架空国家を作ろう　亜空世界線

マウサネシア連邦共和国の固有種であるが、マウサナ人によって熱帯の各地、特にマウサネシアの旧植民地には多く持ち込まれたため、現在は海外にも家畜として生息している。

平均体長：5-6m
平均体重：オス4900kg、メス2400kg

鼻の皺はあまり隆起しない。鼻の先端には、突起が上部に1つだけある。耳介は小型。前肢の蹄は5本、後肢の蹄は4本。肋骨は最大20対、尾椎は最大34個。
出産直後の幼獣は体重50 - 100キログラム。メスは上顎の門歯（牙）が口外に出ない。

原種は森林に生息するが、マウサネシアゾウは家畜化されたためその限りではなく、様々なところで見かけられる。

主に草を食べるが、木の枝や葉、樹皮、根、果実なども食べる。
繁殖様式は胎生で、年に1回だけ繁殖する。妊娠期間は1年で1回に1頭の幼獣を産む。授乳期間は2年。オスは生後13年で性成熟する。メスは生後16年で初産を迎える個体が多い。寿命は60年。

アジアゾウよりもさらに人間やマウサナ人に懐きやすく、白変個体は神聖化される。マウサナ文化圏では数千年前から運搬などに使役され、かつては戦争の道具(戦象)として利用された。
アジアゾウとは異なりマウサネシアゾウは家畜化された。マウサネシアゾウはアジアゾウと比較して高い繁殖力と成長の早さ、繁殖の容易さ、妊娠期間の短さなど全てにおいて優れており家畜化がしやすかったためである。
初期の家畜化された象の利用は、やはり強い力を生かした農耕の補助であった。しかし紀元前500年ごろになると戦象として軍事で用いられるようになり、その活躍をたたえる古代マウサナ諸語による賛歌が複数残っている。