架空の世界で創作活動及びロールプレイを楽しむ場所です。

クルツ・ゼルウェレックス
出生地ホワイタ市
出身校国立音科大学
職業民俗学教授、亜人教会副会長
趣味読書、旅

容姿

長く美しい銀髪が特徴的で、前髪を真ん中で分けた髪型をしている。瞳の色も髪と同じ銀で、目つきはやや鋭い。背丈は高く細身で手足が長く、全体的にすらりとした印象を与える体格の持ち主。肌は白く、鼻筋は通っている。服装はフォーマルなものを好み、仕事中はスーツを着ることが多い。服装はビジネスライクなものが多く、シャツにネクタイを締めたスタイルが多い。ジャケットやコートなども着用することがあるが、その場合は黒系統の色を基調としたものを選ぶことが多い。私服はシンプルなデザインのものを好んでおり、あまり派手なものは好まない。全体的に整った容姿をしており、外見だけで言えばモデルや俳優のように見られることもよくある。
中世的な顔立ちと長い髪のせいで女性のようにも見え、初対面の人物には性別を間違えられることも多い。本人もそれを自覚しており、普段から男性用の服を着るように心掛けている。こうした中世的な容姿と若々しい外見はアエルチア系の亜人種が持つ特徴で、成人しても老化スピードが比較的緩やかである。
体格は華奢で筋肉質ではないが、身体能力は高い方で、身体を動かすことを好む。アセルチア系の本来の特徴は長身だが、環境の差か彼はそこまで長身ではない。

来歴

アセルチア系(ラシュフォン・デルタ)の移民三世として、ヌナブト諸民族連邦の都市ホワイタに生まれた。幼少期から絵画や音楽などの芸術作品に親しみ、国立音科大学に進学。ヌナブト先住民の音楽や叙事詩を採集し、その分析によってヌナブト先住民の持つ音楽文化に部族を超えたグループの繋がりがあると証明した。カルイトイ大学の大学院へ進学し、民俗学の手法を学んで先住民音楽の研究に務めた。
こうした活動が評価され先住民音楽の第一人者として広く知られるようになり、また数的マイノリティである亜人種ヌナブト人の星として注目を集めた。政府の許可を得て閉ざされた区域内の先住民とも接触し、その研究成果をまとめた「都市と氷原の比較音楽論」はヌナブトの音楽や民俗学の研究には欠かせない名著として愛されている。
実績を評価されて亜人の相互扶助組織であるヌナブト亜人協会の副代表に選出され、代表のニャッシュ・ミルフェンと共に亜人の歴史や文化を周知する活動を精力的に行っている。

性格

物静かで紳士的な性格。知的で上品な印象を備え、言葉遣いも丁寧だが、一方でどこか謎めいた雰囲気もある。口数は多くないが、話術に長けていて、相手の心を掴む話し方を心得ている。幼少期の被差別経験により他者との関わり合いを恐れる傾向にあり、特に同年代の若者に対してはある種の恐怖を抱いている節がある。しかしその一方で他人に対する共感力に優れており、困っている相手を見過ごすことができない一面を持つ。自分の考えを相手に伝えることは苦手としているが、他人の話を聴くことが得意であり、会話の中で相手を理解しようとする姿勢を見せる。
趣味は読書と旅行。どちらも一人で行うことを好み、特に読書に関しては時間を忘れて没頭してしまう傾向がある。芸術にも造詣が深く、ヌナブトの伝統工芸品などを好んで収集している。
ソティル教公教会派の信徒で、熱心な信者でもある。信仰心の強さゆえに宗教儀式では重要な役割を務めることが多く、そうした場面では毅然とした態度を見せることが多い。また信仰の証として、聖典に記されていることを自らの言葉で書き記すこともある。

技能

カルイトイ大学で民俗学の博士号を取得している。文化人類学や歴史学にも精通しており、幅広い知識を有する。言語研究においてヌナブト語だけでなく他の少数民族の言語を習得しており、母語以外の言語による論文執筆も可能。ヌナブト諸民族連邦のアマチュア音楽団で最もハイレベルと言われるカルイトイ中央音楽学術団のメンバーに選ばれるほどの優れた音楽の才能を持ち、作曲や編曲を得意としている。作詞や歌唱もこなすことができるが、自ら進んで作品を作ることはほとんどない。ただし、頼まれれば断れない性格であるため、作曲を依頼されることは多い。
ヌナブト亜人教会では財務や広報、人事などの運営業務を主導することが多く、組織運営能力の高さから評価されている。政府の人間を相手にした交渉もよく任され、その話術ゆえ好条件を取り付けてくることもしばしばで頼りにされている。亜人協会の中では顔も広く多くの人脈を持つのも、彼が頼りにされるゆえんである。

評価

カルイトイ大学出身の優秀な学士というのが一般的な世間の評価である。優れた教養と知性を備えた人物であり、特に語学については非凡な才能を有している。優れたコミュニケーション能力を持つことから、亜人という枠組みを超えて広く社会に貢献できる人材だと見なされている。アセルチア系としての特性を生かすためにも、今後は後進の育成に力を入れていく必要があるだろう。ヌナブト、アセルニア間の架け橋となる存在で、将来的な外交の舞台での活躍が期待されている。
彼をよく知る者からは、その誠実な性格が高く評価されている。彼自身もそのようにありたいと願っており、実際に行動に移している。その一方で、他者との関わり合いを避けたがるところがあり、特に年若い人物との交流を避ける傾向にあるようだ。そのため、彼と親しく交流を持っている人物は限られているものの、その数少ない人々からは厚い信頼を寄せられている。
同じ亜人族からは亜人の代表格のような扱いを受けており、敬意を持って接されることが多い。アセルチア系だけでなくサハラ系やマウサニア系など、他の亜人種からも一目置かれている。
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