架空の世界で創作活動及びロールプレイを楽しむ場所です。

概要

マウサネシアの主食はインディカ米、ジャバニカ米、キャッサバ、タロイモ、ヤムイモ、パンノミ、サツマイモ、バナナ(プランテン)など多種多様であり、最も人気が高いのが米である。
肉類としては「プーイ」と呼ばれる伝統的な家畜、最大で体長40cmほどになる大きなげっ歯類、つまり大ネズミが最も主流な肉であり、味は豚肉に近いという。次いで鶏が主流であり、これは卵も食べることができる。他にもアヒルや犬、トカゲ、カエルが食べられるが、後述の宗教的タブーにより牛や豚や羊など大型の家畜は食べず、耕作や運搬のために使役するくらいで、寿命等で倒れても食べずに火葬するのである。
魚類としてはマグロやカツオなどの海水魚から、ライギョの仲間などの淡水魚が食べられ、特にマウサネシア固有種の「ハマ」や「レルノ」という淡水魚は養殖が盛んに行われており最もメジャーで、味はさっぱりしていて食べやすく、どんな料理にも合うと言われる。
また、エビはマウサネシアにおいて最も重要な食材の一つであり様々な料理に使われる、沿岸部では各地でエビの養殖が行われ、余剰分を各国に輸出している。
しかし、宗教的な理由からマウサナ人は質素な食事をする傾向にあるため、平均して魚介類は1日1食くらい、肉類は数日に1食しか食べず、代わりに昼食などでは豆を使った料理がよく出される。
野菜類としては葉物野菜、玉ねぎ、キャベツ、セロリ、こぶみかんの葉、エシャロット、トマトなどが著名な野菜であり、ふくろ茸のような茸類も食べられている。
果物としては、ココナッツ、マンゴー、カラマンシー、パパイヤ、パイナップル、マンゴスチン、スイカ、シークワーサー、アセロラ、ライム、コブミカン、スターフルーツ、スターアップル、ライチ、レモン、グレープフルーツ、ドリアン、チェリモヤ、アーモンド、カシューナッツ、グアバ、カムカム、カニステル、フトモモ、ガルシニアカンボジア、パラミツ、ユカン、ドラゴンフルーツ、ランサ、パッションフルーツ、サワーソップ、サラク、アサイー等が著名な果物であり、夕食のデザートとして毎日出てくる。
香辛料としては、胡椒、山椒、ガランガル、カルダモン、カレーリーフ、クミン、クローブ、コリアンダー、シソ、シナモン、ショウガ、ターメリック、ナツメグ、ヒハツが伝統的に用いられ、近世以降には唐辛子、オールスパイス、バニラなども用いられるようになった。

海老は毎日のように食べるが、調理法も多岐に及ぶため飽きることはない。『エビ料理』という言葉が『ありふれたものでも、良いものは良い』という意味のことわざになるほどなのだ。
マウサネシアの料理は「甘味」「酸味」「辛味」の3つのハーモニーを大切にしており、食卓には砂糖、魚醤、唐辛子、お酢が必ず置かれ、各自が供された料理を好みの味付けに整えてから食べる。
また、大人数での食事の際には大皿にまとめて盛り付け、取り箸で自分の皿に取り分けて好きな分だけ食べる。
食事の際は箸とスプーンを使う。スプーンを左手に、箸を右手に持ち、箸でスプーンの上に食品を載せて食べる。
『マウサナ人民の一日は一杯のユエから始まる』とよく言われるが、一人暮らしの都会民にとってはインスタントのユエ(米から作る麺類)は便利なもので、忙しい朝にはちょうどいいとされる。

宗教的タブー

太陽教においては、「自分より体が大きい動物は敬う必要がある」という教えがあるため、牛や豚や羊など、大きくなる家畜は食べることができない。しかしながら鯨などの海生哺乳類は太陽教では「魚」として扱うため普通に食べることができ、また「郷に入っては郷に従え」という教えにより海外では普通に牛肉や豚肉も食べることができる。

歴史

タロイモ、ヤムイモ、パンノミ、バナナ(プランテン)、ココナッツ、サトウキビ、胡椒、ガランガル、カルダモン、クローブ、シソ、シナモン、ショウガ、ナツメグなどはマウサネシア原産の作物とされている。
先史時代の段階で稲作が伝来したことで、これまでの芋主軸の食生活は、米と芋を主軸とする食生活に変化したとされている。古代の記録では、既にシャロフ朝の頃から一部の料理は存在したようである。
マウサネシア料理に変化が訪れたのは、新大陸の発見により唐辛子が伝来した時であり、それまでは胡椒を主に使っていたがそれ以降は唐辛子が胡椒と並ぶマウサネシア料理の主役となったとされる。
また、新大陸から伝来した芋はこれまでのタロイモよりも多く栽培されるようになり、特にやせた土地でも育つキャッサバは栽培面積を急速に拡大し、サツマイモもメジャーになった。ただしジャガイモは気候的問題から定着していない。
マウサネシアは赤化したが、レファル・ソビエト民主社会主義共和国のような食文化の劣化は起こらず、むしろ豊かになった。また、最近では麺類を中心にインスタント食品も普及している。

有名な料理

  • ユエと呼ばれる、米の粉で作る麺を使った鶏がらまたは魚介のあっさりしたスープに、野菜やエビなどを加えた麺料理。
  • ナシケムと呼ばれる、茹でた春雨にイカやエビ、玉ねぎ、セロリなどのたっぷりの具材を加え、魚醤で味付けしてハーブをのせたサラダ。
  • ハイゴニアンと呼ばれる、海老、ふくろ茸、レモングラス、唐辛子、ガランガル、こぶみかんの葉、エシャロット、ライム果汁、魚醤を大胆に混ぜ合わせた、煮込みスープ。
  • 魚醤やにんにくなどの甘辛い特製つけ汁にじっくり漬けてから焼き上げた、カノムというプーイ肉の串焼き。
  • 海老をすり身にしパン粉をつけて揚げ、チリソースをかけたテンナという揚げ物。
  • ローイという、いも類を蒸してから臼で粘りが出るまで潰して作る餅のような食べ物。
  • グリーンカレー(酸味、辛味、甘味がバランスよくまとまったスープカレーでココナッツミルクと青唐辛子が入っている。)
  • レッドカレー(グリーンカレーのうち、赤唐辛子が使われているバージョン。グリーンカレーより辛い。)
  • イエローカレー(甘口。ココナッツミルクのかわりに濃厚なココナッツクリームを使う。
  • ガパオライスという、鶏ひき肉とバジル、野菜をナンプラーとオイスターソースで炒めたもので、目玉焼きとライスを付けて食べる。

飲料

マウサネシアでは3種類の酒が主流である。ラクリ(米から作った醸造酒)、リトーパ(芋類から作る蒸留酒)、ヤシ酒(名前の通りの醸造酒)である。リトーパやヤシ酒は比較的安価なため普段はこれを飲むという。
また、マウサネシアでは茶の文化があり、茶の栽培が盛んである。しかしマウサナ人は甘いものが好きなので、砂糖を少し入れた緑茶が最もメジャーである。
また、果物のジュースやサトウキビジュースなどが存在する他、最近ではコーラやラムネのような炭酸飲料も飲まれるようになった。

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