架空の世界で創作活動及びロールプレイを楽しむ場所です。

カユーレー・カーリー
kayuley curly
出生地ザマ・アフプアア
職業神官
カユーレー・カーリーはモトゥタエ国の神官である。「嘆きの堂」の48代目堂主で、祖霊崇拝の儀式を担当し、また水神イホウンデーへの祈祷も行っている。
彼女が祈りを捧げると、そのたびにイホウンデー神の姿が浮かびあがり、人々の頭上を舞うという。人々は、その姿を仰ぎ見て、神に頭を垂れる。

性格

不気味で可愛い奇抜な女の子である。一見すると快活で朗らかな印象を受けるが、実は根暗で内気な性格をしている。そのため、人前で話すことを極度に嫌う。しかし、それ故に神秘的でミステリアスな雰囲気を醸し出している。
その表情は無邪気で明るいものだが、反面で、どこか冷めた部分もある。たとえば、誰かが死んだ際には必ず、死を悼む言葉を捧げるという。
お喋りが好きで、独り言をよく呟く。独り言の内容はいつも決まっていて、それは自身の人生観や信仰についてなどだ。他人には理解できないような難しい単語を多用して会話をする癖がある。
彼女の部屋は、書籍と人形だらけ。書籍は魔術書から物語まで様々だが、多くは宗教に関するものばかりである。特にお気に入りなのは、大判の魔導書。彼女はそれを愛読していて、暇さえあれば読み耽っているようだ。
普段は、森の奥にある自宅でひっそり暮らしているのだが、ときおりフラリと村へ出て人々と交流することもあるらしい。その際には、いつものように不気味な言動をして周囲を困惑させているそうだ。
ちなみに、彼女の生活用品のほとんどは、村人からの贈り物である。村の子供たちからは怖がられているため、プレゼントを貰うことはほとんどないのだが、大人たちからはよく貢物をされる。特に多いのは酒。彼女専用の小さな樽も用意されているほどだ。
ただし、この酒に関しては彼女自身はあまり飲まないようで、もっぱら人に振る舞うことが多いようである。

生涯

彼女は生まれた時からすでに不思議な力を持っていたとされる。そのため、親兄弟からも気味悪がられて育ったのだという。そのせいもあってか、孤独な幼少期を過ごした。
その後、16歳になった時にイホウンデー神殿の見習いとなった。そして、ある日のこと、偶然にもイホウンデー神の姿を目の当たりにしたのだという。それからというもの、彼女は神に心酔するようになり、やがては崇拝するようになったという。
そうして、現在22歳の現在に至るまで、ずっと神に仕えている。
なお、彼女は他の信者と違い、常にイホウンデー神の幻影を見るわけではないようだ。少なくとも、彼女の見た限りではそのようなことはない。しかし、それでも毎日欠かすことなく祈り続けているそうなので、きっと心の底では感謝しているに違いないだろう。
「嘆きの堂」の48代目堂主の座は、代々女性に引き継がれてきたもので、先代の堂主は先代のモトゥタエ国王妃でもあった。
彼女はカユーレーの神官としての素質を見抜き、自ら後継者として選んだのだと言われている。事実、カユーレーはその才能を発揮して、モトゥタエ国の繁栄に貢献してきた。
ちなみに、彼女は一度も結婚をしたことがないそうだ。その理由については不明であり、本人もよく覚えていないと言っている。ただ、子供の頃に家族を失ったことが関係あるかもしれないとは話していた。
いずれにせよ、彼女はとても幸福な人生を歩んでいると言えるだろう。

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