架空国家を作ろう　亜空世界線

五首信仰(Табиятка сыйынуу / Titanism)は、イオニア州西部(現在の大沙華連邦?)に起源を持つ自然信仰の一種。万物は火、水、木、金、土によって成り立ち、世の秩序はこれらの元素の相互干渉により保たれるという思想を基本教義とする。各元素に対応した五神が信仰対象となっており、地域や時代に依って篤く神聖視される対象が異なるといった特徴を持つ。
かつてはイオニア州北部一帯で広く信仰され、カーリスト州では"ティタニズム"や"ティタンズ"の名で知られていた。ソティル教やバサビア教の勃興により中世以降は急速に信徒を減らし、現在ではシャジャススタンをはじめとしたごく限られた地域での信仰に留まる。

現存する限りでの五首信仰に関する最古の記録は、古代沙華の歴史書「魯書左氏伝」に記されており、約2500年前に思想家の鄒会により創設されたとされる。

五神	元素	色	方角	季節	徳	概略
ニュワ	水	青	北	冬	智	西方では女媧の名で知られる。風の神フーシとは夫婦関係にあり、音楽の女神としての側面を持つ。
シェノン	火	赤	南	夏	礼	神農とも。人類に耕作を伝授したという伝説から、農業の神としても崇められる。
フーシ	木	緑	東	春	仁	西方での名称は伏羲。妻のニュワとともに婚姻制度を定めた他、牧畜や狩猟を人類に伝えたと言われている。
ダハオ	金	白	西	秋	義	かつて西方では太昊と呼ばれた。"義"の徳を重んずる神であることから、顧客との信頼関係を至上命題とした商人達から篤く信仰される。
ホァンディ	土	黄	中央	節句	信	またの名を黄帝。伝承の歴史が他の五神に比べて浅く、一説には鄒会らの師である光子を神格化したものとされる。