最終更新:
lgaim_mania 2022年08月14日(日) 00:25:01履歴
〜♪(前奏)
遠い空を 見上げてみれば
夕焼け突き抜け 飛びくる影
我らの 我らの サイボットエース
真っ赤に輝く 正義の星だ
悪を砕くぞ ブラスターキック
正義の 味方だ サイボットエース
〜♪(間奏)
「外宇宙から飛来したドグマ星人が、突如として地球侵攻作戦を開始した!世界各地にドグマの手は伸び、この美しい国アルセチアも陥落の危機にあった。しかし!天才科学者ドクター・フリッツは秘密兵器サイボットA(エース)を完成させ、それを少年少女たちに託したのだ!」
青い海に 火柱が立つ
急げ地球の 未来のために
我らの 我らの サイボットエース
頼れる味方 希望の星だ
悪に刃向かえ プロトンビーム
正義の 味方だ サイボットエース
遠い空を 見上げてみれば
夕焼け突き抜け 飛びくる影
我らの 我らの サイボットエース
真っ赤に輝く 正義の星だ
悪を砕くぞ ブラスターキック
正義の 味方だ サイボットエース
〜♪(間奏)
「外宇宙から飛来したドグマ星人が、突如として地球侵攻作戦を開始した!世界各地にドグマの手は伸び、この美しい国アルセチアも陥落の危機にあった。しかし!天才科学者ドクター・フリッツは秘密兵器サイボットA(エース)を完成させ、それを少年少女たちに託したのだ!」
青い海に 火柱が立つ
急げ地球の 未来のために
我らの 我らの サイボットエース
頼れる味方 希望の星だ
悪に刃向かえ プロトンビーム
正義の 味方だ サイボットエース
今からそう遠くない未来。時は流れ、科学技術の発達により人類は宇宙人と出会うことに成功した。友好的な彼らの手助けによる発展で、地球の技術は環境浄化エンジン「サイ・ドライブ」の開発をするまでに至っていた。しかし、外宇宙から飛来したドグマ星人は違った。彼らは人類に友好的な宇宙人を襲撃し、突如として地球侵攻作戦を開始したのだ。軍事国家であるドグマ帝国の勢いは地球の抵抗を寄せ付けず、カーリスト大陸にもドグマの手は伸び、このアルセチアも陥落の危機にあった。しかし、天才科学者ドクター・フリッツは彼らの弱点が環境再生装置、つまり「サイ・ドライブ」にあることを突き止めた。そして博士はついに反抗作戦の要、秘密兵器サイボットA(エース)を完成させたのだ。
この緊急事態下にあっても、アルセチアはまだ冷静さを保っていた。元々この国は海と山に囲まれた地形であり、水中と高地に適応できない螺旋獣(ドグマ星人の戦闘ロボット。有毒エネルギーを空気で燃焼させて動くため)の特性を鑑みるとかなり地の利があったからである。防衛軍がドグマの尖兵を易々と倒し、装備を奪って本部へ送る。これで安全は守られ、住人も油断しきって普通の生活を送っていた。あの螺旋獣が突如姿を現すまでは。
~アルセチア ドルチェノフグラード市街地~
街は全く油断していた。それも当然のことだったろう。敵の螺旋獣が接近したと警報が出ても大抵は苦手な海から陸に上がる時に倒され、飛行型の小型螺旋獣も空軍が追い払ってくれていたからだ。しかし...
「なんだ、地震か!?」
「おい、地面が裂けているぞ!」
「何よ、これ!ドリルが地面から...」
「こいつは...螺旋獣だ!逃げろ!みんな、逃げるんだ!」
「キャーッ!」
あまりにも突然のことに、街は一瞬にして恐怖と混乱に覆われた。偽りの安心は、地中に潜航して浮上する大型螺旋獣ドルバンの襲撃により打ち砕かれた。
巨大なドリルのついた円筒形の物体がゴロンと外装を離すと、中から巨大な機械の化け物が姿を表した。ドルバンが地面を踏み鳴らし「グォォン」と金属が軋むような雄叫びを挙げると同時に、脱ぎ捨てた装甲がビルにぶつかり倒壊させる。一瞬にして街は地獄へ変わった。救いはないのだろうか。
~地下の秘密基地にて~
フリッツ博士の研究所の地下は秘密の軍事基地となっていた。
「こちらサイファイター、ドルチェノフグラードにて新型螺旋獣を確認!」
「サイタンク、サイボンバー、出撃準備だ。合体するぞ!」
カタパルトに固定された2機の航空機が台座ごと移動し、所定の位置につく。
「こちらサイタンクのケルマン少尉だ、いつでも出れるぜ?」
「こちらサイボンバーのベイカー曹長です、準備完了!」
「よし、両機発進!」
カタパルトに火が灯り、2機はシャッターを潜って勢いよく飛び出した。
~再び市街地~
「ブォォォンッ」ドルバンは口から毒ガスの炎を吐き、地面を踏んで掘り返し、暴虐の限りを尽くしていた。
「ふははは、我らの開発した新型のドルバンはもはや誰にも止められない!我らがこの星の管理者となり、劣等種を浄化するのだ!」コックピットの中でドグマ兵が哄笑する。
「そこまでだ、ドグマ星人め!」
「むむっ、何奴!」
ドルバンの目の前に躍り出た3機の戦闘機。それぞれミサイルや爆弾を乱れ打ちし、ドルバンの装甲を攻撃する。
「なんだ、その程度か!軟弱な奴らは我らに屈するのみ!」ドルバンは目から熱光線を連射し、戦闘機を撃ち落とそうとする。
土砂降りの雨のように降り注ぐビームは度々彼らの機体をかするが、傷一つ付かない。
「くっそぉ、このままじゃ埒が明かない!合体するぞ!」
「分かった!」
「「「フォーメーション、エース!!!」」」
瞬間、閃光が3機を包んで「A」の字を作り出す。すると光がドルバンの熱光線を弾き返し、そっくりそのまま攻撃をお見舞いする。
「えぇい、小賢しい奴め!これでは攻撃が効かないではないか!」
さらに各機は一列に並び、それぞれのパーツが変形して人型のシルエットを作る。
「合体!」
三人の掛け声でパーツが全て合体し、ついに最強のロボット、サイボットAが誕生した。
「出たな、地球人の戦闘ロボットめ!」
(続く)
この緊急事態下にあっても、アルセチアはまだ冷静さを保っていた。元々この国は海と山に囲まれた地形であり、水中と高地に適応できない螺旋獣(ドグマ星人の戦闘ロボット。有毒エネルギーを空気で燃焼させて動くため)の特性を鑑みるとかなり地の利があったからである。防衛軍がドグマの尖兵を易々と倒し、装備を奪って本部へ送る。これで安全は守られ、住人も油断しきって普通の生活を送っていた。あの螺旋獣が突如姿を現すまでは。
潜水螺旋獣 ドルバン 登場 |
街は全く油断していた。それも当然のことだったろう。敵の螺旋獣が接近したと警報が出ても大抵は苦手な海から陸に上がる時に倒され、飛行型の小型螺旋獣も空軍が追い払ってくれていたからだ。しかし...
「なんだ、地震か!?」
「おい、地面が裂けているぞ!」
「何よ、これ!ドリルが地面から...」
「こいつは...螺旋獣だ!逃げろ!みんな、逃げるんだ!」
「キャーッ!」
あまりにも突然のことに、街は一瞬にして恐怖と混乱に覆われた。偽りの安心は、地中に潜航して浮上する大型螺旋獣ドルバンの襲撃により打ち砕かれた。
巨大なドリルのついた円筒形の物体がゴロンと外装を離すと、中から巨大な機械の化け物が姿を表した。ドルバンが地面を踏み鳴らし「グォォン」と金属が軋むような雄叫びを挙げると同時に、脱ぎ捨てた装甲がビルにぶつかり倒壊させる。一瞬にして街は地獄へ変わった。救いはないのだろうか。
~地下の秘密基地にて~
フリッツ博士の研究所の地下は秘密の軍事基地となっていた。
「こちらサイファイター、ドルチェノフグラードにて新型螺旋獣を確認!」
「サイタンク、サイボンバー、出撃準備だ。合体するぞ!」
カタパルトに固定された2機の航空機が台座ごと移動し、所定の位置につく。
「こちらサイタンクのケルマン少尉だ、いつでも出れるぜ?」
「こちらサイボンバーのベイカー曹長です、準備完了!」
「よし、両機発進!」
カタパルトに火が灯り、2機はシャッターを潜って勢いよく飛び出した。
~再び市街地~
「ブォォォンッ」ドルバンは口から毒ガスの炎を吐き、地面を踏んで掘り返し、暴虐の限りを尽くしていた。
「ふははは、我らの開発した新型のドルバンはもはや誰にも止められない!我らがこの星の管理者となり、劣等種を浄化するのだ!」コックピットの中でドグマ兵が哄笑する。
「そこまでだ、ドグマ星人め!」
「むむっ、何奴!」
ドルバンの目の前に躍り出た3機の戦闘機。それぞれミサイルや爆弾を乱れ打ちし、ドルバンの装甲を攻撃する。
「なんだ、その程度か!軟弱な奴らは我らに屈するのみ!」ドルバンは目から熱光線を連射し、戦闘機を撃ち落とそうとする。
土砂降りの雨のように降り注ぐビームは度々彼らの機体をかするが、傷一つ付かない。
「くっそぉ、このままじゃ埒が明かない!合体するぞ!」
「分かった!」
「「「フォーメーション、エース!!!」」」
瞬間、閃光が3機を包んで「A」の字を作り出す。すると光がドルバンの熱光線を弾き返し、そっくりそのまま攻撃をお見舞いする。
「えぇい、小賢しい奴め!これでは攻撃が効かないではないか!」
さらに各機は一列に並び、それぞれのパーツが変形して人型のシルエットを作る。
「合体!」
三人の掛け声でパーツが全て合体し、ついに最強のロボット、サイボットAが誕生した。
「出たな、地球人の戦闘ロボットめ!」
(続く)
♪
もし君が 澄んだ夜 空の向こうに
光る星を見たとしたら
いま君が いる場所が その輝きと
同じだと気づくだろう
自分では わからない 人の優しさ
胸に抱き締めたなら
今よりも 遠くへと 星の向こうへと
君は飛び立てる
もし君が 澄んだ夜 空の向こうに
光る星を見たとしたら
いま君が いる場所が その輝きと
同じだと気づくだろう
自分では わからない 人の優しさ
胸に抱き締めたなら
今よりも 遠くへと 星の向こうへと
君は飛び立てる
タグ
コメントをかく