もしGMが許可すれば、選択ルールによって、
増強そのものに対して
限定をかけることも可能です。これは元の能力に影響を与えることなく、その
増強だけを制限して、
増強の値を低下させるものです。
増強の割合(%)を、特徴のCPと同じように見て限定の%をかけて適用します。これによって、
増強の値を元の1/5未満にすることはできません。
例:「
範囲内選択」(+20%)の増強に対して「
感覚に依存/視覚」(-20%)の
限定をかけたいとします。元の能力は視線を合わせなくても範囲内に効果を発揮しますが、これによってあなたは範囲内の目標を見なければなりません。20%の
増強に-20%の
限定をかけて、この増強は+16%の
増強になります。
ある種の
限定の中には、特別な
増強を必要とするものもあります。例えば「
放射」は常に「
範囲に効果」を必要とします。こうした
限定は本来の能力に適用されます。このルールを“
増強だから”といって、すべてに対して適用してはいけません。
GMはこの追加ルールを使用しないことにしてもかまいません。計算と記録が余分に必要になるからです。