キャンペーンで使いそうなゲーム内用語をつらつらと書いています。
原作のいくつかを統合した世界観なので、いくつか原作とは意味や用法の異なる用語が出てきます。(COMPとか)

ゲーム内用語

相性
  • 悪魔たちや装備にはそれぞれ固有の相性があります。相性とは「衝撃に強い」「電撃に弱い」など各属性とそれに対する強弱で表されます。
  • 相性それぞれの強弱は以下の通りです。
    • 反射=その属性のダメージを反射し、攻撃者に威力分のダメージを与えます。
    • 吸収=その属性のダメージを吸収し、威力分のHPを回復します。
    • 強い=その属性ダメージに強く、威力を半減します。
    • 弱い=その属性ダメージに弱く、威力を2倍します。
  • また、バッドステータスに関する相性では、弱いならばバッドステータス率2倍、強いならばバッドステータス率半減、無効以上ではそのバッドステータスにかからなくなります。
  • 例えば妖精ジャックフロストは「氷結吸収」「火炎に弱い」「凍結無効」という相性があります。なのでジャックフロストは氷結属性の攻撃で回復し、火炎属性の攻撃では威力ダメージが2倍になり、凍結のバッドステータスにかかりません。

悪魔
  • 『真・女神転生シリーズ』では伝統的に、各宗教各宗派の神々、伝承上の存在、妖怪、精霊、天使、悪魔、果ては英霊や変わった人間や警備機械までも全部ひっくるめて「悪魔」と呼んでいます。
  • その中でも特に人間以外のものは精神生命体であり一般人の目には見えないものとして、今キャンペーンでは扱います。
  • 悪魔が何かの拍子に見えてしまった(あるいは先天的に見えるようになった)人がPCたちです。
  • 仲間になってくれた悪魔を仲魔といいます。

悪魔カード
  • 人間が悪魔と契約する際に必要なカードです。原作における出典はたぶん「ペルソナ2」
  • 悪魔たちと交渉したときに要求したり、邪教の館で購入したりできます。これを使用することによりアウトサイダーたちが悪魔変身したり、サクセサーが魔晶武器に悪魔を封印したり、悪魔PCが悪魔合体によって他の悪魔に変身したりします。
  • 値段は高いし手に入りにくいものなので、ご利用は計画的に。

悪魔合体
  • 悪魔と悪魔カードが邪教の館で合体し、他の悪魔になります。
  • PCのなかでこのルールが必要になるのは、
    • 悪魔と契約するデビルサマナー(悪魔召喚士)
    • 悪魔を魔晶武器に封印するサクセサー
    • 悪魔に変身するアウトサイダー
    • 悪魔PC
 が主になります。残りのPCも「限定悪魔召喚」「限定悪魔変身」あたりのスキルを取れば必要になってきますが、そうでない場合は分量のわりとまるっと読む必要がないルールです。
  • 合体前の悪魔2体から合体表にしたがって合体後の悪魔を割り出し、親悪魔たちからスキルを継承させ、より強力な悪魔を作り出します。
  • キャンペーンの開始時には噂ルールにおける「邪教の館解禁」が行われていないはずなので、まだ悪魔合体をすることはできません。

悪魔召喚プログラム
  • 悪魔召喚の儀式をコンピュータ上でエミュレーションして自動化するプログラム。付随的な機能として悪魔言語の翻訳機能、契約、管理、報酬取引を自動化する機能もあります。要するにこれを持ってるとデビルサマナーになれます。
  • STEVENというおっさんがこれとターミナルを開発してしまったことが、全ての元凶です。いまではSTEVENは反省し、悪魔たちに対抗するために素質のある若者たちにプログラムをばら撒いています。何か間違ってると思います。

異界
  • 本来精神生命体である悪魔たちは、現実世界では存分に力を振るうことはできません。彼ら悪魔が全力を出せるために作り出した世界、それが異界です。
  • いわゆる「神隠し」などは人間が異界に引きずり込まれたりしたものです。魔界・天国などは強力な悪魔が作り出した広大無辺の異界です。
  • 異界には異界GPが設定され、日常よりも強力な悪魔が出てきます。

  • 七王子市では噂が現実のものになります。出典は「ペルソナ2」
  • 「そうであったらいいな」という噂を流すことによってPCたちは強い武器を手に入れることができたり、悪魔合体ができるようになります。しかしそれと引き換えに後述のGP(出現値)が上昇してしまいます。
  • どれだけGPを上昇させると何ができるようになるかは、別ページ噂システム参照です。

影時間
  • 毎晩の深夜0時から暫くの間(およそ一時間ほど)訪れる「普通でない時間帯」。影時間の中では、悪魔と同じ「時空間への干渉力」を持たないものが全て静止してしまいます。機械や照明の類いは機能を失い、生命は「象徴化」によって姿さえも無機質な結晶に変化します。
  • 影時間では異界GPが適用されます。日常では考えられないほど強力な悪魔たちが制限なしに跳梁跋扈する危険な領域です。
  • 影時間は、通常は体感出来ず、その存在に気づく事すら出来ないため、一般には知られてはいません。適性を持っているか、悪魔の呼び声を聴いてしまうか、あるいはジョーカー様への儀式を行うことによって踏み入る事が出来ますが、適性を身に着けない限りやがて悪魔に襲われてしまいます。
  • いくつかの建造物、およびジッグラトタワーは影時間には変形し、奇怪なオブジェクトに成り果てます。

影人間
  • 影時間に取り込まれた人間のことを影人間と呼びます。一般的には無気力症患者として知られています。
  • 悪魔に抗する術を備えないまま影時間に迷い込み、悪魔たちに精神を食われてしまった人間たちです。彼らは何に対しても無気力になり、生きる心が完全に失われてしまいます。彼らの精神を集めている悪魔を倒せば、影人間は元に戻ることができます。
  • 微妙に近い例に神隠しがありますが、肉体が現世に戻れるという点において影人間とは異なります。

交渉
  • 知性ある敵対的でない悪魔たちとは交渉することもできます。
  • こちらがマッカやアイテムを差し出す代わりに、戦闘を回避できたり悪魔カードを入手できたりします。その過程で悪魔たちはPCに様々な質問を投げかけてきますが、これのことを悪魔会話といいます。

COMP
  • 現代では誰でも一台持っている携帯型の情報ツールです。
  • iPhoneを7倍くらいすごくした感じのものです。
  • 形状は個人によって異なり、携帯電話型、時計型、パソコン型、書籍型、サックス型、ギター型などありますが性能は一緒です。
  • 標準装備としてCOMPを持っている同士で通信できるほか、メインアプリとサブアプリを入れることで機能を拡張できます。
  • サブアプリはPCストアなどで売っていますが、メインアプリは噂を広めることでSTEVENがくれるようになります。

出現値
  • GP(ゲートパワー)ともいいます。各地域などにはそれぞれ固有の出現値が割り振られており、それらはその地域に出現する悪魔の強さと密接に関与します。高ければ高いほど強い敵に出くわす代わりに、強い武器や強い悪魔カードが手に入ったりします。
  • RPGでいきなり強い敵に出くわさないためのアレです。
  • 日常GPと異界GPがあり、それぞれの世界では出てくる悪魔のレベルがだいぶ異なります。噂の乱用などにより日常GPと異界GPが等しくなった場合、異界から日常に悪魔たちがなだれ込んでくることになります。
  • 各セッションの異界GPの算出法は(パーティの人間PCの平均レベル)+(日常GP/3)です。
  • 七王子市はほぼ全域が基本日常GP0の地帯です。

マッカ
  • 魔貨と書く魔界の通貨です。生体エネルギーの固まりでもあり、様々な場面で使用できます。
  • 地獄の底で魔王ルキフグスさんが作ってるらしいです。

マグネタイト(生体マグネタイト)
  • MAGと略称されるエネルギーです。悪魔が物質界で活動するために必要で、激しい感情を多く持つ生き物(人間とか悪魔とか)から抽出できます。
  • MAGが失われた悪魔はスライム化し、MAGを求めて暴走し始めます。より強力な悪魔はより強力なスライムになるので、ご立派な悪魔がスライム貸した日にはそれはもう恐ろしいことになります。毎ターン全回復するから挑発かけまくってテトラカーンするしかなくなるほどです。
  • マガツヒとかと同じ物質として扱います。影人間から失われちゃうのは、ぶっちゃけるとコレです。
  • 悪魔PCはSTEVENからマグネタイト供給装置が取り付けられるので安心です。

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