だ。彼が落ち込んでる様子だったからちょっとでも慰めになればとあのPDFデータをあげたのさ』

ギルベルト・バイルシュミット:俺様の小説を知ってるか聞きたいぜ!!
KP:イギリス:ギルベルト・バイルシュミットの作品について聞くと読んでいないからわからないね、と返って来るぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:くっそ、こいつやっぱ悪い奴だ!!!
本田 菊:無言で肩をポンしておきましょう。

Mr.N:『さて、それじゃあDもいないのなら私は落ちよう』
Mr.N:『Dが無事見つかることを祈っているよ、人ではなくなっているかもしれないがね』

KP:イギリス:Mr.Nはそういってチャット部屋から出て行こうとするが他に聞いておきたいことはあるか?
ギルベルト・バイルシュミット:菊、あるか?
本田 菊:特にはない、ですかね…?
本田 菊:本当は彼の正体等聞きたいところではありますが……。
ギルベルト・バイルシュミット:本当は連絡先でも聞きたいんだけどな。
本田 菊:教えてくれないと思いますよ?
ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、こっちの連絡先を伝えとく。
ギルベルト・バイルシュミット:お前の好きな時に連絡でもくれって。
KP:イギリス:携帯の番号あたりか?
ギルベルト・バイルシュミット:そうだな、携帯の番号にしとくか。
KP:イギリス:OK。じゃあギルベルトは番号を書き込む。

Mr.N:『何を期待してるのか分からないが有難く頂いておこう。ただ』
Mr.N:『不特定多数が入ってくるかもしれない場所に番号を記載するのはお勧めしないがね』

KP:イギリス:と最後にそう言ってMr.Nは去ったぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:まともに説教された……!
ギルベルト・バイルシュミット:こいつやっぱムカつくぜー!!
本田 菊:まぁ、この件が片付いたら携帯換えれば良いですよ
KP:イギリス:さて、気が付けばそろそろ時刻は19:00だ。
KP:イギリス:ここでノックする音が聞こえるぞ。
KP:イギリス:ブリジットが姿を見せる。

ブリジット・フォースター:「失礼するわね、あの、何かわかったかしら?」
本田 菊:「あ、はい。何点か……」

本田 菊:どうしますか? 全て、話しますか?
本田 菊:Nさんの内容が正しければ……。
ギルベルト・バイルシュミット:いや、話さない方が良いだろ…まだ、決まった訳じゃねぇ。
本田 菊:……そうですか。分かりました。

ブリジット・フォースター:「あ、あのね。お夕飯のほうなのだけれど、貴方たちどうする?」
ブリジット・フォースター:「一応調べ物がしやすいようにとサンドイッチを作っておいたのだけれど……」
本田 菊:「ああ、よろしいのですか?」
ギルベルト・バイルシュミット:「おう、確かに腹が減ってきたな!!ありがとうな」
本田 菊:「ありがとうございます。ではお言葉に甘えますね」
ギルベルト・バイルシュミット:「喜んでくれるのなら嬉しいわ。是非食べていって」

KP:イギリス:ブリジットは安堵したようにそういうぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:じゃあもしゃもしゃ食べながら話を聞くぜ

本田 菊:「あの、ひとつだけ……お尋ねしても?」
ブリジット・フォースター:「何かしら?」
本田 菊:マダム…ディックさんが居なくなる前、彼に手紙が来てませんでしたか?」
ブリジット・フォースター:「手紙?」
ギルベルト・バイルシュミット:「あっ、もしかしたら小包かもしんねぇな」
ブリジット・フォースター:「あら、確かに小包なら受け取ってたわ」
ギルベルト・バイルシュミット:「その小包。ブリジットの方で、なんか印象に残った事とかねぇか?」
本田 菊:「ディックさんの様子はどうでしたか?具合が悪かった、とか…」
ブリジット・フォースター:「そう、ね。小包をディックに渡した時、頭からシーツを被っていて顔を見せてくれなかったわ……」
ブリジット・フォースター:「具合が悪いのかと聞いたのだけれど違うといって……それがちょっと印象に残っていたわね」
本田 菊:「頭からシーツを、ですか……」
ギルベルト・バイルシュミット:「なるほどな、サンキュー。あっ、サンドイッチ、上手かったぜ!」
本田 菊:「とても美味しかったです。ありがとうございました」
ギルベルト・バイルシュミット:「ふふふ、お口にあったのなら嬉しいわ」

本田 菊:さて…もうお部屋から出る情報などはありませんか?
KP:イギリス:そうだな、ないな。
本田 菊:そうですか。では行きましょうかね。
ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、もう行くか。

本田 菊:「ディックさんの行先に見当がつきましたので、ちょっとそこへ行こうと思っています」とマダムに告げて家を後にしましょうか。
ブリジット・フォースター:「わかったわ。ディックのことどうかよろしくお願いします、でも貴方たちも無理はしないでね」
本田 菊:「はい、ありがとうございます」頭を下げて家を出ましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:「おう!任せとけってー!!」そう言って手を振るぜ。

KP:イギリス:ブリジットはそういってお前たちを見送るぞ。軽く手を振ってくれる。

メアリー教会墓地


KP:イギリス:さて、それじゃあ菊、ギルベルト両名、ともにフォースター家を後にしたところから始まるな。
KP:イギリス:行き先はメアリー教会でいいのか?
本田 菊:はい。
ギルベルト・バイルシュミット:おう、そうするぜ!
KP:イギリス:OK。
KP:イギリス:それじゃあお前たちは歩いて30分かかるメアリー教会の墓地へとやってきた。
KP:イギリス:時刻は20:00になる。
KP:イギリス:メアリー教会そのものは墓地から離れており、この辺りにある建物と言えば、墓守小屋くらいだ。
KP:イギリス:その墓守小屋も取り壊す予定なのか、中には何もない。
KP:イギリス:広さはあまりないが、頼りない街灯がぽつりと墓場を照らておりどこか不気味な様子だな。
KP:イギリス:人通りもほとんどないことがわかる。以上だ。
本田 菊:あ、本田 菊:教会に来る前に――。
ギルベルト・バイルシュミット:懐中電灯とか用意しとくべきだったな。
本田 菊:懐中電灯…ってギルベルト君も気付いてましたか。
本田 菊:ペンライトだけでは、少々心もとないですね。
ギルベルト・バイルシュミット:天才の俺様が気付かねぇ訳ねーだろ!
本田 菊:はいはい。ギルベルト君は天才ですね。
KP:イギリス:懐中電灯か。じゃあ二人とも幸運を振ってくれ。成功したら、事前にブリジットから借りたということにしてやる。
本田 菊:了解です。

本田 菊:1d100<=60 幸運
Cthulhu : (1D100<=60) → 60 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=65 幸運
Cthulhu : (1D100<=65) → 46 → 成功

本田 菊:1足りましたね……危ない。
ギルベルト・バイルシュミット:ギリギリじゃねーか。
本田 菊:ええ、本当に…先が不安ですね
KP:イギリス:ぎりぎりだが成功は成功だな。幸いなことに二人ともブリジットから懐中電灯を借りていたらしいぞ。
KP:イギリス:さて、無事懐中電灯を手に入れたわけだが、それからどうする?
ギルベルト・バイルシュミット:さて、これからどうする?
本田 菊:取り敢えず、マーシャさんのお墓の方を探したいですね。
ギルベルト・バイルシュミット:そうだな。KP、マーシャの墓の場所は、俺達は知ってるか?
本田 菊:大体○印の近くだと言う事は記憶してるので。
KP:イギリス:そうだな、じゃあ知識をどうぞ。プロフィールがプロフィールだから、補正+10だ。
本田 菊:○印の付近を調べれば良いかと……。
本田 菊:え。私、自動成功ですKP。
ギルベルト・バイルシュミット:それじゃ、自動成功になるぜー。
KP:イギリス:100があるから、一応振ってくれ。
本田 菊:ああ…では99で振れば良いんですね?
KP:イギリス:悪いな。

本田 菊:1d100<=(90+9) 知識+9
Cthulhu : (1D100<=99) → 26 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=(90+9) 知識
Cthulhu : (1D100<=99) → 25 → 成功

本田 菊:ふう…良かったです。
KP:イギリス:じゃあ二人ともマーシャの墓の場所を知っている。
KP:イギリス:奇しくも、墓地の見取り図にある○チェックにある場所だとすぐに分かるだろうな。

本田 菊:「確かマーシャさんのお墓は…こっちですね」と言ってマーシャさんのお墓の方へ行きましょう。

KP:イギリス:それでマーシャの墓だが、まぁなんというか作られたばかりの墓で真新しい。
KP:イギリス:汚れなどとは無縁のように見えるぞ。
本田 菊:ふむ……。
ギルベルト・バイルシュミット:って、事は特に荒らされた形跡とかも無さそうな訳か。
KP:イギリス:そうだな、ソレを知りたいのなら、目星か地質学だ。
KP:イギリス:ほかに聞き耳でも調べることは可能だ。
本田 菊:では目星振りましょう。
本田 菊:ギルベルト君は、眼帯で目がちょっと見えにくいので聞き耳お願いしますね。
ギルベルト・バイルシュミット:おう、任せとけ!
KP:イギリス:では各自判定をどうぞ。

本田 菊:1d100<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 39 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=60 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=60) → 81 → 失敗

本田 菊:おやおや。
ギルベルト・バイルシュミット:マジかよ……。
KP:イギリス:それじゃあまずはギルベルトから処理していくぞ。
KP:イギリス:ギルベルトは周囲をきょろきょろと見るが特にこれと言ってきになるものはなかったようだな。
KP:イギリス:それで菊だが、墓の周囲を調べていると、複数の足跡を発見する。
KP:イギリス:その足跡は、墓地の奥にある雑木林のほうへ続いているのがわかるだろう。
KP:イギリス:続けてアイデアをどうぞ。
本田 菊:ほう…足跡…ですか。

本田 菊:1d100<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 35 → 成功

KP:イギリス:それじゃあ、その足跡に違和感を覚えるだろうな。
{KP:イギリス:複数の足跡の多くは奇妙な素足の形をしている。
KP:イギリス:それを追うように、成人男性の靴跡が残っているのがわかった。
本田 菊:違和感。素足に成人男性の靴跡……ですか。
ギルベルト・バイルシュミット:調子良いじゃねーか。
本田 菊:この調子が最後まで続いてくれると良いんですけどね。

本田 菊:「…此処に足跡がありますね…それも複数…しかも素足に…こっちは成人男性のものの様ですね…」とギルベルト君に教えましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:「マジかよ!もしかしたらディックかもしれねぇな」
本田 菊:「そうですね…でもなぜ素足…」

本田 菊:KP,私も聞き耳出来ませんか?
KP:イギリス:ああ、勿論出来るぞ。どうぞ。

本田 菊:1d100<=65 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=65) → 74 → 失敗

本田 菊:おや…菊もそろそろ難聴ですかね……。
KP:イギリス:菊も失敗か。それじゃあ残念だが、菊も気がつけなかったようだな。
KP:イギリス:あーじゃあ二人とも幸運を振ってくれ。

本田 菊:1d100<=60 幸運
Cthulhu : (1D100<=60) → 75 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=65 幸運
Cthulhu : (1D100<=65) → 91 → 失敗

本田 菊:ああ…出目が…出目が。
ギルベルト・バイルシュミット:俺様の出目が高くなってきてやがる…!
KP:イギリス:序盤変なところでクリティカルやらスペシャル出してるから反動がきたか?
ギルベルト・バイルシュミット:大丈夫だぜ! クライマックスまで温存してるだけだ。
本田 菊:本日の女神様は破滅をお望みの様ですね。
KP:イギリス:とりあえず、まぁ何も起きなかったな。
本田 菊:そうですか…多分何か手がかり逃しましたね。
本田 菊:お墓の周り、もう少詳しく調べられませんか? 足跡の付近など。
ギルベルト・バイルシュミット:仕方ねぇな。とりあえず、足跡に対して何か出来るか? 知識とか。
KP:イギリス:そうだなこちらから提案できる技能はすべて判定しちまったからな。
本田 菊:再度目星は出来ませんか?
KP:イギリス:目星じゃ情報は出ないな。
ギルベルト・バイルシュミット:そうだな、足跡に対してオカルトか歴史って使えるか?
KP:イギリス:使えるとしたらそうだな。クトゥルフ神話技能になる。
KP:イギリス:お前らそれぞれ3%は持ってるから振ってみるか?
本田 菊:3%……。
ギルベルト・バイルシュミット:ゲッ、クトゥルフかよ…まぁ、一応振るだけ振ってみるぜ。
本田 菊:ではお供しましょう。
KP:イギリス:お、振るか? それじゃあどうぞ。

本田 菊:1d100<=3 クトゥルフ神話
Cthulhu : (1D100<=3) → 67 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=3 クトゥルフ
Cthulhu : (1D100<=3) → 20 → 失敗

ギルベルト・バイルシュミット:さっきの聞き耳の時に出ろよ、この数字!
本田 菊:まぁ、分かっておりましたとも……。
KP:イギリス:残念だが、二人とも思い当たることはなかったようだな。
本田 菊:では仕方有りませんね…足跡をたどりましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:そうだな。

本田 菊:「足跡、辿ってみませんか?」とギルベルト君に言いますね。
ギルベルト・バイルシュミット:「そうするか。しっかし、この足跡はなんだ?」そう言いながら足跡を辿るぜ。
本田 菊:「さぁ…。あ、ギルベルト君は私の後ろに。何かあって怪我でもしたら困りますので…手を」
ギルベルト・バイルシュミット:「これぐらい大丈夫だっつーの」文句言いながら手を握っとくか。

KP:イギリス:了解。じゃあお前たちは手をつなぎながら足跡を辿っていくだろう。

教会裏の雑木林


KP:イギリス:足跡を辿っていくと、裏に広がる雑木林にたどり着いた。
KP:イギリス:入り口には立ち入り禁止の看板が掛かっているのがわかるぞ。
KP:イギリス:夜の闇の前を阻み、倫敦の秋とは思えない寒さが襲う。
KP:イギリス:また進むうちに季節はずれの白い霧が現れ、視界をさらに悪くするだろうな。
KP:イギリス:さて、二人とも。聞き耳をどうぞ。

本田 菊:1d100<=65 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=65) → 70 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=60 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=60) → 25 → 成功

ギルベルト・バイルシュミット:よっしゃぁああっ!! 来たぜっ、俺様の時代!
本田 菊:もう…もうダメです。
KP:イギリス:菊はそうだな、暗闇に緊張していたのかソレに気がつかなかったようだ。
KP:イギリス:ただギルベルトは、ふと足を止めるかもしれない。
KP:イギリス:夜の闇にさえぎられた前方から、複数の足音が聞こえてきたからだ。
KP:イギリス:それはまるで素足で地面を歩くようなやわらかい音で、お前たちに向かってくる。
ギルベルト・バイルシュミット:…おいおい、ソレってなんだよ……。

本田 菊:「…?どうしましたか?」と言って足を止めたギルベルト君を見ます。
ギルベルト・バイルシュミット:「おい。何か変な音がする…何かこっちに向かってきてるぜ。どうする?」
本田 菊:「え…?」

KP:イギリス:このままではそのうち鉢合わせすることは確実だろうな。
本田 菊:に、逃げられませんか!
KP:イギリス:逃げると言うことは、入り口まで戻るってことか?
ギルベルト・バイルシュミット:向こうの速度はどれくらいだ?
KP:イギリス:近づいてくる速度は走っているわけではないから、ゆっくりだぞ。
本田 菊:入口と言うか雑木林の手前まで、でしょうか。
本田 菊:あ、でも暗いなら近くの木に身を隠せますか?
本田 菊:此方に向かってるなら来た道戻っても鉢合わせするでしょうし。
KP:イギリス:勿論可能だ。夜と霧もあるから自動成功になるけど、どうする?
本田 菊:隠れられるならばやり過ごしたいですね。
ギルベルト・バイルシュミット:俺もそうだな。今、鉢合わせはしたくねぇ。
本田 菊:では一緒に隠れますか。

本田 菊:「…此方に」と言って軽く手を引っ張って近くの木に身を潜めます。

本田 菊:あ、懐中電灯は消します。。
ギルベルト・バイルシュミット:菊に従って身を潜める。
KP:イギリス:OK。じゃあ二人とも近くの茂みに身を隠す。
本田 菊:取り敢えず何かあっても動き出せる様に警戒しておきましょう。
KP:イギリス:菊は懐中電灯を消したんだな、それじゃあ。
KP:イギリス:そのうち足音がすぐそこまで聞こえる距離まで近づいた。
KP:イギリス:足音の主らが通り過ぎていく際、ぼそぼそと小さな声で何かを話しているのが聞こえてくる。

本田 菊:「……」取り敢えずギルベルト君は庇っておきます。

ギルベルト・バイルシュミット:聞き耳とか出来るか?
KP:イギリス:勿論、聞き耳をどうぞ。

本田 菊:1d100<=65 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=65) → 64 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=60 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=60) → 60 → 成功

本田 菊:ギ、ギリギリですか…!!
ギルベルト・バイルシュミット:一足りたぜ……。}
KP:イギリス:お前ら、ギリギリの出目ばっかり出すな……今日の女神はスリルを楽しみたいらしい。
ギルベルト・バイルシュミット:女神様も随分と危ない趣味してんな。}
本田 菊:PLのリアルSAN値を削りたいのでしょうねぇ。
KP:イギリス:それじゃあお前たちはこんな会話を耳にするだろう。

KP:影1:「……ソレで、アイツはミツカッタのか……」
KP:影2:「イエ……まだ、デス」
KP:影1:「急いで探スのダ。呪いに掛っていたカラ、セッカク歓待し、同胞に迎えイレテやったというノニ。ヨリニヨッテ生贄とあの秘薬を奪うとハ」
KP:影2:「アレは一体どういうツモリなのでショウ。秘薬ナゾ今さら得てモ、役に立たナイはず」
KP:影1:「確かにスデに同朋となったアレには効かないだロウ、呪いを解く薬ナド……だが、我ラの宝物庫ヨリ奪い去っタ、というのが重要ダ」
KP:影1:「それに……ほかにニンゲンの仲間ガいるともワカラン」
KP:影2:「……ニンゲンの仲間」
KP:影1:「急ゲ。生贄はトモカク秘薬は殺しテでも奪い返すノダ……」

KP:イギリス:足音の主たちはそう会話し、この場から立ち去った。

本田 菊:「…秘薬? 生贄…?」
ギルベルト・バイルシュミット:「あいつら、人間……じゃ、ねぇよな?」
本田 菊:「…そう、見えましたけれども」

ギルベルト・バイルシュミット:……鉢合わせだったら、色々とヤバかったな。
本田 菊:そうですね…。
KP:イギリス:鉢合わせたらそれはそれで面白かったんだがな。
本田 菊:流石に複数相手は無理です!!
ギルベルト・バイルシュミット:KPの面白いとPCの面白いは別物だぜ…!
本田 菊:(鬼畜め…)
KP:イギリス:知らねーな!
本田 菊:(めちゃくちゃ良い笑顔じゃないですかああああ)
ギルベルト・バイルシュミット:(あいつ性格悪いからな)
KP:イギリス:さて、それで足跡の主たちは去ったわけだがどうする?
本田 菊:取り敢えず出ても安全なのでしょうか?
本田 菊:先へ行きます。
ギルベルト・バイルシュミット:本来向かってた方に行くか。

本田 菊:「…取り敢えず難は逃れたみたいですね…行きましょうか?」とギルベルト君に言いましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:「おう、そうするか。さっき向かってた方に、真っ直ぐと向かう感じで良いよな?」

KP:イギリス:了解。じゃあ三度目で悪いが、もう一度聞き耳をどうぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:マジかよ……。
本田 菊:え…まさか戻って来たとか…!?

本田 菊:1d100<=65 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=65) → 38 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット'':1d100<=60 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=60) → 1 → 決定的成功/スペシャル

KP:イギリス:はっ!? ここでクリティカルかよ!
ギルベルト・バイルシュミット:きたぁあああ!!俺様すげぇ、やっぱ格好良いぜー!!
本田 菊:こ、此処でですか! しかも1クリ。
KP:イギリス:運のいいやつらだな……仕方がねぇ。
KP:イギリス:じゃあ処理はこうだ。
本田 菊:(何だか悔しそうですね…)
ギルベルト・バイルシュミット:(あいつのあの悔しそうな面が堪んねぇな)
KP:イギリス:お前たちは、再び歩き出そうとした時、後方の茂みから物音を聞くだろう。
KP:イギリス:ギルベルトは自動成功にする。菊は回避をどうぞ。
本田 菊:え。か、回避振ります……。

本田 菊:1d100<=65 回避
Cthulhu : (1D100<=65) → 68 → 失敗}

ギルベルト・バイルシュミット:おまっ!?
本田 菊:女神様あああああああ!!!

KP:イギリス:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

KP:イギリス:最低値か。
KP:イギリス:じゃあそうだな。
本田 菊:絶対それ攻撃じゃないですかああああああ!!
KP:イギリス:茂みの物音を聞いたその時だった。
KP:イギリス:突如、菊は背後から何者かが襲い掛かり、運悪く菊の腕を切り裂いた。
KP:イギリス:ダメージは1だ。

本田 菊:「…!! っ痛…!」腕を抑えて即座に振り返りましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:「おい!?菊、大丈夫か!?」
本田 菊:「え、ええ…掠っただけです…」
本田 菊:「…ギルベルト君は後ろに。くれぐれも手は怪我させないで下さいね」

KP:イギリス:菊を襲ったそれはお前たちの前に姿を見せるだろう。
KP:イギリス:一体誰が、何が菊を襲ったのか。お前たちは相手を見るだろうな。
KP:イギリス:そこにいたのは、ディック・フォースターだった。
本田 菊:え。
ギルベルト・バイルシュミット:あー。
KP:イギリス:しかし、その姿はお前たちの知るものとは違っただろう。
KP:イギリス:コートはぼろぼろ、シャツは汚れ、その長い腕は醜く茶色に染まり、干からびたようになっていた。
KP:イギリス:鋭い爪をきちきちと音立てている。
KP:イギリス:顔は、まるで犬のように醜く歪み、正気のないにごった瞳が、友人であるはずのお前たちを見つめていた。
KP:イギリス:食屍鬼化したディック・フォースターを目撃した探索者は、1/1d6+1の正気度喪失。
KP:イギリス:また、攻撃を受けダメージを食らっていた場合は、さらにそれぞれ+1する。

本田 菊:「ディ…ディックさん…?」

KP:イギリス:判定、どうぞ?
本田 菊:ええええええええええ。

本田 菊:1d100<=59 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=59) → 93 → 失敗
本田 菊:1d6+2
Cthulhu : (1D6+2) → 6[6]+2 → 8
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=63 SAN
Cthulhu : (1D100<=63) → 88 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d6+1
Cthulhu : (1D6+1) → 1[1]+1 → 2

本田 菊:これヤバいですってええええええええ!!
本田 菊:最大値じゃないですかああああああああ。
ギルベルト・バイルシュミット:は? 日本、お前ガリガリいき過ぎだろ……。
KP:イギリス:お、ごりと言ったな。
KP:イギリス:それでは菊。アイデアどうぞ。

本田 菊:1d100<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 81 → 失敗

本田 菊:失敗しました!
ギルベルト・バイルシュミット:KP、ドンマイだな。
KP:イギリス:ちっ失敗か。それじゃあ菊は強烈なショックを受けて、思考がとまったようだな。
KP:イギリス:ギルベルトは青ざめる程度だっただろう。
本田 菊:(舌打ち…!)

本田 菊:「……っ…」ショックで立ち尽くしてましょうか。
ギルベルト・バイルシュミット:「…ディック、だよな?おい、お前何やってんだよ…」
ディック・フォースター:「グウウウウウ、ううう」

KP:イギリス:ディックは殺気を撒き散らし、唸り声を上げるだろう。
KP:イギリス:お前たちの言葉は届いていないようだ。
KP:イギリス:そして、襲い掛かる――!
ギルベルト・バイルシュミット:あーあ、これはアウトだな

ギルベルト・バイルシュミット:「!? 菊、ボサッとしてんじゃねぇよ!」とりあえず、菊に声を掛けとくぜ。
本田 菊:「ちょっと気が動転してました…すみません。もう大丈夫です」とギルベルト君に返して構えます。
本田 菊:「ギルベルト君は後ろに…何度も言いますが私より前に出てはいけませんよ!」と言ってギルベルト君の前に居ましょうか。

KP:イギリス:了解。それじゃあ戦闘開始だ。

ディックフォースターとの戦闘

1R目
KP:イギリス:行動順はDEXの通り。ということで、以下の通りになる。
KP:イギリス:ディック→菊→ギルベルト。
KP:イギリス:では最初はディックの行動からだ。
KP:イギリス:菊が前に出るんだったな。問答無用で菊を襲い掛かるぞ。

ディック・フォースター:1d100<=20 かぎ爪1回目
Cthulhu : (1D100<=20) → 5 → 決定的成功
ディック・フォースター:1d100<=20 かぎ爪2回目
Cthulhu : (1D100<=20) → 93 → 失敗
ディック・フォースター:1d100<=20 かみつき
Cthulhu : (1D100<=20) → 51 → 失敗

本田 菊:必中じゃないですかあああああ!!
ギルベルト・バイルシュミット:おい、これヤバイだろ!!
ギルベルト・バイルシュミット:なんでKPがここでクリッってんだよ!?
KP:イギリス:しらねぇよ、女神に文句言え!
KP:イギリス:それに全部成功よりはマシだろうが!
KP:イギリス:とにかく、回避はできない。ただ受け流しは可能とする。
本田 菊:では受け流し…したらギルベルト君に当りますか?
KP:イギリス:いや、攻撃対象は菊だからダメージは菊だけだぞ。
本田 菊:そうですね…では受け流しましょう。
KP:イギリス:受け流しか。ではキックによる判定どうぞ。

本田 菊:1d100<=75 キック
Cthulhu : (1D100<=75) → 68 → 成功

KP:イギリス:成功。菊は慣れた身のこなしで襲い掛かってくる爪をなんとか横に流したぞ。

ディック・フォースター:「ぐああああ、ううううう」
本田 菊:「…!!ちょっと危なかったですね…」

本田 菊:……ジジイの心臓は正直バクバクです。
ギルベルト・バイルシュミット:見てるこっちがバクバクだよ!
KP:イギリス:では次、菊どうぞ。
本田 菊:では…ディックさんに…MA+キックで。
KP:イギリス:どうぞ。
本田 菊:恐れ入りますすみませんw

本田 菊:CBR(75,75) MA+キック
Cthulhu : (1d100<=75,75) → 66[成功,成功] → 成功

KP:イギリス:ディックは回避しない。ダメージどうぞ。

本田 菊:2d6+1d4
Cthulhu : (2D6+1D4) → 3[1,2]+2[2] → 5

本田 菊:…しょっぱいですね。
KP:イギリス:ではキックの鋭い蹴りが放たれる。それはキックの体を見事捕らえるな。
KP:イギリス:だが、ディックは倒れることなくお前たちに対して殺気を放っている。

本田 菊:「…! ちょっと浅かったですかね…」
ディック・フォースター:「グルルル……!」

KP:イギリス:次、ギルベルトどうぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:「手さえ怪我しなけりゃ良いんだろ」
本田 菊:「貴方そう言っていつも怪我してるじゃないですかああああああ!」

ギルベルト・バイルシュミット:「菊の隣に行って、殴るぜ」
KP:イギリス:ではこぶしどうぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=80 こぶし
Cthulhu : (1D100<=80) → 47 → 成功

KP:イギリス:やはりディックは回避しない。ダメージどうぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:1d3+1d4
Cthulhu : (1D3+1D4) → 2[2]+2[2] → 4

ギルベルト・バイルシュミット:チッ、菊より浅かったか。
本田 菊:そこですか!

KP:イギリス:シークレットダイス

KP:イギリス:成功か。
KP:イギリス:それじゃあディックは、ギルベルトのこぶしを受けるものの気絶することなく立っている。ただ、大分足に来てるのかふらついてるな。
ギルベルト・バイルシュミット:さて、なんのダイスやら……。
本田 菊:ショックロールでは? HP半分でしたし。

2R目

KP:イギリス:では再びディックのターン。

KP:イギリス:1d4
Cthulhu : (1D4) → 3

KP:イギリス:ふむ、じゃあ攻撃対象は菊だ。

ディック・フォースター:1d100<=20 かぎ爪1回目
Cthulhu : (1D100<=20) → 86 → 失敗
ディック・フォースター:1d100<=20 かぎ爪2回目
Cthulhu : (1D100<=20) → 43 → 失敗
ディック・フォースター:1d100<=20 かみつき
Cthulhu : (1D100<=20) → 84 → 失敗

KP:イギリス:残念。全部失敗か。
KP:イギリス:ディックは、菊に襲い掛かろうとするがうまく攻撃が当たらなかったようだな。
本田 菊:残念がらないで下さい!! それにしても攻撃回数多いですね……。
ギルベルト・バイルシュミット:グールは鍵爪2回からの噛み付きだからな。
KP:イギリス:では次、菊どうぞ。

本田 菊:「…大分ふらついてますね…」
ギルベルト・バイルシュミット:「そろそろ、大人しくなりそうだな」
本田 菊:「…そうですね…」

本田 菊:先程と一緒でMA+キックを、ディックさんに。
KP:イギリス:了解、では判定どうぞ。

本田 菊:CBR(75,75) MA+キック
Cthulhu : (1d100<=75,75) → 24[成功,成功] → 成功

KP:イギリス:ディックは避けない。ダメージどうぞ。
本田 菊:はい。

本田 菊:2d6+1d4
Cthulhu : (2D6+1D4) → 7[1,6]+3[3] → 10

KP:イギリス:オーバーキルだな。
本田 菊:最初に出て欲しかったですね……。
ギルベルト・バイルシュミット:やっちまったか。}
本田 菊:でも、最終的には手を下してましたしね。
KP:イギリス:菊の強烈な一撃にディックは吹き飛ばされるだろう。

ディック・フォースター:「グルルルアアアアアアアアッ」

KP:イギリス:そして近くの木に強かに体を強打する。
KP:イギリス:ずるり、ディックはそのままと崩れ落ちた。

KP:イギリス:戦闘の処理は以上となる。

戦いの果てに


KP:イギリス:それでだ。ここで二人、聞き耳をどうぞ。

本田 菊:1d100<=65 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=65) → 99 → 致命的失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=60 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=60) → 82 → 失敗

本田 菊:ああああああああああ。
ギルベルト・バイルシュミット:おいいいいい、菊!?
KP:イギリス:……おい。
本田 菊:ちょ、ギルベルト君も失敗!?
ギルベルト・バイルシュミット:お前よりはマシだ!!
本田 菊:でも失敗じゃいないですかああああああああ。
本田 菊:人を殺めた罰でしょうかああああああああ。
KP:イギリス:何二人して揃って失敗してんだ!
本田 菊:女神様に言って下さいよおおおおおお!!
ギルベルト・バイルシュミット:文句はダイスの女神様に言ってくれ。
KP:イギリス:あーあー。
KP:イギリス:そうだな、失敗ならこうだな。
KP:イギリス:ギルベルトは一瞬、ディックが何かをつぶやいたかのように見えただろう。
KP:イギリス:しかしそれを聞き取ることは出来なかった。
KP:イギリス:そして、菊。
KP:イギリス:お前は、突然耳鳴りがし始めてその痛みに顔をしかめるだろう。
KP:イギリス:次の聞き耳に対してマイナス補正-20だ。
ギルベルト・バイルシュミット:了解。ディックの最後の言葉、か……。
本田 菊:…何と、言っていたんでしょうね。
KP:イギリス:そして。
KP:イギリス:ディックを倒した探索者は、友人を倒したことに対する1/1d4+1の正気度喪失。
KP:イギリス:ソレを見守っていた探索者も、1/1d3のチェックだ。
ギルベルト・バイルシュミット:…日本、お前絶対成功しろよ。
本田 菊:…了解です。

本田 菊:1d100<=51 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=51) → 31 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=61 SAN
Cthulhu : (1D100<=61) → 79 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

本田 菊:ここで成功…!!
ギルベルト・バイルシュミット:あ。
本田 菊:嬉しいですが心境は複雑…ってプロイセン君、何失敗してるんですか!!
ギルベルト・バイルシュミット:だ、大丈夫だ。1だし!
KP:イギリス:最小値か、残念だぜ。
本田 菊:菊が友達を殺めたのがショック…でも無いですね。最小値じゃないですか…何なんですかそれ。
KP:イギリス:さて、ディックは菊の強烈な蹴りに吹き飛ばされ、もう二度と目を覚ますことはないだろう。
KP:イギリス:お前たちはその事実に心を痛めるだろうな。
ギルベルト・バイルシュミット:確かにな。ブリジットになんて説明して良いか分からねぇぜ。
本田 菊:そうですね……。

本田 菊:「…ディックさん…すみません…」彼の側に膝をついて謝ります。
ギルベルト・バイルシュミット:「…ディック…」
本田 菊:「…ブリジットさんには…私から説明しましょう…」

本田 菊:あの……彼の持ち物を調べても?
本田 菊:何か形見の様なものを渡したいので。
ギルベルト・バイルシュミット:俺もちょっと考えてたぜ。
KP:イギリス:わかった。じゃあ目星どうぞ。ただ暗いから技能値は半分になる。
本田 菊:懐中電灯は使えませんか?
KP:イギリス:懐中電灯をつければ、元の技能値で判定可能だ。
本田 菊:では懐中電灯を付けて調べます。
ギルベルト・バイルシュミット:じゃぁ、俺様も一緒に調べるぜ。
KP:イギリス:では2人とも目星どうぞ。

本田 菊:「何か形見の様なものでも…」

本田 菊:1d100<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 91 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=25 目星
Cthulhu : (1D100<=25) → 72 → 失敗

KP:イギリス:お前ら……仲がいいな。
ギルベルト・バイルシュミット:ゲッ。
本田 菊:……女神様!
本田 菊:今!シリアスなんですよおおおおおおおおおおおお!!
ギルベルト・バイルシュミット:90の失敗と70の失敗を一緒にすんじゃねぇよ!
本田 菊:何ですか!?今日の女神様はアメリカ出身ですか!?
KP:イギリス:しかたがない、幸運をどうぞ。
本田 菊:分かりました…!

本田 菊:1d100<=60 幸運
Cthulhu : (1D100<=60) → 1 → 決定的成功/スペシャル
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=65 幸運
Cthulhu : (1D100<=65) → 81 → 失敗

ギルベルト・バイルシュミット:だ、大丈夫だ、菊がクリティカルだ。
本田 菊:!!?? ええええええええ!?
KP:イギリス:ここでクリティカルかよ!
KP:イギリス:本当出目が踊ってんな!
ギルベルト・バイルシュミット:ケセセセ、今日のダイスの女神は凄ぇな。
本田 菊:私もビックリですよおおおおおおお!! しかもまた1クリ…!!
本田 菊:やはりアメリカ出身ですね……。
ギルベルト・バイルシュミット:KPがこいつだしな
KP:イギリス:なんだよ、まるで俺が悪いみたいじゃねーか!
本田 菊:えっ…そ、そんな事はない…無いですよ!?
ギルベルト・バイルシュミット:文句があるんらアメリカに言えよ。
KP:イギリス:イギギギ。
KP:イギリス:あーそれじゃあギルベルトは特にこれと言って見つけられなかったが、菊はコートのポケットからいくつかの所持品を見つけることが出来るだろう。
KP:イギリス:銀色の懐中時計、赤い液体の入った小さなガラス瓶、赤い石のついた指輪を発見したぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:おっ!
本田 菊:指輪!

本田 菊:「…?何か、ありますね…」
ギルベルト・バイルシュミット:「おいっ、これ!Nが言ってた…」
本田 菊:「指輪…ですね…確か儀式に必要なものだったかと…」
ギルベルト・バイルシュミット:「そうだな。それでこっちのガラス瓶は、さっきあいつらが言ってた物か?」
本田 菊:「秘薬…と言うものでしょうか?」

KP:イギリス:それと、1クリだが。
KP:イギリス:菊は懐中時計のふたの裏に写真が挟まっていて、そこがちょっと妙に盛り上がったことに気がつけるぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:写真、か。

本田 菊:「この写真ちょっと盛り上がってませんか?」と言って写真に触ってみます。外せますか?
KP:イギリス:ああ、ロケットタイプの懐中時計だから写真ははずせるぞ。
本田 菊:では外してみます。
KP:イギリス:では写真をはずすと、そこには折りたたまれたメモがあった。読むか?
本田 菊:読みましょう。
KP:イギリス:わかった、これがそのメモだ。ちょっと長いが辛抱してくれ。

≪ディックの遺書≫


KP:イギリス:菊、お前が見つけたメモにはこう書かれていた。
ギルベルト・バイルシュミット:…ディック。
本田 菊:KP…ちょっとタイムを…前が見えませんので…しばしお待ちを…
KP:イギリス:お、おう。だ、大丈夫か?
ギルベルト・バイルシュミット:あーぁ、KPが日本を泣かせちまったな。
KP:イギリス:はぁ!?
KP:イギリス:お、俺だってまさかここまで泣いてくれるとは思ってなかったんだよ!
ギルベルト・バイルシュミット:ケセセ、KP冥利にじゃねぇーか。
KP:イギリス:ぐぬぬ、た、確かにそうだけどよ。
本田 菊:も、申し訳ありません…歳を取ると涙腺が…緩く…!もう少々お待ちください…。
KP:イギリス:あ、ああ。お、お茶でも飲むか? 今待ってろ、用意してくるから!
ギルベルト・バイルシュミット:ほら、日本。落ち着けよ。菊がしっかりしねぇと、ディックも報われねぇぜ。
本田 菊:ああ、申し訳ありません…大分…落ち着きましたので…お茶、頂きます。
KP:イギリス:あ、ああ。ゆっくり飲めよ。
本田 菊:そ、そうですね…ジジイ、もう少し頑張ります…!!
本田 菊:お時間取らせて申し訳ありませんでした…続き、お願いします。
KP:イギリス:ああ、じゃあ再開しよう。
本田 菊:はい、よろしくお願いします。
KP:イギリス:菊が手紙を読み終わったところからだな。

本田 菊:「…ディックさん…大丈夫です…最後に、会えましたよ」と彼の手を握って笑っておきます。
本田 菊:「助けられず…申し訳…っ」と、泣き崩れますね。
ギルベルト・バイルシュミット:「…菊。しっかりしろ大丈夫か?」
本田 菊:「はい…すみません…内容を…見て思わず…ふふ、私も歳ですね…」苦笑して涙拭きながら答えます。

ギルベルト・バイルシュミット:菊の肩を支えてやるぜ。
ギルベルト・バイルシュミット:さっきの手紙は菊が俺に聞こえるように読んでくれたって事で良いか?
本田 菊:きっと途中から涙声だったでしょうが、恐らく音読してますね。
KP:イギリス:了解、それじゃあギルベルトも手紙の内容を知っていていいぞ。

ギルベルト・バイルシュミット:「読んだなら、分かってんだろ?ディックが…やり残した事が何なのか」
本田 菊:「…そうですね…私達がしなくてはいけませんね…託されたのですから…」メモを大事にしまいます。

本田 菊:あと懐中時計を持って行っても?
本田 菊:形見に、渡したいので……。
KP:イギリス:懐中時計だな、了解。所持品に入れておいてくれ。
本田 菊:はい。
KP:イギリス:他にやっておきたいことはあるか?
本田 菊:指輪はギルベルト君に持たせましょうか……。
本田 菊:秘薬を飲む事は出来ますか?
本田 菊:出来れば今のうちに2人とも飲んでおきたいのですが……。
KP:イギリス:ああ、問題なく飲めるぞ。
本田 菊:では半分こして飲みましょうか。

本田 菊:「ギルベルト君…これ今のうちに飲んでおきましょう」とガラス瓶を指差します。
ギルベルト・バイルシュミット:「あぁ、そうしておくか」渡された物を飲むぜ。

KP:イギリス:それじゃあ2人との、赤い液体の入ったガラスの小瓶を呷る。
KP:イギリス:少し苦かったが、菊の中にあった軽い飢えのようなものは綺麗さっぱり消え失せたな。
KP:イギリス:ギルベルトのほうは特に変化はなかった。
本田 菊:良かったです。
ギルベルト・バイルシュミット:おっ、俺の方は元々大丈夫だった訳か。
本田 菊:あとは…ディックさんの遺体ですね。
KP:イギリス:それで。まぁ悪いが、聞き耳をどうぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:は?
本田 菊:また、聞き耳……!?

本田 菊:1d100<=(65-20) 聞き耳-20
Cthulhu : (1D100<=45) → 90 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=60 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=60) → 60 → 成功

ギルベルト・バイルシュミット:一足りた…!
本田 菊:orz
KP:イギリス:お、ギルベルトは成功か。
KP:イギリス:じゃあそうだな。菊は気がつかなかったが、ギルベルトは墓地のほうから再び、複数の足音が聞こえてくることに気がつくぞ。
KP:イギリス:こちらに近づいてくることがわかるだろう。
本田 菊:!!?
ギルベルト・バイルシュミット:それはここを目指して来てる、って感じか?
KP:イギリス:ああ、ちょうど通り道なんだろうな。まっすぐ近づいてくる。
本田 菊:か、隠れ…あああああでもディックさんの遺体…!!
本田 菊:これ、運べませんか!?
ギルベルト・バイルシュミット:…菊。ディックの遺体は放置しようぜ。
ギルベルト・バイルシュミット:…多分、あいつらがどこかに運ぶはずだ。
本田 菊:でも…どんな姿でも…お返ししたいんです…!
本田 菊:それなら尚更放置できませんよ…!!
ギルベルト・バイルシュミット:見捨てる訳じゃねぇから安心しろ。
ギルベルト・バイルシュミット:一先ず、だ。
ギルベルト・バイルシュミット:ディックの手紙、覚えてるだろ?
本田 菊:…その言葉、信じますよ? 分かりました。
本田 菊:KP…隠れる事は、出来ますか?
ギルベルト・バイルシュミット:安心しろ、あいつらがディックの遺体に何かしそうになったら俺様が飛び込んでやるぜ。
KP:イギリス:隠れるのは、二人だけでディックの遺体はそのままか? それなら自動成功だ。
本田 菊:駄目ですよ!!貴方作家なんですから!!
本田 菊:本当は連れて行きたいのですが……。
ギルベルト・バイルシュミット:まぁ、隠す時間があるならそうしたいんだけどな。
KP:イギリス:隠す時間と言うか、連れて行くのなら、ディックのSIZとお前たちのSTRの対抗ロールになるが。
KP:イギリス:これに成功すれば、やつらに見つからず連れて隠すことは出来るぞ?
本田 菊:!出来るんですか!?
KP:イギリス:ああ、勿論出来る、ディックのSIZは12だ。
KP:イギリス:ただ、失敗したら、お楽しみ、だな。
ギルベルト・バイルシュミット:リスクを考えると、避けたいんだが…菊、どうしたい?
本田 菊:……2人で引っ張った場合には2人分のSTRが加算されますか?
KP:イギリス:協力した場合は勿論STRは加算されるな。
KP:イギリス:お前たちの場合、100さえださなければ成功だな。
本田 菊:では2人で引っ張って隠したいです…ギルベルト君…お願い出来ませんか? やっぱり、私は連れて帰りたいのです……。
ギルベルト・バイルシュミット:あぁ、もちろんだぜ!
本田 菊:ありがとうございます…!!
KP:イギリス:それなら代表者、対抗ロールをどうぞ。
KP:イギリス:100以外は成功とする。
ギルベルト・バイルシュミット:そう言うと思ったぜ。菊、お前が振ってやれ。
本田 菊:代表者……分かりました…!

本田 菊:1d100<=99 STR対抗(28-12)
Cthulhu : (1D100<=99) → 20 → 成功

ギルベルト・バイルシュミット:ケセセ、成功か!
本田 菊:やりましたよギルベルト君!!
KP:イギリス:では、菊とギルベルトは無事ディックの遺体を抱え、木々の茂みに隠れる。
ギルベルト・バイルシュミット:良くやったな、俺様が褒めてやるぜ!
本田 菊:はい!ありがとうございます!!
KP:イギリス:お前たちが隠れた後、再び素足で地面を歩くようなやわらかい音がすぐそばを通っていく音を聞くだろう。

KP:イギリス:シークレットダイス

本田 菊:「……」息を潜めて様子を伺いま…って何ですかそのダイスはあああああああ!!
ギルベルト・バイルシュミット:シークレットダイスは怖いぜ。
KP:イギリス:消し忘れた懐中電灯の明かりにも気が付かず、その足音の主たちはそのまま去っていく。
本田 菊:懐中電灯…!! 良かった…!!
ギルベルト・バイルシュミット:まぁ、なんとなく予想はつくけどな。
本田 菊:私としたことが…気が抜けていましたね。不覚です。
KP:イギリス:そして、しばらく、足音は消え、これまでお前たちの視界を悪くしていた霧が消えていった。
KP:イギリス:暗い、雑木林の景色がお前たちの目に映るだろう。

本田 菊:「…霧が、晴れましたね…」
ギルベルト・バイルシュミット:「…そう、だな」
本田 菊:「…帰りましょう…ブリジットさんが、待ってますから…」

KP:イギリス:さて、ディックの遺体を抱えたお前たちだが、これからどうする?
ギルベルト・バイルシュミット:ちょっと、気になることがあるんだよな……。
本田 菊:ブリジットさんの家へ行きたいと思いますが…何が気になるんですか?
ギルベルト・バイルシュミット:あいつらが歩いて行った先、まだ、あいつらの気配とかありそうか?
KP:イギリス:いや、霧とともに気配なんかは完全に消えてるな。
ギルベルト・バイルシュミット:…そう、か。
ギルベルト・バイルシュミット:でも、菊。その遺体はブリジットに見せるのか?
本田 菊:…いえ、遺体は…マーシャさんと一緒に眠らせようかと。
本田 菊:ブリジットさんには懐中時計と遺書……あと、ディックさんの事を私からお話しようかと。
ギルベルト・バイルシュミット:なら、一度マーシャの墓をきっちりと調べるか。ブリジットに関してはお前に任せるぜ。俺様が言うより、お前からの方が良いと思うしな。
KP:イギリス:それじゃあ墓のほうに移動するってことでいいか?
本田 菊:はい。
ギルベルト・バイルシュミット:あぁ、それで構わねぇぜ。
KP:イギリス:わかった、それじゃあお前たち2人はディックの遺体を抱え、マーシャの墓まで戻ってきたぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:墓を調べるには目星か?
KP:イギリス:一応地質学になるんだが、まぁいいか。目星の半分の値でロールしてくれ。
本田 菊:分かりました。
ギルベルト・バイルシュミット:切り上げしても、俺様13だぜ。

本田 菊:1d100<=(80/2) 目星/2
Cthulhu : (1D100<=40) → 27 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=(25/2) 目星半分
Cthulhu : (1D100<=12) → 94 → 失敗

ギルベルト・バイルシュミット:せ、せーふ…!
KP:イギリス:あとちょっとでファンブルだったのにな。残念だぜ。
本田 菊:…女神様はどうやらイギリス出身みたいですね。
ギルベルト・バイルシュミット:なら、俺様本気で嫌われてんじゃねーか!デレてねーぞ!!
KP:イギリス:女神の出身がころころ変わるな。今度はドイツ出身の女神だといいな。
本田 菊:ドイツ出身はもう家に居りますので。
KP:イギリス:じゃあ処理を進めてくな。
KP:イギリス:ギルベルトは墓を調べたがこれと言って気になるものはなかったようだ。
KP:イギリス:菊は、マーシャの墓の土が妙に柔らかいことに気が付くだろう。
KP:イギリス:掘り返された印象を受けるな。

本田 菊:「…これ…一度…堀り、起こされてますね…まさか…!」

ギルベルト・バイルシュミット:KP! 掘る!!
本田 菊:同じく掘ります!!
KP:イギリス:了解、道具は、まぁ墓守の小屋あたりに転がってるだろうから、ここは幸運を免除する。
本田 菊:ありがとうございます!
KP:イギリス:お前たちがマーシャの墓を掘り返した結果、そこにあったのは。
KP:イギリス:何もない、ただの空洞だった。マーシャの遺体など、どこにもない。
ギルベルト・バイルシュミット:そっち、だったか……。
KP:イギリス:ここで、アイデアをどうぞ。

本田 菊:1d100<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 64 → 成功
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=85 アイデア
Cthulhu : (1D100<=85) → 29 → 成功

KP:イギリス:2人とも成功だな。
ギルベルト・バイルシュミット:ギリギリだったな。
本田 菊:そうですね…。
KP:イギリス:それじゃあお前たちははっと気が付くだろう。
KP:イギリス:何故、ディックが完全に正気を失っていたのか。
KP:イギリス:そして、懐中時計絡み付けたディックの手紙では、マーシャの遺体をディックが戻そうとしていた。
KP:イギリス:しかし、遺体はここにはない。
本田 菊:…まさか。
KP:イギリス:ディックも持ってはいなかった。
KP:イギリス:お前たちは気が付くだろう。
KP:イギリス:バケモノと化したディックが、マーシャの遺体を食べてしまったのではないか……? と。
KP:イギリス:この衝撃的な事実に気が浮いた2人は、1/1d3の正気度喪失となる。どうぞ。

本田 菊:1d100<=50 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=50) → 73 → 失敗
本田 菊:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
ギルベルト・バイルシュミット:1d100<=60 SAN
Cthulhu : (1D100<=60) → 84 → 失敗
ギルベルト・バイルシュミット:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

KP:イギリス:2人とも顔を青ざめ、佇むだろう。
本田 菊:不定入りましたああああああああああああ。
ギルベルト・バイルシュミット:これはSAN値減ってもしょうがねぇな。
ギルベルト・バイルシュミット:1時間以上経ってんじゃねぇのか?
KP:イギリス:そうだな。墓を掘るのに時間を取ってるだろうから、不定はキャンセルだ。
本田 菊:あ、ありがとうございます!!
ギルベルト・バイルシュミット:ケセセ、良かったな。
本田 菊:今なら殺人癖…引く気がしてて怖かったんですよね…本当に良かったです…!
ギルベルト・バイルシュミット:あぁ、お前ならありそうだったな。もしくはここで変な性癖さらされても困るし。
KP:イギリス:まぁ不定なら長期のほうを選択させるから安心しろ。
KP:イギリス:それで、空っぽの墓の前でお前たちはどうするんだ?
ギルベルト・バイルシュミット:…ディックを、ここに埋めてやるか。
本田 菊:…ディックさんを、このまま埋葬します……。
本田 菊:無くなってしまっても此処はマーシャさんのお墓ですから……。
KP:イギリス:わかった。それじゃあディックの遺体は、マーシャの墓に埋葬されるだろう。
KP:イギリス:時刻はこれで22:00を回るな。。
ギルベルト・バイルシュミット:辺りには何かの気配とかあるか?
KP:イギリス:いや、特にない。ブリジットに報告しにいくのならEDになるぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:菊、何かやり残した事はあるか?
本田 菊:…いえ、大丈夫です。ありがとうございますギルベルト君。
本田 菊:報告に、参りましょう。
ギルベルト・バイルシュミット:あぁ、そうだな……。
KP:イギリス:わかった。じゃあお前たちはこのままフォースター家へと向うでいいか?
本田 菊:はい。
ギルベルト・バイルシュミット:おう!
KP:イギリス:それではお前たちはディックをマーシャの墓に埋葬したその足で、フォースター家へと向うだろう。

そして日常へ帰る


KP:イギリス:夜遅くにたずねてきたお前たちを見て、ブリジットは驚くものの歓迎する。
本田 菊:そう言えば夜分でしたね…しかも泥だらけで。
ギルベルト・バイルシュミット:まぁ、色々あったからな。
KP:イギリス:再びリビングへと招かれ、お前たちの前に暖かな紅茶が置かれた。


本田 菊:「ありがとうございます」と頭を下げておきます。
ブリジット・フォースター:「いいえ、でもこんな時間にどうしたの? もしかして、何か分かったのかしら?」
本田 菊:「…はい。ディックさんの…事、で…」

ギルベルト・バイルシュミット:俺は言葉を挟まずブリジットの入れた紅茶を啜るぜ。

本田 菊:「…まず…此方を…」と懐中時計と遺書を、渡します。
ブリジット・フォースター:「これは……?」
本田 菊:「ディックさんの……遺書と…彼の、懐中時計になります」
ブリジット・フォースター:「!」
ブリジット・フォースター:「……読んでも、いいかしら?」
本田 菊:「……はい」小さく頷いておきます。

KP:イギリス:ではブリジットは遺書を手に取る。
KP:イギリス:そして、文面を読み進めていくうちに、小さくうめくような声を上げるだろう。
本田 菊:黙ってジッと様子を見ておきます。

ブリジット・フォースター:「――そう、もう息子は帰ってこないのね」
ブリジット・フォースター:「こんな懐中時計だけ寄越して……マーシャの後を追って逝ってしまったのね」

KP:イギリス:そう呟くと、目じりにたまった涙をぬぐって、菊とギルベルトのほうを見る。

ブリジット・フォースター:「ありがとう……2人とも、ディックの遺書を見つけてくれて」
ブリジット・フォースター:「大変だったでしょう、すごい格好をしてるもの」
本田 菊:「…っ…お礼は、言わないで下さい…それに…」
ギルベルト・バイルシュミット:「約束したじゃねぇか…ただ、ディックは、連れて、帰れなかったけど、よ…」
本田 菊:「彼を…彼を殺めたのは…私なんです…!すみません…助け、られません…でした…!」
ブリジット・フォースター:「菊さん……」
ブリジット・フォースター:「いいえ、きっと何か深いわけがあったのでしょう。遺書からそれが察せられるもの……」
ブリジット・フォースター:「ギルベルトさんも、本当にありがとう」
ブリジット・フォースター:「私、なんとなく予感はしていたのよ」
本田 菊:「え…?」
ブリジット・フォースター:「あの子、もう二度と帰ってこないんじゃないかって……」
ブリジット・フォースター:「自分で自分の命を終わらせてしまうんじゃないかって、ずっと思っていたわ」
ブリジット・フォースター:「それだけ、マーシャの死に悲しんでいたもの……」
ブリジット・フォースター:「息子がどうやって亡くなったのか、私は聞く気はありません」
ブリジット・フォースター:「遺書に書いてる通り、私の前に姿を見せられないようなことになってしまったのでしょう」
ブリジット・フォースター:「だから貴方もそこまで気にされることはないわ、菊さん」

KP:イギリス:そういって菊の手をブリジットはとるぞ。

本田 菊:「……?」ゆるゆると顔を上げます。きっと涙で、グシャグシャですが。
ブリジット・フォースター:「それに、もしディックの最期を見届けたと言うのなら」
ブリジット・フォースター:「ディックもきっと救われたことでしょう、最期に友人の貴方たちの姿を見ることが出来たのだから」

KP:イギリス:ブリジットはそういって笑いかけるぞ。
ギルベルト・バイルシュミット:あっ、ヤベェ…俺様目にゴミが入っちまったぜ……。

本田 菊:「…っ…はい…はい…!」

本田 菊:何度も頷いてブリジットさんの手を握ってきっと泣きじゃくるでしょう。
本田 菊:実際ジジイはもう涙が止まらなくて困ってます。
KP:イギリス:それじゃあまとめにかかるぞ。
本田 菊:はい…ちょっと視界が霞んでおりますが…どうぞ…。
ギルベルト・バイルシュミット:…おう。
KP:イギリス:――こうして、お前たちの奇妙な一日はブリジットにディックの遺書を届けることで終わりを告げる。
KP:イギリス:ブリジットはずっと、ディックの身に何が起きていたとしても覚悟をしていたのだろう。
KP:イギリス:彼女が見せた笑みは、そういうものだった。
KP:イギリス:ディックの失踪の理由を知ったブリジットは、これまでと変わりなく過ごしていくだろう。時折さびしそうな横顔を見せながら。
KP:イギリス:そんな彼女の姿を見てお前たちは心を痛めるかもしれない。
KP:イギリス:そして、Mr.Nという奇妙な人物との出会いは、お前たちにいつか何かをもたらすのだろうか……。
KP:イギリス:しかし、今は日常が戻ってくる。
KP:イギリス:まどろむような、普段と変わりない日常が――。

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