出身地が不明ながら、地方の反乱や賊の鎮圧で大きな功績を挙げ続け、
ラコルニア帝国の主力将軍にまで名を上げた。
1524年の
カッチェの戦いにおいては、奇襲を受けて混乱する中、ノイエの部隊が
白峰翠を食い止めたことによって
レアルーシの後退を成功させる。
その後、
カッチェ奪還を考える
ラコルニア帝国軍であったが、彼女の部隊は
ラスケートの依頼によって別働隊を率いることとなり、その後しばらく主力部隊とは別行動をとる。
カッチェ・ドルムウントの戦いにおいて、この別働隊を率いて帝都
ドルムウントを完全包囲していた
クレアクライシス軍に奇襲を仕掛け、帝都を陥落の危機より救った。
ロイカーンの戦いでは、
クレアクライシスの主力部隊を西部戦線において釘付けし、この戦いで戦死した
ラスケートと並び勝利の立役者となる。
戦乱の時代が終わると、
シチル事変において
ウァールと共に暗殺団を退けるが、その後自身の結婚により将軍職を引退。
それ以後は直接剣を握ることはなかったが、息子を優秀な将軍に育てることとなる。