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ソビエト型民主主義について

ソビエト型民主主義は三権分立を否定し、民主的手続きにより選出されたソビエト(立法府)にあらゆる権力が集中している民主主義的中央集権に基づいた民主主義であり、多くの資本主義国家で採用されているブルジョワ民主主義と対比されるもう1つの民主主義です。

これは憲法の最も初めの部分で以下のように規定されており、レファル共産党はソビエト型民主主義によって共産主義社会の建設が可能だとしています。

  • 『憲法第2条 : 共和国の政治的基礎をなすものは、地主と貴族の権力の打倒及びプロレタリアートの権力獲得の結果である勤労者代議員諸ソビエトである。』
  • 『憲法第3条 : 共和国における全権力は、勤労者代議員諸ソビエトによって代表される都市及び農村の勤労者に属する。』

民主主義とは人民による支配であり、人民のみが国家の主人です。そのために、特権階級の保全に繋がる三権分立は放棄され、選挙によりソビエトを通じて人民に全ての権力が支配されなければなりません。
また、政治とは共産主義社会の建設工作であり、だからこそ全ての政治権力は共産主義社会の建設のために奮われなければなりませんが、過去の幾つかの革命を見ると自ずと判明するように、例え立法府をプロレタリアが支配することに成功したとしても、行政や司法がブルジョワの手中にあるかぎり、ほぼ間違いなく革命は反動化します。そのために、三権分立は否定されます。

また、ソビエトに集中した三権以外にもソビエト型民主主義の大きな特色は存在します。
それは代議員の命令的委任であり、最早ブルジョワ民主主義では廃止されてひさしいものです。
命令的委任―ソビエトを真にプロレタリアの支配下に置くための一連の諸権利(選挙民の訓令、解職請求制度)。
そして、ソビエト型民主主義がブルジョワ的民主主義より民主的である理由は、各国家統治機構に対する請願権の保障と実施、他にはブルジョワ的民主主義特有の欠陥―民意形成に必要なマスメディアが非民主的に一部の特権階級によって掌握されている現象を完全に一掃したことにより保障されているのです。

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