今回の対象 | ミシュパプ肉屋太刀 |
使用キャラ | バーサーカー(独立攻撃特化型) |
装備の特性 | Lv55エピック、出血している敵に30%の追加ダメージ |
現在のLv | 85 |
ポンやBSKなら知らない方は少ないであろうミシュパプ肉屋太刀、通称ミシュ。これをカンストの今使って思う事は、やっぱり30%追加は強い。強いのだが、使い勝手はやや宜しく無いかもしれない。
エレノアと違い、常時30%ではなく出血した相手でないと効果が無いので、アウトレージ、ブラッドソード、レイジングヒューリーと言った火力となりえるスキルを放つ前に崩山撃等で出血させるという手間がかかるのが煩わしく感じる。
私自身、ミシュ以外は特別装備が良い訳ではない(レポート記載現在、クロセット装備はアルティ3セットのみ)のもあるのだろうが、出血させると言う一手間が無ければロクに火力を出せない事に加え、この一手間を加える時間が惜しくて仕方が無い。後々改変されるであろうが、強力なバフスキルである暴走の持続時間は20秒、渇きは30秒とかなり短い。私に一撃で仕留める火力が有ればそうでもないのであろうが、このバフが適用されている間に出血させる一手間を加えると、一回で2秒程の時間を損してしまう。
たかだか2秒程度と侮るなかれ、この一手間にはスキル発動の他に位置調整、対象の状態確認、クールタイム状況把握と言ったプロセスが含まれており、中々大変なのだ。出血させる為に使用したスキルによって対象が移動した位置の把握から、本命のスキルを発動するのに最適な場所への位置取りの見極め。敵がダウンしているか、それとも直立しているか、或いは浮いているかと言った対象の状態に発動するスキルは適しているかの確認。発動するスキルのクールタイムは問題ないかの確認は当然のこと、次回出血させる為に使うスキルのクールタイムは終了しているか、そのスキルを対象に扱う為の立ち回りはどうするか、加えて現在の状況から対象に使うべき本命スキルは何が適切か、その算段に不備はないか、今後に継続できるかと言った大変面倒くさい手間が必要なのだ。
そんな面倒くさい事を考えなければいけないことに加えて、一手間毎に掛かるロスタイムは暴走、渇きのバフが適用される短い時間に対していささか響き、それは敵のHPが多くなる高レベル帯、高ランクになる程顕著になってゆく。
今現在だと、この記事を閲覧している方々にとって一番気になるのは真古代ダンジョンでの使用感だろう。予め記載しておくが、私はまだ真古代ダンジョンに数えるほどしか行っておらず、ここで記載する情報は明確とは言えない。使用感を記載している最中、半端な情報になり申し訳ないが参考程度に受けっと頂ければ幸いだ。
現在の私は鮮血の記憶をM振りにして出血確率の底上げしているが、真古代ダンジョンでの出血確率は6割か7割と言った所で、安定性に欠けている。ここにドレッドファントムやロウの血獄腕輪と言った装備で出血レベルを補強すればある程度は安定するのであろうが、強力な装備を装着できる部位を潰してまで上げようと思う人は少ないだろう。と、いうか私がそんな気更々無い。
となれば、現状の鮮血の記憶M振りのみで強行しなければならないのではあるが、強行するとどうなるかと言えば、困る。
真古代ダンジョンは敵の攻撃もかなり痛く、圧倒的な火力を持ち得ない限り、立ち回りは重要になる。立ち回りに気を遣いつつ、相手に出血が掛かったかを確認するのはそれなりに面倒臭い。加えて、先述したとおり暴走、渇きの効果時間が短いので折角の30%追加ダメージを存分に活用できない事が多い。更に言えば、効果は強力なエピック武器とは言え55レベルの装備であり、武器そのものの性能は高いとは言えず、出血しなければただの珍しい武器でしかない。武器の基礎値が重要になってきた今現在、こうなるとまだ70レベルの魔法封印武器を使った方がマシなレベルだったりする。
話しが随分と長くなったが、纏めるとミシュパプ肉屋太刀は強力な武器であるには違いないが、貧弱装備の私からすると、使い勝手で言えばエレノアや他の80レベル装備に劣ると思う。
参考までに
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