下中座の全てが分かる”下中座百科事典”です。

下中座は、相模人形芝居五座の中では公演機会が比較的多い座です。

ただし、下中座が自主的に企画・主催する公演は多くありません。下中座の公演の多くは、行政機関・企業・福祉・文化施設等から出演依頼を頂いたものになります。
公演が好評の場合には、その後も繰り返し出演依頼をいただくことがあるため、『定番化』や『定期公演化』しているものがあります。

主な公演開催地として、下中座が過去10年間*1に3回以上の公演や人形教室等の事業を行った場所及び行事は以下のとおりです。
  • 川崎市立日本民家園工藤家(川崎市立日本民家園公演)
  • 小田原市立尊徳記念館(尊徳祭)
  • 小田原ラスカ(小田原ラスカ公演)
  • 小田原市生涯学習センターけやき(小田原民俗芸能後継者育成発表会他)
  • 小田原市民会館(小田原民俗芸能後継者育成発表会他)
  • 橘タウンセンター『こゆるぎ』(稽古場として使用)
  • 小竹公民館(下中座後援会主催小竹公民館公演、平成25年度から拠点として使用)
  • 昭和女子大学(相模人形芝居講座)
  • 神奈川県立二宮高等学校(相模人形部所在地、稽古場としても利用、ワークショップ)
  • 小田原市立橘中学校(相模人形クラブ所在地)
  • 小田原市立下中小学校(人形体験講座、敬老会)
  • 小田原市立前羽小学校(人形体験講座)

また、結婚式や建前等の個人的な行事についても、依頼を受けて「序三番叟」などを披露することがあります。


公演記録

  • 最も遠い公演先……2014年12月12日〜14日にタイ王国チェンマイ市にあるチェンマイ大学ラーンナー民家園内において開催された『International Puppets Festival 2014@Chiangmai Thailand』への出演が、最も遠方での公演になっています*2。演目は『序三番叟』。ワークショップや寸劇も披露されるなど、様々なパフォーマンスでタイの皆さんに楽しんでいただきました。なお、これは相模人形芝居史上で最も遠い公演先でもあります。
  • 最も多くの観客数…平成15年(2003)秋に東京駅丸の内北口で実施された『まるきた伝統空間 東』公演が最も多くの観客数約5,000人を記録しています。公演時間中の東京駅丸の内北口の利用客数がそのまま観客数とされてるようです(笑)。

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