「お兄ちゃん、お疲れ!」
「ジョシュア、お疲れ。」
「あぁ、2人ともお疲れ。」
戦闘が終わり、ラーカイラムに着艦した3人は休憩室へと足を運んだ。

リムは飲み物を3つ持ってきて、1つはグラキエースの前の机の上に無造作に置き、
ジョシュアには手渡しした。
「はい、お兄ちゃん。」
「あぁ、すまない。」
その様子を見たグラキエースは少しムッとした表情を見せ、ジョシュアの気を引こうと机の上の飲み物をわざとこぼした。
「あ、ラキ、濡れてないか?」
「スーツに少し掛かってしまった。」
ジョシュアは近くにあった紙タオルで机の上を拭いた。
「じゃあ、スーツを着替えるついでにシャワーでも浴びに行く?」
「ああ、そうしよう」
今度はリムがムッとした表情を見せた。
「お兄ちゃん、まさかグラキエースさんと一緒に入るつもりじゃないでしょうね?」
「な、そ、そんなわけ無いだろ!」
「私はジョシュアと一緒でもかまわないが・・・」
「!? 私もシャワー浴びに行く!」
そして3人はシャワー室に足を運んだ。

女性用と男性用の入り口でジョシュアとリム、グラキエースが分かれた。
更衣室でリムとグラキエースは服を脱ぎ、2人ともタオル1枚だけの姿になった。
「・・・グラキエースさんって胸、小さいね。」
先制攻撃をかけたのはリムだった
「男の人って大きい胸の人好きなんだよ。だからお兄ちゃんも大きいほうが好きなんじゃない?」
グラキエースの胸は、大きく見積もってもBには届かない。対するリムはゆうにCはあろうかという大きさだ。
「私とジョシュアは心がつながっている、私はいつでもジョシュアを感じることができる。」
「わ、私だって・・・」
身体的(胸)なアドバンテージはリムだが、こればかりは越えられない大きなグラキエースのアドバンテージだ。
その後2人は言葉を交わすことなく、シャワーを浴び、一定の距離を置き、休憩室へ向かった。

「あ、2人とも長かったな。」
休憩室には、先に出ていたジョシュアが、アムロと話をしながら待っていた。
「じゃあ、俺はこれで・・・」
「あ、アムロ大尉ありがとうございました。」
2人が来たからであろうか、アムロは気を利かせて席をはずした。
「・・・・ジョシュアも苦しむな・・」部屋を出たあたりでアムロはそう思った。

アムロが出てった後、リムが開口一番、
「お兄ちゃんは私とグラキエースさん、どっちが好きなの?」
「えっ!」
突然こんな質問をされジョシュアは戸惑った。
「ど、どっちが好きと言われても、俺は両方・・・」
「そんなありきたりなことを聞きたいんじゃないの!」
「ジョシュア、私も聞きたい」
「なんだ、なんだ!」
リムが大声を上げたため、外野が集まってきてしまった。
ジョシュアはあわてて2人の手を引き、自分の部屋へと連れ込んだ。

「まったく、あんな人前で・・ って、リム!」
部屋に入ってすぐ、リムは服を脱ぎ、胸をあらわにした。
「お兄ちゃんは、胸、大きいほうが好きだよね?」
そういい、リムはジョシュアをベッドへと押し倒した。
「ね、大きいほうが好き?正直に答えて!」
「そ、そりゃ、大きいほうが・・・」
「じゃあ私のこと、グラキエースさんより好きなんだ!」
「い、いやそれとこれとは話が・・・」
それを聞いてリムはムッとして、ジョシュアのズボンとパンツを脱がした。
「ちょ、リム!やめ・・」
脱がすと、ジョシュアのはすでに大きく、硬くなっていた。
「あはっ、お兄ちゃん、私の胸見て勃起してる。」
「ち、ちがっ・・・」
否定するまもなく、ジョシュアの陰茎はリムの豊満な胸に挟まれた。
「うわっ!あっ・・」
挟まれただけでその軟らかさに、ジョシュアの陰茎がビクンと反応した。
挟んで、わずかに露出した亀頭に唾液を垂らし、全体になじむように胸を動かす。
次第に陰茎全体にいきわたり、潤滑剤として働く。
「あっ・・・ うっ・・・ はぁ・・・」
「どう?お兄ちゃん、胸が小さいグラキエースさんじゃこんなことできないわよ。」
動きがより滑らかになり、陰茎により刺激を与える。その刺激により、陰茎からカウパー液があふれ、
唾液と混ざり、粘度が高まり、クチャ、クチャ、と卑猥な音を立て、ジョシュアの羞恥心を煽る。
リムは続いてジョシュアの亀頭を口含んだ。
「!? うあっ・・・ あっ・・」
茎の方を胸で、亀頭をリムの舌が舐め回す。ダブルの刺激にジョシュアは一気に限界へと進んだ。
「リ、リム・・・  で、出るっ・・・」
「我慢しないで・・・ 思いっきりだしていいよ。」
「・・・ッ!!」
胸に挟まれたジョシュアの陰茎がビクンッビクンと痙攣し、先端から精液が噴き出す。
噴き出した精液がリムの前髪などにかかり、胸の上などにに溜まっていく。
出るのが止まる前に再びリムは亀頭を口にふくみ、精液を陰茎から吸いだす。
「!?リ、リム! まだダメ・・・・ ッ!」
イッてる最中の敏感な陰茎を先程と違う刺激を与える。
絶頂が終わる前に2回目の絶頂がジョシュアを襲い、再び精液が噴き出す。
リムは今度はすべて口の中で受け止め、コクン、コクンと音を立てて飲み込んでいった。
「ふふ、お兄ちゃんの精液、おいし」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「ジョ、ジョシュア・・・・」
まだ呼吸が整わないジョシュアがラキに目をやると、下着一枚になっていた。
そしてその下着は、びしょ濡れになっていた。
「さっきからジョシュアから変な感覚が流れ込んできて・・・
 体が熱くなって、ここを触りたくて仕方が無くなって、触っていたら
 2回意識が飛びかけて、・・・」
ラキはジョシュアに抱きつき、
「まだ、なにか足りないんだ・・」
「ラキ・・・ そこに寝て・・・」
言われたとおりにラキはベッドに仰向けに寝転んだ。

ジョシュアはラキの足を開き、彼女のクリトリスを優しく舐めだした。
ジョシュアと感覚がリンクしているラキは先程、ジョシュアが2回イったため、すでに蜜が溢れ出ていた。
「あふ・・・・ あっ・・・」
「んっ・・・」
今度は逆にラキの感覚がジョシュアに流れ込んでいた。
クリトリスを舐め上げるたび、ジョシュアの陰茎にも同じような刺激が走る。
「あっ・・・ あっ・・ ふぁ・・・」
先程まで自分で触っていたのとは違う感覚に、ラキは身もだえした。
それを見ていたリムも辛抱できなくなり、ラキと身を重ねるように寝た。
「お兄ちゃん・・・ あたしにも・・」
「リム・・・・」
今度はリムのクリトリスをラキと同じようにやさしく舐める。
「あ・・・ お、お兄ちゃん・・ いいよぉ・・・」
兄とはいえ、好きな男性の陰茎を触っていたため、自分の膣に入れたい、という欲求が先程から溜まっていて、
股間が疼いていた。
そして今度はその人に、その疼いていたところを舐められている。
そのため、リムはすぐにイきそうになった。
「あっ、あっ・・・ イっちゃ・・・ んんっ」
リムの口がキスによって塞がれた。
しかし相手は向き合い、体を重ねていたラキだった。
「グ・・ラキ・・エース・・・さん・・・」
「ジョシュアからクリアーナのことを私と同じように好きだ思っている感情が流れてきた。  ジョシュアが好きなら私も好きだ。」
そういい再びラキはリムと唇を重ねた。
「リム・・・ いくぞ」
そういいジョシュアは陰茎をリムの入り口へ当て、少しづつ進入させていった。
「ん! んんっ!」
初めての侵入者に、リムの膣の筋肉は無意識にきゅっと締まり、進入を止めようとするが、
奥から溢れる蜜により潤滑され、ジョシュアの陰茎は奥へと進んでいく。
処女膜が貫かれ、痛みのため声を上げたが、ラキによって塞がれているため、それほど大きな音とはならなかった。
「(きつ・・)じゃあ、ゆっくりうごくぞ」
ジョシュアは一度挿入したものを、ゆっくり引き抜き、ある程度引くとまた奥へと進ませる。
リムの口をふさいでいたラキの唇は、次にリムの乳首に吸い付いた。
そして反対側の乳房を手で鷲づかみにし、やさしく揉みほぐす。
「あっ、そ、そんな・・・ おに・・・っ  グ・・ラキ・・・ あっ・・・ ふぁ・・・」
引き抜かれる度にカリが膣に引っかかり、リムの奥から蜜を掻き出す。
掻き出された蜜は滴り落ち、下に居るラキのヴァギナへと降りかかる。
動くたびにくっと陰茎を締め付け、そのまま引き抜くたび、リムの暖かく、ぬるぬるとした感触の膣にしごかれる。
その気持ちよさにジョシュアのピストン運動は自然と速くなった。
吸い付いていたラキも今度は乳首を舌で転がし、反対側は指でくりくりっと転がす。
「あっ・・ お、お兄ちゃ・・・  も、もう・・・」
「リム、俺も・・・」
「わ、私も・・・」
「「ああああぁぁぁあああぁぁああぁ・・・・」」
リムとラキの体がビクンッと痙攣し、ふさぐものが無かったラキの膣から潮が噴き出した。
「くっ!」
リムの膣が一段と強くジョシュアの陰茎を締め付けた。
ジョシュアは陰茎を一気に引き抜き、引き抜かれると同時に精液が先程よりも強く吹き出た。
噴出した精液はリムとラキの顔に掛かった。
「はぁ、はぁ・・・ んっ・・・」
リムとラキは再び唇を重ねた。唇にもにかかった精液の味を共有するかのように
口を離すと二人の唇の間を精液がいやらしく糸を引いていた

事が終わり、それぞれの呼吸が整いだしたとき、
「ねえ、グラキエースさん?」
「なんだ」
「グラキエースさんのことお兄ちゃんみたいにラキって呼んでいい?」
「ああ、かまわない。 私もクリアーナのこと、リムと呼んでもかまわないか?
「うん、いいよ。ラキ」
二人は見つめあい、クスリと笑った。
その二人の会話を聞いていたジョシュアもまた笑っていた。
「なによ、お兄ちゃん」
「いや、さっきまでいがみ合ってたのになって思って」
「元はといえばお兄ちゃんがどっちが好きかはっきりしなかったからでしょ!
 で、どっちが好きなの!」
「ジョシュア」
「だ、だから・・・ その・・・・」
「もう!お兄ちゃんの優柔不断!いいもん、ラキと仲良くするから!」
「ジョシュア、「ゆうじゅうふだん」とはどういう意味だ?」
「でも、ラキ、どこでキスとか覚えたの?」
「あぁ、ジョシュアと前に裸で2人きりで同じようなことしたからだ。」
ジョシュアはギクッとしてリムに背を向けた。
「!?お・に・い・ち・ゃ・ん!」
「い、いや、リム、それは、その・・・・」
「今夜はお兄ちゃんの部屋に泊まっていきますから!」
「ジョシュア、私もジョシュアと寝たい」
「・・・・・・・はい・・・」


「・・・・・がんばれよ、ジョシュア」
アムロはジョシュアの部屋の入り口の前に立っていた。
「アムローーーー!」
「アムロ大尉ーーーー!」
そう叫びながらベル・トーチカとチェーン・アギが走ってきた。
その姿を見たアムロはため息をついた。  END

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

編集にはIDが必要です