『
魔法大全』のp.59参照。
■《
祝福》
通常呪文、
呪文操作系呪文35
《[[祝福]]》
補助と守護の一般的な
呪文です。他人にかけなければならず、自分を祝福はできません。
ゲーム世界によっては、この
呪文を唱えられるのは聖者か「善良な」
魔術師にかぎることもあります。このあたりの決定は
GMがおこなってください。
《
祝福》の効果はつぎのとおりです。
目標のサイコロによる判定はすべて、好きなように1点修正することができます(《
祝福》が強力な場合は2点以上)。
クリティカルや
ファンブルを修正することはできません。これは無限に続きます.......
目標がなんらかの判定に失敗して(あるいは敵がよい目を出して)、非常に危険な事態に陥るまでです。そうなると、《
祝福》は不思議な力でキャラクターを守り、消えてしまいます。《
祝福》の最後の効果をいつにするか、守護にどういう形をとらせるかは
GMが判断します。矢が心臓につきささりそうなら、《
祝福》1点を使って狙いを
腕に変えたり、2点使えるなら帽子に刺さっただけだったことにできるでしょう。さらに3点使うと、誰かが背後から敵を先に殺してくれるかもしれません。
呪文の解説
- 呪文クラス:通常呪文
- 呪文系統: 呪文操作系呪文35
- 持続時間:上記のとおり
- エネルギー消費:1点の《祝福》なら10、2点の《祝福》なら50、3点の《祝福》なら500。《祝福》を重ねても効果はありません――より強いものが弱いものを打ち消します
- 準備時間:エネルギー1点につき1分
- 前提条件:「魔法の素質2レベル」、異なる10系統から各2種。3点の祝福をかけるには「魔法の素質3レベル」が必要。GM次第で、「神授」か「善良」という条件をつけてもいいでしょう
- 前提条件数:22
- 魔化:なんでも。人間ではなく品物に《祝福》をかけます。所有者が祝福されます。呪文と同じく大いなる危険からキャラクターを救うと魔力は消えてしまいます。必要エネルギーは人間にかける場合の10倍