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ねぶた大賞

ねぶた本体・運行はねと・囃子の総合評価で最優秀のねぶた運営団体には「ねぶた大賞」が贈られる。

またこの賞は1962年より「田村麿賞」の名称で制定されたが、坂上田村麻呂は東北地方から見れば征服者であるという見解により「賞名に征服者の名前を使うのはおかしい」「史実の坂上田村麻呂は青森までは来ていない」という批判もあり各界各層の意見や世論を踏まえた結果として1995年より現在の賞名に変更された。




昭和20年代より、ねぶたを豪華絢爛にすべく審査制度が設けられた。当初は「優秀」「優良」「佳良」などの名称であったが、審査に偏りがあるなどの理由から、1960年からは中止された。そして2年後の1962年より青森ねぶたの最優秀作を決める「田村麿賞」が制定された。その後、「田村麿賞」に次ぐ賞がいくつか設けられた。

審査方法(2010年現在)
点数制で、ねぶた本体の点数に運行、ハネト、囃子、年功などの点数を加算して順位が決まる。しかしそのため、ねぶた本体の順位と総合点の順位が異なる場合があり、これによってねぶた本体の評価と総合点での審査結果で逆転現象がおこる。

賞一覧(2011年現在)

ねぶた大賞(1995年〜)
最高賞。1962年〜1994年までは「田村麿賞
知事賞(1971年〜)
第2位の賞。
市長賞(1959(1990)年〜)
かつては参加賞の位置づけであったが、1990年より第3位の賞となった。これに合わせるようにそれまで年賞と同じ小型だった額が大型化された。
商工会議所会頭賞(1990年〜)
第4位の賞。
観光コンベンション協会会長賞(1994年〜)
第5位の賞。2000年までは「観光協会会長賞」
囃子賞(1972年〜)
最も良い囃子を奏でる団体に贈られる賞。
運行・跳人賞
運行と跳人が最も良い団体に贈られる賞。かつては運行賞と跳人賞という別々の賞だった。
最優秀制作者賞(2005年〜)
その年の最も良いねぶたを作った制作者(ねぶた師)に贈られる賞。
優秀制作者賞(2007年〜)
海上運行賞
最終日に開催される海上運行に選出されたねぶたに贈られる賞。上記各賞と併せて贈られることが多かったが単独で贈られたねぶたもある。かつては海上運行に出陣できる全てのねぶた(当時5台)に贈られていた。海上運行が7台となった2011年に復活するが、大賞からの上位5台は海上運行の対象ながら贈られず、上記各賞を受賞していない2台に単独で贈られた。
年賞
全てのねぶたが獲得する賞。初出陣の年を一年賞とし、それから連続何年出ているかが記されている。2011年現在最長は日通と東芝の六十五年賞。


かつて設けられていた賞

奨励賞(1967年〜1970年)
制作賞(1979年〜1993年、2001年〜2004年)
1993年まではねぶた本体のみで最も優れた団体に贈られる賞としてあった。2001年に復活した が、その年の最も良いねぶたを作った制作者(ねぶた師)に贈られる賞としてであった。2005年に前述の「最優秀制作者賞」に名称変更した。
青森公立大学開学記念賞(1993年) 
商工会議所百周年記念賞(1993年)
運行賞
運行が最も良い団体に送られる賞。7日間を皆勤したねぶたがとることが多かった。跳人賞と統合された。
跳人賞
跳人が最も良い団体に贈られる賞。運行賞と統合された。

[参考文献:wikipedia]

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