架空国家を作ろう　亜空世界線

オビエスト議定書（英:Obiest Protocol）は、2004年（聖暦1974年）5月にオビエスト特別市の中区にあるオビエストコンベンションセンターで開かれた気候変動枠組条約締約国会議（地球温暖化防止オビエスト会議）で同月23日に採択された、気候変動枠組条約に関する議定書である。

地球温暖化の原因となる、温室効果ガスの一種である二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六フッ化硫黄について、2000年(聖暦1970年)を基準として先進国・発展途上国における削減率を定め、共同で約束期間内に目標値を達成することが定められた。

• 先進国 マイナス5%
• 発展途上国 マイナス2%

ゴトロス連邦は先進国枠で-5%の温室効果ガス削減を宣言した。ゴトロスの経済はソ連崩壊後のマイナス成長から立ち直りプラス成長が見込まれ、工場の生産が活発になることで温室効果ガス排出量の増加が懸念されていたが、2007年に低所得者向けのサブプライムローンが焦げ付き、ゴトロス国内で経済危機を引き起こした。各国に余波が普及すると思われたが、デニエスタなどの支援により沈静化した。そして5年にも渡る経済不況はゴトロス国内の生産活動を縮小させ皮肉にも温室効果ガスの削減に成功に繋がった。その後は経済回復により温室効果ガス排出量は再び増加に転じている。現在、ゴトロスの森林面積は植林活動や国立公園の指定を行い森林の保全に努めた結果70%を超えている。

オビエスト議定書の削減義務を負う国・地域の2010年からの温室効果ガス排出量の増減割合を下表に示す。緑色は目標達成、赤色は目標不達成を表している。

国・地域	温室効果ガス排出の変化	削減義務
ゴトロス	-5%	-5%
デニエスタ	-1%
フリージア	+15%
マウサネシア	-3%
ニスカリマ	-1%
スカセバリアル	-8%
西カーリスト	-15%
高天原	-5%
フリンカ	-13%
アルタイ帝国	-3%	-2%
レファル	+0.7%
シャジャススタン	+2%
ヤンヤン	+7%
アナヤ	+10%
大季	+1%
ラピタ	データなし	なし
ディドゥン	データなし

※スカセバリアルは全加盟国の統計データ

• アスラタネス帝国5%増
• グラフェスタ皇国3%増
• ビクタモア帝国2%増
• ヴェレオニア王国1%減
• 皇帝直轄領アテム1%増