私の本棚

人の世が邪悪なる者によって乱れたとき、天上界から一人の神が人の地に降りクリスティアンと名乗る。
そして神の力の一部を剣に変え、人の子に分け与える。
クリスティアンとその麾下の十二人は、邪悪なる者を倒し、ソルヴェール国を建てる。

ぼこぼこに殴って頭を足で踏んで、無理矢理『騎士の誓い』に諾と言わせる。
唯一無二の親友兼腹心である宰相（革命王ユーリウス）に革命を起こされる。
ゴズ＝エナージーのおおよそは獅子王が潰す。
革命で死なず、南の海の海賊となり海上王国を乗っ取ってまた王様になる。

自分の主君である獅子王を殺し革命を起こす。
王冠を被らず、手に持っている絵を描かせ、革命を正当化しない。

五十五回頭を下げ騎士になってもらう。（後世で『五十五回の礼』という諺になる）
最愛の王妃に裏切られる。
三大公爵（ローエンシュタイン家、オイレンベルク家、クラインシュミット家）の公爵位を侯爵位へ落とし、王族の権利を剥奪する。
獅子王が潰せず残ったゴズ＝エナージーは内政王がほぼ潰す。
晩年に美術品目録を編纂する。

レティは王達の会議の間に出入りし、いずれ自分が王になる定めを背負っていることを幼い頃に自覚する。

異母兄２人が王位を巡って争う。
レティは最大派閥の中立派となる。
レティは月に一度、弟妹の教育のためにお茶会を開いている。

第一王子と第二王子は軍事や外交に力を入れる。
レティは教育や福祉の方面で活動し、民の支持を得る。

たまにお城を抜け出しお忍びで城下町を視察している。
西の病院や南の孤児院をレティが提案して作る。
城下町のお祭りの時には真っ先に寄付をしている。
お手本のような王女と高く評価されている。

レティの私設騎士団はなく、優秀な騎士は異母兄２人の私設騎士団に所属している。

グイード王子の母のソフィア王妃は、グイード王子とエリノアの結婚を反対している。

第一王妃である母が亡くなる。
カトライア宮から離宮に移り住む。

レティ、女王に指名される。
兄王子たちの手からこぼれ落ちてきた王位を手にした姫──「おこぼれ姫」の異名がつけられる。
レティは平民には評判がいい。だが、貴族連中にはただの「おこぼれ姫」と舐めてかかられている。

レティは、第一王子の親友という立場と第二王子派に属する実家の事情から中立を保ってきた王立騎士団第六騎士のデュークをナイトオブラウンドの第一席に勧誘するが、断られてしまう。
レティは諦めず、あの手この手でデュークを勧誘し続ける。
勧誘はきっぱり断るデュークだが、危ない目に何度もあうレティに目が離せなくなる。

第２王妃ソフィアが亡くなる。

レティは騎士王の生まれ変わりの命を狙う「ゴズ＝エナージー」の存在を内政王カールハインツに教わる。
「ゴズ＝エナージーの従者」になった者を元に戻す方法を獅子王アレクサンデルに教わる。
「ゴズ＝エナージー」に操られてしまった異母兄フリートヘルム王子を「紫電の剣」を使って元に戻す。
デューク、レティのナイツオブラウンドの第一席になる事を承諾する。

アスドリッドの様子がおかしい事にデュークが気づく。
デューク、ゴズ＝エナージーの宿主になってしまったアストリッドと戦い、負傷する。
身体の内にある約束の剣の１つ「白光の剣」をレティはアストリッドに授け、ゴズ＝エナージーからアストリッドを救う。
レティ、ゴズ＝エナージーを１つ潰す。

デュークは試合とナイツオブラウンドになった時のために現ナイツオブラウンドの手伝いをする。
アストリッドは臨時騎士としてレティを護衛する。
レティは異母兄王子のフリートヘルムとグイードと一緒に試合を観戦する。

試合の観戦中にレティの頭上のカンテラから鳥の死骸から流れる血が滴り落ちてくる。
レティの座っていた場所の地面に描かれた呪いの魔法陣を発見する。
魔法陣の傍には『お前の正体を知っている』という文章が書かれていた。
武術会は中止になる。

グイード王子、婚約を白紙にしたいと婚約者のエリノアに告げる。

何者かに、王妃達の東の白百合の花壇が荒らされ、２つ目の呪いの魔法陣が描かれる。
１つ目の魔法陣の贄は鳥、２つ目の魔法陣の贄は猫と、段々と贄が大きくなる。

戦争が起き、泥沼化している。
ゴズ＝エナージーとは遭遇していない。