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概要

バライは主にマウサナ文化圏、特にマウサネシア連邦共和国でよく見られる四角形の貯水池であり、先史時代のマウサネシアから現代において建築様式の共通要素となる人工湖である。
最大のものは旧都であるアンコール?地域にある東バライおよび西バライであり、形はどちらも長方形で東西に延び、およそ東西8キロメートル、南北2キロメートルにおよぶ。三大バライの一つ、北バライはそれらより一回り小さい。

↑乾季の西バライ(アンコール)。雨季には全体が巨大な湖となる。

バライには大きく分けて二つの目的および機能がある。一つは田畑の灌漑用水を保持するため、そしてもう一つは宗教的な目的であり、バライを海、中央のメボンと言われる島を大地に見立て、太陽教における太陽神の偉業を再現するのである。
前者はほぼすべてのバライが該当し、後者はアンコールの東西バライなど大型で重要なバライが兼ね備える目的である。


▲旧都アンコールの模式図。3つの特に大きな貯水池があるほか、さらに2つの大型貯水池が確認できる。

主な特徴

・多くはほぼ正確な長方形であり、東西ないし南北に伸びている。
・大きなものは四方を土手で囲んでいる。
・古くからの町にはほぼ必ずと言っていいほど存在する。
・近くに太陽教寺院が併設されていることが多い。
・大型で重要なバライには中央に「メボン」と呼ばれる人工島を持ち、そこは太陽教寺院になっている。

分類

超大型バライ(一辺が5km以上のもの)

アンコールの西バライおよび東バライ、北バライ、そして第二の都市エーラタヤーの南北バライなど、古くからの重要都市にある巨大な貯水池がこれに該当し、貯水と宗教の目的を兼ね備えており中央にメボンがある。
大型バライ(一辺が1km以上のもの)

↑地方都市の大型バライ。
アンコールに2つ、ハリハラーラーラヤにも1つ存在するほか地方都市にも多数見られ、その多くは貯水と宗教の目的を兼ね備えており中央にメボンがある。
中型バライ(一辺が300m以上のもの)

小さな町や何もないところに突然現れたりする。
小型バライ(一辺が300m以下のもの)
そこらじゅうにある。バライと呼んでいいのかは分からない。
超小型バライ(一辺が20m以下のもの)
田舎では一辺10メートルほどのものが1から3世帯に一つ存在する。ここまでくると宗教というよりは単なる生活用水なのでそもそもバライとは呼べないかもしれない。

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