リーダーとは、200年前に世界各地で暴れまわった魔神を討伐した十三英雄のリーダーを務めた人物のことである。ユグドラシルプレイヤーである可能性が非常に高い人物。名前や生い立ちなどは不明。現在は殆どが考察で穴埋めされている状態。

　最初は弱い凡人だったが、傷つきながらも剣を振るい続けて誰よりも強くなった英雄である。最終的に共に歩んだ仲間（ぷれいやー）を殺害して自分も死亡（自殺？）した。蘇生は拒否しているので復活していない*2。ツアーとリグリットはその早すぎる死を残念に思っている。

　十三英雄については十三英雄の項目を参照。

　直接の記述は無し。
　伝承では「単なる凡人だったが剣を振るい続けて誰よりも強くなった英雄。無限に成長できる強さの持ち主」*3なので、「（現地基準では）無限に成長できる＝低レベルからレベルアップ」というのと、7巻幕間でリグリットが「リーダーの知恵をしっかり全部のこせていたら面倒事が減った」*4とあることから、プレイヤーであることはまず間違いないとされている。

　また、ザイトルクワエ（クトゥルフネタ）の名付け親と思われる*5。イビルアイの知人がトブの大森林に入ったことがある*6。（枝討伐の7人組が十三英雄という考察）　現地人がクトゥルフを知っているということは無いと思われるので、クトゥルフネタ関連も裏付けになっている。

　14巻でツアー（白金鎧）が「リク」という人物に苦い思い出があることが判明した。ツアー視点の地の文で「既に手は汚れている」「繰り返すというのか」など、かつてリクという人物をツアーが計画的に殺害した可能性が高くなった。この事から読者間で「リーダーの名前はリク」が有力視されている。

　不明。十三英雄は人間向けの英雄譚なので*7、まず人間だろうと思われる。
　枝ザイトルクワエと戦った、若い人間3人、大きな人1人、老人1人、羽の生えた人1人、ドワーフ1人の誰かがリーダーと思われる。

7人組	候補	考察
若い人間	リーダー	若ければありえる。
	リグリット	年齢不詳だが一応ありえる側に入れる。この時は恐らく40〜60歳くらい（イビルアイと同じくらいの年齢*8）。
	イジャニーヤ	ツアー曰く老人*9。当時が若ければありえる。
	イビルアイ	「知人がトブの大森林に……*10」なので、その時はいないと思われる。そもそもイビルアイは十三英雄の括りにはいない。
	祖たるエルフの王族	web設定から。ピニスンが見間違えればエルフは容姿が若いのでありえるかも。
	ツアー（鎧）	全身鎧姿なので無い寄りのあり。声だけで判断した可能性も。
大きな人	エアジャイアント	web設定より。十分ありえる
老人	リグリット	年齢不詳だが十分ありえる。この時は恐らく40〜60歳くらい。（イビルアイと同じくらいの年齢*11）
	イジャニーヤ	ツアー曰く老人*12。当時から老人ならありえる。
翼の生えた人	暗黒魔剣士	悪魔との混血児なので*13、悪魔っぽい翼があるかも。
ドワーフ	ルーン工王	web設定では魔法工。ドワーフの国が魔神に襲われた後に旅立った。コレ以外ありえない。

　弱かったが無限に強くなれる才能で誰よりも強くなった*14
　低レベルだったが経験値を得てレベルが上昇したという話と考察されている。枝ザイトルクワエ戦では7人組で戦って、苦戦の末に勝利したらしい*15。

　魔神の強さはピンきりだが、十三英雄が討伐した魔神がヤルダバオトより弱いことが*16実際に戦ったイビルアイの台詞から出てしまったため、少なくとも魔神や十三英雄は100レベル級ではない。

　ちなみにヤルダバオトの難度は200以上の扱いなので、難度/3＝ユグドラシルレベル説で単純に考えれば67レベル以上と蒼の薔薇は予測していることになる。威光の主天使ドミニオン・オーソリティが魔神を単騎で討伐していることや*17、イビルアイの難度が150（50レベル）を超える事も考えると*18、魔神の強さは高くても60レベル程度が妥当ではないだろうか？
　そもそも魔神の強さがバラバラなので*19、このあたりは完全に考察の範囲。

　登場していない。
　海上都市の最下層に「夢見るままに待ちいたり」の「彼女」という存在がいることをツアーたちに伝えている。八欲王がかつて作り上げた国の首都（エリュエンティウ）にある八欲王の残した超級のマジックアイテムを十三英雄は幾つか持ち出すことが許可されていた*20。

• 共に歩んだ仲間（プレイヤー）
  • 何らかの理由により殺害して自分も死亡。そのショックから自分の蘇生を拒んだ
• ツァインドルクス＝ヴァイシオン
  • 一緒に旅をした仲間。実は中身が空っぽの鎧であることは知らなかったので、教えられた仲間たちは騙されたと怒った。
• リグリット・ベルスー・カウラウ
  • 一緒に旅をした仲間。リーダーの知恵（ユグドラシル）を残せていたらと早すぎる死を悔やんでいる。
• ピニスン・ポール・ペルリア
  • ザイトルクワエの本体が復活した時は討伐する約束をしたが……

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