自宅の書斎で、ケンゾウは書き物をやっていた。
 時計の針はもう夜の十時を回っている。
 不意にドアをノックする音がして、彼は手を止めた。
「入れ」
 その言葉の後にドアが開き、アヤがコーヒーカップを乗せた小皿を手に入室した。
 桃色のセーターに黒のミニスカート、茶色のストッキングで身を包む姿は、普段から露出度の高い軍服やパイロットスーツを着用しているせいで、新鮮な印象を与える。
「コーヒーをお持ちしました、お父様」
 アヤは父の隣に歩み寄り、デスクの上に小皿を置く。
「すまんな」
 ケンゾウは短く答え、コーヒーを一口すすった。
「あっ……」
 その様子を見ていたアヤの口から、声が漏れる。
 ケンゾウの手が、彼女の張りのあるヒップをミニスカートの上から撫で回していた。
「前より大きくなったな」
「……はい」
 アヤは頬を赤く染めてうつむく。
 抵抗はしなかった。
 むしろもっと撫でてと言わんばかりに、お尻をくねらせる。
「イングラムも毎日この尻を撫でていたのか?」
「……はい」
「そうか」

 ――パァンッ!

 ケンゾウの手が、前触れもなしに尻を打った。
「んはぁっ!」
 しかしアヤが漏らしたのは苦悶ではなく、悦びの声だった。
「私以外の男に尻を差し出すとは、はしたない娘だな」
 強弱を付けながら、ケンゾウは娘の成熟した尻を叩き続ける。
「申し訳ありません、お父様ぁ……」
「イングラムとは寝たのか?」
「はい。毎晩お部屋に呼び出されては、何度も……」
「この恥知らずの色狂いめが!」
 不意に声を荒げ、ケンゾウは一際強くアヤの尻を打った。
「お前を女にしたのは誰だと思っている!」
「そ、それは……」
 アヤの表情に陰りが差した。同時に、その白い頬は羞恥で更に赤みを増す。
「言え。お前が処女を捧げたのは誰だ!」
 問いかけながらケンゾウはミニスカートの中に手を潜り込ませ、ショーツの上から指を恥丘に食い込ませる。
「……さま……です」
 指責めを受けて腰をくねらせながら、アヤは消え入りそうな声で答える。
「聞こえんぞ」
「お、お父様です! アヤが処女を捧げたのはお父様ですぅ!」
「いつ頃だったかな?」
「私が……中学生になる頃に……それ以来毎日、お父様に抱かれましたぁ……!」
「そうだ。お前がイングラムに捧げた唇も、私の肉棒と精液の味を覚えているのだ」
 ショーツの中に潜り込んだケンゾウの指が激しく蠢き、アヤの股間からはすぐに卑猥な水音が聞こえてきた。
 アヤは膝をガクガク震わせ、唇を噛みしめてジッと耐える。
「その白い肌に、私の唇や指が触れてない場所など、どこにもありはしない。そうだな?」
「はい、お父様……アヤは、アヤはお父様だけの、エッチなお人形です……」
「良い子だ、アヤ」
 ケンゾウはかすかに笑い、愛液に濡れた指を引き抜いた。
 途端に、アヤはその場にペタンと座り込んだ。そして、潤んだ瞳を父に向ける。テーブルの上のお菓子を物欲しげに見つめる幼い少女のような表情で、ジッと父親の股間に視線を注ぐ。
「欲しいのか?」
 ケンゾウは彼女のクセのある髪を撫でながら、問いかける。
「……はい」
 コクリと幼い仕草でうなずくアヤ。
「良かろう。好きにしなさい」
「ありがとうございます、お父様」
 お許しを得たアヤは、間を置かずに父親の股間に手を伸ばす。慣れた手つきでジッパーを下ろし、合わせ目から色のくすんだ肉棒を取り出した。
 まだ半勃ちといった風のそれを、手で軽くしごいた後、舌を這わせて丹念に舐め回す。
 肉棒にむしゃぶりつく娘の髪を、ケンゾウは優しく撫でてやった。
 肉棒はすぐに力をみなぎらせ、グッと反り返る。
「…………♪」
 その様を見て嬉しそうに微笑むと、アヤはそれを根元まで一気に丸呑みして、頭を上下させる。
 絡みつく舌、吸い付く唇の感触を楽しみながら、ケンゾウはアヤのセーターをたくし上げ、ブラジャーの下に手を入れて直に乳房をこね回した。
「ここも大きくなったな」
「ふぁい」
 くわえたまま、くぐもった声で答えるアヤ。
「舌使いも上達している。イングラムに相当可愛がられたようだな」
 固く尖った乳首をコリコリと弄ぶケンゾウの声は、嫉妬で暗くなっていた。
「お許しください、お父様ぁ……」
 ペロペロと亀頭を舐め回し、青筋を浮かべた幹に頬ずりしながら、アヤは上目使いに父の顔を見上げる。
「愛しています、お父様。アヤをこんなにエッチな女に育てくださって、感謝しています。ですからどうかお許しください。お父様以外の男と寝てしまった、ふしだらなアヤをお許しください」
「許して欲しければ、自分で入れろ」
 ピタピタと娘の鼻面を肉棒で叩くケンゾウ。
「はい、お父様」
 アヤは立ち上がりショーツを脱ぐと、父親の膝をまたぎ、自らの手でいざない、腰を落とした。
 奥まで父を受け入れると、首に両腕を回し、腰を上下させる。
「ここの具合は変わっておらんな」
 ケンゾウはミニスカートをめくり、露わになった白桃のような尻を撫で回しながら、自らも腰を使い出した。
「奥まで溢れさせていながら、締まりは全く緩んでおらん。実に最高だ」
「ありがとうございます、お父様ぁ……んっ」
 乳房をこすりつけ、唇を重ね、舌を絡ませるアヤ。
 椅子をギシギシと軋ませながら、父と娘はお互いを貪り合う。
 特にアヤの方が、狂ったような激しさで腰を振る。
 ケンゾウはつながったまま椅子から立ち、アヤを机の上に横たえさせた。そして足を抱え込み、腰を使う。
「あぁん、お父様……お父様ぁ……!」
 アヤの足がケンゾウの腰に、離さないでと言わんばかりに絡み付いた。
「出すぞ、アヤ。昔教えた通りに言うんだ」
 腰を速めながら、ケンゾウは娘にささやく。
「はい、ください……お父様の精液を、アヤに注いでっ! アヤのエッチなオマンコに、お父様の熱い精液をたくさん排泄してっ!」
 自ら口にした淫語で高ぶったのか、アヤはそのままケンゾウを強く締め付ける。
 ケンゾウが膣内に大量に射精するのと同時に、彼女も果てた。
「ふぅ……」
 劣情の全てを吐き出したケンゾウは、ゆっくりと娘から離れた。
 未だ物欲しげにヒクヒクと蠢く割れ目から、ドロリと白濁がこぼれ出る。
「最高だったぞ、アヤ」
 床に脱ぎ捨てられたショーツを拾い上げ、それで自身の後始末をしながら彼は娘に声をかける。
「休暇の間、たっぷりと可愛がってやろう。昔教えた事を全て思い出すと良い。お前が誰の物なのかをな」
「……私は、お父様の物です」
 アヤは答えながら身を起こし、めくり上げられたままだったセーターを元通りに下ろした。
「いつまでも、お父様だけのお人形として、アヤを可愛がってください……」
 机から下りたアヤはケンゾウの足下にひざまずき、うやうやしく肉棒をくわえ込むのだった。

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