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▲アレジュラルラーヤの基本型
アレジュラルラーヤは、マウサネシア連邦共和国で開発された装輪式装甲兵員輸送車である。1960年代に開発が始まり、最初の試作車両は1972年に完成した。
現在の軍用装輪式装甲車としては傑作と言われる車両であり、主にトァイ・パロア自治州の准軍事組織であるパロア護島隊で運用されている。

概要

8輪駆動の車体は全てが小火器に対する防御力を有する防弾鋼板の溶接構造で、車体前面と砲塔に76.2ミリ厚の複合装甲が施されている。乗員数は4名。最高速度時速65キロで、巡航速度は55〜60キロ。
最大積載量は約1500キログラム。武装は主砲として14.5ミリ重機関銃を装備。副兵装として7.62ミリ同軸機関銃を装備している。また、12.7ミリ重機関銃M2を装備することも可能だと言われている。
なお、この車両の開発にはトァイ・パロア自治州に本社を置くパナス社も参加しており、同社の技術供与を受けているとされる。
この兵器の特徴はその重厚さにある。装甲防御に加えて強力なエンジン出力による高速移動能力を有し、その機動力は極めて高い。
欠点は重いことだが、それは装甲重量や弾薬運搬用トレーラなどを積載すれば解決する問題でもある。
この兵器はパナス社の軍事部門が開発したものなのだが、パナス社は兵器販売に関して中立の立場を取っているため、技術支援のみで実際に生産したかどうかは定かではない。

性能諸元

  • 全長:10.98メートル
  • 全高:3.13メートル
  • 全幅:2.78メートル
  • 換装重量:13トン
  • 懸架方式:トーションバー方式
  • 速度:時速65キロ
  • 行動距離:300キロメートル(無補給)
乗員数:4名+12名
  • 武装:7.62ミリ機銃×2または12.7ミリ重機関銃×1
    • 12.7ミリ重機関銃M2
    • 12.7ミリ重機関銃M2(非搭載可能)
  • 備考:ホバリング機能付き

開発・運用史

1960年代に開発が始まり、最初の試作機が完成したのは1972年のことだった。これはトァイ・パロア自治州護島隊の制式化決定を受けてのもので、量産が始まったのは翌年のことである。その後、改良が続けられて現在も製造されている。
これまでに、いくつかの派生型が生産されている。例えば1980年には砲塔を撤去した偵察型が開発されており、こちらは1990年代から2010年代にかけてまで製造され続けた。また、派生車種としては装軌式兵員輸送車型のものがある。これらは現在でも製造されており、陸軍では主力となっている。
現在では、トァイ・パロア州の準軍事組織であるパロア護島隊で配備されている。
しかし、近年は近代化改修が進められていて、装輪式のタイヤを装備したタイプも開発された。

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