架空の世界で創作活動及びロールプレイを楽しむ場所です。

概要

多分ベルカ連邦とかそこらへんの中華文化圏か、あるいはルコ帝らへんかも知れないが、外国人から見た中世マウサナの記録である。

内容


(前略)この国はマウサナと自称し、一種類の半猫人のみから成る。その丈は五尺半で、みな女のような外見をしており、美貌であるが、二形であり男女を知らない。
国王より以下、みな後ろ髪を肩のあたりで切り揃え、下の方が広い筒状で襞のある麻布の衣と、上半身だけの麻布の衣を見に纏う。
人はただ野蛮な習俗を知るだけである。肌の色は華人と比べると暗く、みな裸足である。国王は五人の妻があり、聞くところによれば、国王は魔法によって妊娠や月の物を廃され、男の役割に徹するという。
(中略)人は多淫であり、産後の翌日には直ぐに伴侶と合して子を成す。それがない状態で十数日が経つと、そのことを嘆く。夜道で人を犯して、その後で結婚することがあるが、これを奇怪としない。
溜池はありふれたものであり、病があると水で体を洗えば大抵は治ると信じられている。人はみな毎日のように水浴びをして、好色の後も直ぐに水浴びをして、子供はよく水遊びをする。
みな裸体で池に入るが、若いものが池にあると父母は入ろうとせず、逆もまた然りである。同年代であれば何も気にしない。都城の大河では、裸で水遊びをする者が常に千を数える。
(中略)人々の性情は穏和だが敵味方の区別があり争いが起こる。精神は高潔にして誇り高く、これを汚されると鬼のように怒るというのを皆知っているので、他人を決して愚弄しない。利を貪って財を溜め込む者はなく、ある人の畑の実りが豊かならば、実り無い者の畑に惜しげもなく分け与える。

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