無職転生考察wiki - ギース・ヌーカディア
- 冒険者パーティ“黒狼の牙“の元メンバー。猿顔が特徴の魔族、ヌカ族最後の生き残り。
- パーティーでは雑務を担当したシーフで、戦闘能力はないが、情報収集、進行方向の設定、食料の管理、素材の選別・剥ぎ取り、撤収の判断などの細かい雑務を高水準で行える。
- 何でも出来る男だが、高ランクのパーティーなら分担でやるような雑事なため、黒狼の牙が解散した後、他の冒険者パーティーに必要とされることは無かった。
- パーティーの資金を使ってギャンブルをするという悪名が広まっていたのも原因の一つ*1。
- 本人も内心では自分のことを器用貧乏で強い奴の顔色を窺っているだけの腰巾着と評している*2。
- その後は、冒険者をほぼ廃業しギャンブラーとして生活する。
- 表だって動かず人に知られないように裏で動くが、それが原因で余計なトラブルになることもある。
- 店を開けそうなほどの料理上手で野草や木の実から香辛料を作り出し味付けする。ゼニスに料理を教えた結果か否かパウロとゼニスは結婚し黒狼の牙は解散。そのため料理を人に教えない。
- 大のギャンブル好きでパーティーの資金を使ってギャンブルをすることもあったが、増やして帰ってくることも多かったのでメンバーからは大目に見られていた。
- さらに酒好きでもあり炭鉱族のタルハンド以上に良く飲んだ。
- 魔大陸の出身で30年前、駆け出し冒険者の頃に魔物に襲われていた所をルイジェルドに助けられたことがある。
- フィットア領転移事件の際は大森林を中心に被災者を探した。各族長達に被災者を見つけたらミリシオンまで送って欲しいと頼んでいる途中ドルディア族の村で人族の子供が捕まっていると知り、助けるため自分も牢屋に入った。中に居た子供の態度があまりに昔のパウロに似ていたため、彼の子供ではないかと一目見て思った。
- ルーデウス達と別れた後はベガリット大陸で捜索活動を続け、キシリカからの情報でゼニスを探しにきたパウロ達と合流。転移の迷宮の攻略が困難だと悟りパウロに無断で、ルーデウスとエリナリーゼに救援依頼を送った。
- 第21章にてヒトガミの使徒に何度もなっていると判明。これは龍神オルステッドのこれまでのループでも隠し続けていた。
- ヌカ族の村長の息子に産まれて何不自由なく暮らしていたが、そうした生活をつまらないと冒険者になったが、剣も魔術も人並み以下である依頼で死にかけたところをヒトガミの助言で助けられて、その後もヒトガミの助言で冒険者ランクを上げていくが、ある日ヒトガミに利用されて故郷を滅ぼされる。しかし、助言がなければ自分が生きていくことはできなかったので、恨みは恨み、恩は恩と考え、その後もヒトガミと繋がりを持つ。
- 剣神ガル・ファリオンはヒトガミのために何でもするというような気概はないと指摘し本人も認めているなど、そこまで恩を感じているわけではない。
- 龍神オルステッドはヒトガミの切り札と見ているが、ヒトガミ自身は「何もできないゴミ」と見下している。
- アスラ王国の戦いが終わった後に、ヒトガミからルーデウスを倒す協力を求められた際は、このまま腰巾着のまま終われない自分の協力でヒトガミが勝てば自分が凄い奴だと証明になると考え了承した*3。
- 同じヒトガミの使徒のバーディガーディと冥王ビタに加え世界中を回り剣神ガル・ファリオン、北神アレクサンダー、鬼神マルタを仲間に引き入れて第23章にてルーデウスに戦いを挑んだが、結局は目的の違う人間の寄せ集めで、指示をほとんど聞いてもらえず敗北。閃光炎で焼かれてルーデウスにヒトガミが負けを認めたことを伝えた後、ギレーヌに別れを告げ死亡する。
- シャリーアにあるパウロの墓の隣に、墓が建てられた。